SSブログ

12/29 今日の水郷 [釣行記]

何とか霞ヶ浦水系の越冬シーバスの釣り方を見出したい。真冬の東京湾だったら深場をジギングで狙うのが一般的です。しかしながら霞ヶ浦水系のシーバスではまだ誰もディープパターンを探し当てていないと思います(自分は水深7~8mで何尾か釣っていますが、これは特定条件の場所なので)。

そこで自分が目を付けたのは外浪逆浦の浚渫にゴッソリと入っているイナの群れ。これにリンクするシーバスが居るんじゃないかと考えたわけです。

ところが今日は昼上がりを強いられてしまいました。マリーナも今日が仕事納めだったのですが、今日はお昼ごろで終わりにしますと。ボートを出したのは8時近かったのでたったの4時間しかない(涙)。

念の為常陸利根川の最下流部を軽くチェックし、水門の絡むハードボトムを4~5箇所ミノーで攻めましたがノーヒット。水温は5度台だったのでさすがに下がったなぁという印象でした。

211229-1.jpg

外浪逆浦に移動し魚探を掛けると、相変わらず浚渫にはイナの群れがゴッソリといました。

アイランドクルーズの須江さんに聞いた釣り方などを実践しつつ、メタルバイブをひたすらフルキャストしていきました。するとゴンッ!という感覚と共にヒット。寄せてくると銀色で細長い魚体が見えた。遂に来た!

211229-2.jpg

・・・と思ったら50cmクラスのボラ(苦笑)。写真ではフックがエラの辺りに掛かっていますが最初は口に掛かっているのを目視しました。ボラ、メタルバイブに喰ってくるかね。

続いてまたヒット!これもちゃんとルアーを喰っているみたい。銀色で細長い魚体・・・エーッ?!

211229-3.jpg

またボラ(苦笑)しかもまた喰ってる(驚)。

その後はスレでもボラが釣れましたが、結局シーバスからの反応は得られず。キャスティングだけでは効率が悪いのでテールスピンジグを広くドラッギングで攻めてもみましたが駄目でした。居るとしたら絶対ここだと思うのだけどな・・・

ただ、シーバスってタイミングによってスイッチが入ったり入らなかったりするのも確か。まだ結論を出すには早いかと思っています。今年は一応これで釣り納めなので来年にまた検証したいと思います。

ちなみに常陸利根川の岸釣りは大勢のバスアングラーで賑わっていました。冬場の実績場所ではアングラーが等間隔で並んでいるような状況。一方ボートはというと、同じ駐艇場では自分も入れて僅か2名のみ。この時期は皆さんボートを動かさないんですねぇ。

gill-yahoo-spinyax.png
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2021年を振り返る [その他]

年内、まだ釣りに行くつもりでいるのですがそろそろ今年一年を振り返る時期になりました。

【コロナ禍の2021年】

2021年も、2020年に引き続き釣行回数の少ない一年になりました。自分は「まん延防止措置」「緊急事態宣言」下においては、越県を伴う釣行を控えました。釣りに行くべき時ではないと考えたからです。

その一方で釣りやキャンプといったアウトドアの娯楽は人気を博しました。実際、釣り具の売れ行きは好調でしたし、郊外の販売店はかなり繁盛していました。コロナ禍でやってきたのは、皮肉にも釣りブーム・キャンプブームだったのです。

しかしながらニュースで流れてくる映像には、釣り人がズラリと並んだ堤防、バーベキューでごった返す河原といった光景。ニュースの取り上げられ方としては間違いなく悪者扱いだったと思います。そして漁港や河川敷、湖岸沿いの駐車場なども次々と閉鎖されていきました。地域の人達からの「今は釣りに来ないで欲しい」というメッセージ以外の何物でもありません。

自分の場合は釣りが仕事でもあります。それでも今は止めておこうと思った。嫌がられている時、嫌がられている場所に出掛けても、釣り人が余計に嫌われるだけだと思いました。

幸い、10月以降は緊急事態宣言が解除され、新規の感染者数もだいぶ落ち着いた。自分もようやく釣行を再開することが出来ました。まだまだマスクや消毒は必要ですが、自由に釣りに行けることって本当にいいなと実感しました。

