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1/2 今日の戸面原ダム [釣行記]

ここ数年、初釣りは三賀日中に戸面原ダムと決めていて、ボートの予約も昨年のうちに済ませていました。

でもまさか、元日に大地震が起きるなんて全く想像できませんでした。津波警報とか、停電とか断水とか、幹線道路が通行止めだとか、東日本大震災の当時が脳裏をフラッシュバックして気持ちがザワザワしてしまって仕方がありません。そして金沢在住の知人と連絡が付かなかったのもその一因になっていたかと思います。

釣りに行く気分が完全に喪失してしまったのですが、気分でいちいちボートの予約をキャンセルするわけにもいきません。ボート代だけ支払って帰ってきちゃおうかな・・・なんてことも考えていたのですが、現地に到着するといつも通りに大勢のヘラ釣り、バス釣りのお客さんがやって来ていて、その中に居たら自分も皆と一緒に湖上に出ようという気分になりました。

水温は8度台で4日前よりも下がりました。

湖上に出て釣り始めたまでは良かったものの、どうにも気持ちがザワザワと落ち着かずじまい。そのせいにするわけではないのですが、5バイトを連続ミスして昼過ぎまでノーフィッシュ。水温が下がったせいなのかショートバイトを喰わせ切れない印象でした。

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立ち木の中をダウンショットでシェイクしていると何やらズッシリしたバイト。フッキング後も少し巻かれ気味で苦戦、と思ったら釣り上げてみると想像よりも小さなバスでした。これでむしろ少し気分がホッコリして気持ちのモヤモヤが若干取れたような気がしました。これが今年の初バス。

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少し気持ちが前向きになったところで4~6mのショルダー部をスイミングさせて1尾追加。

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そして雨が降ってきたところで一等地に入っていたヘラ釣りの人が撤収。すかさずその場所に入り、41cmと38cmをキャッチ。

計4尾で終了。午前中は廃人同様でしたが、午後に少しやる気が復活しての釣果でした。

ちなみに帰宅後に確認をしたところ、金沢の知人は特に大きな被害はなかった様子。とはいえ、この寒い中で停電している地域は大変だと思います。被災地域の皆様のご安全を祈っております。

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2024年 新年のご挨拶 [その他]

2024年 新年あけましておめでとうございます。今年も色々ありそうな年だなと予想しています。

長期的な視野での取り組みではありますが、自分がバス釣り業界に身を置いている間にやっておきたいことは、後世に向けてバス釣りというものを残していく事です。そのために必要なことは釣具を沢山売る事でもなく、大会で人を集めることでもありません。まずは正々堂々とバス釣りが楽しめる場所というのをしっかりと作り上げていく事。これには地元との関係性が最も重要です。まずは嫌がられず受け入れてもらえること。理想を言えば歓迎してもらえると最高です。

そして釣れる釣り場を作っていくという事です。トーナメントプロでさえノーフィッシュの確率が6割以上だなんてフィールドはもう末期だと思います。ただ、一部のフィールドは瀕死の状況から何とか挽回させたところもあります。産卵期の保護が主軸になるかと思っていますが、そうしたノウハウを各地のフィールドで取り入れてもらえればと思うのです。昔のように二桁釣れて当たり前、というのは無理なのかもしれませんが中級者レベルの人が1日釣りをして3尾。せめてこの位を目指したいものです。

これらの事を個人で実現するのは不可能だし、あと7年で出来るのかというと到底無理な話ではあります。ただ、何らかの痕跡は残したいし、空気感は変えたいと思っているし、この先を託せるような人が出てきてくれればとも思っています。

そんな事を考えながらの1年にしたいと思います。口先だけで終わらせず、面倒だからと先延ばしにせず、まずは行動!というのが自分のモットーでもあります。

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そして今年は新しい取り組みがスタートするかもしれません。釣り業界外の企業と、ハンドメイドルアービルダー業の人を繋げる新たな試みを進めたいと画策しています。自分には何のメリットもないのですが(苦笑)化学反応が面白そうだからやってみようと思っています。上手く実現できれば、一部のルアービルダーの人達の未来がチョッピリ明るいものになっていくかも。

