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ブーヤー プランク3/8oz(BYPRK3) [プラドコ]

ブーヤーからはPRANKの新サイズ3/8ozが発売となります。

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御存知ない方の為に説明しておくと、PRANKというのはリップの付いたポッパーという変わり種。ポッパーとクランクベイトの機能を両方持っているのです。Popper+Crank=PRANKというわけです。

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このルアーはゼル・ローランド氏も絶賛しているとの事です。その理由としてはフォローベイトが要らないからだそう。

ポッパーにバスが出た!けど乗らない。そこにフォローベイトとして他のルアーを投げるというのもありますが、プランクならばそのまま巻いてシャロークランクとして誘ってみたり、水面下でトゥイッチさせて誘うことも出来ます。今日は水面に出るのか出ないのか、その判断を見極める際のパイロットベイトとしても優れています。

06.Flashy Mama
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15.Pearl Melon
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17.Bone Shiner
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20.X Ray
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21.Crushed Bone
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22.Moonphase Shad
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25.Chrome Black
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26.Summer Gill
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・全長:2-3/4in(6.99cm)
・自重:3/8oz(11.25g)
・フックサイズ:#4
・潜行深度:0~2ft

丁度最初のPRANK(BYPRK2)が出た際、サイズが1/4ozのみだったのでその上のサイズも必要だとヒロ内藤さんに伝えたことがあります。当然、私以外からも同様の意見は多く寄せられていたことでしょう。少し時間は掛かったようですが、ようやく完成しましたね。

日本ではあまり人気のないルアーと感じますが、もっと評価されても良いルアーだと思います。今回、扱いやすい3/8ozも加わりますのでこれを機に試してもらいたいと思っています。

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ブーヤー コバートシリーズスピナーベイト [プラドコ]

ブーヤーから発表された新製品、コバートシリーズスピナーベイト。COVERTというのは、秘密の~といった意味があります。B.A.S.S.エリートからMLFに活動の場を移したジェイソンクリスティーがデザインを手掛けた製品です。

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左右非対称のヘッド形状をしており、直進性を上げているのだとか。直進性というか、この場合は姿勢の倒れにくさでしょうかね。エラの部分が盛り上がっていて、水を受けるようになっているのがわかります。個人的に思ったのは、だいぶヘッドが下方重心にもなっています。

ブレードはヒルデブランド社製のものを装着。

ブレードのタイプはシングルコロラド、ダブルコロラド、インディアナタンデム、ウィローリーフタンデム、ダブルウィロー。サイズは3/8、1/2、3/4、1oz。ウェイトのラインナップとしては重めのものを重視しているようですね。

ブーヤーというメーカーはとてもギミックを好むイメージがあります。カウンターブレードのようにホールの位置を工夫してブレードの回転方向を制御することでスピナーベイトの姿勢を崩さないようにしたり、といった工夫です。今回のコバートシリーズに関してもヘッドバランスが凝っていて興味をそそられるスピナーベイトに仕上がっています。私もまだ持っていませんので使用感はわかりませんけど。

1ozのシングルコロラドなんて、最近では珍しいラインナップなので使ってみたいなと思いました。

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アーボガスト フラポッパー2.0 [プラドコ]

先日、フラポッパーがデスメタルに覚醒してフラポッパー2.0が誕生するまでの過程をフィクションで記したのですが、思いの外好評でした(笑)。

フラポッパー、デスメタルとの融合

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今回は真面目に製品紹介します。この新製品フラポッパー2.0に関してはI CAST SHOWに先駆けて、6月の下旬頃からアーボガストの公式facebookで公開されていました。日本でもごくごく一部の人達の間で話題になったとか、ならなかったとか。

現代版のフラポッパーとして開発されたフラポッパー2.0。モデルナンバーはG761。ベースはクラシックフラポッパーの3/8oz(G760)です。

基本的なボディーフォルムは継承しつつも、幾つかの変更点があります。
  • フックはフックハンガーへの直付ではなく、エイトカンにスプリットリングを介した装着となっている。フックアップ率、バレにくさの向上のため。
  • テールフックにはギニアヘンフェザーを装着してアピールポイントとしている。
  • ニッケル仕上げのフックを採用している。サイズは#6。
  • クラックルバックのカラー。

カラーは以下の4色となります。

535.Black Death
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536.White Zombie
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537.Blue Kill
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538.Coach Hog
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サイズは2"(5cm)、ウェイトは3/8oz。

