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艶魚 カラー詳細説明 [スミスルアー]

オーシャンパフォーマーの新製品、艶魚(あでうお)のカラーラインナップを詳細に説明したことがなかったので本日ここに記します。カラーラインナップ10色中の5色はヴィヴィッドライブからの継続カラーで、残りの5色が新規に加えたカラーラインナップとなります。というのも、ヴィヴィッドライブがメインターゲットとしてシーバスを想定したものだったのに対し、艶魚はロックフィッシュがメインターゲットとなっているためにカラーラインナップを再編成する必要があったのです。

01.イワシ
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ミノーでもメタルジグでも、ソルトウォータールアーで欠かせないイワシカラー。ソフトベイトでもようやくここまで表現できるようになりました。

02.カタクチイワシ
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ソルトウォータールアーの世界で不動の1番はイワシカラーです。でも、実際のところ背中が青い魚というのは見ませんよね?黒に近い濃青というのが現実的なベイトフィッシュカラーですのでこのイワシカラーの別バージョンとしてこのカラーをラインナップさせています。でもなぜか海用のルアーは背中が青い方が良く売れるんですけどね・・・。
なお、本物のカタクチイワシには黒点はありません。でも黒点を入れないとイワシカラーと呼んでもらえない、カラー名にイワシと付かないと売れ行きが悪くなる、という大人の事情が見え隠れするカラーでもあります(苦笑)。

03.シラウオ
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使っている釣り人ですら本物の魚が泳いでいるかとうっかり錯覚してしまうほど。透明感と水馴染みという点では最もベイトフィッシュに近い存在です。また内蔵した反射板の反射光が最も透過するカラーでもあります。透明感だけを活かしたい場合には反射板を除去して使うのもアリです。
このカラーを霞ヶ浦のシラウオパターンで試したいと申し出てきた人がいたのですが、コロナウイルスのせいで試せず残念でしたね。

04.レッド/レッドフレーク
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このカラーを艶魚にラインナップするかどうかは非常に悩みました。わざわざベイトフィッシュフォルムのワームをこの色にする必要があるのかと。ただ、昨年発売したロックフィッシュ用のワーム「狂輪波」ではこのカラーが一番人気だったのです。やはりロックフィッシュを狙うにあたってレッドというのは特別な色なんだと痛感させられました。

05.オレンジ/ゴールドフレーク
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バス用のクランクベイトでアピールカラーというとチャートリュース系が真っ先に挙げられますが、ロックフィッシュ用のワームではオレンジゴールドフレークが最もポピュラーです。濁り潮の時はコレですね。このカラーのみ反射板のカラーがゴールドです。

06.ホログラムスパークル
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ヴィヴィッドライブで支持の高かったカラーを艶魚でも採用。全体にビッシリとホログラムフレークを混入してあり、ギラギラした輝きでアピールするカラーです。

07.スキンピンクホロ
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日本海側でキジハタを狙う地方で強い要望があるためラインナップに加えています。非常に根強い支持のあるカラーです。

08.グローゼブラ
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クロソイなど魚種によってはナイトゲームとなりますのでグローカラーのラインナップは必須でした。艶魚ではメタルジグで多用されるグローゼブラパターンをソフトベイトに取り入れました。これにより内蔵している反射板の効果を相殺することなく夜光カラーの効果も活かせる仕様です。

09.サケチギョ
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東北や北海道の鮭稚魚パターンに完全対応するべく開発したスペシャルカラーです。全カラーラインナップ中で最も手が込んだカラーですが、需要としては極めてニッチと言えます。ただ、ターゲットの偏食傾向が高い状況下でもしっかりと通用するワームを作りたいという思いから生まれたのが艶魚なので、鮭稚魚パターンだけはどうしても克服したい対象でもありました。

10.リュウグウハゼ
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東北に生息するハゼの1種です。ただ、ベイトに似せるというよりはアピールポイントを持たせたカラーが欲しかった。それがブラックの縦縞模様であり、そのモチーフとして実際に黒い縦縞模様のあるリュウグウハゼを選びました。ベリー側はほんのりグリーンパールを混ぜてあります。

