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4月下旬 グルーパーバグでガシラ釣り [釣果報告]

ライトソルトゲームを得意とするM野さんからグルーパーバグの釣果報告をいただきました。キジハタにはまだ少し時期が早いのですが、ガシラ(カサゴ)釣りでグルーパーバグが活躍してくれたようです。

この度は新発売の「グルーパーバグ」を試してみたく、近場のポイントまでガシラ(カサゴ)目的で釣行してまいりました。

日時は4月下旬の夕マズメ~夜にかけてです。

今回のポイントは市街地が近いために激戦区で、ボウズは当たり前、20cmオーバーのガシラが釣れれば奇跡レベル・・・。

といった場所でめったに行かないのですが、グルーパーバグを試してみるには良い機会だと思っての釣行となりました。

3.5gのシンカーを使った直リグで挑みますが日没までは案の定、ノーバイト。

ガシラ狙いでノーバイトはさすがにきつい・・・ww

しかし、日没して完全に真っ暗になる前の19:00前に待望のアタリが!

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ボウズを覚悟していただけに、うれしい2尾となりましたとともにこのような小型のガシラでさえ好反応を示してくれるグルーパーバグの威力を体感できる瞬間でもありました。

グルーパーバグを使ってみて感じた威力とは・・・?

1、中空ボディならではのアクションで自然な動きをしてくれる

2、中空ボディだからかほとんどノーアクションでも釣れる

3、クロー系ワームは飛距離が出ないものが多いですが、グルーパーバグは細身で比較的飛距離が出る。

4、細身のボディなのにフックがずれにくい

5、ソフトな素材なのにかなり頑丈で破損に強い

以上、パッと思いついただけでもかなりのメリットのあるワームだと感じました。

グルーパー、、、すなわちアコウ(キジハタ)が釣れる時期は夏なので、もう少し先の話となりますが今からアコウが接岸してくる夏が待ち遠しいです!

ワームをボトムでステイさせていると、ガシラはジリジリと距離を詰めて近づいてきます。そして動かし始めと同時にバイトしてくる傾向が強いです(あくまで自分のイメージですが)。ですので、ボトムでのポーズ時に立つというグルーパーバグの特徴はガシラにも向いているのではと思います。

新製品の釣果報告が入ってくるとホッとします(笑)。これからガシラにアコウと、グルーパーバグで様々な釣果が聞こえてくることに期待しています。

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ロングA(B14A)スミスリミテッドカラー [プラドコ]

アメリカではI CAST SHOWが開催される夏に新製品の発表になることが多いです。そしてその時期になると、スミスにはPRADCO社から廃盤品も伝えられてきます。
2021年の夏、PRADCO社から送られてきた廃盤リストを見て驚いてしまった。そこにはBanditのフットルース、ヘドンのポップンイメージJr.、ボーマーのモデルA(B02A)、ファットA、そしてロングAのB14Aと明記されていたからです。

マジか!慌ててポップンイメージJr.、モデルA(B02A)、ロングA(B14A)を買い足したのは言うまでもありません。
そしてこの情報を得た販売店さんの中にも、在庫確保に動いた店が何軒かありました。そりゃそうですよねぇ、なくなったら困るルアーというのがありますからね。

そしてフットルース、ポップンイメージJr.、モデルA(B02A)、ファットAはWEBカタログ上からもその姿を消しました。ところがロングA(B14A)だけは5色が掲載されていました。廃盤じゃないじゃん!廃盤詐欺じゃん!と何度言われたことか。でも、ごめんなさい。

とはいえ・・・たった5色。ちなみにロングA(B15A)は現時点で41色もあります。想像するに、PRADCO社はB14Aを廃盤にするつもりだったんだろうと思います。ところが残り5色の在庫を思うように売り捌けなかったのではないかと。在庫が残ってしまったので、そのまま販売を続けている状況なのではないかなぁと思います。

小さめのミノーって、世界的にはあまり需要がないのかもしれません。何故なら、ロングAの最小サイズB13Aも、ラトリンログの小型サイズであるARA1200も、既に廃盤になっていますからね。だからB14Aに関しても在庫が無くなり次第に廃盤になっても何らおかしくはないのです。

