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アメリカン・フィッシングルアー遺伝子展 開催告知 [イベント]

開催概要が一部変更となっています。ご注意下さい(2023.1.27)

予定よりも出回るのが遅れてしまったのですが、無事にPRADCO CONCEPT BOOK Vol.2を発刊することができました。

この本を制作するにあたって、スミスの関係者だけではどうしても古い年代のルアーを撮影品として準備することが出来ませんでした。今回は複数のコレクターの方々から貴重な所有品をお貸しいただく形で何とか撮影を済ませることが出来たのです。感謝してもし切れません。

その中の1人に、松下文洋さんという方がいます。とても失礼な話ではありますが、自分は松下さんのことを存じ上げませんでした。ただ、不思議な縁でした。編集担当者の弟さんの知り合いに、古いルアーを集めている人がいるというのです。でもお名前を聞いたことがない。本当にそんな凄いコレクションを保有しているのかな・・・?

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ただ「奥深きルアー復刻」という書籍を出版したことがあるそうです。すみません、自分はルアーコレクションの世界には疎いものでその出版物の名前さえも知らなかった。でも、こんな書籍を出せるくらいだから、それなりには古いルアーもお持ちなのかな。

とはいえ人によって好みというのは様々ですから、どの部分に拘りを持ってルアーを収集しているかという部分が肝要です。少なくとも今回はPRADCO CONCEPT BOOKの編集に必要な写真素材が欲しいわけで、松下さんの所有品がそれに合ったものなのかどうかはわからない。そこで一度、松下さんの所有品を実際に見せていただくことになりました。

・・・正直びっくりしました。こんな貴重なものを個人でこんなに大量に所有しているなんて、自分は今まで見たことがない。壁一面に並べられたルアーパネルと山積みになったルアーパネルの山に圧倒されてしまった。

一部をお見せします。一部ですからね。

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松下さんはオールドルアーの中でも、1930年代前後のウッドルアーを特に好んで収集されてきたようです。その頃のルアーというのはデザインや機能にアイデアが満ち溢れているからなのだとか。確かに、何もない状態から形状や機能を試行錯誤していった時代ですから実に様々な工夫や形状が見受けられるのも事実です。

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実は松下さんはバス釣りはされません。この時代のルアー自体に興味があり、造詣が深い。その造り自体に強い興味を抱いているようです。そして入手することが叶わないルアーに関しては、当時の資料を基に自らの手でレプリカ製作を手掛けているといいます。

「ルアーの機能というのはこの時代には既に完成されてしまっている。その後の時代のルアーは、全て後追いに過ぎません」とは松下さん談。

前置きが長くなりましたが、このたび松下文洋さんのコレクション展を開催することになりました。期間を長く取っていますのでどうかお時間を取ってご来場いただければと思います。約3000点のオールドルアーを展示します。

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【AMERICAN LURE GENES 松下文洋 アメリカン・フィッシングルアー遺伝子展】

日時:2023年2月1日~20日 10:00~17:00(要予約。但し土日は予約不要) 
日時:2023年2月4日,5日,11日,12日,18日,19日 10:00~17:00
会場:神奈川県平塚市紅谷町2-1 マツヤ平塚駅前ビル4階
入場料:¥400(ドリンク付)無料
予約:080-5196-0750(松下)

American Lure Genes(アメリカンルアーの遺伝子)をテーマに松下文洋が所有するコレクションの中から約3000点のオールドルアー、オールドルアーレプリカを展示。フルーガー、ヘドン、シェークスピア社などの創意工夫・熱意によって第一次世界大戦前後に黄金期を迎えたアメリカンウッドルアーの数々。素材はやがてプラスチックに主役の座を奪われてしまいますが、そのデザイン・機能はアイデアに満ち溢れていたもので、現代のルアーに通じる糧となるものでした。現代のバスルアーにも通じるアメリカンルアーの遺伝子をご確認下さい。

当日は「奥深きルアー復刻 アメリカンルアー・コレクション入門」を2400円にて販売予定

オールドルアーに興味のある方必見の個展になっております。どうぞよろしくお願いいたします。
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カズラ

圧巻の一言です。
個人レベルのコレクションとは思えないです。しかもこれで一部だなんて。
by カズラ (2023-01-20 07:56) 

IKE-P

自分からするとカズラさんも相当なレベルと思っていますが、まだまだ集めて大丈夫だと思われますので、これからもためらわずルアーを買い集めていって下さい。
by IKE-P (2023-01-22 23:47) 

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