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7/18 コロットSRで狙う印旛水系 [釣果報告]

今年は梅雨が長引き、ジメジメしていて嫌だなぁと思っていましたが、暑くなったら暑くなったで梅雨が恋しいです(笑)。
特にハードルアーで巻き倒すのだったら曇天が最高ですよね。というわけで、爆釣王Tさんも梅雨明け前の印旛水系をコロットSRで満喫してきたようです。

印旛水系 2019年7月18日(木) 8:00~15:00 天気:曇 気温:28℃ 水温:?℃ 風:1~3m 水位:普通 水色:マッディー 潮:大潮

 今回は梅雨明け前にハードベイトでの釣りを満喫しておきたかったので、印旛水系に『コロットSR』縛りで行ってきました!

 水位は普通でしたので、以前はまった時と同じように『コロットSR』をほぼトップ使いしました。狭いストライクゾーンを、水面で『潜りたいのに潜れないアクション』で魚を浮かせた方が効率良く思えたからです。

 すると朝マズメは終わっているものの、今にも雨が降り出しそうないかにも梅雨時らしいローライトコンディションのおかげかそこそこ出てきてくれて水面が炸裂します!サブサーフェイスの釣りがガッツリはまりました!楽しぃ~!

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 バラシや出ても乗らないことも多いですがポロポロと拾っていけました!バイトがあるところでは複数バイトが出ることが多いので、『コロットSR』で手返しよく釣っていくのがキモでした。

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 今回初めて『コロットSR』の10.BRC(ブラウンクローダッド)カラーを使ってみましたが、レトロで可愛い雰囲気とは裏腹に実戦的カラーでした!トップ使いにおいて視認性も十分です。水面を泳ぐザリガニはあまりいないと思いますが(^^;

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 今までほとんどなかった風が吹き始めると、先程までバイトがなかったエリアでもバイトが出ます!やっぱり風ってホント重要ですよね!調子が出てきましたが、時間いっぱいになり夕マズメを前に撤収です・・・

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 今回は梅雨の終わりに『コロットSR』縛りでやってみましたが、8~15時というハードベイトには厳しい時間帯にもかかわらず天候も味方してくれて非常に楽しい釣りができました!大きいのはみなバラシてしまうなど課題も残りましたが、今後も時合いの時は『コロットSR』の活躍が楽しみです!

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本日 ラージ:40以下×9本

コロットSRのブラウンクローダッドカラーはかつて私が愛用していたモデルAのカラーを意識してラインナップさせたもの。派手過ぎるアピールカラーが今一つの時、若干水が白濁しているような時にも効くカラーです。出し所がよくわからない人もいるかと思いますが、1つ持っておくと重宝すると思います。

コロットSRを発売して数ヶ月経ちましたが、人によって使い方がまるっきり違うのが生みの親としては興味深いところです。今回のTさんのように高い浮力を生かしてトップで使う人、ウェイクベイトとして使う人、ひたすら水中の障害物にガンガンぶつけながら引きまくる人といった感じです。

色々使えるという事は、それだけ様々な条件で使えるということもであります。印旛水系で9本も釣っているTさんの釣果がそれを裏付けていますね。

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7/21 ボトムノックスイマーとクローンクローで狙う東京湾沖提カサゴ [釣果報告]

2週連続でS野さんと東京湾沖提にご一緒させていただくことが出来ました。
S野さんの釣りを一言で表わすと「半端ねぇ」です。いきなり1投目から魚を釣って、それからS野さんの方を見るたびに竿が曲がっている。
自分だってワームの釣りは多少の自信があります。一応は元バストーナメンターですし。でも、全く敵わないんですね、足元にも及んでない。魚を掛けていくペースが倍以上違いました。毎週沖提に通っている人には敵わないわ・・・と実感した次第。別に競争しているわけではないのですけど。

今回のS野さんの釣果報告は私と一緒に釣った7/21の釣果。釣り帰りの電車の中で釣果報告を送ってくれたとのことで、私が帰宅したらその日の釣果報告が既に届いていたという(笑)。ただ、多少離れて釣っていたので、こんな手の内だったのかぁと思う部分もあったり。

べた凪のおかげで普段やりにくい種類の釣りを満喫できました^^
と言いますのも、ジャブジャブや強風だとルアーコントロールがやり切れず根掛かりが増えるのでボトムプラッギングはできません。