不思議なことに日本ではコロナ禍が一段落しています。しかし他国においてはまだまだといった印象です。新しいオミクロン株の動向も気になります。なって欲しくはありませんが、日本だってまた大きな感染の波が訪れるかもしれない。再度緊急事態宣言やまん延防止措置が出る可能性もあるかもしれない。

そうなった場合、自分は越県移動を伴う釣行を再度自粛します。根っからの釣り好きなので、苦しいですけれど・・・。その考えを周囲に押し付けるつもりは毛頭ありませんが、自分自身に甘くありたくはないので。

【霞ヶ浦水系】

10年乗っているマイボート。常陸利根川に駐艇しています。これを手放そうかどうか迷っています。理由は簡単で、霞ヶ浦水系でバス釣りが楽しめる状況ではなくなったから。

自身の判断基準で、霞ヶ浦水系では1日釣りをして3尾釣れればとりあえず御の字だと思っていました。しかし近年、それに達しないことがほとんどになりました。
それでもすぐにはボートを手放さず、様子見することにしました。理由は2つあります。1つは産卵期(5月)をトーナメントの自粛期間として数年が経ち、それまで見られなかったサイズのバス(30cm以下)が釣れるようになりつつあったから。自分自身では実感できませんでしたがこれは多くの方から話を聞いたものなので信憑性はある話です。
そしてコロナ禍で意図せずトーナメントが開催出来ない状況が続き、プレッシャー的には低くなりつつあったこと。もしかしたらこれで多少状況が上向くのではないかとの期待がありました。

しかし結果的にはこの1~2年で状況がさらに悪化した。トーナメントでも8割の選手がノーフィッシュで終わってしまう。1尾でも釣れる確率は20%。ということは5日釣りをして1尾釣れるかどうかです。霞ヶ浦水系のバスは、もはやサクラマス並に希少な魚になってしまいました。まさかここまで霞ヶ浦水系が釣れなくなるとは思ってもみませんでした。自分自身も釣りをしていてバスの気配をまるで感じないです。30年以上この水系で釣りをしていますが、とうとう終わってしまったというのが偽らざる実感です。

バスボートの売却に関してはマリーナにも相談をしたのですがひとまず保留状態。でもボートを手放してしまうと来シーズンから(週末は)どこに釣りに行こうかというとそれも思い当たりません。人だらけの人気フィールドは嫌だし、かといってもうアルミボートを上げ下ろしする体力もないし・・・

ホームフィールドの変更も含め、来年は自分自身の釣りスタイルの変更を真剣に考える年になりそうです。

【私生活】

私生活では3月に引っ越しをしました。それまで住んでいたアパートからもさほど遠くはない場所なのですが、最寄駅から徒歩5分、マンションの4階に引っ越しました。
結果、釣りに行く際の車への荷物の出し入れが超大変になりました(汗)。毎回大量の荷物を持って1階から4階まで3~4往復。住民の皆さんに迷惑を掛けないよう、時間帯も選んで準備しています。

でも、住みやすい!そして駅まで近いって素晴らしい。自転車はすっかり使わなくなりました。もう処分しようかな。

そして引っ越し後に運気が変わったのか、2人の女性から交際を求められるというモテ期に突入するも調子に乗ってスルー。そうしたらその後はモテなくなったという(汗)。今現在は10数年ぶりにフリーですが、春ごろには状況が変わっているかと思います。でも、釣りを優先させますけど。

2021年は久し振りに引っ越しをしたこともあってドタバタだった1年でしたが、それを機に運気が上向いたような気もしています。環境を変えると色々と変わってくるのかもしれませんね。2022年はさらに運気が上がるといいのですが、自粛生活だけはもうコリゴリです。

gill-yahoo-sinkspider.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

タグ付きシーバス 再捕報告 [その他]

先日東京湾で釣り上げたJGFAのタグ付きシーバス。

211220-4.jpg
211220-1.jpg
211220-2.jpg

自分が撮影した画像にはタグナンバーが目視できるものがなかったのですが、アイランドクルーズの須江さんがしっかり写真に残してくれていました。須江さんGOOD JOB!!

