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スパイニーシャッドテール?! [他社製品]

自分が開発を手掛ける製品において最も重要視していること。それは
・オリジナリティがあること
・そのオリジナリティが実釣面での効果を伴っていること
です。

とはいえ、中には外部からの要望によって進めていくプロダクトもあるので必ずしもそれが満たされているとは言えないものもありますが、少なくとも企画立案段階から自分自身で進めているものに関しては重視している事項です。

では、開発を手掛けたワームの中で最も素晴らしいと考えているものはどれか?というと、それはスパイニークローラーです。

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全身をボディーハックル(毛)で覆ったストレートワーム。これほど強く水を押しながらうねるというストレートワームは他にはない。濁りのある水域、特に水深2m以浅をじっくり探るのであればこれほど釣れるストレートワームは他にないと思う(ただ、速いペースで探りたい、深い場所を攻めたいというのであれば他のワームの方がいいと思います)。

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なお、ワーム本体から毛が生えているというアイデアはスパイニークローラーが元祖ではなく、古くは40年以上前のWORTHやBURKEの製品などにも見られたものです。ただ、高密度で短い毛が全体に生えているというのはスパイニークローラーならではのアイデンティティで、ここからさらにカクータス、スパイニーアックス、スパイニーシャッドといったアイテムにも取り入れました。

ですが日本のバス釣りは常に新しいものばかりが注目され、発売してから年数が経過したものは忘れ去られていく傾向があります。幸い、スパイニークローラーやスパイニーアックスはその有効性を認識しているユーザーが居てくれるため、ギル神田店さんなどのように今でも定番在庫を置いて販売して下さっているショップがあるのはとてもありがたいことと思っています。

スパイニークローラーも発売してからかなりの年数が経過しました。スパイニークローラーは2010年~、スパイニーアックスは2011年~なのでもう10年選手のワームです。何度も再生産をしましたが今となっては売れるペースはかなり落ちました。だから現在のメーカー在庫が品切れたらもう再生産はしないつもり。だって今度再生産などしようものなら、完売するまでに5~6年はかかりそうだから。とはいえ自分自身にはなくてはならないものなので、自分で使う分は箱単位で確保済。

このような状況の下、日本では風前の灯火になりつつあるスパイニーデザインですが、何と中国ではこのスパイニーデザインの製品があれこれと出回っています。

昨年のフィッシングショーでのこと。中国のワーム生産工場の人がスミスに売り込みに来ました。ウチの工場の製品の出来栄えを見て下さい!とばかりに手渡してきたのがコレ。

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スパイニーシャッドテール?!

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ボディーハックルの密度や8列に生えているという点もスパイニーそのもの。スパイニーのデザインは私が作ったものなのに、よりによってその本人にこのサンプル渡してくるか?!と思わず苦笑い。意匠や特許を取っているわけでもないので文句も言えないんですけどね。

でも実は私もスパイニーボディーのシャッドテールは作りたいと思ったことがあるのです。このサンプルは私の理想と異なる部分があるけれど、改良すればきっと物凄く釣れるものになる。
当然、その後にこの工場と取引するという事はありませんでしたが、デザイン使用の見返りとしてこのワーム山ほどくれないかな(笑)

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TRINITY さのまるクランク [他社製品]

これで佐野市での活動も終わりかと思うと色々と感慨深い気持ちになりましたが、昨日は嬉しいことが2つありました。

1つは言うまでもなく、ボランティア作業を依頼されたお寺の方が作業後に非常に喜んでいてくれたことです。これはボランティアにとって一番嬉しいことでもあります。

そしてもう1つは、佐野市の復興に向けて尽力しているバスルアーメーカーの関係者がいると知ったことです。

確かにこれまで佐野市でご一緒したボランティアの中には釣りをされるという人が何人かいました。海釣り、ジギング、バス釣り、と。でも残念ながらそれはほんの一部で、大概の人は大変な思いをされている人達の事は見て見ぬふりをして自分の楽しみに邁進している人が多いと感じています。だって自分の周りを見ても、仕事柄釣り人だらけですけれどボランティア活動をしようとしている人なんて一人もいませんでしたから。
勿論、私のようにストイックになって毎週やる必要なんてないと思います。でも、一切何もやらないというのはどうなのかと。災害ボランティアは高速道路も無料で利用できるし、栃木や佐野なんて都心からでもすぐに行けるのですからね。

