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メタルジグを持とう [タクティクス]

近年、メタルジグでの釣果というのはあまり聞かなくなりました。房総レイクで真冬でも釣ってくる人の多くはダウンショットやジグヘッドの使い手です。単発で釣ってくる人はいるでしょうが、毎回コンスタントにメタルジグで釣ってくる人というのは聞いたことがありません。

その理由の1つは間違いなく温暖化でしょう。30年以上前は印旛水系でさえ真冬になると厚い氷が張りました。それくらい冬は寒かったのです。ですからその頃のウインターバッシングの概念はメタルジグが多かったというわけです。反射でないとバスを釣ることは出来なかった。ですが今は真冬でも喰わせの釣りが通用するようになり、ジグの必要性が低くなったのです。

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さて、以上の話は前置きです。メタルジグの有効性は薄れたという話をしました。ですがメタルジグは絶対に持っておくべきです。季節を問わずです。その理由とは・・・?

その理由は落とし物を拾うため(笑)。実際のところは湖に落としてしまったものはジグを使ってもなかなか拾い上げることは難しいのですが、人間心理としてまずは落とした辺りでジグをシャクってみたいじゃないですか。それしか手がない。

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これがオールラウンドな釣りをするアングラーであれば、ジグの代わりにバレットシンカーにフックを組み合わせたりも出来ます。ですがトップウォーターしか投げないような人は使えるものを何も持っていない。だから、むしろトップウォーターフリークの人こそメタルジグを常備しておくことをお勧めします。場所によっては根掛かりして無くしてしまう可能性もありますので2~3個持っておくといいですね。

岸釣りの人でも、うっかり手を滑らせて携帯を落としたり、ポケットに入れておいた車のキーを落としたりなんていう人もいますのでやっぱりジグを持っておくといいと思います。

とはいえ、大事なものは落とさないようにするのも重要な事です。私の場合、車のキーにはキーフロートを付けています。さらにレンタルボートでは携帯はバッカンの中に仕舞いこんでいます。携帯で写真なんて撮りませんし、電話が掛かってきても出ません(笑)、マジです。釣りを終えて陸に上がってからかけ直すようにしています。

でも失敗が全くないわけではなくて、デジカメを三脚ごとアルミボートから落としたことがあります。この時は結局、回収は出来ませんでした。昨年はルアー回収棒を北浦に落としました。これもまた回収できず。そんなこともあって、今では私のボックスの中にはメタルジグが常備されています。

落とし物を拾うのにスローフォールさせる意味はないので5/8oz~1oz位が使い良いですね。ダイソーに行けば¥100でメタルジグが買える時代ではありますが、バスアングラー的にはやっぱり「らしい」ジグが良いかな。

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近所の川でも水難事故が・・・ [物申す!]

水難事故の記事を続けるのも気が引けましたが、昨日はウチからもさほど遠くない川で水難事故が起きてしまいました。自分は一時期この川でポイント開拓に励んでいたこともありますので川の特徴はよく知っている場所です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/df6d7bd6ffe71819ffe3c32c45fbe9d2c0dc6bec

記事によると増水した川を夜に見に来たようです。ただ、どうして車ごと川に落ちてしまったのかは理解に苦しみますが・・・。車には3人が乗っていたそうですが、2人は自力で脱出、1人は依然として行方不明との事です。

私が住んでいる埼玉県の南東部では昨日、そして今日も午後に雷雨となりました。川口市などでは駅に水が流れ込んだり、高架下などは冠水するところもあったそうです。それだけの雨量が街中に降りますので当然のことながらその近辺の河川は急激に増水します。

また海からは遠く離れた埼玉県内の河川ではあるのですが、潮汐の影響がかなりあります。通常でも満潮時と干潮時の水位差が1m以上ありますし、大潮と重なる時期や大雨の直後ともなるとその水位差は2mを超える時もある。

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今回事故のあった、さいたま市~川口市を流れる新芝川も然りです。ここは荒川の支流なのですが、平常時でも下げの効く時間帯には激流となります。上流から流れてきたペットボトルがアッという間に下流へ流れていく。埼玉県南部を流れる中小河川の中でも流れが速くなる川だと思います。無論、増水すればさらに激流となります。