一方、べた凪だとルアーコントロールしやすくボトムプラッギングができます。

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ベタ底の根魚をプラッギングで狙うときに活躍するのが…
「ボトムノックスイマーII」です。
ボトムで尻側が浮き上がるので非常に根掛かりしにくいプラグです。
ダーティングにも、バイブレーションプラグのようにも、使えます。
ボトムで立つおかげか、ボトムステイもよく効きます。

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潮がきかない時間はやはり食いが落ちます。
が、クローンクローで丁寧にボトムノックすると飽きない程度に釣れ続きます^^
今釣行ではカサゴの吐き出したものをみるに、カサゴはカニを喰っているようです。

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定番のメバピョンピョン。
これはいつでも釣れます。カサゴのエサです笑

S野さんが得意としているのがボトムノックスイマーの釣り。これが時にはワームを上回るペースで釣れまくりなのです。びっくりしました。
使い方はてっきりダートをメインでリアクションで喰わせているのかと思いきやそうではありませんでした。ここで詳細に記すのは避けておきますが目から鱗の使い方でした。でもヒントはS野さんの報告文中に書いてあります。

特筆すべきはS野さんのボトムノックスイマーのフックセッティング。エリアトラウト用のルアーに見られるような、リング2個を介して細軸シングルフックに変えたものでした。これだともし根掛かりしてもフックが伸びて回収できるのです。これだけ毎週釣りをしているのに、ボトムノックスイマーはこれまで1つしか無くしたことがないとのことでした。
ただ、ボトムノックスイマーでのカサゴ釣りは比較的波が穏やかな日が向いているそうです。荒れてしまうとノー感じになってしまうからだとか。

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なるほど~ということで、ボトムノックスイマー(とシーブリット)をまたまた買い込んでしまった。自分が一番釣られているな(汗)

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キャスティング茂原店 房総フィールド攻略ミーティング [イベント]

来たる8月24日(土曜日)14:00~19:00、キャスティング茂原店さんにおきまして『房総フィールド攻略ミーティング』というイベントが開催されます。

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このイベントにはスミスのサポートプロである川又さんと、パフォーマンスベイトモニターの岩崎さんの2名を迎えてのものとなります。

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岩崎さんは高滝湖で開催されているNBC南千葉チャプターに長年参戦しているトーナメンターです。これまで何度も上位に入賞しています。ハッキリ言って強いです。今年も一度優勝しています。

で、岩崎さんの釣りというのがどうやら普通じゃないらしい(笑)。今年に優勝した際にも皆が川筋に向かうのに対してガラ空きの本湖でグッドサイズを連発していたというのです。しかもモッサを意図的に沈めて使うという、モッサの生みの親としては何とも複雑な気分に(汗)。

でももちろん適当にやっているわけではないですからね。この時期、ここにいる魚の状況はこう、あそこにいる魚はこうだから・・・と高滝湖を知り尽くしているからこそ出来る判断でもあります。

ともあれ、エリアの選択然りルアーの使い方も然りなのですが、普通の人とはまるっきり異なる着眼点でトーナメントを戦っているらしく、高滝湖界隈のアングラー(ショップのスタッフ含む)はそんな岩崎さんの高滝湖の攻略話をあれこれ聞いてみたいと。そんな事が発端となり、今回のイベント開催が実現したというわけです。

ちなみに岩崎さん、ワームへの造詣がメチャクチャ深い。私が開発したワームで「スパイニークローラー」「スパイニーアックス」「スパイニーシャッド」「カクータス」があるのですが、いずれも本体が毛で覆われている製品です。もちろんそれには大きな意味があるのですが、正直なところその本当の凄さというものをきちんと理解している人というのは少ない。岩崎さんがチューニングするワームはやたらと毛が生えているものが多かったのでその理由を聞いてみると、岩崎さんは毛の持つ力をしっかり理解していました。

パフォーマンスベイトの使用法に関してもかなりうるさいです。テンタクローラーを用いたカバーネコ、モッサを沈めて使う方法など・・・語らせたら延々と喋ってくれそうです。そんな使い方、思いつきもしなかった・・・という目から鱗の話を色々としてくれると思いますよ。

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もう1名は昨年までTOP50にエントリーしていた川又さん。BFシュリンプ、BFスイミーシュリンプ、バンドゥクロー、テンタクローラーは川又さんが要望を挙げて作り上げたものですから、それらの製品に関しては当然の事ながら詳しいです。