昨日、同じグループに入った長身の男性が、たまたま駐車場も隣でした。で、乗っている車を見るとロッドホルダーがしっかりと(笑)。この人バスアングラーだなと思い、車に積んであったコロットSRをプレゼント。バスアングラーの人が災害ボランティアに加わっているということが嬉しくて。

そうしたら何とTRINITYさんの関係者でした!(よしさんのブログ)
これはしまった、スミスのルアーなんて渡したらマズかったかな?と思いましたが、それは大丈夫ですとの事。もしマズかったら仕舞っておいて下さいませ。

そして代わりにいただいたのがコレです。さのまるクランクのキーホルダー。

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こんなの初めて見たよ?!ルアー自体もさのまるプリントもめちゃくちゃかわいい!!投げるの勿体ないと思っちゃうかも。

聞くと一般の小売店での販売はされておらずネット販売限定だそうです。もちろんキーホルダーだけではなくフック付きのルアーもあり。カラーはホワイトとクリアーの2色。価格は¥2,100。

売上金は全て佐野市への義援金とするそうなので宜しければ是非。詳細はこちら

自分にはここまでの発想はなかった・・・仮にあったとしても会社は動かせなかっただろうな。

ちなみに、メーカー代表の方もボランティア活動に参加してくれたことがあるとのこと。会社の雰囲気自体が素晴らしいんでしょうね。

バス釣り関係者の中にもボランティア活動に熱心な人がいると知り、非常に嬉しくなった次第です。最終日に同じグループになれて良かったです。

TRINITYの関係者であるよしさんは佐野市の地元の方で、今後も登録ボランティアとして活動を続けていかれるとの事。応援していますので頑張って下さい。でも、春になったら釣りにも行って下さいね。

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エンジン SUPERIOR LOフック [他社製品]

誰もが頭を悩まされているであろうダウンショットリグ使用時の糸ヨレ。特に高比重素材のワームを使うとそれが顕著です。それは何故かということは以前にも記しましたので割愛します。

これを完全に無くすというのは不可能ですが、それにしてもヨレが酷いな?と感じた時はフックとの結び目を確認した方が良いです。大概、結び目が左右どちらかにズレていることが原因であることが多いからです。

ダウンショットリグでは結び目がきちんとフックのアイ部分の中心にあることが重要です。自分はこれまでダブルユニノットという結び方をすることでこれを極力避けてきました。ダブルユニノットはフックとの接点が多くなることで結び目のズレは他のノットよりもかなり少なく抑えられます。が、通常のユニノットと比較して結ぶのが面倒なのがネック。

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年末年始の釣行から使い始めたのはエンジンさんのSUPERIOR LOフック。タイイングアイに溝が彫ってあることで結び目がズレないのだとか。なるほどと思って早速購入。あえてシンプルなユニノットで結んで使ってみました。

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なお、このフックの開発を手掛けた小森プロはレッグワーム2.5インチに#3を合わせているとのことでしたが、自分はレッグワーム2.5インチ、AR-Wピンテール2.75インチに#6を組んでいます。自分はやや小振りのサイズのフックをセットしてワームのうねる動きを生かす方を好んでいます。
ちなみに、#6という表記ですがタイニースゴイフックの#8とほぼ同じサイズです。まぁこの辺りはメーカーさんによってまちまちな部分がありますので・・・。

2回の釣行において、確かにノット部分の左右へのズレはありませんでした。

フック形状的には特に変わった部分はないように見えますが、フックポイントがあまり内側を向き過ぎていないところが自分好み。冬場の釣りではちょっとした部分で大きな差が出るんです。
そしてフッ素加工されているのも効いているのか、フッキング性能はとてもいいと思いました。12/30の釣行ではダウンショットで10バイト10フィッシュ、つまりスッポ抜けは0!!これ、ハイシーズンでもありえないレベルです。1/2の釣行では10バイト8フィッシュ。これもこの時期としてはかなり良い結果。