さらにこの川で特徴的なのは、川自体は適度に蛇行しているのですが流れが直線的で淀みがほとんどないことです。両岸が垂直護岸されている為だと思いますが、流されたものが荒川との合流地点付近まで一気に流されていく(合流地点の芝川水門付近のみ広いワンド状になっていて、流されてきたものは一旦この周辺で留まり、下げの流れが強まるのに合わせて荒川本流へと流れ出していく)。

ニュースの映像で川の真ん中に車がひっくり返った状態が映し出されていました。その映像を見て「浅い川じゃないか」と感じた人が居ると思います。ですが映像が写された時間(13日の午前中)というのは最も水位が低い時刻で、おそらく現場の水位は0.8m程です。ですが事故が起きた時刻(12日の22:30頃)では2m弱ほどの水位があったはずです。そしてさらに13日の午後には再び雷雨で増水し水位が2mを超えている。

ニュースの映像では車の周辺を捜索している様子が写されていたのですが、行方不明になっている人がもし車から出ているとするならばかなり下流まで流されている可能性も否定できません。

行方不明になっている方が早く発見されることを願っています。

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落水事故以外の可能性 [物申す!]

昨日、埼玉県内でバスアングラーの水難事故があったそうです。場所は入間川。亡くなった方は34歳だそうで、まだこれから先の人生も長かったでしょうに・・・。心よりご冥福をお祈りいたします。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbccc84e8457b714bf5a3d2b481a5ae4d9b58abb

川越署によると、遺体に目立った外傷や着衣の乱れはなかった。現場は上江橋の下流約140m地点で、水深は2~4m。同日午前4時55分ごろ、現場付近のボート停泊場所に乗用車が駐車してあり、下流で浮いていたボートに人影がなかったため不審に思った釣り人が、110番した。ボートには釣りざおと救命胴衣があった。同署で死因を調べている。

この手の事故が起きると、ライフジャケットの着用云々という話が出がちです。もちろん私自身もそう思わされるケースも多い。

でもこの事故、違うんじゃないかと思えてなりません。憶測で物事を語るのは良くないのかもしれませんが、これはボートからの落水事故ではないように思えるのです。

  • ボート上に救命胴衣が置いてあった→所有者には着用の意思があった
  • 通報者が無人のボートを見付けて110番した時間帯が4:55と早い。ちなみにほぼ日の出時刻です。→暑かったので救命胴衣を脱いだとは考えにくい
  • 遺体の発見された場所が、おそらくボートを降ろしたであろう場所からほど近い

これ、準備中にボートが流されて、それを追いかけて川に入ったんじゃないでしょうか。

カートップでボートを降ろして準備する際には、通常は流されないようにボートを少しだけ陸に乗せておく。1人でトレーラーで降ろす場合は、ボートを降ろした後にやっぱりボートを少し陸に乗せておいて、車とトレーラーを駐車場所にまで移動させる。

ボートを岸に乗せる際にこれが甘かったり、ふと波がきたりするとボートが完全に浮いてしまい流されてしまうことがあります。ましてや流れのある川ですとボートはどんどん下流へと流れていくでしょう。そんな状態になったら焦りますよね確かに。

一番いいのは、準備中のボートには岸辺の何かとロープで繋いでおくこと。特に単独釣行であればなおさらです。何らかの拍子に船が浮いてしまっても流されてしまうリスクは防げます。

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ノガレス ネコリグオフセット [他社製品]

イモグラブもそうですが、シンクスパイダーはボディーが寸詰まりで太い。なるべくコンパクトに質量を持たせようとなるとこうなるためです。

半面、デメリットとしてはフックを選ぶというところでしょう。これまで私がシンクスパイダー2.2インチにお勧めしてきたフックはがまかつの322(SLIM STYLE)#2、ハヤブサ951の#2です。
ただ、喰いの浅い魚が相手だとスッポ抜けが発生することがあります。ワームが完全に口の中に入った状態(魚がしっかりと口を閉じた状態)から極力大きくストロークを取ったフッキングを行うことが肝要です。

