SSブログ

触れなきゃ、イヤ! [イベント]

釣りフェスティバル、フィッシングショーOSAKA、西日本つり博、いずれも2022年の現場開催はありません。

フィッシングショーOSAKAに関しては運営サイドがかなり前向きに考えていたと聞いていますので、もしインテックス大阪の会場がコロナ患者の大規模医療センターとしての活用がなかったら開催されていた可能性があったかもしれません。但し、出展企業はかなり少なかったかもしれませんが。

唯一、開催を明言して出展者を募っていた名古屋キープキャストもここにきて一転、中止が決まりました。申し込みをしてきた出展社数が少なかったからとのことです。

確かにここのところ国内のコロナ感染は低い状況が続いていますが、海外の情勢を見るとまだまだ安心は出来ません。一旦広がり始めたらアッという間、というのはこの2年で充分過ぎるほど痛感させられましたから。

自分も早くコロナ前の世の中に戻り現場開催のフィッシングショーを楽しみにしているのですけれど、今の状況ではまだまだ難しいと考えています。

自分は釣具を展示するイベントというのは特別だと思っているのです。だって、ロッドもリールも「触る」じゃないですか。他のイベントとはその点が決定的に違うのです。

ロッドは曲げて調子を見たいし、リールも回転性能や巻き心地をチェックしたいですよね。もちろんメーカー側にしてみてもそうやって実際に製品を手にしてもらうことを本来は望んでいます。
でも今の世の中、不特定多数の人が触ったものを自分が手にするというのは衛生上の問題が気になります。かといって、その都度係員が展示品を消毒するというわけにはいかない。とても人手が足りませんしそこまで注意が行き届かない。

ルアーはともかく、ロッドやリールは来場者の皆さんに触っていただきたいもの。見てもらうだけならば別にWEBでもいい。

フィッシングショーは触ってナンボ。安心して製品を手に出来ないうちは、現場型のフィッシングショーの開催は難しいでしょうね。

gill-yahoo-spinyax.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北浦シーバスフィーバーの謎に迫る [その他]

北浦を始めとした霞ヶ浦水系でシーバスが良く釣れるようになりました。
厳密にいえば北浦でシーバスが釣れた実績というのは昔から皆無というわけではありませんでした。ごく稀に、釣れることはあった。ただ、レアケースの範疇でした。

それが近年ではバスよりもよほどシーバスの方が釣れるようになった。中には二桁釣ったなんていう人もいます。

210424-2.jpg

さて、この北浦でのシーバスフィーバー。一体なぜ?この先も釣れ続くのか?をデータから考察してみたいと思います。あくまで私個人の考察なので外れてもあしからず。

ではまず、なぜここまでシーバスが霞ヶ浦水系内に遡上をしてきたのでしょうか。霞ヶ浦が汽水化してきている?常陸川水門の開閉が増えたから?その真相を探るべく、常陸利根川にある「息栖」観測所の水質データ、常陸川水門の開閉実績を調べてみました。

【霞ヶ浦水系は汽水化してきている?】

まず申し上げておきたいのは、霞ヶ浦水系の汽水化は「あり得ない」ということです。
そもそも常陸利根川の水は近隣の農業用に取水されており、塩化物イオン濃度が上昇すれば大変な事になります(2014年に1度、塩化物イオン濃度が上がったため取水を停止した実例があります)。常陸川水門の役割自体が塩害を防ぐためのものですし、各水質観測所では常時水質をチェックされています。常陸利根川はじめ霞ヶ浦が汽水化するということはあり得ません。

以下は息栖観測所の塩化物イオン濃度の測定値平均です。年号は任意にピックアップしたものです。

1998年 82.4(mg/l)
2001年 84.95
2006年 65.4
2008年 63.3
2011年 76.99(4月に201mg/lを記録、震災による何らかの影響と考えられる)
2015年 67.66
2017年 73.58
2018年 87.6(12月に200mg/lを記録)
2019年 74.8(2月に340mg/lを記録。なお2019年秋の台風による影響は(塩分濃度に関しては)見られない)
2020年 52(1~4月までしかデータが出ていない)