ロングAに関してはB15Aの人気が高いのですが、自分はB14Aの方が好き。自分が中学生~高校生の頃にロングAは大ブームを巻き起こしていました。当時はロングAとフレックウィードウェーダー(スピナーベイト)が大人気で、牛久沼でも亀山ダムでも皆がこれを投げていたのです。そんな時代があった。その時のロングAというのがB14Aだったのです。当時はミノーの標準サイズは9cmでしたから。自分は今でも、関東のフィールドの多くでは11cmより9cmの方がサイズ的には合っていると思っています。

そしてスミス内PRADCOプロジェクトチームのMさんもB14Aが大好きな人です。今回、B14Aのリミテッドカラーを作りたいと提案したのはMさんでした。
確かに、現行カラー5色だけですからね。それも近いうちに無くなる可能性がある。それだったら使える色をスミスで作ってラインナップしてしまおうとのことでした。自分もその提案には賛成。B14Aは良いルアーですから。

カラーは私も含めプロジェクトチーム内で検討しました。自分はペイント系のカラーやメッキ系のカラーも提案したのですが、Mさんはどうしても全て反射板入りで行きたいと希望していました。それであればということで今回のカラー構成はMさんの希望で全て反射板入りカラーで構成されています。提案者が一番の思い入れや意図を持っているでしょうからそれを優先させたというわけです。ただこの時点では、どうしてMさんが反射板入りのカラーに拘っているのかは理解していませんでした(のちに知ることになります)。

そんなわけで、5~6月に発売となるリミテッドカラーは以下の7色です。今年のフィッシングショーでも展示していたのですが、一部のカラーが仕様変更となっています。

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SLA2.XBW-Flash
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SLA3.XRS-Flash
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SLA4.XRW-Flash
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SLA5.XRY-Flash
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SLA6.Clown-Flash
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SLA7は欠番。試作段階で理想通りの仕上がりにならず、止めました。

SLA8.Florida-Flash
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後日、Mさんが反射板入りカラーに拘っていた理由を教えてもらうことが出来ました。それを聞いて、なるほど~と。

B15Aも同様ですが、現行のロングAには大きく分けて2種類あります。反射板入りのものと、そうでないものです。でもこれは単に反射板の有無だけの違いではありません。ウェイトバランスが決定的に違う。これが一番重要なのだと。

反射板入り:頭部に固定ウェイトが1個入っているのみ。
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ラトルとしてはワンノッカーです。そして前方重心です。固定ウェイトならではの安定感があります。

反射板なし:ブラスビーズが5個入っています。
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特にB14Aはウェイトルームの構造上、これが前方には移動しません。ボディー後部を自由にウェイトが移動するかたちになります。結果、シャラシャラ系のラトルサウンドです。そしてバランス自体がやや不安定なものになります。

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浮き力もまるで違います。浮力は反射板入りの方が断然強い。そして浮き姿勢に関しては、反射板入りは水平姿勢、反射板なしはやや尻下がりの姿勢で浮きます。

どちらが良いという事ではないのですが、Mさん的にはロッド操作に対するレスポンスが良い反射板入りの方が好みだという事でした。

B14Aの現行品は大きく分けて2種類なんて言いましたが、さらにクリアー素材とボーン素材の違い、年代別によって異なるモールド構造の違いなどを加味していけばさらに細分化されていくことになります。この辺りがまた、アメリカンルアーの奥の深さと言われる所以です。

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4/22 今日の霞ヶ浦水系某川 [釣行記]

持論に過ぎないのですが、4月22日というのは霞ヶ浦水系の水中が一気に変わる日。この日を境に状況が一気に好転するのです。小場所や閉鎖水域はもっと早いタイミングから釣れ始めるのですが、中~大場所が釣れ始めるのはほとんど毎年決まって4月22日でした。潮回りなどは関係なし。

ましてや温暖化によって近年はその釣れ始めのタイミングというのは早まっている気もします。魚の個体数が少ないので実感するのは難しい時代になってしまいましたが。
ですので自分が行く某川ももう釣れることでしょう。昔ほど釣れるわけではないけれど、まぁ5尾くらいは釣れるかなぁ・・・なんて甘い気持ちで行ったのが運の尽き(苦笑)。

朝はロングA(B14A)のシャロートゥッチで1尾掛けるもバラシ。

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10時近くになってテナガホッグのマット撃ちでようやく1尾(45cm)。