川又さんのバス釣りの原点は地元でもある印旛沼。今後はその原点に立ち返って印旛沼のバス釣りを盛り上げたいようです。まだ未完成の部分もあるようですが、船戸大橋そばにMONO POOL MTMという駐艇場をオープンさせました。単なる駐艇場に留まらない新しい施設を目指しているそうで、これからますます目が離せない存在になりそうです。

また、房総アングラー必見と思われるレンタルボートグッズの開発も進めているとのこと。さらに川又さんはバッテリーにも詳しいので、房総のレンタルボートアングラーの悩みにもきっと答えてくれるでしょう。

なお、当日にスミス製品(ルアー)をお買い上げいただいた方にはステッカーとパフォーマンスベイト試供品を用意しています。キャスティングさんのお買い上げポイントも5倍との事です。

ちなみに当日は私も参加予定。2人が暴走しないように監視役(笑)。開発中のシンクスパイダーも特別にチラ見せ?しちゃうかも。岩崎さんの奇想天外ワームもサンプルが間に合うといいなぁ・・・。

ということでまだ少し先の話ではありますが、予定の合う方は是非キャスティング茂原店さんまでお越し下さい。お待ちしております。

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7/28 今日の東京湾沖提カサゴゲーム [釣行記]

台風が接近しているのでは釣りには行けないよなぁ・・・ということで土曜日は外出せず。日曜日、埼玉でも朝方は物凄い土砂降りでした。
でもそれもじきに止んできた。通常、台風が去ってもしばらく海上のうねりは残るものですが、今回は思ったより北寄りを進んだため東京湾はうねりも高くはありませんでした。

これなら問題なく行ける!ということで先週に引き続き東京湾沖提でカサゴ釣り。申し合わせてもいないのに今回もS野さんとバッタリ。釣り人の考えることは同じですね。2人で昼便の渡船に乗りました。

陸の上は汗ばむ暑さでしたが、沖提の上は風が吹いていてまぁまぁ快適でした。そして海上は全然荒れていない。潮は先週のような赤みがかった色は消え、やや透明度を増していました。

状況的には悪くないと思いましたが・・・あれ?バイトが物凄く単発。

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クローンクローでポツリポツリと釣れますが、先週のペースには程遠い感じです。色々試行錯誤をしてみた結果、2g台のジグヘッドで強く底を叩くとヒットせず、1.8gのジグヘッドで上手く根周りをフワフワさせるとバイトしてくる感じ。

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ただ、魚の活性が場所によってまぁまぁ違う。少し移動してみるとシーブリットで連発もしました。

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しかしこの日のMVPはメバピョンピョン+ジグヘッドタケちゃん1.8g。午後は徐々に風が強まり波も出てきました。そんな中でもギリギリ底を取れるウェイト。でも2.3gだと喰いがイマイチ。今日はジグヘッドのウェイト選択がシビアでした。

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それでもペースが今一つということで、夕方はS野さんの提案で場所を大きく移動。するとS野さんの読みがズバリ当たって怒涛の入れ喰いモードに突入。ここでもやっぱりメバピョンピョンが一番バイトがあり20投連続ヒットとか(汗)。

後はひたすらフィッシングマシーンと化していました。まぁ、この沖提のカサゴが小型ばかりなんですけどね。それでもゲーム性は物凄くあります。

今日はまだ過ごしやすい陽気だったのですが、日陰のない沖提はこれからの時期に炎天下だと猛烈にキツイです。体調がおかしくなって帰りたくなってもすぐには帰れません。これから先は天気が晴れて暑くなるとのことですから、当面沖提の釣りはお休みかな。

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あしたの姿 [物申す!]

※以下の物語はフィクションです。

私の祖父は地元でも名うての漁師だったらしい。私の住む町もかつては漁師町だったのだ。
だが、今やこの町に漁師町の面影はない。海岸線はコンクリートで覆われ、巨大なコンビナートが立ち並ぶ。高度成長期を境に、この町は全国でも有数の工業地帯へと姿を変えた。
そして私はその一角にある、とある企業に勤めている。かたちは変われど、祖父も私もこの地域と共に生きているという点では一致している。

幼少の頃は祖父から漁に出た際の話をよく聞かされた。今では全く想像もつかないが、この界隈は魚介類がとりわけ豊富で絶好の漁場だったのだそうだ。
しかし私が物心をつく頃には、既に海岸線は工場地帯の敷地となっていた。当然、立ち入ることは出来ない。だから私は地元で海遊びをした経験がない。海水浴も、魚釣りもだ。