この数値を見る限り、常陸利根川の塩化物イオン濃度に上昇傾向は見られません。むしろ1998年や2001年の方が高かったくらいです。また2010年には常陸川水門の魚道が稼働を始めていますが、これによる影響も全く見られません。

ですので、霞ヶ浦水系で汽水化が進行しているというのは間違いです。常陸利根川は紛れもない「淡水」です。

参考までに、汽水湖とされる涸沼に関しては塩化物イオン濃度が下層で2~8g/l(2000~8000mg/l)となっており、常陸利根川はそれには遠く及んでいないという事がわかります。

【常陸川水門が開いている時間が長くなった?】

過去の常陸川水門の開閉回数・開閉時間に関しては資料があります。

211128-2.jpg

水門開放時間で比べて見ましょう。西暦に変換して掲載します。
2010年 812時間40分
2011年 819時間10分
2017年 514時間45分
2018年 343時間35分
2019年 733時間30分
2020年 601時間15分

関東に2回の台風上陸があった2019年は幾分開放時間が長かった形跡がありますが、それとて2010年や2011年に比べれば長くはありません。ですので近年水門の開放時間が長くなっているというのは間違いです。また開放時間の長かった2010~2011年の後、北浦でシーバスが良く釣れたという話は聞きませんので単純に水門の開放時間が長ければシーバスが多く遡上するというわけではなさそうです。

しかしながら、シーバスが北浦で良く釣れ始めた時期を考慮すると2019年の台風後の水門開放が関係している可能性は確かにあります。この時、まずは利根川の河口堰を全開放流で開け利根川の水位を下げました。そしてそののちに常陸川水門を開けました(この順番を守らないと、常陸利根川に海水が逆流します)。
このため淡水域を目指して利根川下流部に入り込んでいたシーバスの群れが利根川からの濁流を避け、常陸利根川下流域に退避することは充分考えられます。続いて常陸川水門が開くことにより常陸利根川河川内に入り込んでくることはあり得ます。実際、堰の下流部でシーバスを狙っている人の話でも、利根川側は全然ダメだったのに常陸利根川側で爆釣だったことがある、という話を聞いています。

【常陸川水門に隙間がある?!】

211128-4.jpg

昨年、常陸川水門付近に行った方ならばご存知かと思いますが、常陸川水門では大掛かりな工事が行われていました。

211128-1.jpg

常陸川水門、実は昭和38年に竣工された非常に古い施設です。平成21年(2009)度の点検においては複数箇所で漏水が確認されていました。そして平成24年の夏季には常陸利根川の塩分濃度が異常に上がり、取水が出来なくなるという事態に陥っています。そのため、常陸川水門の隙間を埋めるための工事が行われていたというわけです。

211128-3.jpg

その後、2018年12月から2019年2月にかけて常陸利根川では塩化物イオン濃度が異常に高くなっています。つまりこの2ヶ月間、常陸利根川には大量の海水が漏れ出ていたということになります。

関東を2度の台風が上陸し甚大な被害が出たのは2019年の秋です。この際の常陸川水門の開閉によって大量のシーバスが遡上してきたという見方もあり私もそれを否定しません。ですが実はそれよりも前、2019年の春から北浦で複数のシーバスを釣り上げた人がいるのも確かです。
2019年の春に北浦で釣れていたシーバスは2018年12月~2019年2月にかけての常陸川水門の工事中に発生した海水の逆流に乗じて遡上してきた群れではないかな?というのが私の見解です。

(つづく)

gill-yahoo-sinkspider.png
nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

フラットA、廃盤撤回?! [プラドコ]

10月に更新されたPRADCOのWEBカタログからボーマーのフラットAが消えていた!!ウソだろ?!何度見直してみてもやっぱりない。消えている。箱単位でもっと買い込んでおけば良かった・・・と後悔してももう遅い。

ところが先日、調べ物があってWEBカタログを確認していたら、何とフラットAが復活しているではないですか!そんなバカな!何度も見直しをしたので自分の見逃しではなかったはず。

211125-1.jpg
211125-2.jpg

どうやらこのフラットA廃盤騒動(騒動になっているのは私だけらしい)、ただ単にPRADCO社の担当者がうっかりミスでフラットAのページを消してしまっていただけのようです(汗)。同様に、消えていたはずのブーヤ・ボスポップの小さい方(BYBP2)もいつの間にか復活していました。