ワッキーリグでの矢板撃ちでは小型を1本掛けましたが抜き上げでポロリ。結局どの釣り方も各1バイトづつしか得られず、何か違う感じ。

周辺の田んぼでは早くも田植えが始まっています。来週あたりは代掻きの水で真っ白になってしまいそうです。

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4/17 シンクスパイダーで春バスキャッチ [釣果報告]

そろそろ本格的に釣れ出しているだろうということでホームフィールドに繰り出した爆釣王のTさん。

強風ということもあってか、今回は苦戦?といいつつもしっかり良型のバスを釣ってきたようです。

マッディーシャローフィールド 2023年4月17日(月) 天気:晴れ 気温:7~20℃ 水温:16~20℃ 風:2~7m 水位:やや多め 水色:マッディー

 先々週の釣りは厳しいものでしたが、IKE‐Pさんが4月下旬から大きく好転する可能性が大とコメントされていたので!?2週間振りに同じ場所へリベンジしに行ってきました!

 が、期待に反して全くの無反応。。実績ルアーを全て試すもまさかの5時間ノーバイト・・・そこで『シンクスパイダー2.2"』のノーシンカーを少し試してダメだったらもう帰ろうと思ったその2投目にバイト!?ブタバスと呼ぶにふさわしい、いかついやつを仕留めることができました!

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 そしてしばらく後に同じく『シンクスパイダー2.2" 24.ミミズ』の張らず緩めずのフォール中にコン!と明確なバイトがあり、40弱のやつをもう1本追加することができました!スローな釣りにはなりますが、魚の視界に『シンクスパイダー』が入れば無視できない虫なんでしょうね!?f(^^;)

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 わずかな糸口が見えた気がしましたが、予報通り7mの爆風が吹き始めノーシンカーの釣りは強制終了。。今回も厳しい釣りとなってしまいましたが、様々なルアーで反応がない中『シンクスパイダー2.2"』には反応したことは非常に興味深いところでした。

そうでした、前回の釣果報告を見て、4月初旬でこれだけ釣れるのなら4月下旬にはかなり釣れるんでは?と自分がコメントしたのでした。

昔、まだバスが多かった時代でも4月初旬の霞ヶ浦水系は厳しく、数尾しか釣れませんでした。それがいきなり二桁釣果がコンスタントに釣れ始めるというのが4月22日(と断定できるほど、毎年必ず4/22を境に一気に世界が変わりました)。徐々に釣れ始めるのではなく4月22日を境に釣果が数倍に膨れ上がるのです。0~3尾だったものがいきなり5~20尾に変わるといった具合にです。

今は時代が変わってバスが激減したのでそこまでの変わりようというのは感じるのが難しいでしょうし、温暖化も進んだのでもしかしたら切り替わりのタイミングが4月22日よりも早くなっているのかもしれませんが、もしかするとTさんが釣行した17日では微妙に早かったのかもしれません。現場に居たわけではないので断定はできないですけれど。

何はともあれ、コンスタントな釣果が得られるタイミングは間もなくです。早く釣りに行きたいなぁ、最近何故か週末になると荒天続きなんですよねぇ。

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自分の負け [日記]

自他ともに認めるデジタルデバイス音痴の自分。スマホの操作も大の苦手。

業務用として会社所有のGoproがあります。それを使って何度か撮影をしたこともあります。操作自体はシンプルなのでちゃんと撮れた動画ももちろんありますが、肝心な場面で撮影に失敗し動画自体をボツにしたこともあります。
咄嗟の場面で電源が入らない?!接続不良かと思って慌てて外部電源コードの抜き差しなどを繰り返してどうにか電源が入り撮影続行。あとで映像を確認してみたらどういうわけかコマ送りで撮影されていたりという失敗も何度か。
電池が膨らんで取り出せなくなり、電池を壊したこともあったなぁ(秋の中禅寺湖だったのでそんなに暑くもなかったのですが)。会社の備品だったこともあり、これはさすがに自費で買い足しました。

そんなこんなで2度とGoproなんぞ使わん!と誓ったのでした。自分とはとにかく相性が悪すぎる。この先の人生で自分がGopro(というよりアクションカメラ全般)を買ったら「負け」だと思いました。