211220-3.jpg

それではということで、JGFAにタグフィッシュの再捕獲報告を行いました。タグナンバーはJGS-190450。比較的最近のタグのようですが、果たしてどこから来た魚なんだろう?

再捕報告を入れたところJGFAの若林さんから連絡をいただき、タグフィッシュの詳細が判明しました。

自分が釣り上げたシーバスは、11月19日にシーバスターズさんというガイド船がタグ&リリースした魚であることが判明しました。何と1ヶ月もしないうちにまた釣られたというわけです。1ヶ月弱しか経っていないので、当然成長は無し。

放流された場所や自分が釣り上げた場所に関してはそれぞれのガイドさんのポイントを明かすことにもなりかねませんのでここでは避けておきますが、移動距離としてはおおよそ5~6kmといったところでした。時間が経っていないこともあり、あまり移動してはいませんでした。

でも、タグを使った魚の移動調査、面白いなぁと思いました。最近私が話題にしている霞ヶ浦水系のシーバスの生態に関してもタグ&リリースをすれば少しはわかるかも?

なお、タグ&リリースしたシーバスの再捕獲率というのは1.15%、つまり100尾のうち1尾に過ぎないそうです。確率としてはかなり低いものですが、釣れたらJGFAに報告をすると記念品がもらえるそうですよ。

gill-yahoo-mossa.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北浦シーバスフィーバーの謎に迫る・3 [その他]

【シーバスは霞ヶ浦水系内で繁殖している?】

一般論として、シーバスは冬季に水深50~80mの岩礁帯で産卵をすると言われています。ですが霞ヶ浦水系内にそのような場所はありません。ところが、霞ヶ浦水系内でシーバスの稚魚が採取されたという話を聞きました。もしかしてシーバスは霞ヶ浦水系内で繁殖し、定着をしている?

090729-2.jpg

アメリカでは日本のシーバスに近い種類の魚としてストライパー(ストライプドバス)がいます。元々沿岸部や汽水域に住む魚ですが、時期になると川を遡上する。何とも日本のシーバスに近い生態をしているように思えます。
そしてこの魚はダム湖などの淡水域にも積極的に移植をされています。海と遮断されたダム湖でも繁殖・定着をしているのです。だったら霞ヶ浦水系のシーバスも同じように、淡水域で繁殖・定着が出来るんじゃないの?

しかし、シーバスとストライパーには決定的な違いがあるのです。ストライパーは産卵のために河川を上る。つまりは淡水域で産卵をします。一方で日本のシーバスは産卵期は海へと降りて産卵場所(水深30~50m)へと移動する。この辺りの行動パターンは真逆と言えます。そして淡水域で産卵するストライパーはダム湖で産卵をしても違和感がありません。果たして海の深い場所で産卵をするシーバス、霞ヶ浦水系内で産卵に適した場所はあるでしょうか。

同じことはボラにも言えます。ボラも一般的には秋から冬にかけて外洋で産卵すると言われていますが、その時期にも外洋どころか霞ヶ浦水系のいたるところにボラは大量に居ますよね。春から夏にかけてはイナも沢山群れている。

シーバスにしろボラにしろ、考えられるのは2つです。
  1. 霞ヶ浦水系内では産卵しない(=繁殖はしない)が、一定数が海から遡上してくることで個体数を維持している(特に稚魚に関しては常陸川水門の魚道(浅い)を経由することも出来るので、成魚以上に遡上はしやすい)。
  2. 霞ヶ浦水系のどこかで産卵し、繁殖している

私自身は霞ヶ浦水系内でのシーバスの繁殖説には懐疑的ですが、可能性が0とまでは言い切れないところです。魚の生態というものは、実のところまだよくわからない部分も多いです。例えばハクレンは流域の長い河川でしか繁殖できないなんて言いますけれど、霞ヶ浦水系にワンサカいるハクレンは、全て利根川からやってきたものなんでしょうか・・・?