おそらくPRADCO社の担当者は何とも思っていないだろうと思いますが、実は自分はメチャクチャ振り回されているのです。というのも、PRADCOのWEBカタログが3ヶ月おきに更新されるたび、スミスの営業員が販売店に案内するための注文請書(予約書)というものを最新版にアップデートしているから。新製品があればそれを追加し、廃盤品があればそれを削除する。フラットAの注文書、もう削除しちゃいましたよ・・・また作り直さなくては。

でも個人的にはもう一度チャンスをもらった気分です。フラットA、今度こそたんまり買い込んでおこう。多分、先が長くない製品だと思うので。

gill-yahoo-mossa.png
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

11/20 今日の三島湖 [釣行記]

今現在2022年のカタログ制作に取り掛かっている真っ最中なのですが、なかなか思うように進まず胃が痛い日々です(汗)。その最大の原因は「サンプルが撮影に間に合わない」ものが幾つか出てきているため。掲載予定の新製品はページを割いています。そこがポッカリ空いてしまうとページ調整が大変なのです。

勿論自分が開発を担当する新製品も幾つかあります。掲載するかどうか迷っている新製品があります。タイムリミットまでにサンプルが合格点に達していればカタログ掲載は出来る。修正を要すると判断した場合はカタログ掲載を見送るしかありません。

実はテストに難儀していた製品があります。ワームなのですが、関東で使うにはちょっとデカい。フィールドテスターの方にもあいにくこの手の釣りをやり込んでいる人が居ないと思われるので自分でやるしかない(涙)。まぁ、ユーザーさんの希望を自分が具現化させたものなので、それは仕方がありません。
これまでにも何度かプライベート釣行の際に使ってみたのですが、平均サイズの小さいフィールドではなかなか結果が出せず。動きのイメージや使用感は既に合格レベル。でも自分が最終チェックしたかったのはフッキング率。こればかりは実際に何尾か魚を釣ってみないと答えが出せない。

自分の足を運ぶ範囲内で平均サイズがいい湖というのはどこだろう?三島湖かな・・・

211120-4.jpg
(桟橋から駐車場を臨む。結構距離があります)

211120-7.jpg
(ダムサイトの工事)

しかし今の三島湖、正直言うとあまり気が進みませんでした。今はダムサイトの工事の関係で8m減水中。これが何を意味するかというと
・荷物の上げ下ろしが超大変(オジサンには切実)
・湖面が狭く、人だらけになる

しかしすでにカタログ掲載のタイムリミットを迎えていたため迷っている時間はなく、ロッド2本とサンプルのワームだけを持って湖面に出ました。余計なものは一切持たず、今日は100%フィールドテストとなりました。

211120-1.jpg

そうしたら30分もしないうちに釣れました。サイズは35cmほどでしたが、このサイズのバスでも喰うというのは意外でもあり、嬉しい誤算でもありました。魚がフィーディングに上がってきやすい、ディープから水深がなだらかに浅くなるシャローフラットで釣りました。

211120-2.jpg

211120-3.jpg
(見づらいですが、この写真の中に9艇浮いています)

それにしても凄い釣り人の密度です。視界の中には常に10艇前後のボートが浮いている。狭くなった湖面に4店のお客さんが出艇したらこうなりますよね。

それに加えて三島湖の場合はあちこちにロープが張ってあったりヘラ釣りの人を迂回することを考えると、どうしてもそこを通らないといけないんだよなという場所で釣りをしている人も居たりします。やむを得ない場合を除いては離れて通過するべきですが、8m減水の三島湖では「やむを得ない」場合が多々あるので釣り人同士で譲り合うしかないですね。

そんなハイプレッシャー状態ということもあってか朝イチと同じ条件の場所を狙ってもバイトが続かず。その後は結局、岩盤撃ち、ロープに絡む浮きゴミ、といった少し夏っぽいスポットでヒットを得ました。ディープは手ごたえを感じませんでしたが、何せ湖の真ん中でも水深が3m程度だったりするので(汗)。