ですが自分はどうしても仕事柄ルアーの泳ぎを映像に撮っておきたい。開発途中のルアーの進捗報告をするのに会社内で説明がしやすいから。

自分は防水のコンデジを所有していますのでそれを使って撮影をしています。いざとなったら三脚ごと水中に突っ込むこともします。でも撮影にはとても苦労します。全て一人でやっていますので。バスボートならともかく狭くて不安定な小型ボートの上でやるのは本当に大変。足でエレキを操船してボートを進めて、左手にカメラ、右手にロッドを持ってということもあります。

そこまで苦労して撮影しても、後で映像を確認してみるとガッカリということが少なくない。先日も津久井湖でプロトルアーの撮影をしてみたのですが、帰宅後にPCで映像を確認してガッカリしてしまった。

で、次の瞬間、何を思ったかGoproをポチってしまった(汗)!所謂衝動買いということになりますが、その時の自分はどうかしてました。Goproと相性が悪いことは重々わかっているはずなのに・・・。

翌朝、起きた瞬間にGoproをポチってしまったことを思い出し、なんてことをしてしまったんだろうと大後悔したのは言うまでもありません。自分は「負け」てしまったのです。
疲れた頭で何かを判断しようとすると本当に駄目ですね。冷静な頭で判断していたら絶対にそんなことはしなかったのに。

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まぁ、買ってしまったものは仕方がない。不良品でもない限り返品するというわけにもいきません。ポチったのは紛れもなく自分自身です。折角買ってみたのだし気が向いたら使ってみるかな?

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しかし、早くも初期設定の途中で挫折。スマホにQUIKというアプリを入れて連動させる必要があるらしいのですが、そもそもスマホにアプリがインストール出来ん!
古いバージョンのQUIKをインストールしてみたり、スマホのOS自体を更新してみても駄目。今はブチ切れてスマホを床に叩きつけたい衝動をギリギリで抑えている段階(苦笑)。

やっぱりGoproなんて買うんじゃなかった・・・デジタル音痴のオジサンには難し過ぎるわ。

果たしてこの先、自分にGoproが使いこなせる日が来るのか?それとも速攻でリサイクルショップに持ち込むことになるのか?いずれにせよ、当面はコンデジを使い続けることになるのでしょう。

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浮世絵バドでナマズ釣り [釣果報告]

ソルトルアーのYoutuberだったM野さんですが、現在ではナマズ釣行を中心に楽しんでいるようです。

今回は浮世絵バージョンのビッグバドで釣果が得られたそうです。

この度は「スミス30th記念浮世絵ビッグバド」で鯰が釣れましたので報告させていただきます。

夕マズメから近所の川でトップウォータールアーを使ってナマズを狙っておりましたが、どうも、一度もバイトがない状態。

2日前の大雨や前日~本日に続く強烈な北西風の影響で水温が一気に下がったからでしょうか。

そこで、スピナーベイトやワームを使ってみたりしたのですが、それでも無反応・・・。

そんな中、鯰釣りでほとんど使ったことのないビッグバドを使ってみることに。

ちなみに、日本古来のフィッシュイーターであるナマズを釣るわけですから

「スミス30th記念浮世絵ビッグバド」
葛飾北斎 ・富嶽三十六景神奈川沖浪裏

を選択。

フックは「ジッターバグCFフックバーブレスダブル#1」に変更しています。

あたりはすっかり暗くなって、水面もうっすら見える状態になっていました。

対岸の壁にぶつからないようにキャストし、3回ほどシェイクして誘いを入れた後にゆっくり巻き始めると、すぐに「ボフッ!」という捕食音とともに、ロッドに重みがのしかかります!

鯰特有のヘッドシェイクをロッドのしなりでいなしながら釣れたのは約55cmのきれいな体のナマズでした!

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あれだけ様々なルアーを試してなんの反応もなかった状況でビッグバドに変えたとたんにヒットするなんて、一気にバド信者になりそうです(笑)

きっと鯰も浮世絵が好みったのかもしれませんね?!

そして注目なのが、フロントフックにかかっていることです。

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というのも、鯰がヒットするのはほとんどがリアフック(後ろのフック)です。

少なくとも、私個人的な経験では、今まで釣ったナマズのすべてがリアフックにかかっていたため今回の結果はとても驚いています。

なお、このことを鯰釣りに詳しい某釣具屋の店長に伝えると「バド系で釣れるとフロントフックにかかることが多い」とのことでした。

まだまだ鯰釣りは未解明なことが多く奥の深さを実感した釣行だったとともに

「スミス30th記念浮世絵ビッグバド」

のおかげで楽しい釣りができました。

ありがとうございます!

