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4/28 トップトウ大古本市 [イベント]

本日は平塚市にあるクラシックルアー博物館で開催されていたトップトウ大古本市に行ってきました。

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古本市とは言いつつも、ムチョウワークスさん、Ouch!ルアーさん、ハンチバックさん、アーキテクトさんといった人気ハンドメイドルアーブランドの展示即売会も行われていました。当初はルアー博物館のイベントスペースでの開催を予定していましたが合同イベントとなり展示販売品も増えたことから3Fを丸ごとお借りしての開催になりました。

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トップトウ工藤さんが持参した古本。

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トップトウ工藤さんの展示販売品。

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工藤さん制作 コーモラソ「コーモラソ サンダー」。あのパクリルアーをさらにパクってみたというルアー。

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アーキテクトさんの展示販売品「インチノック」「エッグノック」。さすが洗練された造りという印象。

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Ouch!ルアーさんの展示販売品。
プラジョンジョンに蛇皮を貼り付けた「カパーヘッド・ジョンジョン」も販売。本家ギルモアと比べて表面の凹凸が少なく綺麗な仕上がり。蛇皮の入手方法を聞いて驚いた!
樹脂製のスジエビ型ルアー「スージーQ」も。コレ、下手をするとクリアレイクで開催されるハードルアーオンリートーナメントで人気に火が点いてしまいそうな気配がムンムンします。

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ハンチバックさんのリペイントルアー。
特にバスハンターのリペイントは超人気で、販売店に入荷すると瞬く間に完売してしまうのですが、このイベントではこれが買えたんです。

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ムチョウワークスさんの展示販売品。
獣毛仕上げの「サイレントマウス」。こんなルアーでタイメンを釣り上げたら一生忘れられない1尾になりますね。
ワカサギルアーの「美麗」はリアルさが半端ないルアー。その製作過程の展示もされていました。

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クラシックルアー博物館が出来て以来、外部委託のイベントを行うのはこれが初。
実はクラシックルアー博物館を作るにあたって館長の松下さんから色々と相談を受けていたのですが「展示品を見に来た人が何度も足を運ぶことは考えにくいので、一部のスペースを活用してルアービルダーの展示会といったイベントを定期的に開催するようにしてみてはどうか?」と進言したのが自分でした。

その後にクラシックルアー博物館はオープンしたわけですが、松下さんはきちんとその通りにイベントスペースを空けておいてくれました。そして今回、トップトウの工藤さんや各ルアーブランドの皆さんのご協力も得てそれが実現したというわけです。

ある意味、自分は言い出しっぺなのです。ですので少なからず責任があります。そこで、ちゃんとお客さんが入っているかな?と見に行ってみた次第です。

もしお客さんが全然来ていなかったら・・・責任重大だぞ、自分(汗)

結果・・・沢山のお客さんが来て下さっていました。特に昨日はGW初日の土曜日という事もあってか、かなりの賑わいだったのだそう。あ~良かった。来て下さった皆様には感謝しかありません。
もっとも、メディアとして影響力もあるトップトウさん、熱烈なファンも多いムチョウワークスさん、Ouch!ルアーさん、ハンチバックさん。この業界の重鎮ともいえるアーキテクトさんといった超豪華な人達が集結しているわけですから、そりゃ来るか。

6月にはあの著名アングラーも来る予定になっています!

今回は雑誌とハンドメイドルアービルダーの人達によるイベントでした。他にもルアービルダーの人は大勢いるわけですから、気軽にイベントの開催を検討してみていただければと思います。

販売店さんに活用してもらってもいいんじゃないかと思います。出張支店なんてどうでしょう?

個人の方でもいいと思います。自分のコレクションを見て欲しい、或いは釣具が増え過ぎたので断捨離を兼ねて販売してみるとか。

松下館長も来場者が増えると喜んでくれますので、クラシックルアー博物館のイベントスペース、色々と活用してみて欲しいです。

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釣れればデカいの未来はヤバい。 [物申す!]

