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コレ必要?レボビースト用シャロースプール [リール]

私のお気に入り、中国AMO製のシャロースプール。お気に入りの理由は3点あります。

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  • そもそも手持ちの機種に対応しているスプールが日本にはないので選択肢としてはこれしかない
  • 価格が¥5,000程度と適正(Amazon等で売られているものは割高です)
  • 品質が良い

それにしてもこの会社は一体何を基準にリールの機種選定をしているんだろう?普通だったら流通量の多い人気機種だとか、現行品もしくは年式の新しい機種を選んで専用パーツを開発しそうなものですよね。30年以上前に発売されていたダイワのミリオネアGS1000C/2000C用とか、どういう基準で選んだのかが全く理解不能。でもそれがまたオジサン的には楽しかったりもするんですが。

そんなAMO社のシャロースプールですが、久し振りにチェックしてみたらまた新しい製品が発売されていました。現行品で人気も高い、レボビースト系のシャロースプールです。

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マグトラックスブレーキ用はレボビーストXに対応したもの。マグネットプレートは省かれていますが、この形状だったら確かに不要ですね。換装時にはマグトラックスのネオジム磁石を強化することをAMO社側が勧めています。キャスタビリティが上がり過ぎるので標準のマグトラックスブレーキでは制動力が不足気味になるのでしょう。

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インフィニブレーキ用はレボビースト、レボビーストロケットに対応したもの。

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価格は送料込みで$60(¥6,388)。サイズアップした分ちょっと高め。色はレッド、パープル、ゴールド、ブラックの4色。スプール自体はアルミ合金製でシャフト素材はステンレスとのことです。

でも、ですよ?!誰がこんなもの買うのよ?!って話です(苦笑)。レボビーストを買う人って、太いラインをある程度巻けるリールが欲しかったからこそこのサイズ感のリールを選んでいるはずですよね?それをわざわざ糸巻量の少ないスプールに替えるわけがない。軽いルアーのキャスタビリティを重視しているわけでもありません。

そりゃ32mm径や33mm径のシャロースプールは需要がありますよね。深溝スプールほどのラインキャシティは不要だし、軽量ルアーのキャスタビリティを向上させたいわけですから。
でも37.5mm径のレボビーストはそういう用途じゃありません。何でもかんでもシャロースプールを作れば売れると勘違いしてないかい?それとも、コレを待っていたんだよ!という人、います?

それより、初期型レボ(STX、エリート)用の35mm径シャロースプール、作ってくれないかなぁ。

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フルタングステンメタルジグ T.G.スロー [スミスルアー]

タングステンの焼結金属を素材に使ったフルタングステンのメタルジグ。その必要性はテスターの人からも要望されていました。シルエットが小さいために小型のベイトフィッシュに偏食している時にでもヒットが得られる事、鉛のジグに比べて沈下が圧倒的に早いためいち早くヒットレンジに落とし込めるので船中でも有利であること。これらはやはりタングステンならではのメリットです。

これまで私自身はタングステン製のバレットシンカーやネイルシンカーの開発を手掛けてきました。タングステン製品は鉛製のものとは比べ物にならないくらいの開発の難しさがあります。

タングステンは鉄よりも融点が高いので特殊な金型でないと成型が出来ません。勿論その金型は高額なものとなります。これが何を意味するのかというと、簡易な仮型や安価な金型での成型が出来ないためタングステンでの試作というものが出来ない。つまり、試作をするにもいきなり金型製作をすることになるのです。

仮にサンプルが駄目だったとなると通常は形状修正することになりますが、タングステンに関しては基本的には金型はほぼ修正ができないものと考えるべきです。量産用の金型は修正方法が限られる上、それを行うとなるとリスクが大きい。もちろんその費用も含めてです。

だからタングステン製品の試作というものはほぼ一発勝負で決めないといけません。開発経験の少ないメーカーさんは手を出さない方がいいです。

私自身はジギング用品の開発業務は担当外ですが、タングステン製品の開発に関しては社内での経験者だったということもあり、タングステンメタルジグの開発を社内で提案したのは自分でした。工場の見積もりから試算を行い、製品化の目途が立てられたことにより企画書の提出までは私がやりました。その後はバトンタッチをしましたが。