自分の場合はペンチでフックポイントを拡げたりもしますが、それもまぁまぁ面倒な作業ではあります。

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そんな中、ブログ読者の方から教えてもらったのがこのフック。え?!このフックって用途が全然違うものだよね?ストレートワームをカバーに入れる時に使うフックですよね。自分はそういう釣りをしないのでこのフックは使ったことがなかった。早速、お店に行って買ってきました。

ショート&ワイドゲープの極めつけですね!これは。サイズは#1です。

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角度的に針先はワーム本体から出てしまう。根掛かりしやすい場所ではキツイかも。ただ、サイトフィッシングなどでは問題にはならないでしょう。ワイヤーの線径は少し太い気もしますが、元々の用途が違うのだから仕方がないですね。
縦アイなのは私の中ではポイント高いです。ノーシンカーで使っていて、ダウンショットにしたくなったら結び目を切らずにそのままリーダーを追加できます。

そしてこのフックを実際に使ってみたところ小バスやブルーギルにまで容赦なくフッキング(汗)。フッキング率はかなり良好でした。

ただ、やっぱりスナッグレス性も持たせたいという事であればがまかつ322の#2が現時点では一番無難にお勧めできるフックです。

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ワンノッカースプーク新色 [ヘドン]

少し紹介が遅くなりましたが、ヘドンのワンノッカースプークの新色を紹介します。

521. Progil
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522. Spasm
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523. River shad
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524. Bone head
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今までワンノッカースプークはベンドが内側に曲がったトレブルフックを採用していましたが、新色の写真を見ると通常のトレブルフックが装着されていました。仕様変更でしょうかね。

ワンノッカースプークは11.4cmの13gというスペックです(自重はもっとあるような気がするけど・・・)。タングステンラトルが入っています。サイズ的にはオリザラと一緒。

ですがワンノッカースプークは人気の高いルアーとは言えません。昔ながらのトップウォーターフリークであれば、サイズが一緒ならオリザラを選ぶでしょうし、実用性を重視するアングラーであればスーパースプーク系を選ぶ傾向にあります。要は微妙な立ち位置のルアーなんですね。前述したトレブルフックも日本では受けが悪かった一因であるように思います。

ですが、実際にこれを使ってみたアングラーからの評判はすこぶるいいのです。どうして皆これを使わないの?!すごくいいペンシルなのに、と言う。

とはいえドームアイを装着したルアーは、日本のトップウォーターフリーク的には敬遠するでしょうから、実用性重視のアングラーには是非ともお勧めしたいところ。スーパースプークJr.とスーパースプークの中間があればと感じている人はジャストです。

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中国製リチウムバッテリーを考える・6 [その他]

エレキ用とは別途、もう1つリチウムバッテリーを購入しました。魚探用として12V/40Aのバッテリーです。

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こちらは非LiFePO4のリチウムイオンバッテリーで付属の充電器は3A。一応はウォータープルーフとされていますが、防水規格の表記がないところを見ると過度の信用はしない方が良いなと。価格は充電器込で$199。中価格帯のリールを購入するようなものですね。

■ 意外に選択肢がない防水タイプの40A

安全性の高いLiFePO4で防水仕様のものがあれば良かったのですが自分には見付けられませんでした。止む無く防水性能を優先させて普通のリチウムイオンにしました。防水仕様でLiFePO4の40Aってあるのかな?それに40Aだとインジケーターや充電ポート付きのものばかり。余計なものが付いているほど浸水リスクが増えるので、個人的にはもっとシンプルなバッテリーが良かったのですけれど。

■ 40Aの用途

用途としてはレンタルボートでの魚探用。GARMINのSTRIKER PLUS9svを1台です。もちろん魚探を複数台使用したり、ライブスコープのように消費電力が大きい魚探を使っている人は容量の大きなバッテリーが必要と思います。
また、いざという時のビルジポンプにも活用できると思います。レンタルボートやアルミボートでトーナメントに出ている方はライブウェル用としてもいいでしょう。

そして自分の場合、エレキも12Vのものを使っていますのでメインのバッテリーにトラブルが発生した際には予備のバッテリーとしても使えるはずです。果たしてこのちっちゃいバッテリーでエレキがどこまで使えるのか気になるところ。まさかこれで1日は保たないと思いますが、もし保ったら凄いことです。それであれば100Aの持ち込みを止めてこっちでエレキを動かしちゃおうかな(笑)。そうしたら準備や後片付けは劇的に楽でしょうから。

■ 小っさ!そしてメチャ軽!!