でも実はもっといいなと感じている部分があります。それは線径の割に変形が少ないこと。

ライトリグ用のフックはどんな場合に曲がってしまいやすいと思いますか?大型の魚が掛かった時?根掛かりした時?確かにそういうケースもありますね。でも一番多いのは「魚の口からフックを外す時」です。特に口の中で硬い部分にフッキングしていて、素手では外せずプライヤーを併用する時。この時、ヤワなフックは曲がって変形しやすい。

で、フックが変形してしまったら、プライヤーで曲げ直すことも出来なくはないですがその後の使用に不安が残るので、結局は新しいフックとの交換=ダウンショットリグの全体の結び直しになります。これが実に面倒なのです。特に、ハイペースで釣れ続けている時に仕掛けを作り直す羽目になるなんて実に馬鹿馬鹿しい。

LOフックを使っていて何度か魚の口の硬い部分に深く刺さって、都度プライヤーで外したりもしたのですが、フックの線径の割に変形がほとんどありませんでした。これもフッ素コーティングの恩恵なのかもしれませんが、これはいいなと。

フッ素コートのフックは実はこれまであまり好きではなかったのですが、細軸で小型サイズのオフセットフックには相性がいいのかもしれませんね。

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ラパラ リストラップ [他社製品]

学生の頃からずっとシャッドラップラパラを一軍入りさせている自分。その理由の1つには比較的安定供給されているということがあります。30年以上にも渡って店頭に並び売れ続けている、これって凄いことです。

で、元々自分は知らなかったのですが、シャッドラップをもう少しクランク寄りにしたものがあると教えてもらったことがあります。それがリストラップラパラ。

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少なくとも自分はこんな製品が売られていたこと自体を知らなかったし、それを教えてもらった時には既にこの製品は廃版になっていました。その後、中古販売店などで探し出してようやく数個を入手。

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サイズは4cm、5cm、7cm、それよりもっと大きいものもあるそうです。シャッドラップであればSR7が標準だと思いますが、リストラップだとRR7はちょっとデカイですね。

かといってRR4だとスモールクランクの範疇になってしまうでしょうから、自分が一番しっくり来るのはRR5。ウェイトも3/8ozで一番の使い頃サイズ。

ただ、元々出回っていたタマ数自体が少ないらしく、中古販売店でも見掛けることは極めて稀。レアルアーの部類です。当然、見付けたら即買い決定(私はね)。

そして先月、災害ボランティアとして入った佐野市。活動を終了して地元の釣具店へ。そこで見掛けたものは、何と!!

リストラップが新品で店頭に並んでいる!!嘘だろ?!

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どこからか出てきたデッドストック?でもそうではなさそう。パッケージが今風な感じ。ということは復刻販売なのでしょうけど、輸入元や海外の本家サイトを見てもそれらしい情報を見付けることは出来ず。

何はともあれ、RR5は全買い!!・・・って、もう3つしか残ってないじゃん(泣)。RR4は沢山並んでいるんですけど。まぁ、仕方ないです。

ちなみに価格は¥1,220でした。自分が学生の頃にシャッドラップSR7を購入していた値段とほとんど変わりません。これまた凄いことだなぁと。一般的なバルサ製クランクなら¥3,000以上はするでしょうし、日本メーカーのABS製クランクベイトだって¥1,500以上は当たり前になった。そんな時代にバルサ製クランクで¥1,220って。

これはもっと騒がれてもいいルアーだと思うんですが。

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もう1つのクローンクロー [他社製品]

最近こんな質問を受けました。
クローンクローのピンク、スミスのホームページに載っていないんですが」

あぁ、ソレね。それはBASSDAYさんの特注で作ったカラーなんです。ピンクだけではなくて全部で5色あります。

というのも、BASSDAYさんで販売しているチヌ用ラバージグ(紅ショウガ)のトレーラーにイチオシなのがクローンクローなのだそうです。浜名湖では高実績の釣り方とのこと。
ですが御存知の通りクローンクローの販売が途絶えてしまった。スミスでクローンクローを再販してもらえないか?と一番熱いリクエストを出してくれていたのは実はBASSDAYさんだったのです。