211120-10.jpg

なお本日は房総ロッヂさんでボートを借りましたが、新規に導入したというエンジン付き運搬車のおかげで荷物の上げ下げもラク・・・というか、全部房総ロッヂのオーナーさんにやってもらいました。他のお客さんの荷物も運んでいました。メチャクチャ助かったけれど、房総ロッヂのオーナーさんも結構年配の方なので、頑張り過ぎなんじゃないのかなとちょっと心配になったり。

肝心のルアーのテストに関しては大きく1歩前進です。多分、2022年のカタログではお披露目出来るのではないかと思います。

211120-5.jpg
(三ツ沢対岸の段々畑)

211120-6.jpg
(別荘下から夢の島方面を臨む。現在は水深が無く夢の島方面には進めない)

gill-yahoo-corot.png
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

11/18 今日の東京湾ボートシーバス [釣行記]

本日は東京湾木更津エリアのボートシーバスに出掛けてきました。
昨年は半ば仕事上の必要性に迫られてこの釣りを体験していたのですが、その際に同船者の方々の釣りを見せてもらったりする中で、使っているルアーで魚の反応がまるで違うためこれは面白い釣りだと思い、今シーズンはプライベートで色々と試してみようと思っていたのです。いわゆるコノシロパターンの釣りですね。

ところがこの釣りが空前のブームで、10月に入るや否やアッという間に翌月の平日の予約まで全て埋まってしまうボートガイドさんもあったほど。自分の場合はチャーターではなく乗合スタイルなので乗船できるガイドさんはさらに限られてしまう。予約を入れるのにも一苦労なのです。
今回は初乗船で、木更津のKAZUボートさんにお邪魔しました。実は12日に予約を入れていたものが荒天で中止となり、本日に延期になっていたもの。この日に備えて色々と試したいブツも準備していきました。

211118-1.jpg

出船してほどなくボイル発見。同船者の人達も速攻ヒット。自分はチューニングを施したSトラウト7.5インチフローティングでキャッチ。

Sトラウトのような多連結系は釣れるタイミングを選びます。まだ実証例が少ないので具体的には記さずにおきますが自分のチューニングは幅広い状況で魚の反応が得られるように意識したもの。この後もヒットはあり、魚が突進してきてSトラウトを喰うシーンを目にすることが出来たことから自身のチューニングにかなりの手応えを得ることが出来ました。

ミヨシは同船者の方々にお任せして私自身は船のトモから試したかったルアー(他社製品含む)をあれこれローテーションして楽しんでいたので、釣果としてはショボかったです。
ただ、ボートキャプテン(坂本さん)が案内してくれた場所は潮止まりに近い時間帯でも同船者のメガドッグにヒットが出ていたりと終始魚の反応が得られる場所に案内をしており、実際に80cmオーバーのシーバスやイナダ、ヒラメまで釣れて同船者の方々はホクホク顔でした。
プロの仕事だなぁと感心しきり。普通の人だったら潮止まりに向けて反応が薄くなって尻すぼみで終了となりがちでしょう。

魚の跳ねや鳥の旋回などで発見するコノシロの群れだと他船も来るのでプレッシャーが掛かり時合いとしては短くなります。でも他船がおらず自船だけで占有できるロープレッシャーのコノシロの群れも発見していました。
これ、KAZUボートさんではボートにHONDEXのマルチスキャンソナーを入れているからなのだとか。バスボートの知識があるアングラーであればハミンバードのメガ360をイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。つまりはコノシロの群れの真上を通らずとも360度広範囲に群れをサーチしていけるそうです。「この界隈でこのマルチソナーを備えているのはウチの船だけだと思いますよ」と坂本さん。実際に釣りをしている最中も「今ボートの左側にコノシロが多いです」などと適時指示を出してくれていました。

今日はSトラウトのチューニングに確信が持てたり、その反面期待していたチューニングがまるで駄目だったものもあり。他社製品では中国製のパクリルアーが本家よりも魚の反応が上だったり(汗)と、色々と発見があった釣行でした。来月には一度横浜方面から釣行する予定があるので、その時までにまたルアーをあれこれイジクリまくることになるでしょう。

otsuka-nezakanataisho.jpg
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

イモの直リグで三河湾のガシラ連発 [釣果報告]