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12V/100Aのバッテリーと一緒に届いたのですが、こちらのバッテリーは小っさ!!77*168*180mmとのことですが、バッテリーの上に乗せたバンドゥクローからイメージして下さい。
重さも僅か2.9kg。指2本で持てます。本当にオモチャみたい。でも危険物には違いないですから取り扱いは気を付けないといけないですね。

■ 写真と違う製品が届いた

でも本当はですね、WEBに掲載されていた写真はコレでした。

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12V/100Aもそうでしたが、これもWEBで掲載されている製品画像とは違うじゃん!!インジケーター(残量計)の仕様も違うし、そもそもメーカーのシールすら貼ってない。無印だけれど、コレって本当にCODD POWER社のバッテリーなのかな?バッテリーボックス自体は既製品で出回っているものなのでシールが貼っていなければどこのメーカーの製品かなんて全くわかりません。

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ですが仕様違いの製品が届いた点については自分にも非がありました。実はセラー(販売店)から、事前に確認の連絡が入っていたのです。「バッテリーケースの仕様が変わってしまった。電圧と容量は全く変わらないものを用意するので同意が欲しい」というメッセージが届いていました。自分がこのメッセージに気付いたのは商品が届いてしばらくしてからのことでした。気付かないでゴメンよ。

まぁ、自分は残量計やUSBポートなんて要らないと思っていましたし、こだわっていたのは一体成型のバッテリーボックスだけですから特に問題にはなりませんでした。

ちなみに充電器も10Aのはずが3Aのものが来ているし(汗)。小さいバッテリーだから別にいいけど、何だかなぁ。

■ 製品仕様と防水処理

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端子はギザギザのボルトが付属。ネジ穴はM5。標準のボルトは強く締め込み過ぎたらネジ切れてしまいそうな予感。今はこのまま使っていますが、ステンレスの蝶ネジに変えた方がいいかも。

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充電の際は端子に接続するのではなく充電ポートに差し込みます。でも雨天時にはここからの浸水が気掛かりなので、充電時以外は養生テープを貼ってカバーしています。

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電圧が表示されるインジケータ。ポッチを押せば数秒間電圧が表示されます。でもハッキリ言ってこんなもの要らないです。だって魚探の画面を見れば電圧はわかりますもの。むしろここからの浸水も気掛かりなので、これまた釣り場では養生テープで覆っちゃいました(笑)。ですので私のバッテリーは養生テープ貼りまくりです。

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四隅にネジ。ここも浸水の可能性を感じます。近日中にシリコンコーキングで埋めてしまう予定。バッテリーを分解なんてしないでしょうから。

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当然のことながら蓋と本体の隙間はビニールテープ+養生テープのダブルガードで防水。

あとはこのバッテリーを入れる容器を見付けるだけ。大きさに余裕のあるものだったらいくらでもありますが、せっかく小さいバッテリーなのでなるべくジャストサイズのものがいいなと思っているのです。なかなか見つからないのですが、もう少し探してみます。

■ ありゃ?魚探の電源が入らない?

最初にバッテリーと魚探を接続した際に魚探の電源が入らなかったのです。ヤバイ、初期不良か(汗)?実は単に電極のプラスマイナスを間違えただけだったのですが、慣れているはずの自分がどうして間違えた?