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実のところ、T.G.スローの開発は一発勝負では決まりませんでした。鉛製のジグを多数デザインしてきたデザイナーでも、やはりタングステンは手強かったのです。

とはいえ、ファーストサンプルも特に大きな問題点があったわけではありませんでした。人によってはこれでも特に問題点はないという人もいたのです。及第点は出せる、そんな具合でした。けれども一部の人からは「ここがもうちょっと、こうだったら」という意見がありました。
最終的にはイチかバチか金型に手を加えることとなった。それで決まらなければ全てが水泡に帰するというリスクがありましたが、幸いにも上手くいった。

一時はどうなることかと心配していたのですが、結果的に良いタングステンジグに仕上がったようなのでホッと一安心。結果オーライだったから良かったようなものの、タングステン製品の開発はやはり一筋縄ではいかないな、と痛感したのでした。

01.イワシ
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02.カタクチグロー
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03.イカナゴ
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04.アカキングロー
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05.ゼブラ
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06.ピンクゼブラ
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07.レーザーピンクグロー
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08.ブルーピンク
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09.グリーンゴールド
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10.フルレーザー
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【T.G.スロー 50g】
・全長:68mm
・標準小売価格:¥2,000+税

【T.G.スロー 65g】
・全長:75mm
・標準小売価格:¥2,450+税

65gのジグ1個で¥2,450・・・私の昼飯5日分です(爆)。

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この艶めかしさは越えられない。2 [Biwaa]

シンキングモデルを主力に展開していたBiwaaのSトラウト。世界的に見ればシンキングの方が需要があるのでしょう。数あるラインナップの中でもフローティングは7.5インチのニジマスカラーしか残っていませんでした。たったの1アイテムの1色のみ。これが完売したらフローティングはラインナップから消えるのでしょう。Sトラウトのフローティングモデルは絶滅寸前だったのです。

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でも日本のアングラーに支持されるのは絶対にフローティングだろうという自信がありました。私自身は7.5インチフローティングを実際にフィールドに持ち込んで使っていました。あえて人目に付くように、ボートの準備中や後片付けの時に軽く投げて泳ぎをチェックしたりしていたのです。
するとその泳ぎの艶めかしさに驚く人が多く「それ、どこのメーカーの何という製品ですか?!」と聞かれることも多かったです。ボートシーバスの乗合船でもそうでした。そんなクネクネした泳ぎのスイムベイトは初めて見た、と。やはり誰の目から見てもこのスイムベイトの泳ぎは魅力的に映るんだと確信しました。

ですが1アイテムの1色しかないのでは話にならない。カラーバリエーションはもっと必要だし、サイズ的にはもう少し小さいものも欲しいところです。Sトラウトのフローティングモデルを充実させたい。そうすればこのルアーは日本でもきっと受け入れられるものになる。

早速Biwaa社のCEO、ヴィンセント氏に私の意向を伝えました。結果、カラーに関してはBiwaaの他モデルで採用している既存カラーであれば少量でもOKとの回答をいただき、日本のバス及びシーバスで使えそうな候補を上げていきました。
ダウンサイジングモデルに関しては、日本向けに生産するにあたってある程度の生産数が必要と言われてしまったのですが、これもスミスの会社内で何とか話を通してクリアしました(あまり良い顔をしないスタッフも居ましたが)。

そうした経緯を経て、いよいよ6.5インチのフローティングモデルと5.5インチのフローティングモデルの試作をBiwaa社に依頼しました。

ルアーのダウンサイジングを施すことにより、オリジナルサイズが持っていた本来の良さというものがスポイルされてしまうケースは少なくありません。自分が愛用していた他社製品も、オリジナルサイズのものは良いけれどその下のサイズは今一つです。果たして、7.5インチフローティングが持つ艶めかしい泳ぎは6.5インチや5.5インチで実現できるのか?駄目だったら断念するしかない。

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そして待ちに待ったサンプル品が私の元に届いたのは、折しもコロナ禍が拡大しつつあった2020年の春でした。

(つづく)

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2021年度WEBカタログ公開しました [その他]

紙媒体のカタログに引き続き、WEBカタログも完成しました!
例年ですとフィッシングショーOSAKAの終了を目安にWEBカタログを公開していたのですが、今年は少し早めに公開することになりました。

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どうぞご覧下さい。
あ~、これでスミスが50周年記念で何を発売しようとしているのかバレちゃいましたね(笑)。

でも、WEBカタログを公開することで紙カタログの引き合いが減らないか心配・・・。現場開催のフィッシングショーがない分、印刷部数は例年よりもだいぶ抑えたのですけど、制作した側としてはカタログが余ってしまうと悲しい気持ちになるのです。

そろそろ釣具店への配布分も出回り始めていると思いますので、店頭でスミスカタログを見掛けましたら是非入手して下さい!!