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さて、自分の本業はルアー開発なのですが、2024年はここ数年間を開発に費やしていたバスプラグ『ビンターン』をようやく発売出来そうです。カタログ掲載には間に合いませんでした、スミマセン。釣りフェスティバルとフィッシングショーOSAKAではプロトモデルを幾つか展示の予定です。80mmのリップレスジャークベイトです。

ワームもデザインを進めているものがありますが、価格面で悩んでいるのが実情です。円安&物価高の現状で発売するととんでもない価格になってしまう。消耗品でもあるわけですから、高くしたくないんですよね。そもそもそんな値段じゃ売れないのではないかとも思えますし。
せめて円安傾向が変わってくれるまで待った方がいいのかな・・・でもそれが一体いつになるのかも読めないし。悩みどころです。

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プライベートでは、お付き合いしていた相方と昨年末に破局(苦笑)。まだ1週間も経っていないです。それぞれの住環境に対する理想に食い違いがあり、どちらかが折れるよりはと、この結果を選びました。でも、タイミング的には心機一転するのに丁度良かったかな?

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バス釣り業界での取り組み、仕事のこと、そしてプライベートも。良くするも悪くするも自分次第だと思っています。行動を起こした上での結果が思わしくなかったとしても、それに対する後悔はないと思う。

53歳のオジサンですし体力的にはかなり衰えましたが、行動力はまだまだあると自負していますので、今年も積極的に動いていきたいと思っています。

ブログ読者の皆様にもどうか良い1年となりますように。

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2023年 埼玉県内のバス問題についての報告 [物申す!]

2023年は何かと慌ただしい一年でした。
自分が釣り業界に携わっているのも残り7年ほどです。きっとアッという間に過ぎてしまうでしょう。もうあまり時間は残っていないと思っています。ですから今年は積極的に動き回っていました。

このブログの読者の方なら、自分が埼玉県のオオクチバスのリリース禁止の部分解除の実現に向けて活動していることはご存知かと思います。しかしその状況は膠着状態が続いているのが現状です。

県内に数ヶ所、オオクチバスの再放流禁止の除外水域を設ける方向で検討していく。これは第396回埼玉県内水面漁場管理委員会で決定した事項です。埼玉県内にもバス釣りを生業としている人が多い。それを考慮しての決定でした。実際、委員会内でその議題に基づき検討を行ったこともあります。が、それでは具体的にどこを解除水域とするのか?という点で話が前に進まなかった。

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ここから先は現場レベルで具体的な場所を推挙していくしかありません。そのためにはその水域を管轄する漁協の理解・了承がどうしても必要になってくる。そこで埼玉県内の幾つかの漁協を訪問し、漁協組合長との話し合いを進めてきました。

どこか1箇所でも前向きに進めてもらえたらとの希望を持っていましたが、了解を得るにはかなり難しい現状というのが正直な感想です。

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オオクチバスが多くて困っているという話は聞きませんでした。オオクチバスによって小魚が減ったなんて話も出ない。むしろバス釣り客からの遊漁券収入によってワカサギの放流量が増えて良く釣れるようになった湖があるくらいです。

但しコクチバスの拡散に関してはかなり危機感を持っている漁協がありますし、それが人為的なものではないかと疑いの目を向けられている水域があるのも事実です。現在では水鳥の糞に混入している魚卵が他水域で孵化する可能性があるということも研究によって明らかになってきていますが、漁協側が人為的な拡散を疑っているのには理由もあります。
それは実に単純な話で、コクチバスが増えるとそれを狙った釣り人がやってくるようになるから。さらにはそれをSNSやYoutubeでバンバン拡散しだす。するとさらにコクチバス狙いの釣り人が押しかけるようになる。
釣り人が違法放流をしたなんて証拠はどこにもない。けれどもそうした光景を見ると、やっぱり釣り人が魚を釣りたくて放流したんじゃないのか?というように思われてしまう。そりゃそうでしょう。