自分がまだトーナメンターだった1990年代。河口湖にも随分と行きました。トーナメントの本場でしたから強い憧れもありました。

河口湖は日本でも歴史の古いフィールドの1つです。1980年代はまだ自分は足を運んでいませんでしたが、大きいバスから小さなバスまで幅広く釣れるフィールドだったようです。それがトーナメントが盛んになるにつれて20cm台の魚が多くなっていきました。

若年魚が多いのかと思いきや、河口湖の20cm級は鱗を調べたところ若年魚ではなかったそうです。過度のプレッシャーに晒されたことで成長が止まってしまったのではないかと言われていました。

やがて河口湖ではバスの放流が始まります。養殖魚もいたように思いますが、全国あちこちの湖からバスが持って来られました。

しかし特定外来生物法の施行により生体移動が禁じられたため、以後のバスの放流は養殖魚のみとなります。これが現在に至るまでの河口湖のバスに関する一連の流れです。

どうしていきなりこんな話をし始めたかと言うとですね、先日行われたトーナメントの結果を見て驚いてしまったからなんです。

何と、1kg未満の魚が1尾も釣れていない!

ついつい2kg級の大型が数多く釣れていることに目を奪われてしまうけれど、1kg未満の魚が1尾も釣れていないことにもっと危機感を持つべきではないでしょうか。

だってキーパーサイズが25cmなのに、20cm級も30cm級も1尾も釣れていないんですよ?!100人近いバスプロが2日間釣りをしているにも関わらずです。ちなみに、同時期に開催された過去の大会では少ないながらも釣れていました。それが遂に居なくなった。ゼロになった。

それが何を意味しているかというと、現在の50cm級が寿命を迎えて、次に現在の40cm級が寿命を迎えて居なくなってしまうと、それ以降の魚が全然いないということなんです。

河口湖はバスの放流が出来るんだから補充すればいいだろうという意見が出るかもしれない。けれども養殖バスはほぼ根付くことなく死滅します。だって養殖バスが複数年生き延びる魚だったら今頃河口湖はバスだらけになっているはずです。

今釣れている魚はほぼネイティブと思います。おそらく純血の河口湖産というよりは過去に全国から持ち込まれたバスの血が混ざっているでしょう。元々2kgクラスが釣れるような湖ではありませんでしたから。

現在河口湖では産卵期のみの禁漁区というのが何箇所かあります。ですが残念ながらネイティブバスの自然繁殖が途絶えています。今のままでは数年後に河口湖はバスがほぼ釣れなくなるという可能性があります。養殖バスを放せばいいというのではなく、今生息しているネイティブのバスが今後も繁殖を続けていく湖になってくれないと未来はありません。

河口湖に限った話ではありません。現在のノンキーパーサイズが将来我々の相手をしてくれるバスに成長するのです。ノンキーパーの個体数というのがそのフィールドの未来を示すバロメーターです。ノンキーパーサイズにもっと注目してみて下さい。

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4/20 今日の津久井湖 [釣行記]

自分はバス釣り歴は長いですが、元々はトーナメンターだったこともあり特定の湖に通い込むというケースが多かったです。そのためメジャーフィールドでも未だに足を運んだことがない場所が結構あります。

神奈川県の津久井湖も昨年に初めて釣行しました。その際はボウズだったので未だに津久井湖バスを手にしていませんでした。

今回はボート屋さんも変更して上流部にチャレンジしてみることにしました。初めてのボート屋さんだと何かと勝手がわからなかったりしますが、よくこのボート屋さんに来ているMさんに詳しく教えてもらいスムーズに出船することが出来ました(電話予約を取っておらず先着順とのことだったので少し早めに行きました)。

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水位は満水。前日に強風が吹き荒れたためか水面に草や枯れ葉が多かったです。

地形などは一切わからないのでバンク撃ちしながら流していきました。朝は道志川を上りましたが魚影が全く見えないため8時過ぎから名手橋方面へと下って行きました。冠水植物やウッドチップカバーがところどころに目につくためパワーフィネスでじっくり撃っていくもののバイトはありません。

昼過ぎからシャローにバスが見えるようになってきました。でもその多くがペアリングしている魚とネスト絡みの魚でした。一段深い場所にいる魚を狙いたいと思い、3m程度の場所をダウンショットで探ってみるとようやくヒット。やっと津久井バスを手に出来るかと思いきやミスしてしまいキャッチ出来ず。

このヒットを突破口にしたかったのですが、以後3mを中心に探ってみたものの1回ショートバイトがあったのみ。マズイ・・・昨年に引き続き今日もボウズかも?