なお、従来のフラポッパーがモデルチェンジするというわけではなく、そちらはそちらで今後も継続販売となります。

それにしてもこのカラー名、関係者にデスメタル好きが居るのは間違いないな(笑)。そしてこのカラー名で通す辺り、PRADCOって案外とても寛容な会社なのかも。

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レボEXD/REVO EXD [リール]

日本のバスアングラーには既に浸透しているスペックだと思うのですが、シャロースプールというのはこれまでアブのグローバルモデルに搭載されたことはありません。レボのベイトフィネスモデルなどは最初からシャロースプールが搭載されていますが、それは日本向けの特別仕様のモデルだから。

ところが今回、グローバルモデルにもシャロースプールが搭載された レボのニューモデルが発表されました。レボEXDというモデルです。

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シャロースプールというか、ミディアムシャロースプールですね。12lbで120ydsという糸巻量です(実際にはそこまで巻けないと思う)。アブではこれをスーパーライトインフィニⅡスプールと呼んでいます。シマノさんのマグナムライトスプール、ダイワさんのSVスプールなどは当然意識したのでしょうね。

パープルの挿し色は日本の小森さんモデルとイメージが被りますが自分はとても良いと思います。

その他の仕様としては

【自重】6.77oz

【ブレーキ】マグネット

【ギア比】5.4と8.0の2種類。割と両極端ですね。

【ベアリング数】10+1ローラーで計11。但し、スプールシャフトに2つのEXDベアリングを配置してあるとのことで、回転性能を重視したリールであるのは間違いないようです。

【ギア素材】ブラス。偉い(笑)!!

【価格】$299.95。価格的にはグローバルモデルのレボシリーズの中でも高額な部類になります。

私個人はジュラルミンギアよりもブラスギアが好きだったりと、少し一般人とかけ離れた感覚?なのでこのリールはとても良いと思いました。ギア比5.4のモデルは巻き物用として良さそうです。SXを買ったばかりなので買いませんけど。

でも、ですよ?日本で売られているレボシリーズってもっといいものが沢山あると思います。SLC、ALC、LTX、エリート。シャロースプールやカーボンハンドルが最初から付いているリールが沢山あります。自重も軽いですし。

それだけPFJさんがいい仕事をしているということです。日本のアブユーザーは恵まれていますよ、とっても。

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レボSXロケット/REVO4 SX-RKT [リール]

少し前に現行レボSXを2台購入した事を記しました。これで計3台の現行レボSXを持っています。

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レボSXというのはグローバルモデルで、決して上級機ではありません。レボのグローバルモデルというのは、X < S < SX < STX < PREMIER というグレード分けになっています。ですのでSXは丁度中間クラスといったところです。

ではなぜあえてSXを選んでいるかというのは「ブラスギア」「インフィニブレーキ(遠心+マグブレーキ)」という2点を満たしたリールはSXしか無かったからです。

レボSXは軽いものを投げるリールではないです。ただ、バックラッシュなどのトラブルは発生しにくい。キャスト時には「ブーン」という低いブレーキ音が発生します。設定にもよりますがかなりブレーキの効きが強めのリールということです。そしてブラスギアならではの滑らかな巻き心地。これは本当に使っていて心地よいです。

そんなレボSXに派生モデルが加わったようです。それがレボSXロケット(REVO4 SX-RKT)

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レボSXにはギア比が6.6と7.3の2種類があります。今回加わったレボSXロケットは9.0の超ハイスピードギア。当然の事ながらインフィニブレーキ、インフィニⅡスプール(シャフトレス)、ブラスギアといったレボSXの仕様は同様。但し、価格は$179.95ということでノーマル($159.95)よりも少しだけアップ。

あれ?!アブって最近、似たようなハイスピードモデル出さなかったっけ?という人もいるかと思います。そうです、今年の初めにレボロケットというモデルが発売されたばかりです。一体どこがどう違うのかというと・・・

【ギア比】
レボロケット:10.1
レボSXロケット:9

【ブレーキ】
両モデル共:インフィニブレーキ

【自重】
レボロケット:7.34oz
レボSXロケット:8.18oz

【ギア素材】
両モデル共:ブラス

【ベアリング数】
レボロケット:11
レボSXロケット:10

【価格】
レボロケット:$299.95
レボSXロケット:$179.95

基本性能は大きく変わらないですね。ただ、価格差は大きい。
レボロケットの方がカーボンハンドル+EVAノブだったり、脱落防止型のサイドプレートだったりしますので高級モデルと言えます。逆に言えば、SXロケットはかなりお買い得モデルと言えそうです。もっとも、現時点(2019.7.13)で日本での販売があるかどうかは不明ですけど。

ところで最近のアブはエクストラハイスピードモデルに「ロケット」という表記をしています。レボロケット、レボロケットスピニング、レボSXロケットも然り。

でも昔は違う意味だったのです。アンバサダーCSロケットなどあったのですが、確か専用オイルでチューニングされて回転性能に優れたモデルがロケットとネーミングされていたのではなかったかな?