元々埼玉県ではコクチバスのみが再放流禁止の対象でした。オオクチバスは除外されていた。内水面魚場管理委員の中には遊漁側の代表もいます。ですから遊漁側の意向も取り入れた委員会指示になっていました。それが一転してオオクチバスも指定対象に加えられたのには理由があります。

日釣振をはじめとする釣り業界側も新たに拡散したコクチバスに関しては釣り対象魚としての推奨はしていません。それを認めてしまったら違法放流を助長する結果にもなりかねませんから当然のことです。ところが埼玉県内のとあるバス用品販売店がSNSでコクチバスの釣果を公にしてしまった。日釣振には加盟していない個人店でした。それが県の関係者の目に留まり怒りを買った。
釣り業界はコクチバスを遊漁対象として認めないなんて言いつつも、コクチバスを利用して商売をしようとしているというように受け止められてしまったのです。これで完全に釣り業界に対する信頼関係が崩れてしまった(以上は信頼できる関係者筋から伺った話)。

実のところ釣り業界といっても、日釣振に加盟しているところとそうでないところがあります。非加盟のメーカーやショップに関しては日釣振での取り決めなんて全く知らないでしょうし、それを守る義務もない。県内の外来魚に関する昔からの経緯なんてものも今では関係者内ですら知る人が少なくなってしまった。さらに個人レベルのSNSやYoutubeとなると、もはや手が付けられない惨状になってしまった。

こうしたコクチバスを取り巻く現状というのが釣り業界への不信感へと繋がっており、遊漁サイドからの要望を聞いていただくのに大きな障壁となっています。

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またバス釣り人のマナーの悪さも指摘されました。
遊漁証を購入せずに釣りをする、購入を求めると逆ギレされる。馬鹿としか言いようがないです。内水面漁場管理委員会の半数は漁協なのですから、漁協に対して喧嘩腰になってしまえば委員会指示の内容が緩和されることなんて絶対にありえない。

また、リリース禁止の実効性に関する現状もバス釣り人はマナーを守らないという見方をされる大きな要因の一つでした。これはもう、それに従うのが嫌であるのならば県内でバス釣りをすること自体を止めるのが最良ではないかと思います。

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そして、釣り人の声が漁協に届いていない点も大きいと思いました。リリース禁止の解除を直接求めてくるのなんてあなたくらいのものですよ?と言われてしまいました。まぁ確かに直接漁協の事務所にまで足を運ぶのは自分位なのでしょうけれど、業界内関係者を筆頭にもっと他からも要望を出してもらいたかったというのが正直なところです。こんな現状なので漁協としても、本当に大勢の人達がリリース禁止解除を望んでいるのだろうか?という実感が持てないようでした。この変わり者のオッサンの戯言でしかないんじゃないのかと。

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自分としては今後も引き続き埼玉県内での外来魚問題に取り組んでいく考えでいますが、現状が変わらない限りは進展が望めそうもないという気がしています。
  • オオクチバスのリリース禁止の部分解除を求めていく反面、コクチバスに対しては釣り業界側もスタンスをもっと明確にしなくてはいけない。一般の釣り人への啓蒙も含めて。
  • 特に県内の関係者(メーカー、販売店)も積極的に状況の改善に向けて声を上げていって欲しい。なお、声というのはSNSの中だけで吠えていても駄目で、相手に伝わらないことには何の意味もありません。

そうは言っても面倒な問題には関与したがらない人がほとんどだし、実際に行動しようなんて人はほぼいないというのがこの業界だから、自分はこの先も色々と苦労するのだろうなぁ。