私が勤務する会社は化学薬品を取り扱っている大型プラントである。煙も出す、工場排水も出す、これは工場を稼働させる以上は致し方のないことだ。空気も水も汚している。実際のところは問題のないレベルのものだ。でも0じゃない。

このご時世、工場が求められる環境基準というものは相当に厳しい。そしてそれをクリアするための企業努力というのは計り知れない。しかし、それをクリアしないことには今の世の中には決して受け入れてもらえない。
何より、地域に受け入れてもらえなくなることだけは企業として絶対に避けなければならないことなのだ。地域住民から立ち退き要請などを出されてしまっては企業の存続さえも危ぶまれてしまう。

私が働くこの工場では、率先して地域住民の雇用を推進している。時には地元中学校からの工場見学を受け入れることもある。社員が地域のボランティア活動に参加することもある。地域住民とのコミュニケーションを欠かさぬことも、企業を存続させるための重要な責務なのである。
そして私は、その窓口となる部署で働いている。地域からのクレーム処理も私の仕事だ。地域とのコミュニケーションが上手く行かないとクレームもまた多くなる。

**********

ある日、とある団体から思いもかけない要望が会社に寄せられた。要望元は全日本釣り協会という魚釣りの団体らしい。
その要望内容というのは、年に1度、工場の敷地を開放して市民に魚釣りをさせてもらえないだろうか、というものだった。当日の管理は全て全日本釣り協会側で請け負うという。

その回答に関する決定権は私の上司にあったが、私はそれを拒否するよう上司に強く求めた。

というのも、この工場の敷地内に夜間忍び込み、魚釣りをしていたと思われる形跡が残されていることが過去に何度もあったからだ。酷い事に、時にはゴミが散乱していることさえあった。もしこの敷地内で魚が良く釣れるという話が広がればますます不法侵入者が増える恐れがある。ましてや、それで事故などが起きてしまっては工場の管理責任までもが問われかねない。

当初は返答内容を決めあぐねていた上司だったが、最終的には私の意見に同意し、断りの返答を入れるに至った。

**********

それから半年が過ぎたある日のこと、小学校から帰宅した息子が持ち帰ってきたチラシが目に付いた。担任の先生から配られたものだという。

地域のとある工場(B社)が、今度の日曜日に敷地を開放して釣り大会を開くというものだった。案の定、例の全日本釣り協会が関わるイベントだった。私の勤務先以外の企業にも同様のアプローチをしていたのだろう。
地域のために、敷地を開放して釣りを楽しんでもらうということ自体は悪い事ではないと私も思う。ただ、ゴミ問題やその後の不法侵入などが懸念される。B社工場がそのような問題に直面しなければいいのだが・・・。

私自身は魚釣りをしないのだが、息子が興味を示したこと、そして私自身もこのイベントの雰囲気を確認したい気持ちがあり、親子で参加を申し込むことにした。
スペースの問題だろうか、人数制限があり、当選者のみ参加が出来るということだった。倍率は高かったらしいが、私たち親子は無事に当選した。聞くところによると、子供の参加者が含まれている申し込みを優先させているとのことだった。

参加費は無料だったが、敷地内での駐車料金は取られた。このお金を使って運営スタッフの日当や参加者の保険をまかなっているらしい。釣り大会の景品は釣具メーカーが提供してくれたそうだ。

現場には受付番号の書かれたバケツが置かれていた。釣り座は公平に決められているようだ。左右の人達との間隔が充分に空いていたのは、釣りの経験がほとんどない私達にはとてもありがたかった。仕掛けを投げ入れようにも、真っ直ぐに投げられる技量を持ち合わせていないからだ。

親子共々釣り経験がなかったため、私たちの釣りは相当に酷いものだったに違いない。その様子を見かねた付近の釣り人が親切に色々と教えてくれた。そのおかげで、その日の我が家の食卓にも僅かながらの魚料理が並ぶ結果となった。
釣った獲物を自慢げに母親に報告する息子の姿を見て、コイツは将来釣り好きになるかもしれないな、と思った。

