SSブログ

パルサノスクワットで病院行き [日記]

昨晩の事、就寝中に右脚の激痛で飛び起きました。あまりの痛みに数分間悶絶。

とはいえ、就寝中に足が吊ったりすることはたまにあります。放置しておけばそのまま治りますよね。

今朝起床した際、まだ足に激痛が走ります。右脚に体重を乗せることが出来ないので歩けない。少し様子を見たのですが出社は無理と判断して会社に連絡。病院の整形外科に診てもらうことにしました。駅まで歩けないので行き帰り共にタクシーを呼びました。

240219-1.jpg

何となく予想はしていましたが右脚のふくらはぎが肉離れを起こしている様子。テーピングをしてもらい、当面はストレッチなど禁止となりました。力を入れると激痛なので当面車の運転やフットコンの操船は厳しいかも。

でも肉離れってスポーツをする人がなりやすいと聞きます。自分はこれといった運動なんてした覚えは・・・あっ!!

パルサノスクワットをしたばかりだった!!

・立って釣りをする。
・魚を掛けてランディング時に屈む。
・魚を釣れば釣るほど『立って・屈んで』の反復回数が増える。
これがパルサノスクワット(笑)。
70尾釣ったとすれば、70回のスクワットをしていることになります。

釣りをしている時は夢中になっているから気が付かない。でも何となく足腰が重くなっていることに後から気付く。昔に3桁釣った時はさすがに体が悲鳴を上げていました。

普段ほとんど運動をしないのに、いきなりパルサノスクワットをしたことで身体が壊れてしまったのかもしれません。釣り過ぎ注意ですね。

朝と比べれば多少痛みも引いてきましたし、ぎこちない感じですがゆっくりとならば歩けそうな感じです。明日は県庁で大事な打ち合わせがあるんですよね(汗)。日時指定してしまったのは自分の方なのでキャンセルというわけにもいかず。何とか明日までに痛みが引いてくれるといいのですが。

gill-yahoo-bfshrimp.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

JB40周年 [日記]

本日はJBの創立40周年記念式典があり、富士吉田市のハイランドリゾートまで出向いてきました。600人超の来場者があり、その規模の大きさに驚かされました。

231123-1.jpg

同窓会というわけではありませんが現地では懐かしい顔も沢山。とはいえ600人以上も来ていたのでお会いできたのはほんの一部かと思います。

231123-2.jpg

式典終了後は来年3月にオープンするSDGsまなび館を見学。ヒューマンの生徒さん達が生分解性プラスチック製のプラグを作っていました。

231123-3.jpg

お土産にいただいたのはワインと、JBが開発している生分解性プラスチック製のプラグ。山下会長が最も力を注いでいると仰っていたので、ハードルアーもFECO認定必須の時代が来るかもしれませんね。

**********

釣り業界ってどこかノンビリしているというか楽観的過ぎるというか、危機感というのがまるでない業界です。様々な問題に対しても曖昧な結論で先送りにしてしまう悪い癖がある。そして唐突に様々な案件を突き付けられていよいよヤバイという段階になってからようやく動きだす。その時にはもう手遅れになっている。そんな事例ばかりです。
JBのやり方は多少強引なところもあるけれど、そうでもしないとこの業界は変えられないというのも確か。JBが先導していなかったらタングステンシンカーもここまでの普及はなかったでしょう。

JBに関しては釣り業界の間でも快く思っていない人もいます。でも、JBやNBCチャプターがあったからここまでバス釣りが出来る環境を守って来れたのもまた事実です。自治体に湖岸や河川敷の使用許可を取得して、大会の合間に清掃活動もする。そうした手順をきちんと踏んでいるから、行政や自治体からも無視はされにくい。現に山形県でリリース禁止の検討が始まった際には、NBCチャプターに連絡があり意見を求められた。釣り人側が話し合いにも参加でき、結果として全域でのリリース禁止は回避されました。

あらゆるフィールドでトーナメントが開催されるのが良いとは自分も思いません。間違いなくフィールドは荒廃する(=釣れなくなる)から。自分もわざわざトーナメントレイクでプライベートを楽しもうとは思いませんもの。でも、県内に数ヶ所はトーナメントレイクがあっていい。それはつまり釣り団体と自治体・行政が繋がっている必要性があるから。

JB50周年の時には自分は釣り業界にはいないと思いますが、この先10年は正念場だと思います。河口湖や山中湖の漁業権更新はどうなるのか。現時点で魚の個体数が著しく減少しているフィールドでのトーナメントは継続できるのか。ここ数年、JBへの協賛を止めてしまう企業も出てきてしまっているけれど、この先バス業界が厳しくなることが予見される状況だからこそ、一丸となってやっていけたらいいなと思います。

gill-yahoo-bfshrimp.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2023-06-19 [日記]