時期的にまだ早いだろうな、と期待薄だったシンクスパイダーのノーシンカー。釣れないだろうなとは思いつつ(苦笑)岩盤にフォールさせるとラインが横方向に走り出すではありませんか。

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ようやく釣れた初津久井バス。40cm。良く引いて楽しませてくれました。

ノーシンカーもアリなんだ?!ということでその後もシンクスパイダーをフォールさせる釣りに集中しましたがノーバイト。

偶然1尾釣れたからボウズは免れたけれど、やはり難易度高いな津久井湖。でも今回、だいぶ魚探掛け(等深線作成)作業がはかどりました。次に来る時には地形を基にプランを組み立てられるはず。次回があれば、ですが(笑)。

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淀川シーズンイン [釣果報告]

昨年のスミス×プラドコバスダービーにおいて見事ヒロ内藤賞を獲得したNAGAMASAさん。淀川でデビルズホースを駆使して見事ビッグサイズを釣っていました。

自分は淀川で釣りをしたことはないのですが、こんなサイズも出るんだとびっくりしました。都市部近郊の釣り場ですからね。

そしてその淀川もいよいよシーズンインしたようでNAGAMASAさんから釣果報告をいただくことが出来ました。どうもありがとうございます。

4月11日にAR-Wピンテールのダウンショットでキャッチとの事です。

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淀川にも春がやってきたようで、あちこちでスポーニングをしている個体が見られる季節になっています。4月11日のお昼過ぎから淀川のワンドへ釣りに行って来ました。トータル3本中、2本をAR-Wピンテールのシンカー1.3gのダウンショットで釣る事が出来ました。サイズはどれも30cm前後でしたが、良く引く元気なバスで楽しめました。季節が進み水温が上がると、AR-Wピンテールで更に数釣が楽しめそうです。

淀川って数もそこそこ釣れるんですね。メチャクチャ楽しめるフィールドではないですか!

自分は最近岸釣りから少し離れてしまっているのですが、今の仕事をリタイアしたら岸釣りが気楽に楽しめる場所に移り住みたいという願望があります。
要は釣りに行きまくりたいわけですが、毎回ボート釣りで回数をこなすとなると出費が馬鹿にならない。その点、岸釣りはさほどお金を掛けずに楽しめます。それにボート釣りだと準備や後片付けも大変。短時間で釣りをしようという気にはなれません。その点でも岸釣りが良いなぁと思っています。もちろんたまにボート釣りも楽しみたいですけれど、とにかく釣行時間を増やすという事であれば岸釣りが最高でしょう。

なので以前は霞ヶ浦水系付近に移住しようと考えて茨城県内の物件をチェックしていたりもしたのです。でも霞ヶ浦水系の釣果も厳しくなり、気が進まなくなってしまった。自分が仕事をリタイアするまでに回復するようであればまた考えるのでしょうが、難しいだろうな。

千葉方面もレンタルボートは充実しているけれど岸釣りというとあまり思い浮かぶ場所がない。

NAGAMASAさんがいつも釣ってくる淀川も良いとなれば、大阪というのもアリなのかな?

数ヶ月前に九州のプロショップの方と話をしたのですが、福岡はクリークが多くて岸釣り天国ですよと仰っていたのも気になっています。数も5尾位は釣れるとの事でした。九州か~、それは全く考えてもいなかったのだけれど、もしかして自分にはピッタリなのかも?なんて思ってみたり。

現在進行形で老後のプランを考えており、皆様からの釣果情報も色々と参考にしているところです。もうそんなに先の話ではありませんので。

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4/14 NBCチャプター南千葉第2戦スミスカップ [イベント]

本日はNBCチャプター南千葉第2戦スミスカップが開催されました。冠スポンサーということもあり現地に出向いてきました。

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参加者の皆様、スタッフの皆様、高滝観光協会様、本日はどうもありがとうございました。

久々に見応えのあるバストーナメントを見ることが出来た!と感じた次第です。

ここのところトーナメントの結果というと寂しいものが多かった気がします。ウェイイン率20%足らずだとか・・・もちろんそうした中できっちり釣ってくる人は凄いのですが、やはり魚の個体数が減少の一途を辿っているのを看過することは出来ないし、将来的に参加者離れも懸念されてしまう。

そんな中、今日の大会結果は高滝湖のポテンシャルを立証するのに十分なものでした。ウェイイン率は70%超え、リミットメイクを達成した選手も多く、極めつけは3尾で4kg台というハイウェイト。中には二桁キャッチして入れ替えを繰り返していた選手もいたようです。そんな状況なので、参加選手の皆さんの表情も緩みっぱなしで本当に楽しそう。