本来ならば艶魚の釣果も続々と入ってきているはずだったのですが、コロナウイルスによる自粛期間と被ってしまい発売時期が思いっきり悪いタイミングに重なってしまいました。去年は金欠で行けなかった東北遠征、今年こそは行きたいのですけどどうなることやら。

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シンクスパイダー 水中映像 [スミスルアー]

3月初旬に発売となった新製品のシンクスパイダー。スミスのバス用ワームとしてはかなり多い生産数だったはずですが、いざ蓋を開けてみると注文殺到で全く足りないことが判明。数千パックのバックオーダーを抱えることに。

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勿論、非常にありがたいことではありますが。結果的に自分が購入できたのはたったの4パックでした・・・(涙)。開発担当者とはいえ世の中はそんなに甘くないのです。

シンクスパイダーは1パッケージに6本入りですので4パックで24本。10本入りのワームだったら3パックにも満たない量です。これ、数回釣行したら無くなるよね、心許ないなぁ。いざとなったら接着剤で補修しながら使おうかと本気で考えていました。すぐに追加生産をかけたものの次回の発売は6月上旬。それまではとても保ちそうにない。

その時はまさか、長期に渡って釣りを自粛する羽目になるなんて全く想像すらしていなかったんですけどね。ですので、まだ私の手元には未開封のシンクスパイダーがあります。それでもやっぱり使い始めたらすぐに消費してしまう量でしかありませんので次回入荷分からは自分の分もしっかり確保したいと思っています。

本来ならば今頃はあちこちからシンクスパイダーでの釣果報告が私の元に届いていたことでしょう。でも、もう少しの辛抱だと思いたいですね。自分も早くシンクスパイダーを思う存分に使いたくてウズウズしています。



つり人社さんがシンクスパイダーの水中映像を撮影・公開してくれました。フォールスピードや動きなどよくわかる動画になっています。未使用の方がほとんどでしょうから、使用する際のイメージを掴んでいただけたらと思います。

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復活のガンシップシェル [スミスルアー]

自分は昔、とあるトラウトの管理釣り場でバッセルのマイクロスプーンを使っている人が周囲を圧倒している釣果を出しているのを目にしたことがあります。周りは大して釣れていないのにその人だけ延々と入れ食い!!!
もちろん、ルアーではなくてその釣り人自身の技術が素晴らしかったのかもしれないけれど、当時の自分はバッセルすげぇ、アワビってすげぇ、となりました。ただ、アワビシートを貼ってあるルアーは値段もすげぇ、でしたけど。

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ガンシップにナチュラルシェルシートを挿入したガンシップシェル。以前に一度発売され、その後に生産中止となっていたのですが強い要望があって今年再販となったものです。厳密に言うと36Fと36SSのシェルは再販。その再販に合わせて45Fと45SSのシェルも販売することになりました。45サイズは初登場ということになります。

カラーは新規のラインナップに変更されています。開発担当者曰く、あくまでシェルの輝きを活かすためにカラーリング自体は意図的に塗装面積を抑えてあるのだとか。

07.クリアーグリッターSP-G
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08.レッドグリッターSP-G
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09.チャートオレンジベリー
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10.ピンクチャートベリー
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11.ブラックバック
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【ガンシップ36Fシェル】
・全長:36mm
・自重:2.3g
・フローティング
・¥1,350+税

【ガンシップ36SSシェル】
・全長:36mm
・自重:2.5g
・スローシンキング
・¥1,350+税

【ガンシップ45Fシェル】
・全長:45mm
・自重:4.0g
・フローティング
・¥1,400+税

【ガンシップ45SSシェル】
・全長:45mm
・自重:4.3g
・スローシンキング
・¥1,400+税

今ではすっかり一般的になったメバルのプラッギングゲーム。シェルの輝きで一味違う結果を期待してみるのもいいかもしれません。

・2月発売予定

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最後のハトリーズスペシャル [スミスルアー]