で、ハイスピードのリールには「スプリント」と付記されていました。ライトプラススプリント、みたいにね。でもまぁ、レボスプリントよりはレボロケットの方がしっくり来るかな。

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新型レボMGXスピニング/REVO3 MGXSP [リール]

昔ながらの熱烈なアブフリークである私。
数ヶ月前、戸面原ダムでタックルの後片付けをしていたらヘラブナ釣り師の人に話しかけられました。「バスの人ってそんなに竿が何本も必要なのかい?」という会話から始まりましたが、そのヘラファンの人が昔は磯でカゴ釣りをされていて、アブのリールが大好きだったという話になりました。多分、アンバサダーの6000番辺りを使っていたのかなと思います。

「自分が使っているリール、全部アブですよ!」ということで今のバス用のアブリールをお見せしたところ、あまりの変わりように絶句されていました。変わりようというか、6000番とレボシリーズでは違いがあり過ぎですけどね。

そんなアブ、I CAST SHOWに合わせて新製品を発表しました。自分が興味深いモデルを紹介します。

まずは何といってもコレでしょう。2代目となる新型のレボMGXスピニング
但し、先代MGXスピニングもそうでしたが、グローバルモデルとジャパンモデルではまた色合いや仕様は変わって来るでしょう。日本向けは当然シャロースプールでしょうし。

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機能面ではベールがカーボンで補強されているようです。そしてベールの色は何故か赤。
また、標準でダウンショットキーパーが装着となっている模様。
(個人的には要らないパーツ。自分も一回だけ使いましたが糸フケがここに引っ掛かったりもするのでかえって邪魔。必要ならロッドにFujiのフックキーパーを付ければ済むことですから。普通のキャップに変更できることを願うばかり)

ギア比は6.2。いわゆるハイスピードギアです。先代同様、日本向けにはローギアモデルもラインナップされるかも?

ウェイトは新型(REVO3)のMGX20(2000番)で6.0oz、MGX30(2500番)で6.4oz。ちなみに旧型(REVO2)のMGX20は6.2oz、MGX30は6.8ozなので、それぞれ軽量化が進んでいます。ただ、MGXTREMEの方がより軽く、それには及んではいません。とはいえ充分軽いです。

ベアリング数は10+1ローラーの計11。先代は11+1ローラーの計12だったので何故か新型の方が1個減っていますね。どの部分のベアリングが減ったのかは今のところ不明。

価格は$299.95で先代モデルと同じでした。

先代のMGXスピニング(REVO2 MGXSP)のジャパンモデルは2016年に大きな話題性を伴って発売されました。まずはデザインの斬新性、そして名だたるトッププロがこぞって勧めたために話題を呼んだ。ですがその後の評判は間違っても良かったとは言えなかったように思います。

その理由は、使用中にリールが突然巻けなくなるという「固着」、そしてアンチリバースが逆転しやすいという致命的な2点でした。この2点の欠点というのは、それ以前のアブスピニング(レボネオス等)には見られなかった症状です。せっかくギアの素材が良くなり巻き心地や軽さが向上したというのに、進化した部分がスポイルされてしまうくらい悪い部分ばかりが目立ってしまった。

そしてその後に発売された上位機種のMGXTREME。こちらでは悪評は耳にしません。内部のパーツ精度も向上したそうですし、MGXで見られた2点の欠点は改善されたのかもしれません。ただ、あまりにもMGXの評判が悪かったためにMGXTREMEを買うのをためらった人は多かったと思います。そのため、MGXTREMEのインプレッションというのはほとんど聞かない。MGXの悪評によってセールスが伸びなかった不運のリールと言えるかもしれません。

新型のMGX、先代と比較してスペックが大きく進化したという点は見られません。自分が期待しているのはただ1つ、先代MGXの2大欠点が今度こそ改善されているということ。自分はMGXでなくPRMのユーザーですが、だいぶ泣かされてきましたので。