イモグラブといえばノーシンカーが一般的です。バスは勿論の事、近年はロックフィッシュでも使われるようになりました。ジグヘッドリグでは攻略できない海藻の濃いエリアでも攻略でき遠浅な岩礁地帯でも使えるので、それまで攻略出来ていなかったエリアが一気に実績場所へと変わってしまうほどの効果があるようです。なおこの釣りの元祖はYoutuberのM野(竜示)さんです。

今回M野さんがその実力を紹介してくれるのは何と・・・直リグ。もうどんなリグでもイイんじゃないです?これ(笑)

この度は愛知県・三河湾に釣りに行ってまいりました。

今回使用するワームは、ロックフィッシュに絶大な効果があると実証できたイモグラブ。

特にイモグラブのノーシンカーリグはとても良く釣れ、さらに根がかりも回避できるまさに最強レベルのルアーと言えます。

しかし今回のフィールド愛知県・三河湾は「本州のくびれ」と言われる場所。

その為、福井県・若狭湾から吹き込んでくる季節風の通り道となっており秋~冬にかけては釣りが困難なレベルの強烈な北西の風が吹きつけます。(逆に春から夏は強烈な南東の風が吹き荒れることが多いのですが)

ですので、今回は爆風に弱いノーシンカーリグは諦め、5gシンカーを使った直リグ(リーダーレスダウンショット)を使うことで強風対策をします。

「イモグラブ自体の釣れる力」は確信を得ていますのでシンカーを付けていても釣れるだろうという予測は出来ていましたが・・・、

211117-1.jpg
211117-2.jpg
211117-3.jpg
211117-4.jpg
211117-5.jpg

想像の通り小型ながらガシラがどんどん釣れました!

イモグラブ本体にも重量があるため、他のワームを使う時よりも少し軽めのシンカーを使うことが出来ますので根がかり回避率も良好です。

また、直リグの場合、風が穏やかになればスナップからシンカーを外せばすぐにノーシンカーリグにできますので、とても便利です。

この度はイモグラブ40のおかげで楽しい釣りができました。
ありがとうございます!

確かに荒天時にノーシンカーは無理です。そんな状況下を打開するための手法が直リグのようです。

ジグヘッド:根掛かりする
ネイルシンカーを入れる:2g程度しかウェイトアップ出来ない

となればテキサスリグか直リグの2択ですよね。そしてキーポイントはゲーリー素材のワームは比重があるので他のワームよりも1ランク軽いシンカーが使えるという点です。遠投性はそのままに根掛かりを抑えることが出来る点はメリットのようです。

gill-yahoo-bandocraw.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

低水温期はディプシードゥ [釣果報告]

釣果報告をいただいてから少し間が空いてしまったのですが、11月7日のRinさんの釣果報告を紹介します。

2本以上のゲットとルアーのスイムテストをしたいため、釣りに行ってきました。
以前、釣果報告したのとは別なモデルAをスイムテストしましたが、こちらもいい感じでしたがバイトなし、意地になって1時間以上投げましたが、反応ゼロでした。

211116-1.jpg

夕方になると風も水の動きもなくなった感じでタフな状態、タフな時にはディプシードゥなのか確認するため、投げたところ3投で結果が出ました。

モデルAも動きはタイト系なのでこの時期に効きそうですが、ディプシードゥは何が違ったのでしょうね。ディプシードゥはシャッドに近いクランクと評する人も少なくないので低水温期には効きやすい部類のクランクと自分も思います。はじめからシャッドを投げても悪くはないのですが、ディプシードゥ3ほどの潜行深度は得られませんし、適度にスタックもかわせるという面において、ディプシードゥは必須ですね。

gill-yahoo-bfswimmy.png
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

豚のお似合い [その他]

最近、どういうわけか国産ポークルアーが多く発売されるようになっています。世の中的に需要が高まっているとは思えないけれど、どうしてでしょうね。

自分はまだアンクルジョッシュの買い置きがあるので慌てて買い足す必要性は感じていないのですが、もしそれらを使い切ることがあったとしても、ポークを新たに買い足しできるという安心感はありがたい。アンクルジョッシュのポーク販売が途絶えたと知った時はこれからどうしようかと思いましたもの。