スミスはもう50周年も過ぎていますので、浮世絵ビッグバドももう20年以上前のルアーになるんですね。とはいえ当時にだいぶ流通したルアーなので、古くなっても価値は出ないと思います。
自分が入手した浮世絵バド、20年以上未開封のままなのですが、折を見て実戦用にしようかな???でも実戦用のバドも沢山持っているからこのまま開封はしないんだろうなぁ。

今シーズンは数社のナマズ用ルアーの供給状況が悪く、もしかしたらナマズ用ルアーが市場から枯渇するかも?もしそうなったら、改めてジッターバグ、クレイジークローラー、ビッグバドあたりのアメリカンルアーを見直してみてもいいかもしれないですね。

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4/9 NBCチャプター南千葉訪問と高滝湖ワカサギ採卵施設見学 [日記]

本日はNBCチャプター南千葉さんにお邪魔してきました。場所は高滝湖です。
スミスでは今年度からチャプター南千葉の冠スポンサーを1戦持たせていただくことになりました。その初戦が今日だったというわけです。協賛をするからにはどんな雰囲気のチャプターなのか一度確認しておきたいと思い、現地まで出向いてきた次第。

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いや~、最先端のレンタルボート戦という印象。皆さん装備が凄い。でも雰囲気自体はとても和やかで皆さん楽しそうでした。若い人も多くて、とても活気があるチャプターだとも感じました。

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自分は選手の皆さんが帰着するまで陸上で待機していたのですが、途中で結構な強風が吹いてきてしまいました。高滝湖は高い山などに囲まれていないので湖全体に風が吹き渡ってしまい、風裏が少ないような印象を受けました。沖は結構ザブザブでした。
一方、湖岸は護岸で足場が良い場所が多いことから岸釣りの人もかなり多く、ボートから岸スレスレを攻めたい場合は場所のバッティングも多そうでした。ですので今日は大会参加者にしてみればかなり攻めにくいコンディションだったと思います。

そんな状況下でしたので少し不安があったのですが、約60名の参加者であっても事故なし、トラブルなし!魚を釣る云々とは違う話になりますけれど、参加者の皆さんのトーナメンターとしての意識の高さとスキルが素晴らしかったです。
事実、大会参加ではない一般のアングラーの中にはエレキを装着しているのにオールを漕いで桟橋まで戻ってきていた人もいました。多分強風のせいでバッテリーが弱ってしまったのではないかな?でも大会参加の人達はきちんと帰着時間にはトラブルなく戻ってきましたからね。

釣果の程は、釣れている人と釣れていない人の差が大きい感じ。釣っている人は3尾のリミットメイクをしている人も多いものの、ゼロ申告の選手も多かったです。ただ、バスのコンディションはかなり良かったです。

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選手の皆さんが戻ってくるのを待っている間というのは時間が余っていてかなり暇なのですが、今日は高滝湖観光企業組合さんのご厚意でワカサギの採卵施設内を見学させていただくことが出来ました(撮影許可もいただきました)。

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房総のフィールドのワカサギ事業で唯一成功していると言っていい高滝湖。湖の地形や水質がワカサギに合っているのかとも思っていましたが、組合がこうした地道な努力でワカサギを増やしているからこそだとも思いました。

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「こうした方法を取ることで、強くてしっかりした卵になるんだ」とも仰っていました。詳しくは書きませんが、高滝湖のワカサギは強い個体になるよう採卵の段階である工夫もされていました。
こうした組合の努力の結果、ワカサギの個体数増加のみならずバスのコンディションも良好な状態を維持できるというわけですね。

そして高滝湖ではボート釣りの人のみならず、岸釣りの人も遊漁証を買いに来てから釣りに行く人がとても多かったです。組合が資源の増殖に尽力し、それがバスにも反映されていることを岸釣りの皆さんもきちんと理解している。理想的なサイクルが出来上がっていると感じました。こうしたフィールドが他にも増えるといいなぁ・・・色々と勉強になった1日でした。

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帰宅後、埼玉県議選挙の投票にもちゃんと行ってきました。まぁまぁハードスケジュールでした。