かなり厳し目の事を書きましたが、アブ愛が強いが故のこと。ベイトリールは良いのだからスピニングも日本のメーカーに負けないようなものを作って欲しい、絶対に。

新型MGXスピニング、先代の悪評を吹き飛ばす程の出来の良いリールであって欲しいです。見た目は断然格好いいリールなのですから。

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7月上旬 モッサvsイモグラブin伊勢湾 [釣果報告]

このブログでも何度かお伝えしているのですが、YoutuberであるM野さんの影響で北陸方面のロックフィッシュゲームにイモグラブブームが巻き起こっています。
イモグラブシリーズをデザインしたのは私ですが、ターゲットとして想定していたのは勿論バスのみです。カーリーテールのグラブであればいざ知らず、まさかイモグラブが海で使われる日が来るとは思いませんでした。

そもそもM野さんがイモグラブを使い始めたきっかけは、M野さんのホームフィールドで海藻が生え過ぎてしまってジグヘッドリグが使えなくなってしまったからだそう。M野さんはバス釣りもやりますので、濃いウィードを攻略するのにイモグラブのノーシンカーが思い浮かんだのでしょう。そしてそれで見事に結果が出た。

あえて対象魚の枠を無視して自由な発想でゲームを展開した方が新しい発見があるかもしれないですね。ワームに限らずですけどね。

で、ここからが本題なのですが、名古屋港の主でもあるOKさんが今回試してみたのは何とバス用の虫ワームであるモッサ。そしてこの日はイモグラブvsモッサの釣り比べをされたとの事です。楽しそうなことやっているなぁ。

今回は趣向を変えて高比重ワームとハイフロートワームの対決風な根魚釣行と致しました(笑)。
高比重ワームは生命体比重とも言われるゲーリーワームの中からテールレスグラブをノーシンカーで(近隣の釣具店で某ユーチューブ動画のPOPと共にソルトコーナーに陳列されておりました)。
ハイフロートワームは定番のモッサをリーダーレスダウンショットで。

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勝負の結果は・・・引き分けでした(笑)。
ともあれ、今回は1人紙相撲のようなものですから、様々なコンディションでの使い分けが楽しいのではないかと思いました。
ライトロックフィッシュゲームにおいてのバス用ワームの使用には諸兄から賛否あるかと思いますが、楽しさには換えられません(笑)。
しかしながらイモグラブ然り、モッサやオケラ然り、戦闘力が高過ぎません?(笑)

モッサは見た目が何となくフナムシに似ているような気がしないでもないです。なので、使えばまぁ釣れるだろうとは皆が思う。でもそれを実践する人というのが少ない。イモグラブと引き分けというのはかなりポテンシャルとしては高い方だと思います。

そういえば以前、新婚旅行で沖縄に行ったMさんが、現地の釣具屋で根魚大将だけでなくモッサも並んでいたと教えてくれたことがありました。場所柄、バス釣りの需要はないと思うので、お客さんでモッサを使ってソルトゲームを楽しんでいる人がいるのでしょう。どのようなリグで何の魚を釣っているのか知りたいところです。

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7/11 今日の三島湖 [釣行記]

目下開発に取り組んでいる「パフォーマンスベイト シンクスパイダー」。部分的に何箇所かの改良を加えた修正サンプルが届き、果たして改善に繋がっているか否かのテストをする必要がありました。

シンクスパイダーはスローシンキングの虫系ワームです。で、私としてはサイトフィッシングでテストをしたい。魚の反応を直接見たいと思っているからです。

ここのところ雨でどこのフィールドも水位は高めで濁りも入っています。やっぱり三島湖かな、とりあえずインレットを遡るしかないだろうな、と思いました。
しかし三島湖のネックは荷物の積み下ろし。重い荷物を持って何往復かしなくてはなりません。湖面が遠いのでオジサンにはとてもキツイ。でも解決策はあります。エレキとバッテリーがフルセットになったボートを借りればいいのです。魚探をどうするかというのはありますけれど。

今回自分はボートに加えてバッテリーも借りてみました。バッテリーの上げ下げが必要ないというのは気持ち的にも体力的にもだいぶ違います。

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しかもこれ!購入日付が2019年の4月です!なんてフレッシュなバッテリーでしょう。今日も朝5:10~夕方17:00までの12時間フィッシングを敢行しましたがバッテリーはまだまだ余裕がありました。結構湖中をあちこち走り回りましたけどね。自前のバッテリーだったら、夕方は少しパワーが落ちていたかもしれません。