そしてクローンクローの再販も決まりました。金型も新たに作り直した。で、どうせやるのであればBASSDAYさんの求めるカラーを、ということでBASSDAYさんのスペシャルカラーを作ることになったというわけです。いずれも浜名湖のチヌをターゲットとして厳選されたカラーとのことです。

01.マイティーレッド
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02.ハイドパンプキン
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03.ハイドウォーターメロン
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04.サイトピンク
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05.サイトレモン
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これらのカラーはスミスでは販売していません。全てBASSDAY販売さんからの発売となります。

自分は浜名湖のチヌの釣りには詳しくないのですけど、ロックフィッシュにも良さそうなカラーばかりだなと思いました。むしろスミスで販売している色よりも釣れそうじゃない(笑)?

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クロックス ビストロ [他社製品]

今朝も近所のドブ川Bで朝練シーバス釣り。昨日は複数のチェイスも確認していたので魚も多いと思っていたのですが、今朝は魚が抜けていたようで完全ノーバイトで終了でした。

さて、ウチの近所のドブ川B。海からかなり離れていますが潮汐の影響を受けます。日によって雨の影響で増水するタイミングと満潮のタイミングが合うと護岸が水を被ることもあります。
そして増水後に水が引くと護岸上に泥や水溜りが残っていることがあります。そんなに深くはないですがぬかるみになってしまうのです。

そんな場所なのでスニーカーで行くとすぐに靴が汚れる。長靴を履けば万全なのですが、コインパーキングからポイントまでそれなりに歩くので人目がちょっと気になるところ。クロックスのサンダルだと、サンダル自体は簡単に泥汚れを落とせるけれど泥自体はガードできないので靴下が汚れてしまう。そんなわけで、今までなかなかイイ靴がありませんでした。

それが先日、上野で買い物をしている最中にとうとう理想的な靴を見付けた。

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クロックスのビストロ。その名の通り本来は厨房で使うための靴。サンダルと違っていて穴が開いていないし、横や後ろもスッポリ履ける。これだったら泥も完全にガード出来ますし、汚れても簡単に水洗いできる。水洗いしても拭けばいいだけなので乾かす必要もなくすぐまた履ける。

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ソールが浅くて泥が詰まりにくいのもグッドです!!

ただ、通気性がないので若干ムレます。まぁ、自分の朝練はせいぜい1~2時間なので問題なしです。長時間履き続けるのはちょっと厳しいかな。

今シーズンのドブシーバスはこれで決まり!まさに自分が求めていたもので、とても満足しています。

でも、あくまで護岸での釣り用ですね。というのも、ソールが薄いゴムシートなので靴底に厚みがないのです。バスの岸釣りなどではアシの刈り跡などを踏み抜いてしまうことも考えられるのでお勧めはしません。むしろ、雨の日の通勤・通学用にいいかもしれないです。スーツには絶対に合いませんけど。

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シックオフ、フルモデルチェンジ?! [他社製品]

以前にも紹介したことがあるミヤマエさんの乗り物酔い止めバンド「シックオフ」。

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子供の頃はとにかく乗り物酔いが酷かった自分。今でもたまに気分が悪くなる事があるので沖釣りなどは出来ないと思います。

こんな私だったので、子供の頃はバスで行く遠足が毎回憂鬱でした。行き帰りのバスに酔ってしまうんじゃないかと。遠足を楽しむ余裕なんて全くなかった。バスに酔わずに無事に帰宅出来たら結果オーライでした。

そんな自分が半信半疑で購入したシックオフを手首に巻いた。すると確かにバスに酔わなくなった。気分的なものなのかもしれないけれど。

そして同じクラスの友達がバスに酔ってしまってグッタリ。そこでその友達にシックオフを装着してみたら・・・あら不思議!復活!!そんな出来事があって、そのバンド凄いね!とクラスで評判になり、地元の釣具店でシックオフが品切れたとか、なんとか。

ちなみにウチの母は私が使っていたシックオフのお下がりを今でも愛用しているのだそう。間違いなく効果があると申しておりました。

それを聞いた相方からも、それが欲しい、見付けたら買って来いと言われていました。まぁシックオフなんて釣具屋さんの船釣りコーナーに行けばどこにでも売っているはずだから任せとき!