フィールドテスターの方々をはじめ、関係者の皆様には今週中に届くはずですので今しばらくお待ち下さい。

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スミスカタログ2021 完成しました [その他]

スミスの2021年度版カタログが出来上がってきました。

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紙媒体が苦戦すると言われがちなこのご時世に、何を思ったか前年比+20ページ(汗)。実は今回からPRADCO製品も掲載している為です。

また今回はスミスが50周年を迎えたということで、特別企画としてこの業界の重鎮の方々にインタビューを敢行。これからの日本のゲームフィッシングが向かうべき方向性は・・・なんてことを感じながら読み進めてもらえたら良いなぁと思っています。もはやカタログというより雑誌製作といった雰囲気でした。

スミス2021年カタログをご希望の方は84円切手を10枚、スミス商品センター・カタログ係まで送って下さい。詳しくはこちら

でも・・・高いですよね。今週末あたりに釣具店に行けば無償もしくは数百円程度で入手できるかと思いますので個人的にはそちらをお勧めしたいです。なお全てのお店に配布しているわけではありませんので、ご確認の上、手に入れてみて下さい。宜しくお願いします。

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釣りフェスティバルのONLINE開催に思う [イベント]

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初のオンライン開催となった釣りフェスティバル2021が終了しました(2月25日まで公開されているそうです)。以下は個人的に良かったと思う点と悪かったと思う点です。多少の毒をブチ込みました・・・怒られるかな?

■ 良かった点

【賢明だった中止判断】
昨年の6月に早々に中止を決めた運営事務局側の判断は正しかったですね。まさかこの時期にコロナ新規感染者が激増して再度の緊急事態宣言が出るだなんて誰が想像したでしょうか。とてもイベントなんて出来る状況ではなかった。
6月の判断には「決めるには早いのでは?」との意見もあったかと思いますが装飾関係を進めてしまってからでは各出展メーカーにも赤字が出ます。自分は6月に決断してもらえて良かったです。

【出展メーカーが戻ってきた】
昨年までの横浜会場で良く聞かれた声「ルアーメーカーの出展が少ないよねぇ」。
フィッシングショーOSAKAと比べて横浜開催の釣りフェスティバルには出展メーカーが少ないのが通例でした。ルアー関係だと名古屋のキープキャストのみの出展というメーカーさんもあります。ですが今回の釣りフェスティバルONLINEには多くのメーカーが復帰出展してくれました。今後、パシフィコ横浜会場での開催に戻った時にもこれらの復帰メーカーさんが継続出展してくれたらきっと来場者増に繋がるはずです。

【展示品の見落としが少ない】
現場型のフィッシングショーでよくある話。帰宅後、SNSなどで改めて新製品情報を検索してみると・・・え、そんなものも出展されていたの?!見逃した!!
オンラインだとそのようなことがないですね。隅から隅までじっくり見れますので。

【自粛期間中を有意義に過ごせた】
緊急事態宣言下ゆえに不要不急の外出を控えている人も多いはず。私も真冬の湖上に繰り出したくてウズウズしていますが、立場上そういうわけにもいきません。ここのところ折角の休日も部屋でダラダラ過ごしていたのですが、久しぶりに有意義な時間を過ごせました。

■ 悪かった点

【フィッシングショーOSAKA、大丈夫?】
釣りフェスティバルが開催され、各社の新製品情報が一気に拡散していきました。これ、同じくオンライン開催のフィッシングショーOSAKA、相当な肩透かしを食らってしまうのではないですか?それぞれが好き勝手なことをやってしまっていて、互いに共存させようという姿勢が全く感じられません。
そもそもオンライン開催、全国どこからでも見れるのですから2つも3つもやる必要なんて全くありません。見せ方の違いがあったとしても、紹介する新製品情報自体は同じなんですもの。
思い切ってどちらか一方は7月開催なんてどうです?どうしても2箇所でやるのなら、それしかないと思うのですが。