5:10になると同時に、目指すは宿原方面インレット。しかし自分のエレキは12V54lbなので皆に追い越されていく(涙)。それであれば時間差を開ける意味合いでも、釣りながらゆっくりと遡上していく事にしました。

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行きがけの駄賃とばかりに浮きゴミのカバーをブルフラットのテキサスリグで撃ち2連発。2本目は42cmといい感じ。他にもバイトは複数ありました。

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そのまま上流へ。しかし全然濁りが取れない。さらにこの日はシャローをうろつくバス、フィーディング状態のバスがほとんどいません。川筋ではサイトフィッシングは無理そうです。

止む無くピンポイントへシンクスパイダーを落としていく方法を選択。するとラインがギュイーンと走っていく。来たっ!フッキングにも成功。

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が、な、な、なんだこのバスの体型は・・・ガリガリガリクソンではないか・・・これでも長さは案外あって、45cmでした。

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さらに上流へ。しかしどうしてもエレキを水面まで上げないと突破できない難所がありそこから先は断念。でも猛者達は何艇も遡上していきました。遡上を断念というか、水質も大してクリアにならず見えバスもほとんどいなかったので川筋を諦めたというのが正しいです。

大移動!一気に本湖下流部へ。1ヶ月ほど前は緩やかなバンク沿いを回遊するバスが多く見え、イモグラブなどでイージーに釣れました。少しだけ期待していたのですが、今日はそうした回遊系のバスの姿は皆無でした。

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バスはいないのか?イモグラブを水深のあるカバーにねじ込んで1尾釣れましたがそれっきり。浮きゴミではブルフラットで1尾追加。バスは一応居るようですが、連発には繋りません。

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ふと目に付いた黒球の溜まり。水中にはロープがグチャグチャになって垂れ下がっていました。ロープ沿いに浮いているバスがいるんじゃない?と思ってシンクスパイダーを落としてみるとラインが走り始めました。場所が場所だけに慌ててアワセましたが軽く水中のロープに巻かれている感触。その場でしばらく耐えているとロープから外れる感触があったので一気に引き離しに掛かりました。が、意外と重い。走り出すと強い。もしかして?

魚体が見えました。正真正銘のデッカチャンです。そういえば前月のテストでもシンクスパイダーで50cmオーバーを獲り損ねていました。今度こそは獲ると気を引き締めてファイト。ネットインした瞬間には久し振りに手が震えました。

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口閉じで55cm。フックは口の中に掛かっており、よくフロロ4lbリーダーは歯で切れずに保ってくれました。

14:30を回ると雨が降って来てそのまま本降りとなりました。これでもうサイトフィッシングは望めないので残り時間は好き勝手にフリータイムです。

最下流部を探り切ったのち、今度は夫婦橋の川筋を遡上してみることにしました。豊英下流のインレットよりもこちらの方が水の色がいい感じです。

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浮きゴミが溜まっている場所も何箇所かあったのでブルフラットを入れていくとバイト連発。スッポ抜けやら木化けもあって全部は獲れませんでしたが46cmを含む2尾を追加。

実は自分、これまであまりギル系のワームを使い込んでいませんでした。でも房総リザーバーでの威力を体感してから見方が変わりました。だってクロー系やホッグ系を撃った後のカバーにギル系を撃ち込むとバイトが出たりするのですから。今はもっぱら試行錯誤の勉強中です。

濁りの影響、視認できるシャローにバスがいない、という状況下でシンクスパイダーのテストには苦心してしまいましたが、55cmをキャッチすることが出来たのは収穫でした。関東のレイクでこのサイズをキャッチ出来たことは素直に嬉しいの一言です。

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フラポッパー、デスメタルとの融合 [プラドコ]

人間誰しも、周囲から自分がどう見られているかを気にするものだ。生真面目な青年然り、おしとやかな女性もまた然り。
しかし時に内面にはまた違う自分がいることがある。果たしてどれが本当の自分なのか?その答えを見出すことは容易でない。

フラポッパーもまた、人知れずそんな悩みを抱えていた(笑)。

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1930年に設立されたフレッド・アーボガスト社。かのジッターバグを輩出した名門である。フラポッパーは1941年に生まれた。