あれ?!売ってない。何箇所か見て回ったのですがやっぱりない。

某チェーン店で店員さんに聞いてみたところ、定番商品にはなっていないので置いていないのだとか。取り寄せは出来そうでしたがその場は見送り。う~ん、昔ほど一般的ではなくなってしまったのかな?個人的には効果のある製品だと思うんだけど。

それから長い月日が流れ(笑)すっかりシックオフの事を忘れかけていた今日この頃。

本日、なんと近所の釣具屋で新型のシックオフを発見!!思わず一瞬、なんじゃこりゃと思ってしまいました。だってあまりにも見た目が旧型と違い過ぎていて・・・。もちろん買いましたとも。

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昔のシックオフと較べてメチャクチャスタイリッシュになっているじゃないですか!!ちなみに子供用もあって、そちらはとてもカラフルなカラーになっていた。随分と垢抜けてしまいましたね。昔のシックオフも、味わいがあってイイですけどね(笑)。

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そしてこの製品、今ではれっきとした医療機器なんですね。それだけ効果が立証されたという事でしょう。

ちなみに乗り物酔いに効くだけではなくて、筋肉や体の痛みを和らげる効果もあるのだとか。自分、数時間車の運転をすると体がバキバキになるので、効果があるのなら自分用も買ってしまおうかな。

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GARMIN ストライカープラス9sv [他社製品]

昨年の12月からGARMINのストライカープラス9svを使い始めました。

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GARMINの魚探では一番手頃な価格のシリーズとなります。自分は本体+トランスデューサーで13万ほどで購入しました。ちなみにこの1つ上の機種となるエコマッププラス95svとの価格差はおおよそ7万円。
マリーナの人や周りの人にもエコマッププラスの方を勧められましたし金銭的に余裕があれば自分もそちらを選んでいます。でも7万円の価格差って小さくはない・・・ですよね?

そもそもストライカープラスでさえGPS、サイドビュー、クリアビュー、スポットマーキング、クイックドロー(等深線作図機能)を備えています。充分過ぎるでしょ?!だってそれまでの自分の魚探、HONDEXのGB200Ⅱと5620ですもん。これ以上に複雑な機能が付いていたところで、機械音痴の自分には使いこなせない自信がある(苦笑)。ですので、自信満々でストライカープラス9svを購入しました。

そして冬の間、ストライカープラスを相棒にして戸面原ダムのピンスポットをマーキング、実釣して好結果を出すことが出来ました。一応、真冬でもボウズを喰らった日はありませんでしたから。完全にストライカープラスのおかげだったと断言できます。

ただ、使い込むうちにここがもうちょっと・・・という部分があったのも事実。GARMINのサポートバスプロの人達は中級以上のモデルを推していると思いますが、価格面でストライカープラスを検討される方もいるかと思いますので多少なりとも参考になればと思います。

【白地図】

エコマッププラス以上の機種になると地図カードを読み込むことが出来ますので画面に湖の地図を表示させることが出来ます。ストライカープラスはカードスロットがなく地図カードは使えません。買ってすぐの状態では地図は表示されずまっさらな状態になります。

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自分の場合、戸面原ダムをクイックドローをかけながらエレキで周り、2回の釣行でほぼ戸面原ダムの地図を完成させました。同じフィールドに何度も通う人であれば数回の釣行で大まかな地図は出来上がってしまうはずです。自分ももう地図が出来上がってしまっているので、最近はクイックドローなんてほとんど使わなくなってしまいました。
規模の大きいフィールドでなければ白地図で何ら問題ない、というのが自分の感想です。