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12/29 今日の戸面原ダム [釣行記]

本日は今年の釣り納めということで戸面原ダムに行ってきました。
例年であれば二桁釣りを狙うところですが、3.5m減水の戸面原は案外手強く今期は苦戦中。水温はとうとう10度を割り込み9度台に下がりました。ほぼ例年通りか僅かに高いくらいです。

メインレイクの4~5mディープフラット(沈木多い)から攻めて行きました。おそらくこの場所は現状の湖の状態からするとかなり条件的には良いはずなのですが、魚が溜まっている様子がなくバイトも単発。今日も1バイトのスッポ抜けのみで終了。

6日前に複数バイトを得た立ち木があり、多少アテにしていたのですが先行者の方が連発している光景を前にして撤退。やはりあの木は(この水位だと)バスのなる木なんだなぁ。他にも条件が似たような立ち木は何箇所かあるのですが釣れる立ち木はごく一部で、それもほぼ決まっているようです。何が違うのかは自分にもよくわかりません。

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今日も1尾目を手にしたのは遅い時間(10:20)でした。3~5mに落ちるブレイクをダウンヒルに探っての1尾でした。しかし後が続かず。

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ボトムに沈木が多いディープフラットや密度の高い立ち木などを丹念に探るもバイトが少なく、何本かスッポ抜けたりのミスがありました。ようやく2尾目を釣ったのは12:20でした。AR-Wピンテールのダウンショットで立ち木の根元を細かくシェイクして喰わせました。

午後もショートバイトが何度かあっただけで追加は出来ず、計2尾で終了。うむむ・・・

釣果はかなりショボイですが、まだバイト自体は普通に出るという印象ですので厳寒期の釣りという雰囲気ではなかったです。年明け早々辺りまではきっと今とさほど変わらないことと思います。

例年だと1月中旬になると修行釣り、貴重な1バイトを逃すとノーフィッシュの可能性がグンと上がる、ボウズと背中合わせの釣りになります。コレはコレで個人的には嫌いではありませんが、釣り業界人ゆえ1~2月は見本市関係で週末も仕事という週が多いのです(泣)。行けるうちに釣りに行っておきたい・・・

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スクエアA クリアー [プラドコ]

元々は秋に発売予定だったスクエアAのスミスリミテッドカラーがようやく発売になりました。でも、12月ってどう見ても冬ですよね(汗)。秋のクランキングシーズンに間に合わず大変申し訳ございませんでした。
PRADCO社からの納期連絡、いつも当然の如く遅延するのは本当にどうかしていただきたいところ・・・。

けれどもこれで、スクエアAの通常品にはラインナップされていないカラーを入手することが出来るようになりました。マットチャートやクロキン、パールチャートなんて絶対的に必要なカラーですから。通常のカラーラインナップにそうしたカラーが存在すればわざわざリミテッドカラーなんて作る必要もないのですけどねぇ。

そして今回、スミスリミテッドカラーではラインナップされなかったスペシャルカラーというのが実は1色あるんです。

それが究極の反射板入りカラー「クリアー」。

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そもそも反射板カラーの強みといったら瞬間的なフラッシングに尽きます。見えバスに対して試してみるとビクッと身悶えするのがわかる時があるほどです。いきなりピカッと光るから刺激を感じるのでしょうね。スミスリミテッドカラーにおいても反射板入りカラーを多数ラインナップしています。それは何故かというと、スミス内のPRADCOプロジェクトチームが自分も含めて皆シニア層だから。良き時代にロングAやモデルAなどで散々良い思いをしてきた人ばかりなので反射板入りカラーが大好きというわけです。

ですが反射板入りカラーの強みを生かすには留意すべき点が1つあります。反射光を阻害するようなカラーを不必要に塗らない事です。だから背中面にも、腹面にも、必要最小限のカラーを塗るに留めています。ただこれはある程度セールス面も考慮しているというのが本音。何故なら反射光の力を最大限に活かそうと思ったら、本来ならば背中面にも腹面にも、何も色を塗らない方が良いに決まっているんです。