これが最後のハトリーズスペシャルです。干支シリーズのボー・メス

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既に年が変わり2020年となっていますが、これは言うまでもなく2019年の干支ルアーの1つです。2019年のうちにザ・ボーは発売となりましたが、自分は当初、2019年は「メス」は出ないと聞いていました。このブログにもそのように記した覚えがあります。
何故出さないのか、それとも出せないのか、その辺りの詳細を羽鳥さんに聞く機会はありませんでしたが、近年羽鳥さんのルアー製作はかなりペースが落ちてしまっていたのは間違いのないところでした。

このボー・メスを発売したいという話が出てきたのは2019年の初秋の頃だったかと思います。しかしながら、これには社内でも賛否両論がありました。「干支のルアーを晩秋に出しても売れないだろうから、要らない」という声が営業員を中心に根強かったのです。

しかしながら最終的には羽鳥さんの強い意向を受け、発売に踏み切りました。

当初は2019年の年内に発売される予定でした。実際、羽鳥さんはボー・メスの塗装をそれに間に合うよう、ちゃんと終えていた。しかし羽鳥さんは11月に亡くなってしまった。その関係で発売が年明けにずれ込んでしまったものです。

ハトリーズスペシャルと同じものを工場生産しようと思えば、出来る。けれども羽鳥さんの手で生み出されるプラグでなければハトリーズスペシャルの名を冠することは許されない。だからこの作品が正真正銘、最後のハトリーズスペシャル。

時期外れの干支ルアーとなってしまいましたが、お許し下さい。

01.DB
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02.OR
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03.GR
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04.OC
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05.PW
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・全長:85mm
・自重:約14g
・標準小売価格:¥6,300+税

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戦線復帰?MGリングシャッド [スミスルアー]

近年すっかり定番となっている「リングリブボディー+シャッドテール」のワーム。特に冬場には欠かせないものとなっています。
状況がさらにタフになったり、水質がクリアーであるのであれば個人的にはピンテール系の方がベターと思っているのですが、今冬の房総レイクのように水が濁った状況となるとどうしても水押しでアピールできるワームの方が強いといった印象がします。その代表選手は何と言ってもレッグワームでしょう。

ゲーリーインターナショナルさんからレッグワームが出た当初、実を言うと自分はあまり欲しいとは思いませんでした。シャッドテールならばテール自体をもっと薄く、根元ももっと絞った方がテール自体は軽い力でも動いてくれるようになります。自分が理想とするシャッドテールワームとは方向性が違っていたのです。但し、水を攪拌する力はレッグワームが優れています。

自分は冬場の房総レイクではレッグワームとAR-Wピンテールを使い分けています。勝負の早いレッグワームだとテンポ良く探っていける。一方、AR-Wピンテールはゲーリー素材ほど比重が重くないのでポーズ時のワームの垂れ下がりが少ない。何よりピンテールなので細かく誘いを掛けられる。

最近はこの2種のワームで状況対応していたのですがあと1~2種類バリエーションを増やしてもいいかな?と。それで獲れる魚が増えれば御の字ですし。具体的に言うと、レッグワームとAR-Wピンテールの間を埋めるモノが欲しくなった。

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これなんて絶対効くだろうな~と思って買ってみたり。でもコレ、なかなか売っていなくて・・・

あれ?そういえばこの手のワームって、昔スミスにあったよね?自分も好きで随分使っていたじゃない。それであれば部屋のどこかにストックがあるはず・・・(ガサゴソ)

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あった!MGリングシャッド3インチ。ちなみにこのワームは私がスミスに入社する前(1994~1995年)に発売されたもので、いつも会社帰りに調布にあるTMY釣具店でしこたま買い込んでいました。リングリブボディー+シャッドテールというワームのはしりではないかと思います。

当時は河口湖でも、北浦でも、芦ノ湖でも、北利根でもメチャクチャ釣れました。

しかし当時の自分は現在の自分とカラーの好みがだいぶ違いました。河口湖ではウォーターメロン、北浦や北利根ではパンプキン系ばかり多用していた。だから部屋にあったストックはそうした色ばかりが大量に。で、今だったら最も多用するであろうジューンバグは何と1パックだけ(泣)。なんて馬鹿なんだ自分・・・