【裏番組多過ぎ】
釣りフェスティバル期間中に動画公開をぶつけてくるメーカー、Youtuber多過ぎ。しかも釣りフェスティバルのコンテンツより面白いじゃないか(苦笑)。そっちを見てお腹いっぱいになってしまいました・・・。新製品情報の公開が解禁となり、なるべく早く動画公開した方が再生回数にも繋がるのでしょうけど、釣りフェスティバルの期間中にぶつけてくるのはあまり良い印象を持ちませんでした。小さな業界内で潰し合っても仕方がない、時間や日程をずらすといった配慮があってもいいのでは。

【タレント選定、手抜き過ぎ】
クールアングラーズアワード(芸能人で釣りの普及に貢献した人)が3年連続で同じ人というのはハッキリ言って手抜きですよね(言ってしまった)。「今年も同じ人なの?」と皆が思ったことでしょう。山下健二郎さん自身はとても釣りをアピールしてくれていると感じますがイベントとしては毎年違う人を選出した方が新鮮味があって良いと思います。
この選出基準、ローラさんが受賞してから基準が高くなった気がします。あそこまでの集客力がある芸能人(で釣り好き)というのはそうそういないでしょうから、少しハードルを下げても良いのではないかな。芸人さんとか、結構釣り好きな人が多い気がしますけど。

【カタログ欲しい】
横浜会場での開催時では、特に販売店さんは業者日に各社のカタログを収集する人が多いです。メディア関係の人もそうですよね。昔と比べて一般の方はカタログ収集する人は減ったと思いますけど皆無というわけじゃない。一度で各社のカタログを収集できて効率的なんですよね、フィッシングショーって。
無料というわけにはいかないでしょうけれど、各出展メーカーのうち欲しいメーカーのカタログをとりまとめて発送とかしてもらえるようなサービスがあるといいなぁと思ってしまいます。各社のカタログが入手できるようなところはそうそうないので、日釣工さんやってくれないかな?

【やっぱり物足りない】
やっぱり釣具は現物を手にしてナンボのものだなと。WEBで見るだけではとても物足りない。ロッドの曲がり具合、張り、軽さ。リールの巻き心地、ルアーの質感。気になった部分はメーカー担当者やプロアングラーに直接聞ける。WEBなどで公にできないような話も聞けるかもしれないですしね。
状況が状況だったのだからオンライン開催はやむを得ない手段でした。何もやらないよりはやってくれて良かったです。だからONLINE開催してくれたことは否定もしないし運営側に感謝もしています。でもやっぱりフィッシングショーは会場開催が一番だなと痛感しました。

**********

以上が私の個人的な感想でした。皆さんはいかがだったでしょうか。なお、運営事務局がアンケートを募っているようですのでお時間がある方は是非協力してあげて下さい。いかんせん初の試みだったので運営事務局も皆さんの感想を聞きたがっていると思います。今後の方向性にも反映されるはずです。

2022年の釣りフェスティバル、フィッシングショーOSAKAは何とか会場開催に漕ぎつけられることを願っています。

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時代が一巡したバルキーミノー、サラナ147F-SR [スミスルアー]

1992年にスミスからソルトウォーターミノーが発売されました。サーディナーという製品です。11cm(21g)と13cm(28g)の2サイズ。ちなみにデザイナーは故・羽鳥静夫さん。

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当時としてはまだ珍しかった重心移動を搭載していたこともあり発売当時はあちこちで見掛けたミノーでしたが、その後は人気に火が点くことなく、さらに細身であるサラナが登場したことで主役交代となって消えていった製品です。

当時、なぜサーディナーがあまり人気が出なかったかというと「太かった」からです。契約していたプロアングラーの人からも「サラナは良いけれど、サーディナーを使うのは勘弁して欲しい」と当時の広報担当者は言われていたそうです。

シーバス用のミノーは細身のものでないと売れない時代だったのです。ロッドにしても、特にベイエリアで使うモデルに関しては繊細なバイトを弾かず掛けるということでかなり柔らかい仕上がりの物が主流でした。