なお、釣り大会の終了後は関係者によって敷地内の清掃が行われ、むしろ以前よりも綺麗な状態になっていたとB社工場の人間が話してくれた。

そしてその数ヶ月後の日曜日、再びB社の敷地内が釣り人に解放された。聞けば、前回の釣り大会が市民にとても好評で、是非またやって欲しいという要望が多数寄せられたからだそうだ。そしてその日もまた、親子連れの釣り人で大変な賑わいを見せた。

さらにその数ヶ月後の日曜日、今度はC社の敷地内が釣り人に解放された。こちらはB社の敷地内よりも魚がよく釣れたようで、釣果の面でも盛り上がりを見せたようだ。

やがて地域内で釣り人に部分開放をする工場が増えた。週末になると大抵どこかの工場が敷地を開放してくれるようになった。そして地域の小中学校では釣りが大人気になっているそうで、工場が部分開放をしてくれる日を心待ちにしている子供たちが多いのだそうだ。都市部の子供たちはスマホやオンラインゲームに夢中なのだろうから、ある意味本来の子供らしいというか、健全な姿であろう。

多くの子供たちが開放日に釣りを楽しむようになった現状を受け、当日は地域の婦人会の方々が子供達の為に飲食物を用意してくれるようになった。開放日の前には、地元のボランティアが敷地内の草刈りをしてくれるようになった。これは工場側にも大いに喜ばれることとなったのは言うまでもない。
地元の釣具店では釣具を買い求める子供達の姿が見られるようになった。何を隠そう、私も息子に釣り道具をせがまれる羽目になったのだから間違いない。

やがて敷地開放日の釣りはますます盛り上がりを見せ、飲食物の屋台まで出るようになってきた。もはや地域のお祭り行事と肩を並べるようになっていったのである。

**********

あれから長い年月が過ぎた。依然として海岸線は企業の敷地として一般人が立ち入ることは出来ない。
だが、今では週末になるとあちこちの工場が釣り人に敷地内を開放してくれるようになった。企業と地域住民の距離は縮まり、地域内の工場は住民に親しまれる存在となった。そして海は再び市民の憩いの場として機能するようになった。

そして私が勤務していた工場も、今では週末に敷地を開放している。何を隠そう、敷地の開放を上司に進言したのはこの私である。

そして仕事をリタイヤした今、敷地解放時のみのパートタイマーとして仕事に就いている。地域内の多くのシルバー人材が同様にして仕事を得ることとなった。

以前は釣り人に対してあまり良くないイメージを抱いていた私が、今では釣り人を見守ることに楽しみを見出している。
昔の自分には想像できなかった、あしたの姿がここにはあった。

私が思い描いているビジョンをフィクションで記してみました。釣り業界にもこんな「あしたの姿」が来るといいな、と思っています。

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7/20 利根川 コロットSRで短時間勝負! [釣果報告]

日本近海で台風発生、今週末は関東も影響を受けそうな気配です。

災害が起きないことを願うばかりですが、大雨によって河川は増水・濁流となってしばらく釣りにならないケースも多々あります。利根川などは流域も長い為、その影響が長引くケースが多いです。

Aさんの利根川での釣果は先週の土曜日のもの。梅雨時の利根川はなかなか水が落ち着かずに苦戦していたようですがこの日は見事にコロットSRでキャッチ!

野暮用すまして、夕まずめから出動です。
またまた利根川本流。
どシャロー早巻きです。
コロットでテンポよくせめました。

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水深1m未満で、根掛かりだらけな所が出しどころですね。バジンやグリゼロと違い、水面下を泳いでくれるのがよいですね。
今日も水がわるく、ワームの釣りは成立し難い感じです。

短時間勝負で見事に結果が出たようです。AさんはコロットSRの出し所をわかってきている感じですね。

OSPさんのバジンクランクは私も持っていますが、早く引いても潜らないのが良さと思っています。引き波で存在を示しながら魚を水面までコールアップさせるイメージです。
コロットはロッドを立ててゆっくり巻けば水面を引けますがロッドを下げてミディアム~ファーストリトリーブすると潜ります。ウェイクベイトとシャロークランクの合わせ技が使えるのが強みです。
どちらがいいというか、使い分けていただけるのが望ましいかなと。まぁ、そうやって手持ちのクランクがひたすら増え続けていくんですけど(苦笑)

ようやく利根川の状況も良くなってきていたところですから、台風の影響があまり出ないといいですね。

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携行缶でのガソリン購入、ますます多難に? [物申す!]

