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JB40周年 [日記]

本日はJBの創立40周年記念式典があり、富士吉田市のハイランドリゾートまで出向いてきました。600人超の来場者があり、その規模の大きさに驚かされました。

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同窓会というわけではありませんが現地では懐かしい顔も沢山。とはいえ600人以上も来ていたのでお会いできたのはほんの一部かと思います。

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式典終了後は来年3月にオープンするSDGsまなび館を見学。ヒューマンの生徒さん達が生分解性プラスチック製のプラグを作っていました。

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お土産にいただいたのはワインと、JBが開発している生分解性プラスチック製のプラグ。山下会長が最も力を注いでいると仰っていたので、ハードルアーもFECO認定必須の時代が来るかもしれませんね。

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釣り業界ってどこかノンビリしているというか楽観的過ぎるというか、危機感というのがまるでない業界です。様々な問題に対しても曖昧な結論で先送りにしてしまう悪い癖がある。そして唐突に様々な案件を突き付けられていよいよヤバイという段階になってからようやく動きだす。その時にはもう手遅れになっている。そんな事例ばかりです。
JBのやり方は多少強引なところもあるけれど、そうでもしないとこの業界は変えられないというのも確か。JBが先導していなかったらタングステンシンカーもここまでの普及はなかったでしょう。

JBに関しては釣り業界の間でも快く思っていない人もいます。でも、JBやNBCチャプターがあったからここまでバス釣りが出来る環境を守って来れたのもまた事実です。自治体に湖岸や河川敷の使用許可を取得して、大会の合間に清掃活動もする。そうした手順をきちんと踏んでいるから、行政や自治体からも無視はされにくい。現に山形県でリリース禁止の検討が始まった際には、NBCチャプターに連絡があり意見を求められた。釣り人側が話し合いにも参加でき、結果として全域でのリリース禁止は回避されました。

あらゆるフィールドでトーナメントが開催されるのが良いとは自分も思いません。間違いなくフィールドは荒廃する(=釣れなくなる)から。自分もわざわざトーナメントレイクでプライベートを楽しもうとは思いませんもの。でも、県内に数ヶ所はトーナメントレイクがあっていい。それはつまり釣り団体と自治体・行政が繋がっている必要性があるから。

JB50周年の時には自分は釣り業界にはいないと思いますが、この先10年は正念場だと思います。河口湖や山中湖の漁業権更新はどうなるのか。現時点で魚の個体数が著しく減少しているフィールドでのトーナメントは継続できるのか。ここ数年、JBへの協賛を止めてしまう企業も出てきてしまっているけれど、この先バス業界が厳しくなることが予見される状況だからこそ、一丸となってやっていけたらいいなと思います。

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