【霞ヶ浦水系のシーバスは今後も釣れる?いなくなる?】

相模湾では時期になるとキハダマグロが入ってくるようになりました。ハタ類の北限が上がりました。東京湾でもキビレが釣れるようになりました。気候が変わり海の生態系も変わってきた。果たして、霞ヶ浦水系のシーバスもそれと同じなのでしょうか?

自分はそうは思いません。ここ数年の釣れっぷりは例外的だと考えています。その理由は、そもそもシーバスが遡上してきた理由の裏返しから考察することが出来ます。

  • 霞ヶ浦水系がシーバスに適した環境に変化しているわけではない(塩化物イオン濃度が上昇して汽水化に向かっているわけではない)
  • 近年の常陸川水門の開閉時間が長くなっているわけではない。大雨による増水がない限りは開閉時間は増えない。よって増水する要因がなければ新たに大量のシーバスが遡上するとは考えにくい
  • 211211-1.jpg
  • 常陸川水門に発生していた隙間が工事で修繕されつつある。仮にその隙間を通過してシーバスが遡上をしていた、或いは工事途中の何らかの要因によって遮蔽性が弱まったタイミングでシーバスが遡上していたのだとしたら、その通過ルートは今後は塞がれるということになる。

しかしながら、シーバスの急激な減少(海へ帰る)はないと思われるので突然釣れなくなるということはないのでしょうが、徐々に元の霞ヶ浦水系に戻っていくと予想しています。

今の霞ヶ浦水系というのは、バスに関しては末期を通り越して「終わった」感が否めません。トーナメントの結果を見てもそれは明らかです。そんな中で釣れるようになったシーバス。全国的に見ても、淡水湖に陸封されて釣れるようになったというケースは極めて珍しいものです。

これを外道として扱うか、折角だから楽しんでみるか、決めるのは釣り人次第。問題なくバスが釣れるのだったら自分も前者を選択していたと思います。でも、霞ヶ浦水系のバスは滅多に釣れない魚になった。それだったら後者を選択しても悪くはないと思います。シーバスがやがていなくなったら、その選択すらなくなってしまうのですから。

gill-yahoo-corot.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

12/16 今日の東京湾ボートシーバス [釣行記]

本日は横浜のアイランドクルーズさんにお邪魔してきました。今回は4人乗船の乗合便で、キャプテンは須江さん
この時期のシーバス乗合は大人気で平日でも予約を入れるのが難しく、一ヶ月前にようやく予約を入れられたもの。この時期のボートシーバス人気、半端ないです。でもコノシロパターンはだいぶ終盤に差し掛かってきてはいます。

211216-1.jpg

今日は6時に出航しました。狙ったエリアに到着した直後は朝マヅメパワーで活性が高く、ジョイクロ178、Sトラウト7.5インチフローティングでヒットが得られました。

周りの人もアマゾンペンシルでかなり良い反応を出していました。自分はアマゾンペンシルを所有しておらず別のペンシルベイトを使いましたがやたらと反応するのはアマゾンペンシルだけ。ここのところ15~17cmくらいのルアーへの反応は良いものの、それより大きいものは極端に反応が落ちる状況だそうです。

それにしても皆さん、入手困難なルアーもしっかり準備されてきています。自分、メガドッグやアマゾンペンシルが店頭で売られているのを見たことがないです。同船者の皆さんもきっとそれらの入手にはかなり苦労したのではないかな。

しかし、コノシロパターンらしい反応が得られたのはほぼ朝のみ。以後はメタルバイブやバイブレーションでヒットを拾っていく釣りになりました。

途中、何故か私の投げるハイパーブレード30gにしかヒットが出ない時間帯がありました(汗)。逆に、過去にはビッグバッカーにしかヒットが出ない状況も経験しています。ハイパーブレードにしかヒットが出ない状況に出くわしたのは初めてですが、それだけ魚のレンジがボトム近辺だったからなのかもしれません。

途中、掛けた魚を須江さんにランディングしてもらった際に須江さんが「あれ?この魚タグが付いてますよ?!」

211216-2.jpg

おぉ、JGFAのタグではないですか。老眼なので小さい文字が判読できず現場では何が書いてあるのかわかりませんでしたが、とりあえずデジカメで接写撮影し帰宅後にPCで拡大してみるとJGFAの電話番号が入っていました(もしかしたらこのタグの裏面に何か別の番号が入っていたのかも・・・)。