オハイオ州で生まれたフラポッパーの友達はもっぱらスズメやカエルだった。大自然に囲まれた環境でフラポッパーはすくすくと成長していったのである。そしてフラポッパーは誰もが知る人気者となっていった。

しかし、そんな幸せな日々は長くは続かなかった。

無名だったはずのPOP-Rが突如として大ブレイク。一躍スターダムへとのし上がった。そして兄であるジッターバグは依然として根強い人気があったばかりか、ナマズ釣りのブームによってあちこちからお声が掛かる。
それに比べて自分はどうだ・・・自分の存在は皆が知っている筈なのに自分にはまるで声が掛かって来ない。いつの間にかテールに付いているラバースカートさえも腐ってしまった。

こんなはずじゃあない。自分だってやれば出来る!ただ、なかなかチャンスが巡って来ないだけなんだ。
だがそんな思いは報われることなく、やがて嫉妬や僻みへとその姿を変えていった。フラポッパーの心は闇に蝕まれていったのである。

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そんなある日のこと、フラポッパーの耳に聞き慣れない音楽が飛び込んできた。刹那的に、これまでに感じた事のない衝撃が全身を駆け抜けた。何なんだろうこの心地良さは。その音楽と己の脳波が同調するのにさほど時間は要しなかった。

フラポッパーがデスメタルに開眼した瞬間であった。

もう生真面目な自分は終わりにしよう。
新しい時代、これからは本当の姿をさらけ出そう。
そう心に決めたフラポッパーであった。

「決めるぜ!覚悟!!
デスメタルの力、お借りしますッ!!!!」
「Black Death!Blue Kill!White Zombie!!」

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ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

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ドドドドドドド・・・・

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フラポッパー2.0誕生の瞬間であった。
プラドコの新製品らしいのでよろしくお願いします。

(物語はフィクションです)

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7月上旬 メバピョンピョンで狙う東京湾沖提カサゴ [釣果報告]

ボートメバルチャンプのS野さん(2019シーズンは見事にチャンプの座を奪還しました)。今の時期は毎週沖提でのライトゲームを楽しんでおり頻繁に釣果報告をいただいているのですが、私のミスで6月下旬にいただいていた報告を掲載し忘れていました(汗)。S野さんすみません!

東京湾某所の根魚狙いのライトゲームに行ってきました。
瓦礫の隙間にメバピョンピョンのジグヘッドリグを落とし込むと可愛いサイズですがカサゴがヒット!
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夕まずめになりカニを食べに岸際に集まってきた魚には、クローンクローが大活躍でした!
クローンクローは、腕のおかげでジグヘッドが倒れにくい?
同じジグヘッドで同じポイントを狙った時に、メバピョンピョンよりも根掛かりが少ない気がします。
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カサゴだけではなくてムラソイも釣れていますね!
クローンクローはボトムで倒れにくくて根掛かりが少ないように感じるというのはその通りです。ハサミを含めた全体のシルエットが平ぺったいので、ジグヘッドの形状に関わらず倒れにくいというわけです。

なおクローンクローですがようやく発売も開始されましたのでよろしくお願いします。初回生産分は完売してしまったので(びっくり、こんなに売れるアイテムだったなんて)メーカー在庫はしばらくありません。

そしてこれは新しく届いた釣果報告です。ん?この間の土曜日って結構荒れていましたよね?!

カサゴ/ムラソイ狙いの根魚釣りにいってきました。
すこし荒れ気味で2〜3gの少し重たいジグヘッドリグできちんと底を感じながら釣りをしました。
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チョンチョンとトゥイッチして、テンションフォールやボトムステイで喰わせることができました。
メバピョンピョンはボトムステイさせたときにもよくあたります。
このワームにはカサゴ/ムラソイのスイッチを入れるなにかがあるみたいです。

この沖提、荒天と高潮位が重なると結構ヘビーな場所だったりします。何せ、堤防上までザザーッと波を被る(汗)。油断すると荷物が流されます。まさにこの日はそんな状況だったようで、S野さんは長靴を履いていたそうですが何の意味もなさなかったのだとか。
晴れていればスニーカーでも特に問題はないのですが、濡れていたりこの日のように足元を波が洗うような状況の日はスパイクシューズ必須の沖提です。

そんな荒れた天気の日だったこともあって少し重めのジグヘッドが重宝したようです。意外とメバル用の小型ジグヘッドで重めのものってお店で見ない気がします。入手しておくと重宝しそうです。

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