何はともあれ久し振りにMGリングシャッドを実戦投入してみようかと思っています。というか、部屋にあるワームのストック、少しは減らさないと(汗)。

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ミニチュー再び?!リルハスラー1.5インチ [スミスルアー]

昔、自分がJBのトーナメントに出ていた頃の河口湖はまだワームが使用禁止になるよりも前の時代です。FECOもまだ始まっていませんでした。参加人数の多さには閉口しましたが、タックルは自由に使える時代でした。

当時の河口湖で特に人気が高かったのはミニチューブ。フェニックス、デルタベイト辺りは特に人気が高かったです。ある意味、ライトリグの中でも特にフィネスな部類のワームでしたから、まさかこの手のワームが将来廃れるだなんて想像すらしませんでした。今ではすっかり見なくなりましたものね、ミニチューブ。

一方、ミニチューブはソルトゲームでも使われていたことがあります。確かエコギアさんからミニチューブが発売されていたはず。ただ、こちらもバス同様、ミニチューブはほぼ絶滅したと言っていいでしょう。

そんなミニチュー不毛時代だったというのに、OFTさんはリルハスラーのミニチューブを最後まで発売していた。おそらく売れなかっただろうな。そう思っていました。

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ところが大阪周辺の問屋さんや販売店さんから、こぞってリルハスラーの販売要望が出て来ていたのです。スミスで販売を引き継げないのか?と。

今さらミニチューブ?!おまけに何だか変なカラーばっかりだし(汗)。クラッピー用のミニチューブだよね、これ・・・。どうして今時こんなワームが求められるのか、理解に苦しみました。他にもっといいワームが沢山あるでしょうに。

ところがよくよく話を聞いてみるとこれでなければいけないらしい。リルハスラーの素材感、肉厚、サイズ感、カラーリングも全て。これで一体何を釣ってるの?!

何とこのミニチューブを胴付き仕掛けの針にセット(!)、船釣りでカサゴを釣るのに使う地域があるのだそうです。ちなみにカラーは断然レッドヘッドがいいらしい。ひぇ~っ!!そんな世界があるんだぁ。
OFTさんが廃業され、市場在庫に残っていたリルハスラーミニチューブを買い漁り、やがてはネット上で高値で取引されるようになったものを買い、それもとうとう尽きて困っていた人が少なからず居たのだとか。

そんなわけで、OFTさんが発売していたリルハスラーのミニチューブをスミスから発売することになりました。カラーは船釣りのカサゴ用?に向いたカラーが中心とした構成にリニューアルしています。9月に発売予定なのですが、何と、初回生産分を受注数が上回っていて既に完売確定なのだそうです。

今時こんなワーム売れるわけがないと思ったのですが(苦笑)、いやはや、思ってもみなかった需要があるんですねぇ。まさか胴付き仕掛けで使われているなんて。びっくりしました。

LH01.レッド/ホワイト
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LH25.ホワイト/クリアースパークル
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GH04.ピンク/ホワイトグロー
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GH07.レッド/チャートリュースグロー
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GH13.レッド/ホワイト(グロー)
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GH15.ホワイト/チャートリュース(グロー)
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・10本入
・標準小売価格:¥450+税
・9月発売予定

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Win Win Win!! [スミスルアー]

ここのところ嬉しいニュースが続いています。スミスのパフォーマンスベイト、オーシャンパフォーマーのワームがトーナメントでウィニングベイトとなっている事です。

まずは5月末、岩手で開催された海王さんのボートロックフィッシュトーナメントにおいては、オーシャンパフォーマーモニターである八重樫敬太さんが狂輪波のプロトを駆使して大型アイナメを連発し見事に優勝!!