昨日はNBCチャプター茨城スミスカップが開催されましたので大会会場まで出向いてきました。

230619-1.jpg

昼間には33度になるという予想でもありましたので無理せず熱中症には気を付けて、と挨拶させていただきました。霞ヶ浦水系、日陰がないですからね。

当日は私用がありましたので午前中には大会会場を後にさせてもらいました。表彰式まで残れずごめんなさい。

その後は用事が2件ありましたので慌ただしかったのですが、何とか午前中に済ませることが出来、13時には帰宅することが出来ました。

前々日が睡眠時間3時間で、前日が睡眠時間2時間だったということもあり、昼風呂に入った後は睡魔に襲われ倒れるように寝て・・・起きたら月曜日の朝、つまり今朝でした。15時間も寝てしまいました。

明日は会社を休んで某所で打ち合わせ。まぁまぁ遠いです。仕事でも無ければ私用というわけでもないんですが色々とコソコソやってます。このブログで良いお知らせが出来ればいいのですが。

何だか慌ただしい毎日です。のんびり休みたい・・・

gill-yahoo-sinkspider.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

自分の負け [日記]

自他ともに認めるデジタルデバイス音痴の自分。スマホの操作も大の苦手。

業務用として会社所有のGoproがあります。それを使って何度か撮影をしたこともあります。操作自体はシンプルなのでちゃんと撮れた動画ももちろんありますが、肝心な場面で撮影に失敗し動画自体をボツにしたこともあります。
咄嗟の場面で電源が入らない?!接続不良かと思って慌てて外部電源コードの抜き差しなどを繰り返してどうにか電源が入り撮影続行。あとで映像を確認してみたらどういうわけかコマ送りで撮影されていたりという失敗も何度か。
電池が膨らんで取り出せなくなり、電池を壊したこともあったなぁ(秋の中禅寺湖だったのでそんなに暑くもなかったのですが)。会社の備品だったこともあり、これはさすがに自費で買い足しました。

そんなこんなで2度とGoproなんぞ使わん!と誓ったのでした。自分とはとにかく相性が悪すぎる。この先の人生で自分がGopro(というよりアクションカメラ全般)を買ったら「負け」だと思いました。

ですが自分はどうしても仕事柄ルアーの泳ぎを映像に撮っておきたい。開発途中のルアーの進捗報告をするのに会社内で説明がしやすいから。

自分は防水のコンデジを所有していますのでそれを使って撮影をしています。いざとなったら三脚ごと水中に突っ込むこともします。でも撮影にはとても苦労します。全て一人でやっていますので。バスボートならともかく狭くて不安定な小型ボートの上でやるのは本当に大変。足でエレキを操船してボートを進めて、左手にカメラ、右手にロッドを持ってということもあります。

そこまで苦労して撮影しても、後で映像を確認してみるとガッカリということが少なくない。先日も津久井湖でプロトルアーの撮影をしてみたのですが、帰宅後にPCで映像を確認してガッカリしてしまった。

で、次の瞬間、何を思ったかGoproをポチってしまった(汗)!所謂衝動買いということになりますが、その時の自分はどうかしてました。Goproと相性が悪いことは重々わかっているはずなのに・・・。

翌朝、起きた瞬間にGoproをポチってしまったことを思い出し、なんてことをしてしまったんだろうと大後悔したのは言うまでもありません。自分は「負け」てしまったのです。
疲れた頭で何かを判断しようとすると本当に駄目ですね。冷静な頭で判断していたら絶対にそんなことはしなかったのに。

230415-2.jpg

まぁ、買ってしまったものは仕方がない。不良品でもない限り返品するというわけにもいきません。ポチったのは紛れもなく自分自身です。折角買ってみたのだし気が向いたら使ってみるかな?

230415-1.jpg

しかし、早くも初期設定の途中で挫折。スマホにQUIKというアプリを入れて連動させる必要があるらしいのですが、そもそもスマホにアプリがインストール出来ん!
古いバージョンのQUIKをインストールしてみたり、スマホのOS自体を更新してみても駄目。今はブチ切れてスマホを床に叩きつけたい衝動をギリギリで抑えている段階(苦笑)。

やっぱりGoproなんて買うんじゃなかった・・・デジタル音痴のオジサンには難し過ぎるわ。

果たしてこの先、自分にGoproが使いこなせる日が来るのか?それとも速攻でリサイクルショップに持ち込むことになるのか?いずれにせよ、当面はコンデジを使い続けることになるのでしょう。

gill-yahoo-sinkspider.png
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

4/9 NBCチャプター南千葉訪問と高滝湖ワカサギ採卵施設見学 [日記]