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パイオニアの理想形・4 [製品開発]

ようやくグルーパーバグがスミスに入荷し、デリバリーがスタートしました。やっと入った・・・というのが正直な思いです。

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グルーパーバグは2022年のカタログに新製品として掲載されています。元々は昨年の5月に新製品として発売されるものだったのです。とうの昔に開発自体は終了し、時間に余裕をもって工場に生産指示を出していました。それが、ただでさえコロナ禍による都市のロックダウンといった影響で中国では物流や人的移動が制限される中、生産ラインがメチャクチャな状態になってしまいました(それ以外の要因も色々ありましたが)。

グルーパーバグは物凄く複雑な形状・構造をしています。これを製造できる工場というのは限られている。だからこそ、パフォーマンスベイトやオーシャンパフォーマーと同一の生産工場に製造を依頼しました。技術的には間違いなくこの工場がトップクラスだから。ただ今回ばかりは、それが裏目に出た面もあります。

「まだ発売されないんですか?」「いつ発売されるんですか?」辻本さんも、自分も、スミスの営業員も随分と聞かれたはずです。でも、自分も一体いつになったら出来上がってくるのかわからなかった。工場がほとんど音信不通になってしまっていたからです。関係者が日本から中国に出向いて直接確認してくることも出来なかった。完全にお手上げ状態でした。

最悪、グルーパーバグは生産を断念しなくてはいけないかもしれない。全く別の工場を探して、0から再開発をすることも考えました。もしそれをやっていたら発売はさらに1年伸びていただろうと思います。辻本さんにも逐一それらの状況を説明していました。歯痒い思いをさせてしまっただろうと思っています。グルーパーバグに関しては、つい2ヶ月前までそんな状況だったのです。

それが何の前触れもなく、唐突に工場から連絡が入ってきました。
「グルーパーバグ、出来ましたよ~」

思わず「エーッ!」と声を上げてしまいました。まさかの知らせでした。そして良い知らせだけどいきなり過ぎる!!生産が進んでいるのならもっと早く言ってよ・・・

それからがもう大変。プロモーションも、受注も全て止めていましたから。もしかしたら製品化出来ないかもしれないものに、宣伝や受注をするわけにはいきませんから。釣りフェスティバルやフィッシングショーOSAKAでグルーパーバグの展示を控えていたのもそのため。
それがいきなり製品が入荷してくることになったので、慌ててプロモーションや受注を進めることになったというわけです。

グルーパーバグは私が辻本さんにお願いして、デザインを興してもらったものです。試作やテストもほぼ全て丸投げして、かなりの時間と労力を費やしてもらいました。それらが全て無駄に終わってしまうかもしれないと思うと、本当に申し訳ない気持ちで一杯になりました。ですので無事に製品が発売されたことに心からホッとしています。

グルーパーゲームという言葉は、辻本さんがハタ釣りを普及させていくのにあたり、ルアーマンに受け入れられやすい名称をということで名付けたものなのだそうです。そんなこともあり、この製品にはどうしても「グルーパー~」という製品名を付けたいと言われていました。そんな経緯で名付けられたのがグルーパーバグという製品名です。

ようやく発売に漕ぎつけて私も肩の荷が降りました。もうすぐハタも良く釣れるシーズンに突入します。きっとグルーパーバグでの好釣果があちこちから聞こえてくることでしょう。

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テンタクローラーで攻める4月初旬のマッディーシャロー [釣果報告]

自分は冬の間はひたすらダムにばかり通っていましたが、元々は印旛沼育ちですし霞ヶ浦水系をホームにしていましたのでそろそろ平地のフィールドも恋しくなってきているところです。

そんな折、爆釣王Tさんからの釣果報告が届きました。

マッディーシャローフィールド 2023年4月3日(月) 天気:晴れ 気温:6~18℃ 水温:14~18℃ 風:2~5m 水位:平常 水色:マッディー

 今年初のバス釣りに行ってきましたのでご報告致します。水温も最高で18度を超えるなど良さそうでしたが、朝から何をやっても釣れません。。

 そこで、ここで実績の高いパフォーマンスベイト『テンタクローラー』のガード付マス針を使った0.9gネコリグを試すと水深30cm程のアシ際でバイト!42㎝ながらカッコいい魚体のバスを釣ることができました!