【社交性ゼロ(笑)】

GARMINにはユーザ間で情報交換をするコミュニティサイトが存在します。ここから作成済の湖マップをアップロードしたりダウンロードすることも出来ます。が、ストライカープラスはWi-Fi機能やSDカードスロットがありませんのでコミュニティサイトには参加できません。
自分で苦労して作った地図は人になんぞやらない、ましてや人様が作った地図データなんて使わないという私のような社交性のない頑固者や一匹狼系のアングラーにはピッタリです(笑)。社交性を重視される方はエコマッププラス以上のクラスを推奨。

ただですね、ストライカープラスも日本向けのものがWi-Fiを抜いてあるようで、海外で販売されているストライカープラスにはWi-Fiが付いています。エコマッププラスとの差別化を明確にしたいのかもしれませんけど、せっかく付いているものをわざわざ抜かなくても・・・という気はしますね。

【アップデート不可】

Wi-Fi機能もSDカードスロットもないのでソフトウェアのアップデートは出来ません。でも別に、購入時のソフトウェアで何の問題もありません。

【ネットワークを組める機種が限定的】

レンタルボートやアルミボートのように魚探を1台しか設置しないケースでは関係ないことですが、バスボートで使用する場合はフロントとコンソールの2箇所に魚探を設置することになります。自分もストライカープラスをバスボートのフロントに設置する予定でいます。
当初の考えとしては、ゆくゆくはコンソールに中級機を装着して、フロントのストライカープラスと接続(マーキングスポットの共有が出来る)しようかと思っていたのですが、何と、ストライカープラスはネットワークを組める機種が限られています。具体的には同じストライカープラス(7sv、9sv)同士であれば可能ですがそれ以外のモデル(エコマッププラス95svなど)とは接続できない。バスボートで前後をストライカープラスというのも考えにくいですし、前後でネットワークを組むことは想定されない方が良いかと思います。

【ヘディングセンサーが接続できない】

ストライカープラスにはNMEA0183という入出力ケーブルが出ています。てっきりNMEA0183で接続するヘディングセンサーが付けられるものとばかり思っていましたが、何とこれが出来ない!!
マーキングした沖のピンスポットを狙う際、ボートが少しでも風に流されるとピンスポットがボートのどちら側にあるのか全くわからなくなってしまいます。これは魚探に頼る釣りをする人ほど大きなストレスになると思います。
自分は仕方がないので、どうしても精度を上げてピンスポットを撃ちたい場合にはマーカーブイを打っていましたが、折角GPS機能の付いた魚探を使っているのにわざわざマーカーブイを併用しているというのもアホらしいことですよね。

【タッチパネルではない】

スマホに慣れているとついつい画面をタッチしてしまいますが(汗)ストライカープラスはタッチパネルではありません。画面右側のボタンで操作をします。
各種の設定時には確かに面倒です。タッチパネルであれば1回で直接選べるものが、ボタンだと>>>>>>とカーソル移動分を余計に押さなくてはいけないからです。

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ただ、魚探を使い込んでいくと、おおよそ使う機能や表示画面というのは限られてきます。自分の場合は「クリアビュー+サイドビュー」「クリアビュー+地図」を多用しますので、画面設定でそれらを優先配置することですぐに選べるようにしています。

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あくまでレンタルボートでの使用において話をすれば、自分にはストライカープラスでおおよそ充分だったというのが正直な感想です。地図なんて数回釣りに行けば自分で作図できてしまうし、人が作った地図データをダウンロードするつもりもないし、ソフトウェアをアップロードする必要も感じないし、タッチパネルでなくても別に不自由しない。

ただね、ヘディングセンサーが付けられないという点だけがネックです。この点さえなければ、声を大にして「レンタルボートであればストライカープラスで充分です!!」と言いたいところですが。

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ステイシー60SP [他社製品]

最近はどちらかというと潜行深度の浅いシャッドが多いようです。それを好む人も勿論多い。自分の周囲に色々聞いてみても、どちらかというとあまり潜らないシャッドを好む人が多い気がします。