本日はNBCチャプター南千葉さんにお邪魔してきました。場所は高滝湖です。
スミスでは今年度からチャプター南千葉の冠スポンサーを1戦持たせていただくことになりました。その初戦が今日だったというわけです。協賛をするからにはどんな雰囲気のチャプターなのか一度確認しておきたいと思い、現地まで出向いてきた次第。

230409-1.jpg

いや~、最先端のレンタルボート戦という印象。皆さん装備が凄い。でも雰囲気自体はとても和やかで皆さん楽しそうでした。若い人も多くて、とても活気があるチャプターだとも感じました。

230409-2.jpg

自分は選手の皆さんが帰着するまで陸上で待機していたのですが、途中で結構な強風が吹いてきてしまいました。高滝湖は高い山などに囲まれていないので湖全体に風が吹き渡ってしまい、風裏が少ないような印象を受けました。沖は結構ザブザブでした。
一方、湖岸は護岸で足場が良い場所が多いことから岸釣りの人もかなり多く、ボートから岸スレスレを攻めたい場合は場所のバッティングも多そうでした。ですので今日は大会参加者にしてみればかなり攻めにくいコンディションだったと思います。

そんな状況下でしたので少し不安があったのですが、約60名の参加者であっても事故なし、トラブルなし!魚を釣る云々とは違う話になりますけれど、参加者の皆さんのトーナメンターとしての意識の高さとスキルが素晴らしかったです。
事実、大会参加ではない一般のアングラーの中にはエレキを装着しているのにオールを漕いで桟橋まで戻ってきていた人もいました。多分強風のせいでバッテリーが弱ってしまったのではないかな?でも大会参加の人達はきちんと帰着時間にはトラブルなく戻ってきましたからね。

釣果の程は、釣れている人と釣れていない人の差が大きい感じ。釣っている人は3尾のリミットメイクをしている人も多いものの、ゼロ申告の選手も多かったです。ただ、バスのコンディションはかなり良かったです。

**********

選手の皆さんが戻ってくるのを待っている間というのは時間が余っていてかなり暇なのですが、今日は高滝湖観光企業組合さんのご厚意でワカサギの採卵施設内を見学させていただくことが出来ました(撮影許可もいただきました)。

230409-3.jpg

房総のフィールドのワカサギ事業で唯一成功していると言っていい高滝湖。湖の地形や水質がワカサギに合っているのかとも思っていましたが、組合がこうした地道な努力でワカサギを増やしているからこそだとも思いました。

230409-4.jpg

「こうした方法を取ることで、強くてしっかりした卵になるんだ」とも仰っていました。詳しくは書きませんが、高滝湖のワカサギは強い個体になるよう採卵の段階である工夫もされていました。
こうした組合の努力の結果、ワカサギの個体数増加のみならずバスのコンディションも良好な状態を維持できるというわけですね。

そして高滝湖ではボート釣りの人のみならず、岸釣りの人も遊漁証を買いに来てから釣りに行く人がとても多かったです。組合が資源の増殖に尽力し、それがバスにも反映されていることを岸釣りの皆さんもきちんと理解している。理想的なサイクルが出来上がっていると感じました。こうしたフィールドが他にも増えるといいなぁ・・・色々と勉強になった1日でした。

**********

帰宅後、埼玉県議選挙の投票にもちゃんと行ってきました。まぁまぁハードスケジュールでした。

gill-yahoo-corot.png
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2023-01-01 [日記]

2023年、新年あけましておめでとうございます。

いきなりですが、今年はバス釣り業界にはかなり多難な年になるかと思います。まぁ、今日は元日ですからそこは深追いせずにいきましょうか。

釣り人として、ルアービルダーとして、釣り業界人として、やるべきことが山積みです。そしてもっと広い視野を持ち、社会を構成する一員として何をすべきかを考えつつ行動していきたいとも思っています。

2023年、皆様の健康とご多幸を祈りつつ、今年もよろしくお願いいたします。

otsuka-nezakanataisho.jpg
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

6/26 今日の山中湖 [日記]

本日はNBCチャプター山中湖スミスカップが開催されるということで、たまには(?)会場にお邪魔することにしました。

220626-1.jpg

220626-2.jpg

今日はSUPのイベントと重なっており湖面は大賑わい。大会参加者の皆さんはさぞや気を使ってくれたことでしょう。おかげさまで事故なく無事に大会を終えることが出来、感謝です。