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(八重樫さんが使ったものと同一のプロト品)


まさかね、狂輪波がいきなりトーナメントのウィニングルアーになるとは思いませんでした(笑)。とにかくロックフィッシュが良く釣れることを念頭に開発したものではありますが、トーナメントで勝つためのルアーという認識はあまり持っていなかったからです。

6/2のNBCチャプター南千葉(高滝湖)では パフォーマンスベイトモニターの岩崎秀治さんがモッサ2.2インチテンタクローラーを駆使して唯一の4kgオーバーを持ち込んで優勝!!
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(モッサ動画 by Tさん)

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(テンタクローラーアクション動画 by Tさん)

高滝湖のスペシャリスト岩崎さんはちょっと変わった方法でモッサを愛用しているようです。テンタクローラーはカバーネコで使用。フィールドレポートはこちら

なお、同大会では同じくパフォーマンスベイトモニターの寺尾毅さんも6位という寸止めながら好成績を収め、年間ランキングを2位に。

そして6/9のNBCチャプター北浦ショア部門ではパフォーマンスベイトモニターの石川一光さんが BFスイミーシュリンプでキロオーバーをキャッチして優勝。

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(BFスイミーシュリンプアクション動画 by Tさん)

さすがは昨年の年間チャンピオンです。何せ昨年の北浦チャプターでは5戦中3戦優勝していますからね。フィールドレポートはこちら

昨年はテンタクローラーのシラウオパターンで圧倒的な強さを見せ付けた石川さんですが、もっぱらのフェイバリットはBFスイミーシュリンプのダウンショット。これで幾度となくチャプターで優勝しています。BFスイミーシュリンプはちょっと小さいと感じる人も多いかと思いますが、小型ホッグを使ったダウンショットの威力、霞・北浦水系の岸釣りアングラーには是非とも試していただきたいです。本当に釣れるワームでなければここまでトーナメントで結果は出ません。

自分が開発を手掛けた製品がトーナメントで活躍してくれること、ルアー開発に関わった者だけが味わえる楽しみの一つでもあります。

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コロットSR カラーチャート [スミスルアー]

ようやく発売されたコロットSR。するとカラーの事について言われることが多くなった。カタログとちょっと違ってない?というもの。
そうなんです。カタログ撮影した時点(昨年の秋)でのカラーサンプルはまだ製作途中段階のものでした。以後、最終的なカラーとなるまで数回試作を繰り返しているので量産のカラーではカタログ掲載したカラーと若干仕上がりが違うというわけです。

ここでは最終仕様のカラーを掲載します。

なお、フィッシングショーでコロットSRを展示した際、見てくれているお客さんに声を掛けさせていただきました。どのカラーがお好みですか?と。すると大きく3系統に分かれたのです。

トップ系の人:コーチドックカラー
アメリカンクランク好きの人:パールチャート、テネシーシャッド、ブラウンクローダッド
実釣系の人:ブルーバックチャート、フォクシーシャッド等

ある意味、幅広い嗜好のアングラーに興味を持ってもらえたということはとても嬉しかったです。

01.ORC(オレンジコーチドック)
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トップウォーターフリークからの支持が高いカラー。視認性もメチャクチャいいです。

02.GRC(グリーンコーチドック)
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この鮮やかなグリーンを実現させたかったのです。湖面に映えるけれど、チャートリュースやオレンジのような違和感がありません。

03.WHC(ホワイトコーチドック)
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コーチドック3兄弟の中では最も低刺激カラーと言えます。当たり外れが少なく、とりあえずどれか選ぶとしたら無難なカラーです。

04.HT(ホットタイガー)
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マッディーウォーターの定番パターンですが、コントラストを抑えめにすることでハイアピールし過ぎないホットタイガーに仕上げています。

05.FXS(フォクシーシャッド)
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実釣向けカラーの定番なのでコロットの形状には似合わないかな?と思っていたのですが、意外や意外にマッチしたと思っています。カタログでは背中の色が少し濃かったのですが、淡いブルー系にしました。

06.BG(ブラックゴールド)
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クロキンカラーを作るにあたり、技術的にはホログラムシートの転写や蒸着メッキ仕上げなども出来なくは無かったのですが、釣れる釣れないは別にしてコロットの形状に似合わないなぁと。そこでパールマイカ系ベースの渋いクロキンに仕上げました。反射は控えめです。

07.BBC(ブルーバックチャート)
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コロットのカラー全10色中、一番注文が多かったのがこのカラーでした。開発途中で、ライムチャートにしようかブルーバックチャートにしようか散々迷ったのですが、マット仕上げの明るめなブルーバックチャートにしました。水中で膨張するハイアピールカラーです。

08.PCH(パールチャート)
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アメリカンルアー好きならピンと来るであろうこのカラー。視認性においても優れています。

09.TS(テネシーシャッド)
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これもアメリカンルアーを意識したカラーの1つ。派手でなく地味過ぎず、で幅広いコンディションでも対応しやすいカラー。アメリカンバスルアーが発祥のTSカラー、今ではトラウト用のミノーで定番化しているって知ってました?