211114-1.jpg

自分が印旛沼や牛久沼、亀山ダムなどでジグ&ポークを多用していた頃、ラバージグのラバーというのはリビングラバーと呼ばれるものでした。その名の通りゴムで出来ていました。当時のラバージグの銘柄を具体的に挙げるとスタンレージグ、スミスのハニーホールとフォーリングサンダー。のちにジョルジオバナムやロッドストレーナーのスモールファインラバージグもよく使いました。

でもその後、あまりポークを使わなくなってしまいました。理由は2つ。ギドバグやスーパーグラブなどジグトレーラーで使うと良く釣れるワームが出てきたから。そしてもう1つは、ラバージグのスカートがシリコンラバーに切り替わったから。

それまではただのラバーだったのでスカートに透過性はありませんでした。もちろんラメなんて入っていなかった。それがシリコンラバーに変わったことで透過性が生まれ、ラメ入りになった。そうなるとそれにマッチするものを使いたくなるというものです。
シリコンラバーのラバージグにポークは似合わなかった。あくまで自分の感覚ですけれど。やっぱりポークにはリビングラバーを組み合わせたいと思ってしまう。

でも今となってはリビングラバーのラバージグなんて絶滅危惧種です。店頭で販売されているのを見ないし、トーナメンターの人だったら「Feco認定ではないから使えない」となってしまう。もっとも、ポークはFeco認定品なのにリビングラバーはFeco認定外の素材になってしまうのでそれらを組み合わせることが出来ないというのが現実。まぁ、自分をはじめトーナメンターでない人には無関係なのですけれど。

211114-2.jpg

やっぱりポークには昔ながらのリビングラバーでしょう!非透過素材同士ということで自分にはやはりこれが一番しっくり来ます。これって昭和バサーの感覚ですかね?

gill-yahoo-bfshrimp.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ハズレのモデルA? [釣果報告]

先週の水曜日は祝日だった上に天気も良かったので釣りに出掛けた人も多かったのではないでしょうか。すっかりクランカーとなっているRinさんも釣行されたようで複数のバスをキャッチすることが出来たようです。

天気予報では週末は寒く、雨が降りそうでしたので11月3日に出撃です。

211107-1.jpg

暖かく風もなさそうなため、動きのおとなしいクランクベイトとしてディプシードゥ3をチョイス、lineは12ポンドまで落として投げまくったところ、小さいですが1本出ました。
タフな時はディプシードゥ、力を発揮してくれるようです。

モデル6Aですが、持っているのが浮力が強すぎて泳ぎに安定感がなかったためボディーに鉛を張ってみました。スイムテストもかねて泳がしていたところ釣れてしまいました。

211107-2.jpg

この色、バスは好きなのか過去何度かバイトはありましたが、いずれもバラシばかり。4か5度目の正直です。

モデルAのB06A、自分も沢山持っています。学生時代から買っていますからね。そして当時のものはいわゆるヒートンモデルというタイプになります。
よくヒートンモデルは良いと言われることが多いですが自分はそうは思いませんでした。アメリカンな造りゆえにヒートンが真っ直ぐに刺さっていないものも散見され、そうしたものは真っ直ぐには泳がない個体だったからです。ですので、ヒートンからエイトカンに変わったときは精度が向上したと感じましたので、むしろ歓迎したくらいです。

で、問題はヒートンがエイトカンに変わったことではなくて内部ウェイトが鉛からスチールに変わったことなんですよね。だってヒートンからエイトカンに変わった当初、流通量は少ないものの鉛ウェイト且つエイトカン仕様のB06Aがあったんです(現物所持しています)。これが精度も泳ぎも良くて、自分の中でのトップ・オブ・モデルA。

ところがその直後にウェイトがスチールに変わり、高すぎる浮力が潜ろうとする力と動こうとする力のバランスを壊してしまいました。この頃のモデルAは本当にどうしようもなかった。