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実はこのバッテリー、右側が+で左側が-。アレ?そうなんです。同時に購入した12V/100Aとは電極が左右逆!!気を付けないと。

■ 使用感

至って普通に使えます。自分の魚探はGARMINのSTRIKER PLUS9sv。当然のことながらこれを1日使っても全くの余裕。使用前の電圧が12.7Vで、1日使った後の電圧が11.6Vでした。

魚探、ビルジポンプ、ライブウェル、そしてメインバッテリーがトラブルになった時の予備として。邪魔にならないサイズのバッテリーはなかなかいいと思いました。

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インナーハンドWB新色 [スミスルアー]

ペンシルベイトのロングセラー、ハトリーズのインナーハンドW.B.に新色が加わります。

09.GYB
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10.OYB
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GYBとOYBは純粋な新色というわけではなく、過去にハトリーズスペシャル版で製作したことのあるカラーをプラスチックモデルに転用したとのことです。ハトリーズ、そしてインナーハンドらしいカラーといったらやっぱりこの手のカラーじゃないでしょうか。

31.HATO5MA
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こちらはマット仕上げになっています。

32.HATO6CB
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見慣れたカラーと思いきや、クリアーベリー仕様。

33.HATO10
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模様などはインナーハンドのパターンを踏襲しているのですけど、色使いはこれまでなかった印象を受けます。ちょいとクールな感じでなかなかイイ。

34.HCPL
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これは何というか、ドラゴンボールの敵キャラ風?!内部構造が透けて見えるカラーは、少年心をくすぐられる気がします。

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そうそう、今年のカタログの表紙はインナーハンドが水面をスライドしている写真を起用しているのですが、これは合成ではなくて、撮影スタジオ内に簡易プールを作り実際にルアーを動かしているんです。なかなかカメラマンがシャッターを押すタイミングと合わせてルアーを動かすのが難しく、何カットも失敗しながら撮影しました。一枚の写真を撮るために半日程度掛けたと記憶しています。
その時に、一人がルアーを動かしていると疲れてしまうので、私ともう一人が交代でルアーを動かして撮影していたのですが、カメラマンさん曰く使い手によってまるでルアーの動きが別物だと言ってました。

使い手によって動きが変わるプラグです。目新しいルアーではありませんが、今一度使い込んでみると新しい発見があるかもしれませんよ。

・新色は9月発売予定

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中国製リチウムバッテリーを考える・5 [その他]

せっかく買ったバッテリー、長持ちさせたいものですよね。

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多くの人が懸念する安全性に関してですが、エレキを使っていてリチウムバッテリーが燃えたという話は自分は1件しか聞いたことがありません。でも、雨の日に浸水させてしまって駄目にしたという話は何件か聞いています。
確かに近年は半端じゃない豪雨に見舞われる時もあります。もちろん自分も釣りに行って豪雨に遭ったことは何度かあります。水なんか入らないだろうと思っていたプラスチック製のコンテナの中にしっかりと水が溜まっていたという経験もしています。ほんの僅かな隙間であっても水というのは侵入してきてしまうものなのです。だからこそリチウムバッテリーの防水対策は出来る限りやっておきたいと思いました。

■ 事前に出来ること

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自分が購入したバッテリーはIP68の防水なのだそうです。そうは言っても何か特別な造りをしているだとか、ゴムパッキンなどを入れているわけではありません。単にバッテリーケースの本体が一体成型されているだけのこと。ただ、ボックスの本体と蓋の隙間は浸水の可能性があるでしょう。

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そこでまず、蓋と本体の合わせ目にビニールテープを巻き、さらにその上から養成テープを巻きました。ここまでやる必要はないかもしれませんけれど、少しでも不安要素は減らしておいた方がいいですからね。

■ マトリョーシカ方式

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さらに万全を期すために、釣り場ではバッカン(40cm)に収納しています。少しスペースに余裕があるので底部と周囲に緩衝材を入れています。ハードケースに収納する人もいるようですが、私の場合はバッテリー自体が15kgあり、これ以上はなるべく重くしたくないという思いからバッカンにしました。ファスナーの隙間から電源コードを通せるのもバッカンのメリット。

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バッカンに入れるだけでも十分雨からは防げると思いますが、念には念をという事でバッカンの上からカバーを掛けています。このカバー何だと思います?100円ショップで買った自転車のカゴ用のカバーです(笑)。何気に色々と使えるアイテムですのでお試しあれ。

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とりあえずここまでやっておけば水没でもさせない限りは大丈夫かと思います。

■ 実際どうなの?リチウムバッテリー

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自分が購入した12V/100Aのリチウムバッテリー(LiFePO4)。実際に使ってみてどうなのか?と言われると「特に不具合なく使える」です。