でもこの究極の反射板入りカラー"クリアー"を作ってしまったところがあります。

それは大阪にあるロットンさんというショップ。ロットンさんのスペシャルカラーなのでここでしか買うことは出来ません。サイズはB05SL(3/8oz)のみになります。

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その違いは写真で撮っただけでわかります。色付きと較べて反射光の強さが段違いなんです。光を当てるともうツルッツルのピッカピカ!!

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なので、クリアーカラーだからといってナチュラルカラーだなんて思わない方がいいかもしません。超絶な明滅で強力な反射光を繰り出すリアクション要素満載カラーだと思って使うのがいいかと思います。

限定生産カラーなので気になる方はお早めにロットンさんへ!通販でも買えます。

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12/23 今日の戸面原ダム [釣行記]

例年であれば比較的イージーに釣れる年末の戸面原ダム。昨年の年末は二桁釣っていたはず。

ところが今シーズンは4m近い減水状態で冬に突入してしまったのでこれまでの実績場所が全く使えなくなってしまいました。
さらに言うと、減水によって各ワンドが浅くなり越冬場所として機能しなくなってしまいました。なので冬向きのスポットというのは例年よりも少なく、さらに湖が小さくなってしまったのでプレッシャーも高くなっていると感じます。

今朝の気温は-3度。水温は10度台でした。朝はガイドが凍ってしまうほどですが、風さえなければ特に寒いとは感じません。水温の低下に伴い5mフラット+立ち木群のエリアにバスがだいぶ落ちてきていることを期待したのですが全く反応なし。良い条件の場所だと思うのですが何かが違うのかも。

4~5mのディープフラットで2度ほどショートバイトあり。喰わせの間を置いてアワセても抜けてしまう状況なので今日は苦戦する事必至。

陽が上がるとディープフラットは魚が薄くなります。以後は立ち木絡みのスポットをダウンショットのロングシェイクで狙っていきますが、これもまたショートバイトに悩まされる結果になりました。喰わせの間を置き過ぎても立ち木に巻かれてしまう。かといって早アワセでは掛からない。実に悩ましいです。

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そこでワームをイモ30改に変更。一口サイズのワームに変えることで早アワセを少しでも確率の良いものにしたいとの狙いがあります。結果、ようやく1尾目を手にしたのはもう11時近くでした。

しかし一口サイズのワームには欠点もあり、水押しが弱くアピール力が低い。ピンポイントを直撃する分にはいいのですが探る釣りには向きません。

以後はAR-Wピンテール、AR-Wカーリー、レッグワームをローテーションしていきました。昼過ぎからややショートバイト傾向が収まり、明確なバイトが出るようになってきました。

それでもミス混じりとなってしまいましたが、5mから4mまで変化するフラットエリア(+立ち木)のエッジ部分に周ってくるバスをポツリポツリと拾っていき3尾追加。

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それ以上は絞り出せず4尾にて終了と、例年に比べて駄目駄目な結果に終わりました。ミスも多かったので反省点はかなりあります。

これが釣り納めだとちょっと悲しいものがあるなぁ。年内に何とかあと1回釣行したいと思っています。

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レンタルボートポータルサイトさんにお願いしたいこと [その他]

レンタルボートの予約というのはまだまだ電話でというのが多いと思いますが、徐々にオンラインで予約を入れるというスタイルも増えてきたようです。

自分の場合、今年は三島湖のともえボートさんはオンラインで予約を入れました。残りのボートの艇数などもわかるので、この日は混んでいるとか空いているとかの情報もわかってとても良いと思いました。
ただ、とりあえず予約を入れておいて、天候が悪そうだったら安易にキャンセルしようという人が増えてしまうのではないかという懸念もあります。自分は古い世代なせいか、一度予約を入れたものを直前キャンセルするということには罪悪感を感じてしまう。