先週、アニメの制作会社にガソリンを撒いた放火殺人事件がありました。多数の方が犠牲となり、誰もが心を痛めた事件であったと思います。犯人は携行缶にガソリンを入れて現場に持ち込んでいたようです。

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自分も携行缶にガソリンを入れて運びます。駐艇場に停めてある自分のボートに給油しなくてはいけないから。トレーラーでボートを牽引している人はボートに直接給油することが多いでしょうけど、駐艇組は携行缶が多いです。海でマリーナにボートを置いている人も携行缶でガソリンを持ち込むケースが多いと思います。

ただ、ご存知のように自分で直接携行缶にガソリンを入れる事は出来ません。必ずガソリンスタンドの従業員に入れてもらわなくてはならない。
早朝で従業員が常駐しているスタンドというのはとても少ないです。ですので自分は大体いつも決まったスタンドでガソリンを入れてもらっています。

先出の放火殺人事件の影響を受けて、菅官房長官がガソリン販売事業者に向けて、ガソリンを携行缶に入れて販売する際には身分証の確認や使用目的の確認などを行うよう通達したのだとか。

ガソリンが不審者に悪用されてしまうのは本当に止めて欲しいところだけれども、携行缶にガソリンを入れてもらうたびに身分証の提示や使用目的を聞かれたりするのかいな?!まさかいちいち身分証のコピーなんて取らないでしょうね?!
ボートオーナーだと給油頻度が結構高いんですけど・・・。ただでさえ携行缶にガソリンを入れてもらうのって面倒なのに。

それだったらガソリンスタンドの会員カードなどに情報として入れておくとかどうでしょうか。使用目的:車、船舶 みたいにね。いずれにせよスムーズな解決策を望みたいです。事件のとばっちりで携行缶にガソリンを入れにくくなることだけは避けて欲しい。

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7/11 パフォーマンスベイトで攻める魔の某沼?! [釣果報告]

自分が中学生の頃、バスが釣れる場所は限られていました。まだ印旛沼でさえバスが釣れ始めてはいなかった時代です。親に車でどこかに連れていってもらうか、自転車で行ける範囲の数箇所に行くしかありませんでした。

自転車で行ける範囲となると、将監川か某沼が一番近かったです。それでも片道1時間近くは掛かりました。登り坂のキツイことといったら・・・。

魚が釣れるのは断然将監川でした。でも毎回将監川だと飽きてしまって、たまに某沼にも行ったりしました。某沼は当時発売されていた「秘密のルアー・フライ釣り場」という本にも紹介されていて(本に紹介されている時点で秘密の釣り場じゃないだろ!という気はしましたが)千葉県でも5本の指に入る古くからのバス釣り場でした。

が、仲間内でも某沼でバスを釣る者は誰も現れませんでした。本当にここ、バス居るのか???おまけに毎回蚊にはボコボコに刺されるし・・・
そうこうしているうちに印旛水系をはじめあちこちでバスが釣れるようになり、超絶難易度の某沼には行くことがなくなり現在に至ります。

その某沼、爆釣王Tさんの家からすぐの場所。今回は開拓の一環という事でチャレンジしてきてくれたようです。懐かしいなぁと思いながらTさんの報告を読みました。

近くの沼 2019年7月11日(木) 8:00~14:00

天気:曇 気温:20~23℃ 水温:23℃ 風:1~2m 水位:減水 水色:ステイン~マッディー 潮:小潮

 今回は家から5~6分の老舗フィールドに行ってみました。ブッシュ系カバー、オーバーハング、アシやゴロタ、ヘラ台や沈船など多彩なカバーが豊富でビジュアル的にはとても釣れそうな沼ですが、数十年前に1度行った時も難しいフィールドでした。

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 減水してかなり浅くなっておりシャローは厳しそうでしたがほぼ初場所なのでとりあえずシャローカバーを撃っていきますが、魚が薄いのかオフショアにいるのかさっぱり釣れません。。

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 それでも濃いめの竹系カバーにパワーフィネスジグを強引に入れるとやっときました!!普段はイモ系のワームをトレーラーにしますが、なんとなく魚にルアーを見せた方が良さそうな気がしたので今回は『BFシュリンプ2.8"』をトレーラーにしました。

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 これかと思い同じようなカバーを撃つも単発です。。そこで今度は一番王道に思われた『モッサ1.6"』をオーバーハングに入れていくとやっぱり釣れちゃいますね!時間が空いたものの2本GETです。これからの時期は虫系ワームが欠かせません!