大会参加者が7時過ぎにスタートしてから13:30に帰ってくるまでの間が本当に暇(笑)。なので開発中のルアーのサンプルを持っていき、岸からテストをしていました。

220626-3.jpg

う~ん、バランスがまだまだだな・・・と思っていたら釣れちゃった!しかも2尾も。掛けた魚を寄せてくるとその下から数尾ついてくる。4月に放流されたバスがまだ結構残っているんですよと豊田さんから聞いていましたが本当でした。

各地で開催されているチャプタートーナメントの結果を比べてみても山中湖はかなり魚が少ない印象です。しかしながら現在では産卵期の禁漁区設定を行ったり、放流魚にしても川鵜に捕食されにくい大型(800g~1kg)の魚を入れたりと、漁協もバスの保護に積極的になってくれているようです。

ワームも自由に使えますしバスの放流もされている湖ですので条件としては他の湖よりも恵まれています。魚さえ多くなってくれれば山中湖のバス釣りももっと賑わうと思うので、バスの資源回復に期待をしたいところです。

gill-yahoo-bfswimmy.png
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

4/25 今日の中禅寺湖?! [日記]

本日は動画撮影のために中禅寺湖まで行ってきました。被写体となるフィールドテスターのE島さんとカメラマンの人が初対面だったため、今回はアテンド役として自分が同行したというわけです。自分とカメラマンさんは一切釣りはなし。

220425-1.jpg

自分は中禅寺湖に行くのは中学の修学旅行以来。そもそも湖のトラウトは専門外なので驚くことが多々あり。何せ、朝の2時半頃から入漁券売り場に行列が出来ていました。今日って平日だよね(汗)?
販売店が3時に開き、販売スタート。入漁券を購入した人は急いで車に乗り込んで目指すポイントへ猛ダッシュ!!早朝からちょっとしたカーレースが繰り広げられていました。湖岸には場所取りの目印としてライトがズラリと置かれ、まだ真っ暗なうちから熾烈なポイント争奪戦になっていました。

当然、我々も朝3時集合。3時起きじゃなくて、3時に現地集合ですから。

ポイントに近い県営駐車場も真っ暗なうちからかなり埋まっていました。平日でこんな状況なのだから、土日はかなりカオスな状態に違いありません。

自分達が入釣したポイントはとあるワンド内でしたが、このワンド内だけで釣り人が15人以上は並んでいる感じ。とてもポイント移動できるような状況ではありません。バスの人気フィールドの混雑ぶりも凄いと思っていますが中禅寺湖も負けていない。それどころか平日でこの混み具合というのはバスの人気フィールドでもそうそうない。

近年はレイクトラウトをビッグベイトで釣る事がちょっとしたブームになっているようで、この日もビッグベイトを投げているアングラーを多数見掛けました。フライを振っている人とビッグベイトを投げている人が並んでいることもあり、ちょっと不思議な光景に思えました。

しかしながら本日、お目当てのレイクトラウトには出会えず。釣り人はメチャクチャ大勢いたにもかかわらず、魚が釣れているシーンは2度ほどしか見掛けませんでした。シャローにはワカサギが沢山接岸し、ユスリカのハッチも凄かったです。時折シャローをクルーズするトラウトも見掛けましたし魚っ気はムンムンだったのですが、やはりそう甘い世界ではないですね。

昼食を食べに出掛けた際のこと。湖に面したベンチの上に財布が置き忘れられてるのを発見!!まぁまぁ使い古した感のあるものだったので、年配の方の持ち物のような気がします。遊覧船乗り場の近くだったので発着所の人に申し出たのですが、交番に持って行ってくれとの返事。幸い、すぐ近くに交番がありました。
変な疑いを掛けられても嫌なので中身は見ず。ただ、振ってみると硬貨はそれなりに入っている模様。交番に持っていき、警察の方が中を開けると1万円札も入っていました。
警察の人に「今、時間ありますか?」と問われましたが「ないです!」と答えました。だってあと数時間しか釣りが出来ないのに、まだ1尾も釣れていないんですもの。放置されていた財布は看過できなかったけれど、交番で時間を取られている場合じゃないんです。
「じゃあ、通行人からの届け出という事で処理しますね」ということで特に名乗らず、謝礼も拒否してその場を後にしました。無事に持ち主の元に戻っていればいいですが。

実は先月も北千住のPという喫茶店で財布を拾ったんですよねぇ。これもまたトイレの個室内に置き去りになっていたのですぐに店員さんに届け出ました。まさか2ヶ月連続で財布を拾うことになるとは。

今日は完全に魚運からは見放され、財布を拾った瞬間が本日のハイライトでした。

gill-yahoo-mossa.png
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

壁に耳あり・・・? [日記]