それはさておき、最近はレンタルボート店のポータルサイト的なものが幾つかあるようです。それをやるのであれば是非取り入れて欲しい機能があります。

それは「イベント表示」。要は(その湖で開催される予定の)大会やメーカーイベントなどの一覧表示機能です。

その活用メリットは2つあります。
1つは単純に「出れる大会があるのならエントリーしてみたい」という人の為。参加人数の増加にも繋がるので大会の主催者にしても有難いはずです。
そしてもう1つはその真逆で、大会とのバッティングを避けたい人の為。

昨年相模湖に釣行した時の話です。釣行日が日曜日なのでもしかしたら何らかの大会とバッティングしているのでは?と懸念しました。そこでまずはNBCの大会スケジュールを確認・・・東京チャプターとのバッティングは無し。次に某ボート店のホームページを確認して同店のシリーズ戦とのバッティングもない事を確認しました。

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うん、これなら大丈夫だ!と思い出掛けたところ、湖上は大賑わい。どうやら某メーカーのイベントが行われていた模様。あれ?そのイベントって先週じゃなかったっけ?少なくとも某ボート店のホームページにはそう書かれていたはず。どうやら日程が延期となって、その延期された情報まではボート店のホームページに反映されていなかったようでした。

そんな経験もあって、指定したフィールドのイベント情報が集約されていると嬉しいなぁと。そうすればNBCや各ボート店などあちこちのホームページをチェックして周らずに済む。相模湖も亀山ダムもボート店多いですからね。行きつけのボート店で何もなくても、別のボート店で大会をやっているということもあるでしょうから。

そして理想を言えば、大会が延期などで日程変更したらその情報も更新されるとありがたいですね。

この機能を実装してくれたら、釣行前にそのサイトをチェックする人は増えるのではないかな?結果的にアクセスアップにも繋がると思うのですが、どうでしょう。

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遂にオープン、クラシックルアー博物館 [その他]

今年の2月に平塚の駅前ビルで『アメリカン・フィッシングルアー遺伝子展』を開催した松下文洋さん。そこには松下さんが所有する約3000点のオールドルアーやそのレプリカ、当時の資料などが多数展示されていました。

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かねてから松下さんは所有するルアーの数々を展示する施設を作りたいと仰っていました。そしてその想いが実現し、2023年12月2日よりその施設がオープンとなりました。

『Hiro.Matsushita クラシックルアー博物館』

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  • 日本初のルアー常設博物館。約4000点のオールドルアーを展示。
  • 毎週土日 10:00~16:00開館
  • 当面は入場無料とのことです(今後変更となる可能性有)
  • 神奈川県平塚市明石町17-11 松屋ビル2階
    (国道1号線沿い 崇善小学校向かい)
  • 問い合わせ 080-5196-0750(松下)

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駐車スペースは小型車2台分。車で来られる場合は近隣のコインパーキングの利用をお勧めします。

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この施設のオープンに向け、松下さんから色々と相談を受けていました。ちなみに松下さん、日本屈指のルアーコレクターなのですがバス釣り自体は嗜みません。これまで釣り業界との接点もほとんどなく、釣り業界事情や最新のバス釣り事情などほぼ知らないです。そんなこともあって、私やトップトウのパリコレさんなどが相談役になっていたというわけです。

集客に関してですが、4000点の展示物と言えどずっと同じものが展示されているのであれば、同じ人は1~2度足を運ぶのがせいぜいではないか。それ以上のリピートを期待するのは難しいだろうと思いました。

そこで、イベント用にフリースペースを確保しておいてメーカーやハンドメイドルアービルダーなどの作品の展示・販売会などを定期的に開催してはどうか?というご提案をさせていただいていました。
結果、2~3坪ほどの貸しスペースを用意していただくことになりました。既に前向きな検討をしているところもありますが、今後はここでメーカーやビルダーさんの製品展示や販売などを組んでいく予定になっています。

