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釣りフェスティバルのONLINE開催に思う [イベント]

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初のオンライン開催となった釣りフェスティバル2021が終了しました(2月25日まで公開されているそうです)。以下は個人的に良かったと思う点と悪かったと思う点です。多少の毒をブチ込みました・・・怒られるかな?

■ 良かった点

【賢明だった中止判断】
昨年の6月に早々に中止を決めた運営事務局側の判断は正しかったですね。まさかこの時期にコロナ新規感染者が激増して再度の緊急事態宣言が出るだなんて誰が想像したでしょうか。とてもイベントなんて出来る状況ではなかった。
6月の判断には「決めるには早いのでは?」との意見もあったかと思いますが装飾関係を進めてしまってからでは各出展メーカーにも赤字が出ます。自分は6月に決断してもらえて良かったです。

【出展メーカーが戻ってきた】
昨年までの横浜会場で良く聞かれた声「ルアーメーカーの出展が少ないよねぇ」。
フィッシングショーOSAKAと比べて横浜開催の釣りフェスティバルには出展メーカーが少ないのが通例でした。ルアー関係だと名古屋のキープキャストのみの出展というメーカーさんもあります。ですが今回の釣りフェスティバルONLINEには多くのメーカーが復帰出展してくれました。今後、パシフィコ横浜会場での開催に戻った時にもこれらの復帰メーカーさんが継続出展してくれたらきっと来場者増に繋がるはずです。

【展示品の見落としが少ない】
現場型のフィッシングショーでよくある話。帰宅後、SNSなどで改めて新製品情報を検索してみると・・・え、そんなものも出展されていたの?!見逃した!!
オンラインだとそのようなことがないですね。隅から隅までじっくり見れますので。

【自粛期間中を有意義に過ごせた】
緊急事態宣言下ゆえに不要不急の外出を控えている人も多いはず。私も真冬の湖上に繰り出したくてウズウズしていますが、立場上そういうわけにもいきません。ここのところ折角の休日も部屋でダラダラ過ごしていたのですが、久しぶりに有意義な時間を過ごせました。

■ 悪かった点

【フィッシングショーOSAKA、大丈夫?】
釣りフェスティバルが開催され、各社の新製品情報が一気に拡散していきました。これ、同じくオンライン開催のフィッシングショーOSAKA、相当な肩透かしを食らってしまうのではないですか?それぞれが好き勝手なことをやってしまっていて、互いに共存させようという姿勢が全く感じられません。
そもそもオンライン開催、全国どこからでも見れるのですから2つも3つもやる必要なんて全くありません。見せ方の違いがあったとしても、紹介する新製品情報自体は同じなんですもの。
思い切ってどちらか一方は7月開催なんてどうです?どうしても2箇所でやるのなら、それしかないと思うのですが。

【裏番組多過ぎ】
釣りフェスティバル期間中に動画公開をぶつけてくるメーカー、Youtuber多過ぎ。しかも釣りフェスティバルのコンテンツより面白いじゃないか(苦笑)。そっちを見てお腹いっぱいになってしまいました・・・。新製品情報の公開が解禁となり、なるべく早く動画公開した方が再生回数にも繋がるのでしょうけど、釣りフェスティバルの期間中にぶつけてくるのはあまり良い印象を持ちませんでした。小さな業界内で潰し合っても仕方がない、時間や日程をずらすといった配慮があってもいいのでは。

【タレント選定、手抜き過ぎ】
クールアングラーズアワード(芸能人で釣りの普及に貢献した人)が3年連続で同じ人というのはハッキリ言って手抜きですよね(言ってしまった)。「今年も同じ人なの?」と皆が思ったことでしょう。山下健二郎さん自身はとても釣りをアピールしてくれていると感じますがイベントとしては毎年違う人を選出した方が新鮮味があって良いと思います。
この選出基準、ローラさんが受賞してから基準が高くなった気がします。あそこまでの集客力がある芸能人(で釣り好き)というのはそうそういないでしょうから、少しハードルを下げても良いのではないかな。芸人さんとか、結構釣り好きな人が多い気がしますけど。

【カタログ欲しい】
横浜会場での開催時では、特に販売店さんは業者日に各社のカタログを収集する人が多いです。メディア関係の人もそうですよね。昔と比べて一般の方はカタログ収集する人は減ったと思いますけど皆無というわけじゃない。一度で各社のカタログを収集できて効率的なんですよね、フィッシングショーって。
無料というわけにはいかないでしょうけれど、各出展メーカーのうち欲しいメーカーのカタログをとりまとめて発送とかしてもらえるようなサービスがあるといいなぁと思ってしまいます。各社のカタログが入手できるようなところはそうそうないので、日釣工さんやってくれないかな?

【やっぱり物足りない】
やっぱり釣具は現物を手にしてナンボのものだなと。WEBで見るだけではとても物足りない。ロッドの曲がり具合、張り、軽さ。リールの巻き心地、ルアーの質感。気になった部分はメーカー担当者やプロアングラーに直接聞ける。WEBなどで公にできないような話も聞けるかもしれないですしね。
状況が状況だったのだからオンライン開催はやむを得ない手段でした。何もやらないよりはやってくれて良かったです。だからONLINE開催してくれたことは否定もしないし運営側に感謝もしています。でもやっぱりフィッシングショーは会場開催が一番だなと痛感しました。

**********

以上が私の個人的な感想でした。皆さんはいかがだったでしょうか。なお、運営事務局がアンケートを募っているようですのでお時間がある方は是非協力してあげて下さい。いかんせん初の試みだったので運営事務局も皆さんの感想を聞きたがっていると思います。今後の方向性にも反映されるはずです。

2022年の釣りフェスティバル、フィッシングショーOSAKAは何とか会場開催に漕ぎつけられることを願っています。

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