リミットメイク!そして入れ替え!そうして最終的にライブウェルに残った魚でハイウェイトを競う。それが理想のバストーナメントだと思うのですが、近年はそれも難しくなってしまっているのが現実でした。でも高滝湖の大会ではこの時代にそれが実現できている。魚も多いしコンディションも素晴らしい。釣り人も多い人気レイクで、長年に渡ってこのコンディションを維持しているというのは凄いことです。

昨年、高滝湖観光協会さんのご厚意でワカサギの採卵施設を見学させていただいた際に強く感じました。この湖は資源管理がしっかりなされていると。だからこそバスもワカサギもここまで良好なコンディションを保っているのでしょう。

そして、今期から新しい試みもスタートしていました。これもうまく結果に繋がってくれればと思います。

バスが減って、お客さんも減って、と嘆いているフィールドもあるけれど、どん底に近いレベルからある程度まで資源回復に成功している湖もちゃんとあります。成功例は幾つかある。その成功例に倣って本気で資源回復に取り組むことが大事なんじゃないのかな。

ちなみにこのNBC南千葉チャプター、昨年比で参加者が10人以上増えているそうです。近年はバス釣り人気が・・・なんて言われがちな昨今でも、湖のコンディションが良ければトーナメントもそりゃ楽しいわけで、結果として参加者が増えている。

釣れない中でもユニークな企画で参加者を集めようという手法も決して否定するつもりはないけれど、自分はやっぱり釣りというのは資源ありきだと思っているのでまずは魚がちゃんと釣れるフィールド作りをすることが一番大事だと思っています。そうした面で高滝湖は最高の手本になっていると思います。

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4/7 今日の戸面原ダム [釣行記]

ほぼ2ヶ月振りに戸面原ダムに行ってきました。この冬は減水によって苦戦してしまいましたが、皮肉なことに春になったら満水になりました(苦笑)。まぁ、準備や後片付けは満水だといくぶんラクではあります。

自分は戸面原ダムへの釣行は冬場が中心です。今日は珍しく4月の日曜日の釣行、割と早い時間に着いたつもりでしたが既に駐車場はほぼ満車!ヘラ釣りの例会が5組ほど入っていたようです。シーズン中の日曜日の戸面原ってこんなに人が来るんだ・・・

2ヶ月も間が空いてしまうと魚の状況も掴めていません。ただ、過去には春先にカバー撃ちで良い思いをしたこともあり、浮きゴミをテキサスリグとパワーフィネスで攻めていきました。

う~む、無だな・・・

1箇所だけ気になる場所があったのでノーシンカーを落としましたがこちらもやはり無。これはまだ魚が岸沿いに上がってきていないと判断しました。

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ダウンショットを速いピッチで横方向に引く釣りにスイッチ。もう冬ではないので水深5mではバイトが出ません。魚がどこまで浅い場所に移動しているのか気に掛けつつ釣っていくと、3mで1尾目が来ました。

3mか、それだったら上郷方面のワンド内がいいかも。全体的に水深が浅めですからね。

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バンク近くの水深3mから2尾追加。

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移動して、傾斜のなだらかな場所の2.5~3.2m程度の場所を広く探り2連続ヒット。

一応シャローをジャークベイトやクランキングで攻めてみたり、良さそうなカバーをパワーフィネスで攻めてみたりもしましたがやはりシャローにはほぼバスの気配は感じられませんでした。

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やはり水深3mのダウンショットだな、ということでさらに2尾追加。バラシも2回ありました。3m前後をひたすら探れば飽きない程度にバイトが出るという印象でした。
オダなどのピンスポットの釣りではなく、魚が泳ぎ回っているとイメージして、横方向に探ることを意識していました。実際、オダなど何もない場所でのヒットがほとんどでした。

ヘラ釣りの例会がある日には、ちょっと面白いパターンがあるんです。例会は大抵13:00~15:00頃に帰着となります。それ以降になるとそれまでヘラ釣りの人がいた場所が空くのです。つまり、午後になってからプレッシャーの掛かっていない場所が発生します。この日の例会の帰着は遅めで15:00頃でした。知っている人は例会終了時刻から気合のランガンをし始めます。
自分もこのタイミングでシャローをビンターンで攻めていくと、もんどりうってバスがヒット!ところがビックリアワセしてスッポ抜けてしまいガックリ。実は動画撮影もしていたのですがボツですね。