スペースのレンタル料は1日¥1,500、土日の2日間で¥3,000とのことです(ちょっと安過ぎなのでは?)。

そこでご提案です。メーカーさん、ルアービルダーさん、クラシックルアー博物館内で製品展示や販売会を行ってみませんか?ルアーコレクションの展示やルアー製作教室などもOKです。毎週、色々なメーカーイベントなどが代わる代わる実施出来たらきっと面白いですよね。

ご興味のある方は松下さんまでお問い合わせ下さい。自分にご連絡いただいてもお取次ぎいたします。是非ご検討をお願いいたします。

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新チャンバサダー、BH300 [リール]

以前にこのブログで紹介したチャンバサダーC511。おそらく中国製の小型ラウンドベイトリールでは過去一番のクオリティかと思います。値段もブッチギリで高かったですが(¥18,000台)。

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その後の反響もそれなりに大きかったのですが、欲しくても買えないという声が多かった。確かにC511を発売したセラーのところでも完売後ずっと再販されない状況が続いていました。そして現在、C511を入手する術はありません。ですので結果的に、発売してからすぐにオーダーした人しか入手することが出来ないリールになってしまっていました。売り続ければそれなりに売れたと思うのですが、なぜでしょうね。

前モデルW300の時は、限定モデルもそれなりに販売されていましたし、何よりすぐに安価なスタンダードモデルが発売になりました。細部の仕様は簡素化されていましたがその分価格も手頃になっており、チューニングのベースにするにはこれで充分と思えたものです。

自分はC511に関してもすぐにスタンダードモデルが発売されるだろうと予想していました。なぜなら、箱の中に同封してあった分解図のイラストがスタンダードモデルだったから。きっと最初からスタンダードモデルは用意されているのだろうと思っていました。

それから5ヶ月が経過。なかなか出ないなぁ(汗)と思っていたC511のスタンダードモデルがようやく発売になったようです。品番はBH300というらしい。C511と比較して価格もだいぶ抑えられているようです。

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自重は179g。C511よりも3g程度重くなっていますが、許容範囲でしょう。

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スプール重量は10gだそうです。C511は8gでしたから2gほど重いです。スプール形状と構造はC511とは異なるようです。スプールエッジの幅が異なっています。W300ではラインがスプールと本体の隙間に入り込んでしまうという欠点がありましたが大丈夫かな?

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マグネットブレーキユニットの構造も違いますね。C511はスプールの内面に磁界を当てる設計だったのに対して、BH300はスプール側面に磁界を当てる構造に変わっています。キャストフィールもC511とは異なりそうな気がします。

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サムバークラッチは中央が大きく凹んだ形状に変わりました。少し高さが低いような気がしないでもないですが、ストレートハンドルのロッドに装着するか、オフセットハンドルのロッドに装着するかによって、どちらがベターというのは変わってきます。

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外観上で最も印象的なのは本体がABUで言うところの「波型」であるところでしょうか。カラーは現時点でシルバー/ゴールド、ブラック、シルバー、グリーン/シルバー、グリーン/ブラックの5色があるようです。今のところは左ハンドルのみ。

価格は現時点(2023.12.4)で送料込み¥10,585。C511に比べてだいぶお手頃になりました。今の円安じゃなかったらもっと良かったのに。とはいえMingYangのCL30は¥3,000台だったわけですからそれに比べればMingYang社のリールも随分と高くなったものです。

この機種の実機を所有してはいないので機能面での確認は出来ていませんが、少なくともここ数年でMingYangのリールのクオリティも上がってきました。数年前まではクラッチの切れが悪かったりスプールエッジにラインが挟み込んでしまったりといった欠点がありましたが、C511ではほぼ解消されていました。BH300はC511以後のモデルになるのですからその辺りもきっと大丈夫・・・と思いたい(笑)。