良くボートのスピードが速くなるという話も出ますが、私自身が全開速度での移動をほとんどしないため、体感するほどのものは感じていないというのが正直なところです。

もっとも自分の場合、これまでと比べてどの程度軽量化されたのかというと(ボイジャー/24.3kg)-(リチウム15kg)-(魚探用リチウム2.9kg)=6.4kgの軽量化に過ぎません。24Vエレキを使っている人であれば(ボイジャー2発/48.6kg)-(リチウム24V60A/7kg)=41.6kgという大幅な軽量化となっているわけで、自分はそれと比べて軽量化が少ないのです。

肝心な「保ち」に関しては全く問題のないレベル。三島湖クラスを1日、あっちに行ったりこっちに行ったり。そんな釣りをしていても今のところ全く容量に不安を感じません。まぁ、容量の不安を感じないためにわざわざ100Aにしたのですからそうでなくては困ります。
ちなみに1日の釣行を終えた段階で電圧測定してみたところ、13.1Vでした。使用前が13.2Vだったので0.1Vだけ落ちています。もっとも、リチウムバッテリーの場合はギリギリまで電圧が維持されるそうですからアテにはなりませんね。一度、充電をしないで何日保つか?を見てみないと何とも言えないところです。

(つづく)

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8/1 モデルAで再び印旛バス [釣果報告]

もしかして最近モデルAにこだわっている?Rinさんから印旛水系での釣果報告をいただきました。サイズは25cmとの事です。

モデルA一家(2A、4A、5A、6A、7A)を持って釣行しました。
スタートが9時と遅かったせいか浅いところは反応なし。
そのため、深く潜る7Aに変えたところ3投目でヒットしました。

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7Aは太いラインでもしっかり泳ぐのと、3メートル巻くと1.8メートル潜るので、ちょい投げで深いところを釣るときに重宝してます。

モデルAを揃えて釣りに行くあたりがマニアックですね。

昔はモデルAのラインナップはもっと多かったです。
01A、02A、03A。シャローランナー3兄弟。今年に入って02Aも廃盤になってしまったのでモデルAのシャローランナーは全滅。自分は学生の頃は01Aで印旛新川のバスを釣りまくっていました。01Aは中古市場でも滅多に見ないレアアイテム。
そしてモデルAの中では最も新しい04A。唯一のラウンドリップ形状。
チョイ小粒のミッドランナーである05Aは昔はシンキングタイプもあったんですよ。
06Aはある意味モデルAの代表作とも言えるのかな。
07Aはまだ現行品として存在しますが、サイズが大きいのでまぁまぁ売れません(汗)。この上にMAG-Aというタイプもありました。

おそらく07Aを実戦投入している人は今では少数だと思います。ましてや岸釣りだとディープタイプを使う人は少ないでしょう。でもちゃんとルアーの特性を把握して、出しどころを選んであげればちゃんと結果は付いてくるんですよね。07Aは現行商品ですので補充も出来る。その点では思い切って使えるルアーだと思います。

そしてここにきて、廃盤になったという事もあってか市場から急速に02Aが消えていっています。自分は早い段階でスミスでPRADCOの在庫を抑えろ!って会社内で強く進言していたのですが、私以外の人は皆消極的で・・・。やっぱり早く押さえておけば良かったのに。
というわけで私自身も02Aを見掛けたら今のうちに入手しておくようにしています。先日もお店で購入しました。そして05Aあたりもそろそろ危ないような気がするんだよなぁ。カラーがどんどん減っていって今はもう5色しかない。数年内に廃盤になりそうな気配が濃厚な気がします。

そんなわけで、なんだかんだでウチにはモデルAの在庫がそれなりにあります。多分、死ぬまでには使い切れないはずです(汗)。

皆様からのスミスルアーでの釣果報告をお待ちしております。 釣果報告はこちらから。よろしくお願いいたします。

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中国製リチウムバッテリーを考える・4 [その他]

自分が購入したバッテリーはこれです。

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CODD POWER 12V100A LiFePo4 防水性能IP68 付属の充電器は10A(お勧めしているわけではないのであえてリンクは張りません)。

現在の価格は$398(充電器込み)。日本への送料は$178.95。
用途はレンタルボートで使っている54lbエレキ(12V)用。魚探は別電源にすることにしました。