まだほとんどのバスが水深2.5~3m程度の場所をウロウロしているようです。今日の水温は14~15度でしたが、もう少しするとよりシャローに魚が射してくるでしょう。それとメマトイ虫が顔の周りにまとわりつくので、対策をしておくといいかもしれません。

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新プロジェクト始動・・・かも?2 [その他]

本日は休暇を取って日帰りで大阪へ。
仕事でもなければ遊びでもない、けれどもとても大事な打ち合わせに行ってきました。

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釣りの技術に長けたバスプロには様々なスポンサーが付きますよね。ライン、ロッド、ルアー、ボート、魚探等々。プロ選手には経済的なメリットがあり、スポンサーメーカーには宣伝活動や製品開発協力といったメリットが生まれます。そうやってバス釣りの世界は盛り上がるし、タックルも進化していきます。

これまで、釣りのプロといったらバスプロを始めとする釣りそのものの技術に長けた人達を指すものでした。

自分は、釣りの世界で生きる別のプロフェッショナルにももっと輝いて欲しいと思っています。それは「ハンドメイドルアービルダー」の人達です。

だってその塗装技術たるや凄いじゃないですか。ファンシーなトップウォータープラグを塗る人も、本物と見違わんばかりのリアルミノーを塗る人も本当に凄い技術です。作品と呼んでもおかしくないし、その仕上がりたるや世の中に誇れるレベルだと思うのです。

でもこの世界は甘くない。塗装が上手ければルアーが売れるというわけではありません。作るのは上手いのに売り方が下手でルアーが売れず、廃業していくルアービルダーはこれまでも大勢いました。

自分はハンドメイドルアービルダーの人達にもスポンサーが付くと良いなと思ったのです。そこで今回、とある塗装用品メーカーさんに様々な提案を行っています。

ビルダーさんは塗装用品のサポートが受けられる。講習会や展示会といった場面でも活躍していただき、日当収入なども得られる。メーカーサポートの肩書は自身のルアーブランドの知名度やイメージの向上にも繋がるでしょう。
その代わり、塗装用品の製品プロモーションをしっかりとやっていただく。SNS、Youtube、セミナーなど手段は色々あるかと思います。そしてルアー塗装に向いた塗装用品の開発アドバイザーなどもしていただく。

そんな世界が作れたらいいなと思い、今は自分が橋渡し役としてその関係を構築しているところなのです。

なお、自分自身が塗装用品メーカーのサポートを受けるつもりはありません。技術的に相応しいとは思えないので。なのでこのプロジェクト、自分に対する見返りは一切ナシ。ただ単にこの先の化学反応を見たくてやっています。バカですね(笑)。

とはいえまだ実現が確定したわけではありません。でも、夢のある世界を作りたい。

メーカーサポートを受けられるようなプロアングラーになりたいと思って頑張って腕を磨く釣り人は多いと思います。メーカーサポートを受けられるようなプロルアービルダーになりたいと若い人に思ってもらえるような、そんな夢のある世界を作っていけたらいいなぁ。

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埼玉県のバスアングラーの皆様へ。2024 [物申す!]

埼玉県内の水域で釣りをするバスアングラーの皆様にお知らせがあります。埼玉県内水面業管理委員会の委員会指示としてオオクチバスを含む外来魚の再放流禁止が更新され2年の延長となりました。令和8年3月31日までリリース禁止の委員会指示が延長されたという事です。

(2024.4.4記事を再掲しました。4月4日時点において埼玉県のホームページ上の告示内容が古いままとなっていますが、事実確認が出来ましたので再掲いたします)

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(今回の委員会ではなく2018年2月に開催された委員会時の様子です)

自分は埼玉県内のコクチバス、ブルーギル、チャネルキャットフィッシュに関しては駆除の方向で間違っていないと思うし、リリース禁止にも異論を唱えるつもりは毛頭ありません。が、オオクチバスだけは除外するべきだと考えています。問題視されるほど個体数が多いわけでもなく、何より県内にはバス釣りに関わって生活している人が大勢いる。もちろん釣り人も多い。何とかオオクチバスだけは正々堂々と釣りが楽しめる環境を作りたい。そのために地道な活動を続けてきました。