昨日は年に一度の健康診断を受けに行ってきました。

少し早めに到着し、待合室で待機している時のこと。自分が座っている隣に2名の男性が着席しました。少し年配のお二人で、一緒にいらしたらしく会話が弾んでいました。

このご時世故にソーシャルディスタンスということで椅子の間が多少開けてはあるのですが、それでも隣の人達の会話程度は耳に入ってきてしまいます。

どうやらこのお二人、釣り好きのようでところどころに釣り用語や釣り場名などが聞こえてきます。うん、いいですよね釣り。トラウトフィッシングがお好きなのかな。

しかし二人の会話が徐々に専門的になっていくではないですか。ブランド名、そして業界人の名前もポロポロと。そして私はこのお二人の会話を聞いて確信しました。

このお二人、ただの釣り人じゃない。
どう見てもTMC社のお偉いさんだ(汗)。

まさか健康診断の待合室で、隣に座っているオッサンが同業他社の人間だなんて思いませんよねぇそりゃ。このままだと他社の人間が知ってはいけないことまで話してしまいそうな勢い(滝汗)。

いやいや、盗み聞きなんてするつもりはないんですよ!勝手に聞こえてしまうんですもの。でも、このまま黙って話を聞いてしまうのもいかがなものなのか。結果的には盗み聞きしているのと変わらないし、だんだんと罪悪感に苛まれてきました・・・この状況、どうしたものか。

そうだ、M中さん(TMC社でタックル開発をしていた人)に相談をしてみよう!M中さんならばこのお二人の事を知っているだろうし、この状況をどうするべきかアドバイスを乞う事にしました。一旦席を外してM中さんの携帯に電話。

・・・が、こんな緊急時に限って電話に出ない(涙)。マジか~!

昼休憩を挟んで午後。やっぱり近くにいるお二人の会話が聞こえてしまう。もちろん、聞き耳を立てているわけではないんですけれど。

これはもうイカン、意を決して出頭、というわけではなかったですがお二人にお声掛けさせていただき事情を説明。自分がスミスの従業員であること、朝、隣にいたので会話が聞こえてしまっていたことも。

アチャー、というお茶目なリアクションされていました(笑)。

ご挨拶に続いてお話をさせていただいたところ、やはりTMC社のスーパーレジェンドのお二人でした。非常に温厚で、丁寧な対応をしていただきました。なお、TMC社の社外秘にあたるような会話はありませんでしたので念のため。

S田さん、N山さん、驚かせてしまってすみませんでした。でも、老舗メーカーの重鎮の方とこんなかたちでお話が出来るとは自分も驚いてしまいました。まさか健康診断でこんなご縁があるなんて。

どこに同業者がいるかわかったものじゃないですね(笑)。

otsuka-nezakanataisho.jpg
nice!(5)  コメント(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2022-03-11 [日記]

毎年3月11日は東北地方に思いを寄せて黙祷を捧げる日です。
東北には毎年足を運ぼうと決めていたのですが、ここ数年はコロナ禍の影響で実現できていません。何とか今年こそは出向きたいと思っています。陸前高田の慰霊碑にも手を合わせに行かなくてはいけません。行方不明者の捜索に加わりながらも何の結果も出せなかった自分にはそれが責務のように思えているからです。

2022年3月11日は自分にとって例年とは違う特別な日になりました。実は3月3日、かねてから闘病中だった上司が亡くなりました。このような結果になる事を退けることが出来ない点は重々承知していましたが、いざそれが現実のものになるというのはやはり受け入れ難い気持ちが大きく・・・。

葬儀に関してはコロナ禍ゆえに当初は近親者のみでの家族葬が予定され、このまま最後のお別れも叶わないかと諦めかけていたのですが、ご遺族の方々のご厚意もあり特別に若干名の枠をご用意いただきました。そして本日の葬儀に参列し、火葬、骨上げまで参加させていただき、故人を見送ることが出来ました。

一般には、故人の名を知る人は少ないかと思います。自身が前面に出ることをあまり好まない人でもありました。

220311-1.jpg

けれども故人が世に残したものはとても大きかったと思います。パニッシュ、DDパニッシュ、サラナ、ベイブル、ウェイビー、サージャー、CBマサムネ、CBナガマサ等のルアーの数々。そしてトラウトロッド、シーバスロッド、オフショアロッドの数々。
亡くなる間際までロッドの開発を手掛けていました。おそらく来年には発売されることになるでしょう。

生みの親は居なくなってしまいましたが、故人が世に残したタックル達はこの先も多くのアングラーを魅了し続けるに違いありません。

gill-yahoo-bfshrimp.png
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー