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エンジン SUPERIOR LOフック [他社製品]

誰もが頭を悩まされているであろうダウンショットリグ使用時の糸ヨレ。特に高比重素材のワームを使うとそれが顕著です。それは何故かということは以前にも記しましたので割愛します。

これを完全に無くすというのは不可能ですが、それにしてもヨレが酷いな?と感じた時はフックとの結び目を確認した方が良いです。大概、結び目が左右どちらかにズレていることが原因であることが多いからです。

ダウンショットリグでは結び目がきちんとフックのアイ部分の中心にあることが重要です。自分はこれまでダブルユニノットという結び方をすることでこれを極力避けてきました。ダブルユニノットはフックとの接点が多くなることで結び目のズレは他のノットよりもかなり少なく抑えられます。が、通常のユニノットと比較して結ぶのが面倒なのがネック。

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年末年始の釣行から使い始めたのはエンジンさんのSUPERIOR LOフック。タイイングアイに溝が彫ってあることで結び目がズレないのだとか。なるほどと思って早速購入。あえてシンプルなユニノットで結んで使ってみました。

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なお、このフックの開発を手掛けた小森プロはレッグワーム2.5インチに#3を合わせているとのことでしたが、自分はレッグワーム2.5インチ、AR-Wピンテール2.75インチに#6を組んでいます。自分はやや小振りのサイズのフックをセットしてワームのうねる動きを生かす方を好んでいます。
ちなみに、#6という表記ですがタイニースゴイフックの#8とほぼ同じサイズです。まぁこの辺りはメーカーさんによってまちまちな部分がありますので・・・。

2回の釣行において、確かにノット部分の左右へのズレはありませんでした。

フック形状的には特に変わった部分はないように見えますが、フックポイントがあまり内側を向き過ぎていないところが自分好み。冬場の釣りではちょっとした部分で大きな差が出るんです。
そしてフッ素加工されているのも効いているのか、フッキング性能はとてもいいと思いました。12/30の釣行ではダウンショットで10バイト10フィッシュ、つまりスッポ抜けは0!!これ、ハイシーズンでもありえないレベルです。1/2の釣行では10バイト8フィッシュ。これもこの時期としてはかなり良い結果。

でも実はもっといいなと感じている部分があります。それは線径の割に変形が少ないこと。

ライトリグ用のフックはどんな場合に曲がってしまいやすいと思いますか?大型の魚が掛かった時?根掛かりした時?確かにそういうケースもありますね。でも一番多いのは「魚の口からフックを外す時」です。特に口の中で硬い部分にフッキングしていて、素手では外せずプライヤーを併用する時。この時、ヤワなフックは曲がって変形しやすい。

で、フックが変形してしまったら、プライヤーで曲げ直すことも出来なくはないですがその後の使用に不安が残るので、結局は新しいフックとの交換=ダウンショットリグの全体の結び直しになります。これが実に面倒なのです。特に、ハイペースで釣れ続けている時に仕掛けを作り直す羽目になるなんて実に馬鹿馬鹿しい。

LOフックを使っていて何度か魚の口の硬い部分に深く刺さって、都度プライヤーで外したりもしたのですが、フックの線径の割に変形がほとんどありませんでした。これもフッ素コーティングの恩恵なのかもしれませんが、これはいいなと。

フッ素コートのフックは実はこれまであまり好きではなかったのですが、細軸で小型サイズのオフセットフックには相性がいいのかもしれませんね。

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田村

リグやルアーに係わらず、フリーノットをすることが多いです。
by 田村 (2020-01-06 09:44) 

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