10.BRC(ブラウンクローダッド)
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元ネタ、わかりますかね?特に春先に使って欲しいカラーですが、魚がアピールカラーを嫌っている時にもどうぞ。

以上の10色です。お気に入りのカラー、ありましたでしょうか。

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狂輪波 製品紹介動画 [スミスルアー]

いや~、駄目元で書いてみるものです。2日前のブログエントリーで、動画撮影を低予算で出来る業者さんがいたら連絡下さいと書いたところ、何とその翌日に連絡が来ました(驚)。しかも知っているトコロ。メーカー相手の動画撮影なんてやってくれるんだ?!という感じですが、来週早々に打ち合わせをすることになりました。継続的に仕事を依頼していけるようになればいいなぁ、と思う次第です。

さて今回は、これまた近日発売予定の「狂輪波」の動画をアップしました。



ルアーの水中映像を撮るにあたり、水中撮影の専用機材などは持っていませんので防水のデジカメを三脚で延長して水の中に突っ込んで撮影しています。
古い機種(OLYMPUS μTOUGH6020)なので勿体ないという気持ちはありませんが、こんな使い方ばかりしていたらカメラを壊すのも時間の問題に違いないです。

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コロットSR 製品紹介動画 [スミスルアー]

以前はたまに製品紹介用の動画撮影を行っていた時期もあったのですが、1人で撮影をしているとどうしても限界があり、その出来もまた満足できるものにはならないと痛感したため、以後はプロの業者さんにお願いすることにしました。

が、なかなか動画撮影・編集の業者さんが見付からない。業者さん自体は沢山あります。たまに会社に売り込みもある。でも、釣りをされない業者さんはまず脱落します。ルアーの水中映像を見せると大概尻込みするか、特殊機材の使用ということでとんでもない額の見積もりが出されてきます。

でもルアー1種類の販売額なんてたかが知れているので、とても高額な撮影費なんて捻出できるわけがない。赤字になってしまう。

その点、釣り関係の動画撮影に携わっている個人レベルの業者さんはおおよそルアー関係の撮影費用の相場を御存知なので助かります。が、いずれも関西圏の方が多く、出張費が上乗せされると結局は・・・

というわけで、ルアーの動画撮影・編集が低コストで出来る業者さんは是非ともご連絡をお待ちしております(笑)。関東の業者さんが理想的です。

そんなわけで動画撮影の業者さんが見付からないまま、私が担当する新製品の発売が迫って来て焦るばかり。止む無く自身で撮影を試みるもやっぱりキツイ。特に水中動画は房総のダムでは濁りが厳しかった。やはりもう少し水がクリアでないと。そして誰か助っ人が居てくれたらなぁ。

そんな折、良案を思い付く自分。山中湖チャプターの大会会場に行けば水も綺麗だし、助っ人もいるではないか(笑)
今回はスミスのテスターでもある鈴木晋平プロに無理矢理助っ人として撮影を手伝っていただきました。感謝!!!

ということで、コロットSRの製品紹介動画が何とか出来上がりました。間違っても素晴らしい映像だなんて言わないけれど、とりあえずルアーの特徴は理解してもらえるのではないかと。



動画の中で、オレンジ色のコロットが泳いでいる映像があります。これは戸面原ダムでの釣行中に自分一人で撮影した映像なのですが、どうやって撮影したと思いますか?
右手にロッドを持ち、左手でカメラ(棒で延長)を構え、フットコンで船を進めて船べりでルアーを泳がせて撮影しているのです。もうね、足が吊りそうでした。

今回は自分の担当する製品なので致し方なしにやりましたが、動画撮影はもうウンザリ(苦笑)。早く業者さん見付けないと。

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