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GARMIN ストライカープラス9sv [他社製品]

昨年の12月からGARMINのストライカープラス9svを使い始めました。

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GARMINの魚探では一番手頃な価格のシリーズとなります。自分は本体+トランスデューサーで13万ほどで購入しました。ちなみにこの1つ上の機種となるエコマッププラス95svとの価格差はおおよそ7万円。
マリーナの人や周りの人にもエコマッププラスの方を勧められましたし金銭的に余裕があれば自分もそちらを選んでいます。でも7万円の価格差って小さくはない・・・ですよね?

そもそもストライカープラスでさえGPS、サイドビュー、クリアビュー、スポットマーキング、クイックドロー(等深線作図機能)を備えています。充分過ぎるでしょ?!だってそれまでの自分の魚探、HONDEXのGB200Ⅱと5620ですもん。これ以上に複雑な機能が付いていたところで、機械音痴の自分には使いこなせない自信がある(苦笑)。ですので、自信満々でストライカープラス9svを購入しました。

そして冬の間、ストライカープラスを相棒にして戸面原ダムのピンスポットをマーキング、実釣して好結果を出すことが出来ました。一応、真冬でもボウズを喰らった日はありませんでしたから。完全にストライカープラスのおかげだったと断言できます。

ただ、使い込むうちにここがもうちょっと・・・という部分があったのも事実。GARMINのサポートバスプロの人達は中級以上のモデルを推していると思いますが、価格面でストライカープラスを検討される方もいるかと思いますので多少なりとも参考になればと思います。

【白地図】

エコマッププラス以上の機種になると地図カードを読み込むことが出来ますので画面に湖の地図を表示させることが出来ます。ストライカープラスはカードスロットがなく地図カードは使えません。買ってすぐの状態では地図は表示されずまっさらな状態になります。

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自分の場合、戸面原ダムをクイックドローをかけながらエレキで周り、2回の釣行でほぼ戸面原ダムの地図を完成させました。同じフィールドに何度も通う人であれば数回の釣行で大まかな地図は出来上がってしまうはずです。自分ももう地図が出来上がってしまっているので、最近はクイックドローなんてほとんど使わなくなってしまいました。
規模の大きいフィールドでなければ白地図で何ら問題ない、というのが自分の感想です。

【社交性ゼロ(笑)】

GARMINにはユーザ間で情報交換をするコミュニティサイトが存在します。ここから作成済の湖マップをアップロードしたりダウンロードすることも出来ます。が、ストライカープラスはWi-Fi機能やSDカードスロットがありませんのでコミュニティサイトには参加できません。
自分で苦労して作った地図は人になんぞやらない、ましてや人様が作った地図データなんて使わないという私のような社交性のない頑固者や一匹狼系のアングラーにはピッタリです(笑)。社交性を重視される方はエコマッププラス以上のクラスを推奨。

ただですね、ストライカープラスも日本向けのものがWi-Fiを抜いてあるようで、海外で販売されているストライカープラスにはWi-Fiが付いています。エコマッププラスとの差別化を明確にしたいのかもしれませんけど、せっかく付いているものをわざわざ抜かなくても・・・という気はしますね。

【アップデート不可】

Wi-Fi機能もSDカードスロットもないのでソフトウェアのアップデートは出来ません。でも別に、購入時のソフトウェアで何の問題もありません。

【ネットワークを組める機種が限定的】

レンタルボートやアルミボートのように魚探を1台しか設置しないケースでは関係ないことですが、バスボートで使用する場合はフロントとコンソールの2箇所に魚探を設置することになります。自分もストライカープラスをバスボートのフロントに設置する予定でいます。
当初の考えとしては、ゆくゆくはコンソールに中級機を装着して、フロントのストライカープラスと接続(マーキングスポットの共有が出来る)しようかと思っていたのですが、何と、ストライカープラスはネットワークを組める機種が限られています。具体的には同じストライカープラス(7sv、9sv)同士であれば可能ですがそれ以外のモデル(エコマッププラス95svなど)とは接続できない。バスボートで前後をストライカープラスというのも考えにくいですし、前後でネットワークを組むことは想定されない方が良いかと思います。

【ヘディングセンサーが接続できない】

ストライカープラスにはNMEA0183という入出力ケーブルが出ています。てっきりNMEA0183で接続するヘディングセンサーが付けられるものとばかり思っていましたが、何とこれが出来ない!!
マーキングした沖のピンスポットを狙う際、ボートが少しでも風に流されるとピンスポットがボートのどちら側にあるのか全くわからなくなってしまいます。これは魚探に頼る釣りをする人ほど大きなストレスになると思います。
自分は仕方がないので、どうしても精度を上げてピンスポットを撃ちたい場合にはマーカーブイを打っていましたが、折角GPS機能の付いた魚探を使っているのにわざわざマーカーブイを併用しているというのもアホらしいことですよね。

【タッチパネルではない】

スマホに慣れているとついつい画面をタッチしてしまいますが(汗)ストライカープラスはタッチパネルではありません。画面右側のボタンで操作をします。
各種の設定時には確かに面倒です。タッチパネルであれば1回で直接選べるものが、ボタンだと>>>>>>とカーソル移動分を余計に押さなくてはいけないからです。

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ただ、魚探を使い込んでいくと、おおよそ使う機能や表示画面というのは限られてきます。自分の場合は「クリアビュー+サイドビュー」「クリアビュー+地図」を多用しますので、画面設定でそれらを優先配置することですぐに選べるようにしています。

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あくまでレンタルボートでの使用において話をすれば、自分にはストライカープラスでおおよそ充分だったというのが正直な感想です。地図なんて数回釣りに行けば自分で作図できてしまうし、人が作った地図データをダウンロードするつもりもないし、ソフトウェアをアップロードする必要も感じないし、タッチパネルでなくても別に不自由しない。

ただね、ヘディングセンサーが付けられないという点だけがネックです。この点さえなければ、声を大にして「レンタルボートであればストライカープラスで充分です!!」と言いたいところですが。

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