その後のモデルAに関しては、バランスを再考したのか?一応は安定して泳ぐレベルに戻っていたので、自分は割と近年物も使っています。

RinさんのモデルAもカラーがフォクシーシャッドですから近年物だと思いますが、泳ぎが不安定とはこれ如何に???モデルAって年代毎に微妙に造りが違うので、特定しづらいんですよねぇ。振ってみただけでもラトル音に違いがあったり、フックだって何種類かありますから。

ただ、ハズレと思われるモデルAでも腹部に鉛シールを貼ることで使えるレベルには復活出来ます。最近はビッグベイトの浮力調整用として鉛シールを用いる人が多いですが、あらゆるルアーの力を引き出す名脇役と言っていいかもしれません。

gill-yahoo-tentacrawler.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

11/6 今日の戸面原ダム [釣行記]

自分はハイシーズン中の週末の房総リザーバーには極力行かないようにしています。理由は単に混雑が嫌だから。行くのであれば平日となります。

でも、だんだん寒くなってくると徐々に人出も減ってきます。そうなると週末でも混雑しなくなってくる。今年もそろそろかな?ということで戸面原ダムに行ってきました。真冬に比べればまだ人は多いですが、とりあえず許容できるレベルでした。

211106-3.jpg

ボートセンターご主人曰く、一度ターンオーバーして、現在はそれから少しずつ回復している段階なのだそうです。確かに水は濁っていましたが、これまでもっと強い濁りの中でも釣りをしてきましたのでさほど水の色が悪いとは思いませんでした。水温は15~16度台。今日はとある新アイテムのフィールドテストと実釣を半々くらいで臨みました。

少々出船が遅れたこともあり、真っ先に攻めたかったピンスポットに先行者が居ましたのでC級スポットからスタート。魚は居るのですが連発するほどのポテンシャルはない場所。

211106-1.jpg

水深2m~5mまでを探った結果、1尾目は3m弱の水深でヒットしてきました。まだこの時期なのでレンジが浅いようです。結局このエリアでは1尾のみ。

先行者が移動したのを見計らって朝に入りたかったスポットに移動しましたがスッカラカンのノーバイトでした。

211106-2.jpg
211106-4.jpg

自分の悪い癖で魚探にマーキングしてあるピンスポットを周りたくなってしまうのですがこの日はバスがオダなどにあまり依存しておらず、フラットを広く探る方がベターだったようです。レッグワーム、AR-Wカーリーを3~4gのシンカーと組んで比較的早目に操作して2尾を追加。やはり3m程度の水深でした。しかし正午の時点で3尾というスローペース。とてもこれが最良の釣り方とは言い難い。

別にダウンショットばかりを投げているわけではないのです。テスト中のブツを投げたり、ここぞという場所ではスイムベイトを投げたり、シンクスパイダーを岩盤にフォールさせたり、オーバーハングの下にモッサやフィンズシャッドを撃ち込んで行ったり。カバーがあればパワーフィネスも試しました。湖も1周しています。でも、何も掴めませんでした。
腹を括ってダウンショットを投げ続ければ数本は追加できるかもしれないけれど、それとてペース的にはポツポツ程度で爆発力がありません。苦し紛れといった感じです。

211106-5.jpg
211106-6.jpg

でも、終了時間まで1時間を切ったところでイージーパターンを見付けてしまった。それはダムサイト方向の進入禁止のブイにシンクスパイダーをフォールさせるというもの。30分で4バイトを得、2尾をキャッチしました。他にバスが追尾してくるシーンもありましたのでかなりハイペースでバスの反応を得られていました。あぁ、せめてあと1時間早くこの釣り方を発見できていれば。

シンクスパイダーは岩盤狙いでかなり投げていたのですがノーバイトだったので、てっきり今日はノーシンカーのフォーリングの釣りは駄目っぽいと思っていたのです。

狙い場所や釣り方をそこまで書いちゃっていいの?簡単に真似されちゃうよ?と言われてしまいそうです。でも真似してもらって大丈夫です。たまたま今日は上手くいきましたが、冷え込みが強まっていくと効かなくなる釣りだと思うので。

自分の得意な釣りはもうちょっと冷え込みが強くなり、魚が特定の場所に溜まり始めてからが本番。今日はまだ早かった印象です。この冬のバス釣りもメチャクチャ楽しみです。

gill-yahoo-spinyax.png
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー