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メタルジグを持とう [タクティクス]

近年、メタルジグでの釣果というのはあまり聞かなくなりました。房総レイクで真冬でも釣ってくる人の多くはダウンショットやジグヘッドの使い手です。単発で釣ってくる人はいるでしょうが、毎回コンスタントにメタルジグで釣ってくる人というのは聞いたことがありません。

その理由の1つは間違いなく温暖化でしょう。30年以上前は印旛水系でさえ真冬になると厚い氷が張りました。それくらい冬は寒かったのです。ですからその頃のウインターバッシングの概念はメタルジグが多かったというわけです。反射でないとバスを釣ることは出来なかった。ですが今は真冬でも喰わせの釣りが通用するようになり、ジグの必要性が低くなったのです。

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さて、以上の話は前置きです。メタルジグの有効性は薄れたという話をしました。ですがメタルジグは絶対に持っておくべきです。季節を問わずです。その理由とは・・・?

その理由は落とし物を拾うため(笑)。実際のところは湖に落としてしまったものはジグを使ってもなかなか拾い上げることは難しいのですが、人間心理としてまずは落とした辺りでジグをシャクってみたいじゃないですか。それしか手がない。

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これがオールラウンドな釣りをするアングラーであれば、ジグの代わりにバレットシンカーにフックを組み合わせたりも出来ます。ですがトップウォーターしか投げないような人は使えるものを何も持っていない。だから、むしろトップウォーターフリークの人こそメタルジグを常備しておくことをお勧めします。場所によっては根掛かりして無くしてしまう可能性もありますので2~3個持っておくといいですね。

岸釣りの人でも、うっかり手を滑らせて携帯を落としたり、ポケットに入れておいた車のキーを落としたりなんていう人もいますのでやっぱりジグを持っておくといいと思います。

とはいえ、大事なものは落とさないようにするのも重要な事です。私の場合、車のキーにはキーフロートを付けています。さらにレンタルボートでは携帯はバッカンの中に仕舞いこんでいます。携帯で写真なんて撮りませんし、電話が掛かってきても出ません(笑)、マジです。釣りを終えて陸に上がってからかけ直すようにしています。

でも失敗が全くないわけではなくて、デジカメを三脚ごとアルミボートから落としたことがあります。この時は結局、回収は出来ませんでした。昨年はルアー回収棒を北浦に落としました。これもまた回収できず。そんなこともあって、今では私のボックスの中にはメタルジグが常備されています。

落とし物を拾うのにスローフォールさせる意味はないので5/8oz~1oz位が使い良いですね。ダイソーに行けば¥100でメタルジグが買える時代ではありますが、バスアングラー的にはやっぱり「らしい」ジグが良いかな。

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