■ 選択理由

最近は24Vのエレキを使っている人も多いのですが、トップウォーターの釣りをしている人は12Vのエレキを使っている人が多いので色々と参考になる話を聞くことが出来ました。その中で非常に気になった話がありました。12V/60Aのリチウムバッテリーを使っていて、14時頃に電圧降下でシャットダウンして動けなくなったというのです。

自分の場合はボート屋さんの営業時間をフルで釣りをします。朝から夕方までミッチリです。季節にもよりますが最長で12時間近くブッ続けで釣りをしていることになります。広い湖では大きく移動を繰り返すこともある。自分のような釣りをしていたら60Aではおそらく全然足りないでしょう。下手をしたら80Aでも危ないんじゃないか?

仮にギリギリ大丈夫だったとしても、数年後にバッテリーが劣化をしたら夕方まで保たなくなるんじゃないか?そうした懸念を持ちました。そこで100Aを選択したというわけです。

■ 荷物到着

春先はコロナウイルスの関係で中国が物流を含めてハチャメチャでしたのでそれが落ち着いた頃にAli Expressでオーダーしました。バッテリーは100Aと40Aの2つを同じセラーにオーダーしました。その後は一ヶ月弱で手元に届きました。1個口で届きました。

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梱包はダンボール内に緩衝材が綺麗に敷き詰められていました。バッテリーや充電器なども丁寧にラップで包まれており、傷付かないような発送を心掛けてくれたようです。100点、いや120点をあげたいくらい素晴らしい商品梱包でした。てっきりもっといい加減な梱包で届くものかと(汗)。偏見でしたね、ごめんなさい。

■ 重い!本末転倒だったかも・・・

自分のスタイルだと容量は100Aでないと不安、また安全性を考慮するとLiFePO4だろうと思って選択したバッテリーでしたが・・・重い!!15kgなので普通にズッシリ重いです。そりゃボイジャーの24.3kgに比べれば10kg近く軽いのですが、少なくともヒョイと軽々持ち上げられるというものではないです。

元々自分がリチウムバッテリーに変えたかったのは軽いバッテリーにしたかったからのはず。なのに15kgのバッテリーを選択してしまったことにはちょっと後悔しています。LiFePO4でないリチウムイオンバッテリーであれば12V/100Aでも7kg。安全性よりも軽さを優先してこちらを選んでおいた方が幸せだったかなと(汗)。でももう買ってしまったのだからしょうがない。当面はこのバッテリーを使い込んでみます。

■ 仕様が少し違う?

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バッテリーの端子がWEBに掲載されていたものと違うぞぉ!WEBの写真ではギザギザの端子が付いているはずが六角ボルトになっていました。このままではいちいちレンチを使わなくてはいけないのでステンレス六角ボルト(M8×15)とノブをホームセンターで買ってきました(標準に装着されている六角ボルトは頭が大きくノブに付けられません)。

本体に貼られているCODD POWER社のシールもWEBに掲載されていた写真と違いますので、仕様変更があったのかもしれないですね。

■ このマジックテープは何?

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送付されてきた際、バッテリー本体にマジックテープが巻かれていました。何だろこれ?人によっては捨ててしまうかもしれません。自分は当初、バッテリーをどこかに固定するためのものなのかなと思っていました。でも自分は気付いてしまった。このマジックテープが意味するものを。

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このバッテリーには簡易な取っ手が付いています。あまり使い勝手は良くないけれどないよりはマシという程度。でもこの取っ手、一体どこに付いているのかというと蓋に付いているんです。本体には一切掛かっていない。これでも10kg未満だったらいいのだろうけど、15kgもあるこのバッテリー、本体が落下しかねないんじゃ???

マジックテープはその危険性を少しでも抑えるために巻いてあるんじゃないのかな、と思いました。まぁバッカンやボックスに入れて持ち運ぶのであれば無くても良いですが出し入れする際には取っ手を持って持ち上げるでしょうし、巻いておいた方が無難でしょうね。

■ 電圧測定

魚探に接続して購入時の電圧を測定したところ、13.2Vでした。やや高めです。

(つづく)

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