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 昼を過ぎてあまり期待は持てませんでしたが、残り時間を考えて『コロットSR』でシャローをウェイキングさせているといきなりモンドリアンバイト!しかし手元まで寄せましたがジャンプでバラしてしまいました・・・最後まで巻ききりましたが異常なしで終了となりました。。

 今回もなかなか厳しい釣りとなりましたが、難易度の高いフィールドでも結果を出してくれるパフォーマンスベイト、やはり手放せません!

本日 ラージ:40以下×3本

昔は岸釣りでも池を半周位は出来た気がします。ヘラ釣りの人も多かったので竹藪の中にも道があったりしたのです。獣道ならぬ釣り人道ですね。でも今は釣り人が減って、かえって自然豊かなフィールドになったような印象を受けました。雰囲気的には今の方がむしろ良さそうだとさえ思えました。

そしてTさんの釣果は3尾。これって昔(35年くらい前)より全然いいですよ。だって自分達は数人掛かりで何度も釣りに行って1尾も釣れなかったんですもの。まぁ当時は中学生だったので釣りのレベル的にも問題ありでしたが。

何より家から5~6分で行けるフィールドがあるって羨ましい限り。ちょっとした暇があったらすぐにルアーを投げに行けるってイイですよねぇ。

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7月中旬 根魚大将で狙う伊勢湾ロックフィッシュ [釣果報告]

たまの遠征もいいけれど、ホームフィールドの釣りもいいですよね。勝手知ったるフィールドゆえに優位に展開がしやすいのが最大のメリットかと思います。

OKさんのホームフィールドといえばやはり伊勢湾/名古屋港ですね。

前回の釣りは若狭湾への遠征でしたが、今回はいつもの伊勢湾です。
伊勢湾と言えば根魚大将!
2.8in、3.4inともにフィールドにベストマッチです!
先ずはクロソイ探しから・・・

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見つかりました!
サイズはいつも通りですが高活性のようでバイトが連発します。

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最後はお決まりのカサゴでフィニッシュ!
もしかしたら根魚大将はオールシーズンでマッチザベイトに成り得るのかっ?!
スイミングもこなせる万能ワームに感謝です!

名古屋港のクロソイ、誰でもイージーに釣れるターゲットではありません。通い込んでいるOKさんだからこそ釣れるわけです。
OKさん曰く、日本海より名古屋港の方が魚影は濃いのだそうです。そのOKさんが季節を問わず実績を上げている根魚大将。迷ったら根魚大将を使えば間違いなさそうです。名古屋港のロックフィッシュが捕食しているベイトが甲殻類系主体なのかもしれませんね。

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7月中旬 メバピョンピョンとクローンクローで狙う東京湾沖提カサゴ [釣果報告]

昨日はS野さんのアテンドのおかげで東京湾沖提にて楽しい釣りが出来ました。東京湾は夏になると水の色が赤くなってしまいます。昨日も若干そのような傾向がありましたが、1週間ほど前はさらに酷かったそうです。

S野さんから寄せられた7月中旬の釣果報告はまさにそんな状況下での釣りだったそうです。水の色が悪い時にどう攻めたら良いのか参考となる内容になっています。実はこの日、自分もこの沖提に行くつもりで準備までしていたのですが、何と現地周辺がお祭りで駐車場が無さそうなので泣く泣く断念した日でした。

東京湾某所の根魚ライトゲームへ行ってきました。
赤潮なのか、激濁りのドロドロでした。
デイメバルをメインに考えていましたが、メバルは激渋でした。
カサゴもボトムべったりでしか反応せず...。

メバピョンピョンの場合はトゥイッチ幅を細くしてできるだけボトム近くで動かすように、またステイを少し長めにする事を心がけました。

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甲殻類系ワームでボトムをゆっくりと狙うと、ポツポツながらもきちんと反応してくれました!
クローンクローの長さ・ボリュームがとても使いやすいです。

水の濁りと一言で言っても色々ありますよね。泥濁り、石灰系の白い濁り、そして海では赤潮。濁り始めているのか収まりかけているのかによっても選ぶべき手段が違う。

赤潮の時は水のいいエリアを探す!というのは沖提では出来ないんですよね。そんな中でも何とか釣るしかない。S野さんはボトムをスローに攻略することで結果を出したようです。濁りの質(比重)にもよるのですが、水面付近は強く濁っていてもボトム付近はそうでもないのかもしれません。

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