アンバサダーの2601Cは中古車が買えるくらいの相場になっています。日本メーカーのラウンドシェイプだって6万円は超えてくるし、そもそも生産数が限られていて買いたくても買えない。チャンバサダーなのにC511は少量生産ですぐに完売してしまったので買えない人が続出しました。BH300は安定供給して欲しいところです。そうすればきっと価格面でも入手のしやすさでも丸型難民の救世主になってくれることでしょう。

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12/2 今日の戸面原ダム [釣行記]

待ちに待った冬バスのシーズンがやってきました!!しかし、今シーズンは不安要素が2つあるのです。

1つは、厳寒期の主軸となるロッドを自分の不注意で折ってしまったこと。ツアラーV-スペックTVS-60XUL/FSというフルソリッドの超繊細なロッドなのですが、会社にも全くないので再入手の手立てがない。12月はまだ何とかなるのですが、1月を過ぎるとこのロッドがないのはかなりの痛手と言えます。

そしてもう1つは戸面原ダムの水位です。例年冬場はほぼ満水となるのが通例。その状態を基本として水深4m前後のオダなどをGPSでマーキングしています。

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ところが10月半ば、ダムサイト工事のために6m近く水位を下げることになりました。現在工事自体は終わっているものの、今でもまだ4mの減水状態が続いています。だから例年自分が釣っている実績ポイントは現在水深がない。全く使い物になりません。この冬ずっと4m減水が続くのだとしたら、また新たに湖をチェックし直さなければいけません。地道にやっていくしかないですね。

現地に到着してみると、やはり4m減水で自分が知っている湖とは全く別物になっていました。まずは自分がキーにしている4~5mフラット(つまり満水時の8~9mフラット)を2箇所ほどピックアップし、オダなどの点在具合を見てみることにしました。

水位の低下に伴い沢山の立ち木が姿を現しています。5mフラットに沢山の立ち木が絡むエリアからチェックしていきましたが全く反応がありません。まだ水温が12度もあるし、もうちょい浅い側かな?

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ということで3~4m側に移動。こちらは立ち木群からは少し離れていましたがフィーディング系の魚が若干いたようで3尾キャッチ。だいぶ粘って3尾絞り出した感じです。ドンピシャでハマっている印象はあまりしない。

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釣りながら上郷方面に進んでいくと、途中の越冬場で1尾追加。痩せた魚体のバスでした。釣った水深は3m。やや浅いですが、この時期だからまだギリギリ残っていた魚でしょう。

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さらに進んでいくと水位の低下により中島ワンドは半分近くが陸地になっていました。水深も激浅でヘラ師もバスアングラーも誰も居ません。これは宇藤木方面やキャンプ場下方面も同じこと。ただでさえ湖が小さくなっているところに、条件の良いところにバスアングラーもヘラ師も集中するでしょうから、この冬は少し窮屈な思いをするかもしれません。

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大きくエリアを変えて宇藤木方面をチェック。良い感じの4mフラットがない。厳寒期の釣りではありますが6mの立ち木群の中からダウンショットで1尾キャッチ。バイトはこの1尾のみで、可能性が0ではないものの水深6mでは今は深過ぎるようです。

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ここぞという良いフラットエリアが見当たらないので苦し紛れに水深5mの立ち木群の中から1尾キャッチ。でも単発で全然続きません。冬の釣れ方ではないですね。

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夕方は朝イチに3尾キャッチしたフラットエリアの浅い側(2~3m)でフィーディング系の魚を1尾追加して終了。

何とか足掻きながら7尾を掻き集めたといった印象。再現性を感じられる魚も僅かでした。

この水位が続くとなると、この冬は苦戦しそう・・・。でも、新しい湖で釣りをしているような、新鮮な気持ちになれますね。この冬、何か新しい発見も出来るといいなぁ。

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