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 しばらくするともう1本!同じく『テンタクローラー』のコークカラーで良型を釣りあげることができました!他のルアーが沈黙するような状況でも、『テンタクローラー』の繊細な6本のピンテールアクションが効くのかもしれませんね。

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 結局この日はアジャストできずこの2本のみでしたが、気難しい魚やテナガエビ食いの魚を相手にするときなどは『テンタクローラー』はとても頼りになる存在となっています!

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平地の釣り場と言えど、安定した釣果が出せるようになるのは4月半ば過ぎというのが自分の経験上は多かったです。まだバスが多かった昔からそうでした。北利根川なども、4月22日前後を境にガラリと変わるのが毎年の事でした。今は魚自体が少ないので、大きな差というのは感じにくいかもしれないですね。

ですから4月初旬で2尾というのは、むしろ良い釣果なのではないかと。逆に言えば、4月初旬で2尾釣れるのなら、このフィールドは今月下旬辺りから状況が大きく好転する可能性が大ですね。

自分もそろそろ平地のフィールドに行き始めようかな?状況が一気に良くなるのは4月半ば過ぎなのですが、それがちょっと過ぎると今度は代掻きで濁ってしまったりして、釣りやすい春の時期というのは案外短いものなんですよねぇ。

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4/1 今日の津久井湖 [釣行記]

自分はルアー歴45年ほどになるのですが、恥ずかしながら行ったことのないメジャーレイクというのが幾つかあります。その言い訳になりますが、昔はトーナメンターだったので、チャプター戦で印旛沼、亀山。JBトレイルでは河口湖、北浦、霞ヶ浦、琵琶湖。引退後はガイド活動もしていましたが霞ヶ浦水系でした。特定のフィールドにばかり通い込んでいたわけです。

では実際に関東近郊で行ったことのないメジャーレイクというと、津久井湖、精進湖、榛名湖、片倉ダム、豊英ダムあたり。自分ももうこの先何年バス釣りが出来るかわからないので身体が動くうちに行っておこう!ということで今回は津久井湖初チャレンジしてきました。

ボートは津久井観光さんにお世話になったのですが、ホームページで朝の時間を調べてびっくり!朝の7時オープンなのだとか。念のために聞いたところ7時に出船ではなくて7時から受付だそうです。まぁ、のんびり出船したい時にはむしろいいかな?お客さんを見てもゆっくり来られる方も多く、我先出船を競うような雰囲気は感じなかったです。自分も途中で渋滞に巻き込まれて、出船したのは8:30を周っていました(汗)

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あえて事前情報は全く持たず、大まかに午前は上流方面、午後は中流を見て回りました。桜の花びらが舞い散る中での釣りになりました。シャローに魚の姿は皆無。水深8m前後にワカサギの小規模な群れが時々映りますがバスは着いていない感じ。う~む、攻め方が良くわからん・・・

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結果、5mほどの水深からルアーをピックアップしようとした瞬間に1バイトありましたがミスってしまい、それっきりで結局ボウズ。さすが老舗レイク、一筋縄ではいきませんね。

帰りは勿論、前から行きたかった矢口釣具店さんへ!!店内の写真はNGとのことでここでは紹介できませんが、昭和バサーの心をくすぐるものも沢山ありました。ホッパーストッパーパッケージのバイユーブギなんて久し振りに見ましたよ。なお、今時の新しめのルアーもしっかり揃っていました。

今回のお買い上げはこちら。

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【釣れるぞ!バド】
ビッグバドなんて腐るほど持っているのですが、これこそ矢口釣具店さんの代名詞のはず!お店に来たからにはこれを買わずにはいられない。

【ビッグウイグルオー】
レギュラーサイズのウイグルオーもビッグウイグルオーも普通に店頭に並んでいました(汗)。確か、とっくの昔に廃盤になっているものだよね?!

【ファットキャット】
ファットキャットとママキャットが普通にパッケージ入りの新品で売られているって、タイムスリップした気分になりました。だって、これが売っていたのって自分が大学生の頃ですよ?!

【TGビーンズシンカー】
6月に東北でロックフィッシュを釣りに行く予定があるので近いうちに買おうと思っていたもの。まさか津久井湖で買えるとは。シンカー、フック、ジグヘッドも種類豊富でした。

津久井湖にはもうちょっと季節が進行したらまた行ってみたいと思っています。

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