自分はシャッドラップSR7で育った世代なので、1mちょっとしか潜らないようなシャッドだと物足りなくてしょうがない。そもそも、潜らないシャッドをより深く潜らせることは出来ませんが、潜るシャッドでより浅いレンジを攻めたいと思えばロッドを立てて引けばいい。潜る方がより幅広い水深をカバーできるというわけです。

ただ、潜行深度の浅いシャッドが多くなったことは自分にとっては好都合です。先行者が潜行深度の浅いシャッドを投げていたとしたら、2m前後のレンジは手付かずのまま残っているということになるからです。

寒い時期にスローで使うシャッドはまた別になりますが、ハイシーズン中にただ巻きで使うシャッドはシャッドラップ、TTMシャッド、SH-60、ステイシー60SPなど。
「古いルアーばかりじゃない?」う~む確かに。一番最近のモノでもソウルシャッドを幾つか持っている程度かな。

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ちなみにステイシー60SPはこれだけ持っています。以前にバスの管理釣り場でやたらとこのルアーが釣れたので非常に気に入り、買い集めました。

ステイシーはフロロ4lbで使うと2m前後までトレース出来るのと、クリアー系の薄いカラーがあるのがいい。昔、管理釣り場でどのカラーのシャッドが一番釣れるか試してみたら圧倒的に釣れたのはクリアーでした。同じ場所をしつこく攻める釣りではあればカラーは薄ければ薄いほどいいと感じました。チャートリュース系やキンクロなんて最初は反応が良くてもすぐにバイトが途絶えてしまう。スレちゃうんですね。
でもクリアー系は売れない。だからラインナップするメーカーは少ない。自分でさえレティクルシャッドにはラインナップしませんでした。だからクリアー系のシャッドというのは貴重なのです。シャッドラップじゃ出来ませんし。

最近発売されたシャッドにも、いいなと思えるものはあります。興味を持って買ってみるという事ももちろんあります。でも、ステイシー60SPをこれだけ持っているのであえて新しいシャッドを買い足すこともないかなと。

何より、これまで釣っているという実績に基づいた信頼感や、使い慣れている、ルアーの特性を把握しているという安心感があります。新しいルアーだと、使い込んで釣ってみないとそれらは得られませんからね。

ところで今更ですが、ステイシー60SPってシャッドでいいですよね?!同じステイシーでも、80,90はロングビルミノーなので。

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レアな?プラ製キラーB [他社製品]

たまに買い物に行くレイクタウンというショッピングモールの中に以前ルアーショップがありました。現在はテナント撤退してしまったようですけど。

当然、買い物途中にちょっと覗いてみる。足元のワゴンセールの箱の中に、何やら見慣れないルアーが入っていました。中国製の安物プラグか・・・と思いきやパッケージにはまさかのバグリー表記!

ええーっ!!これってバグリーのキラーBなの?!

当然そのキラーBには手は伸びず。傷心のまま調べたところ、もはやバルサ製のキラーBは生産中止でプラスチック製のラトリンキラーBに移行なのだとか。

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慌てて在庫を探して複数購入したバルサ製のキラーB1。泳がせてみたら何とこれが全てハズレで泣けてきた。

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それからしばらくしてプラスチック製のキラーBも目にするようになってきました。やっぱり昔の製品に思い入れがある分、オジサンはどうしても好きにはなれない。でも、以前にレイクタウンで見掛けた奴はもっと不細工だった気がしたけど気のせいかな・・・

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でも思い違いなんかじゃなかった。レイクタウンで見掛けた奴はコレだ!!

現行のラトリンキラーB2とはまた違うでしょう。目の大きさと位置が決定的に違う。マイナーチェンジしたのか、それともコイツはサイズ的にB1なのかな?いずれにしても既に製造されていないモデルのようです。売れなかったんでしょうね、コレは。

短命に終わった製品なのか、実はこのキラーBの事を調べようとしてもほとんど出て来ない。私の周りでも持っている、知っているという人がいない。ある意味非常にレア(笑)。人気が無くて流通量が少なかったら、そりゃレアにもなりますよね。価値があるかどうかは別として。

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ブランドは違いますが、境遇的には何となくこの子達と重なるものがあります。

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