やがて時代は巡り、東京湾で使うルアーも大型化しました。昔は受け入れられなかった太いミノーも今では人気に。

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スミスの新製品、サラナ147F-SR。この製品は元々、サラナ147MAXを愛用していた高知県のテスターさんの要望で生まれたものです。ボリュームや強度はそのままにサラナ147のシャローランナーが欲しいという内容でした。サラナシリーズの中でも最大サイズとなる147MAXは貫通ワイヤー構造であることもあってサイズ以上にボリュームのあるミノーです。147F-SRはそのシャローランナー版。

昔だったらその要望はボツだっただろうと思います。そもそも147mmのミノーを使う地域というのは限られていたでしょうから。でも今では全国的にルアーが大型化し、147mmなんて大型ルアーとは呼べなくなりました。147F-SRは既に各地のテスターがプロト品を使ってシーバス、青物など好釣果を上げています。発売時期としてはズレてしまいましたが、東京湾のコノシロパターンにおいても間違いなく効くことでしょう。

01.レッドヘッド
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02.メッキイワシ
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03.レンズイワシ
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04.カタクチシェル
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05.レンズブルピン
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06.イナッコ
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07.レンズボラ
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08.スラッシュコノシロ
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09.チャートコノシロ
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10.パールチャート
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11.チャートライムゴールド
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12.ゴーストマーブル
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13.チャートレンズマーブル
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14.レッドアイビス
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【サラナ147F-SR】

・全長:147mm
・自重:28.5g
・タイプ:フローティング
・重心移動機構
・貫通式ワイヤー
・フック:カルティバST-56TN#1
・標準小売価格:¥2,300+税

・4月発売予定

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ラトリンログARB1200 スミスリミテッドカラー [プラドコ]

元々スミスはヘドンブランドの日本総代理店ということでヘドン製品の復刻などを数多く手掛けてきました。そして2018年よりプラドコ社の日本総代理店となりましたので、今後はヘドン以外のPRADCO社傘下ブランドの復刻や特注品なども積極的に進めていこうと考えています。スミス内でそのためのプロジェクトチームも立ち上げられ、様々な企画を進めていく予定となっています。ちなみに私もプロジェクトチームのメンバーです。

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まずはその第一弾として、ラトリンログARB1200のリミテッドカラーを発売することとなりました。これはプロジェクトチームのメンバーで、元OFT社スタッフのSさんの熱い要望によるもの。そういえば元々OFTさんもログの特注カラーは色々手掛けていましたね。

カラーは全6色。そのうちの3色は往年のカラーの復刻、3色はクラウンカラーをアレンジした特注色となっています。

05 Yellow & Black Striper
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何だか見覚えがあるぞ?という人はさすがです。現在でもデビルズホースにはラインナップされているカラーです。ですが実は1950年代にはスミスウィックでラインナップされていたという歴史の長いカラーでもあります。
現在に至るブラックストライプとなったのは1960年からで、それ以前はシルバーの骨格模様だったようです。オジサンの私さえも生まれる前の古い話ですね・・・

88 Yellow Chrome/Green Back
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1970年代からラインナップされたカラーです。この辺りまで来ると個人的には見覚えのあるカラーということであまり古い気がしないんですが(苦笑)。
このカラーは現物を愛用してかなり良い思いをしていたというスミススタッフがおり(私ではないです)、その熱い要望で復活となりました。ディプシードゥの初期ラインナップにもグリーンゴールドがラインナップされていたのはその影響という話も。

225 bone/orange belly
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元々のカラー番号は47番。1973年からログのカラーに実在したものです。
ログはウェイキングに使うミノーではないですが、ロングAのボーンカラーが人気爆発してからというもの、スミスが復刻したマグナムタイガーでも人気が高く、以後ミノーでボーンカラーが欲しいという声が高くなりました。確かに視認性は良いカラーなので水面で浮かせて使うのには向いています。

SRL1 Green Clown
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SRL2 Pink Clown
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SRL3 Blue Head / Olive Back White Belly
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SRL3兄弟の中ではSRL2の人気が高そうな気がしますが、個人的にはSRL3はクリアーレイクにイイんじゃないかと思っています。

ところでクラウンカラーって頭部がレッドで背中がゴールド(イエロー)なんじゃないのかい?という気がしないでもないですが、大目に見ていただければと。
ちなみにラトリンログのクラウンカラーって、発売当初はYellow Backという色名だったのです。頭部が赤いのは元々ですが、単なる1つのアレンジでした。それがいつの間にかCLOWNに変わったのです。

ラトリンログスミスリミテッドカラーの発売時期に関しては現時点でのPRADCO社から伝えられている入荷予定情報では3月発売となります。ただ、遅れるのが常なので(汗)現時点での情報の確実性に欠けるというのが実情なのですが、この手のミノーは早春に投げたいところ。頼むよPRADCOさん!!

