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中国製リチウムバッテリーを考える・5 [その他]

せっかく買ったバッテリー、長持ちさせたいものですよね。

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多くの人が懸念する安全性に関してですが、エレキを使っていてリチウムバッテリーが燃えたという話は自分は1件しか聞いたことがありません。でも、雨の日に浸水させてしまって駄目にしたという話は何件か聞いています。
確かに近年は半端じゃない豪雨に見舞われる時もあります。もちろん自分も釣りに行って豪雨に遭ったことは何度かあります。水なんか入らないだろうと思っていたプラスチック製のコンテナの中にしっかりと水が溜まっていたという経験もしています。ほんの僅かな隙間であっても水というのは侵入してきてしまうものなのです。だからこそリチウムバッテリーの防水対策は出来る限りやっておきたいと思いました。

■ 事前に出来ること

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自分が購入したバッテリーはIP68の防水なのだそうです。そうは言っても何か特別な造りをしているだとか、ゴムパッキンなどを入れているわけではありません。単にバッテリーケースの本体が一体成型されているだけのこと。ただ、ボックスの本体と蓋の隙間は浸水の可能性があるでしょう。

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そこでまず、蓋と本体の合わせ目にビニールテープを巻き、さらにその上から養成テープを巻きました。ここまでやる必要はないかもしれませんけれど、少しでも不安要素は減らしておいた方がいいですからね。

■ マトリョーシカ方式

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さらに万全を期すために、釣り場ではバッカン(40cm)に収納しています。少しスペースに余裕があるので底部と周囲に緩衝材を入れています。ハードケースに収納する人もいるようですが、私の場合はバッテリー自体が15kgあり、これ以上はなるべく重くしたくないという思いからバッカンにしました。ファスナーの隙間から電源コードを通せるのもバッカンのメリット。

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バッカンに入れるだけでも十分雨からは防げると思いますが、念には念をという事でバッカンの上からカバーを掛けています。このカバー何だと思います?100円ショップで買った自転車のカゴ用のカバーです(笑)。何気に色々と使えるアイテムですのでお試しあれ。

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とりあえずここまでやっておけば水没でもさせない限りは大丈夫かと思います。

■ 実際どうなの?リチウムバッテリー

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自分が購入した12V/100Aのリチウムバッテリー(LiFePO4)。実際に使ってみてどうなのか?と言われると「特に不具合なく使える」です。

良くボートのスピードが速くなるという話も出ますが、私自身が全開速度での移動をほとんどしないため、体感するほどのものは感じていないというのが正直なところです。

もっとも自分の場合、これまでと比べてどの程度軽量化されたのかというと(ボイジャー/24.3kg)-(リチウム15kg)-(魚探用リチウム2.9kg)=6.4kgの軽量化に過ぎません。24Vエレキを使っている人であれば(ボイジャー2発/48.6kg)-(リチウム24V60A/7kg)=41.6kgという大幅な軽量化となっているわけで、自分はそれと比べて軽量化が少ないのです。

肝心な「保ち」に関しては全く問題のないレベル。三島湖クラスを1日、あっちに行ったりこっちに行ったり。そんな釣りをしていても今のところ全く容量に不安を感じません。まぁ、容量の不安を感じないためにわざわざ100Aにしたのですからそうでなくては困ります。
ちなみに1日の釣行を終えた段階で電圧測定してみたところ、13.1Vでした。使用前が13.2Vだったので0.1Vだけ落ちています。もっとも、リチウムバッテリーの場合はギリギリまで電圧が維持されるそうですからアテにはなりませんね。一度、充電をしないで何日保つか?を見てみないと何とも言えないところです。

(つづく)

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