自分がこの問題に取り組み始めてから10年が経ちました。この節目までに何らかの結果を出したかったし、出来ると思っていました。しかし、今回も結果を出すには至りませんでした。まずは、埼玉県内のバスアングラーの皆様にお詫び申し上げます。力及ばずでした。

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2014年に実施された第390回埼玉県内水面漁場管理委員会。委員に対して事前に通知された議案予定には「コクチバスの再放流禁止の更新」に関してと明記されていました。
この会議には、当時遊漁代表委員の中心人物であったTKSさんが体調不良で欠席することになります。TKSさんはいわば、確固たる姿勢で埼玉県のバス釣り環境を守って来られた方です。そして委員会当日、議題にはオオクチバスの追加という事項が盛り込まれていました。これには漁協代表委員の中でも困惑する人がいたと聞いています。それくらい唐突な事でした。完全に遊漁側の不意を突かれた、やられた、少なくとも自分はそう感じました。

思わずブチ切れて日釣振埼玉支部に対して怒りをぶつけに行きました。関係者が3名も居て何やってるんだと、何故オオクチバスの釣り場環境を守れなかったのかと。以後、自分自身もこの問題に強く関わっていく事となりました。部外者として文句を言うだけなら誰にだって出来ますからね。

そして2024年2月8日 第422回埼玉県内水面漁場管理委員会に於いてオオクチバスの再放流禁止が再度更新されることとなりました。

今回の委員会、実は遊漁サイドの体制が万全とは言い難い状態でした。遊漁代表の委員は3名ですが、そのうちの1名(Yさん)が仕事の関係で大阪に転勤してしまった。規定上、Yさんの代理を立てることは出来ませんでした。
埼玉県内水面漁場管理委員は総勢13名。委員会には数名の欠席者が出ることが多いので出席者数は10名前後となることが多い。この委員会で過半数を獲得できれば委員会指示の内容を見直すことが出来ます。となれば遊漁代表委員の3名参加は必須、あとはどこまで周囲の委員の同意が得られるか?それでようやく過半数も見えてくる、そうやって戦うしかないのです。

さらにこの委員会が開催された2月8日、実はこの日は日釣振埼玉支部の総会が予定されていました。日程が被ったというわけです。遊漁代表委員の柱でもあるOKDさんは日釣振埼玉支部の支部長ですから総会を欠席するというわけにはいきません。結果として当日の内水面漁場管理委員会には遊漁代表は1名(OKBさん)しか出席できませんでした。

ちなみに日釣振埼玉支部の関係者は、1月末の時点でOKDさんに内水面漁場管理委員会の日程連絡が来ていなかったといいます。しかし私が先日、県の農林部に出向いた際に直接聞いた話では「各委員には2ヶ月前に通知を出した」と話していました。明らかに話が食い違っています。

今回もまた「やられた」のか?遊漁代表委員の中心人物を排除して県優位に議案を決めようとしたのか?証拠がないので断定は出来ません。たまたまの偶然かもしれない。ただ、自分が埼玉県農林部に出向いた際には「委員の出席率を考慮した日程を組むべきではないのか?」と直接クレームを伝えました。

ちなみに自分はこの委員会の傍聴を予定していたのですが、日釣振埼玉支部に依頼をしていた日程に関する情報を得ることが出来ず、委員会の開催日を知ったのが何と当日。既に出勤済で仕事を放りだすわけにもいかず、今回の傍聴が実現できませんでした。10年目の委員会。この日に向けて自分も地道に活動していたわけですからその場に立ち会えないという現実に愕然としました。
果たしてこれは単なる情報伝達ミスなのか、或いはどこかで意図的に情報を止められたのか?さすがにそれは考え過ぎか?そもそも委員会の開催告知というのは一般にも事前公示しなくてはいけないことになっているので埼玉県農林部の業務怠慢が根本的にいけないです。

いずれにせよ2月に開催された委員会においては遊漁代表委員の中心人物も不在、水面下であちこちウロチョロしている目触りなオッサンも傍聴席におらず、極めてスムーズに外来魚の再放流禁止の更新がなされたようです。

当日の議事録は公開されています。※PDFファイル

こうしてオオクチバスが加えられてから10年目となる委員会指示に関してもそのまま更新されてしまいました。次回の更新は2年先となりますが、自分としてはそれを待たずにオオクチバスの再放流禁止の部分解除を目指していきます。

どうしてこの問題に取り組んでいるバス釣り業界人、自分だけなんですかね?

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