限定生産品ですので気になる方は発売後はお早めにお買い求め下さい。

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釣りフェスティバル2021ONLINE [イベント]

初の試みとなる釣りフェスティバル2021ONLINEがスタートしました。

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スミスの出展はこちらになります。

お時間のある方は是非ご覧下さい。
これで新製品情報も解禁となりましたので、スミスの新製品情報はこのブログでも順次取り上げていきます。

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例年だったら今頃は横浜に居るんですよねぇ。会場でユーザーの方と直接話ができないというのはちょっと物足りない気分です。状況が状況だけに致し方がないことですが。

ただ、例年だと自分の仕事に一杯一杯なので、他社のブースなどはほとんど見ることが出来ません。ですので新製品情報なども一般の皆さんよりも知るのが遅いくらいです。今回は皆さんと同じタイミングで各社の新製品チェックしています。

皆さんは何か気になる新製品、ありましたでしょうか?

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秩父漁協管内でバス釣りをされる方々へ [物申す!]

昨日、埼玉県の秩父漁協さんの公式ホームページに「バス釣りの皆さまへ」という題目の記事が掲載されました。

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えっ、何をいまさら?!と思う人もいる事でしょう。埼玉県内の他の場所では入漁料をしっかり徴収するところもありますから。

というのも元々埼玉県農林部の見解としては、バス釣りの人(=漁業権指定魚種以外の魚を釣る人)であっても指定魚種を混獲する可能性があることから、入漁料は支払うこととされていました。それを受けて、埼玉県内の各漁協では基本的にバス釣りの人からも入漁料を徴収することになっています。各漁協の判断というよりは基本的に県の判断・方針に沿っているのです。

ですが現場レベルの判断において、これまでそれをしてきていなかった漁協があったのも事実です。秩父漁協さんの場合もこれまでは積極的に入漁料の徴収は行っていなかったようなのですが、今後はそれを改めて徴収をお願いしていこうという姿勢のようです。

なお、秩父漁協さんの管轄する水域としてバス釣りをする人が想定されるのは合角ダム、荒川(玉淀より上流部)となります。

もちろん、埼玉県内で自主的に入漁料を支払って釣りをしているバスアングラーの人も大勢います。ただ、残念ながら一部の方はそうではない。現場で入漁料の支払いを求めても無視、拒否という態度を取る人もいる。まぁ、バスの駆除までしておきながらお金まで取るというのはないだろうという意見もわからないではないですが。

今回の秩父漁協さんの掲載内容に関してはきっと否定的な見解の人もいるかもしれない。でも私としては決して悪い話ではないと思います。
なぜなら、これまで秩父漁協さんの管轄地域でバス釣りの人が遊漁券を購入しようとすると「渓流券」(¥7000/年、¥1800/日、現場売¥3000)でした。それが今回「特乙種」(¥5000/年、¥800/日)となった。現実的な金額になったと言えるでしょう。

まして、売り上げをワカサギの増殖に反映させるという事であればバスアングラーから見ても納得できる。それが駆除費用に転嫁されるとなると納得できないでしょう(外来魚の駆除費というのは毎年予算が組まれて埼玉県から捻出されているもので、入漁料の売り上げとは関係ありません)。

でも、何度もこのブログで記していますが、埼玉県内でオオクチバスのリリース禁止が解除されないのは内水面漁場管理委員会の委員の内、半数を占める漁協関係者の賛同が得られないからです。例え県の水産の意向がどうあれ、内水面漁場管理委員会において半数以上の賛同が得られる方に結果は傾くのです。そういう決まりですから。

わかりやすく言うと、漁協を味方に付けない限りはリリース禁止の解除は決してない。ちなみに秩父漁協の組合長さんだって委員の1人ですからね。

埼玉県内に限った話ではないですが、決して漁協と揉めないこと。出来ることなら良好な関係を築いて欲しい。全てはそこから始まります。

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