211216-3.jpg

一応サイズを計測してからリリースしました。65cm。ちなみにタグフィッシュが釣れることは極めて稀な事らしく、日々海に出ている須江さんですら初めて見たとか。

211216-4.jpg

レアな魚を釣ってここで運を使い果たしたかと思いきや、この後に75cmをキャッチ。プリスポーンのメスでした。

今日はシーバスのプロガイドである須江さんに、霞ヶ浦水系のシーバスに関しても話をしてみました。浚渫にゴッソリ溜まっているイナの群れにルアーを直撃しても釣れないんですよ、と。すると、実は海でもコノシロの群れをルアーで直撃するのではなくて・・・・・と、大きなヒントをもらいました。

これは外浪逆浦の浚渫に再チャレンジする価値がありそう。何だかイケそうな気がしてきています。

otsuka-nezakanataisho.jpg
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

AMO レボLT系用33mm径シャロースプール [リール]

自分が所有しているレボ4SXのスプール径は33mm。ジャパンモデルの現行レボエリートも同規格ではあるのですがあまり需要がないためか、この規格のシャロースプールは日本のサードパーティからは発売されておらず、中国のAMO社製品一択となります。

200830-15.jpg
200901-2.jpg

中国製というと精度やバラツキなどを不安視される方も多いと思いますが、AMO社のものはかなり良いと自分は感じています。自分はシャロースプール3個を使用していますが全く問題がありません。

33mm径のレボといえば、1世代前のモデルでは主流でした。LT、LTX、LTZ、MGX、ALTといった系統です。加えて、現行品ではLX992という機種も同規格との事です。

211212-1.jpg

ところがこれらレボLT系のスプールは同じ33mm径ではあっても、レボ4SX系のスプールより幅がやや狭いために互換性はありませんでした。もっとも、LTやLTXはシャロースプールが標準装備されていましたし、あえてスプールを変える必要はありませんでした。ただ、予備があればあれこれと使い回せるのは確かです。
ちなみに知らない人も多いかと思いますが、純正のシャロースプールは¥7,000。まずまず良心的な価格設定(とはいえ旧型モデルなのでリール自体の中古相場がその程度。中古でリールを丸々買うという選択肢も)。

211212-4.jpg

何故このタイミングなのかはわかりませんが、今になってAMOからLT系の33mmスプールが発売となりました。価格は送料込みで¥6,354(2021.12.12時点)で、純正より少し安いですが価格差はあまり無いです。

211212-2.jpg
211212-3.jpg

ただ純正と違うのはバリエーションが多いこと。スプール深さが2.5mmと3.5mmの2つから選べるのが良い。バリバリのベイトフィネス機に仕上げるなら2.5mmの超シャロースプールでしょうし、ライトウェイトプラグをキャストしたいということならば3.5mmになるでしょう。
ちなみに2.5mmの方はハニカム構造(穴あき)+セラミックベアリングで自重7.45g、3.5mmの方は穴無し仕様でステンレスベアリング、自重は8.25gだそうです。色は4色。

古いモデルですがこの機種を愛用している人は自分も含めて今でも多い気がします。スペアスプールの需要は割とあるのではないかな。

gill-yahoo-bandocraw.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

12/11 今日の水郷 [釣行記]

現在の水郷シーバスはどんな状況なんだろうということで愛艇を出動させて行ってきました。試したいことが沢山あり、今日の狙いはシーバスのみ。

まずは常陸利根川最下流部をチェック。自分は3番手でしたが、後からどんどんボートがやってきて身動きが取れなくなってしまったので撤収。魚探にも何も映らず、誰のロッドも曲がっていませんでした。

211211-1.jpg

常陸川水門、相変わらず大掛かりな工事中。

その後数ヶ所常陸利根川内の水門周りを攻めましたがノーヒットでしたので、閘門をくぐり利根川に出ました。

211211-2.jpg

利根川は昨年の今頃はほぼ終盤といった印象でした。今日は実績場所をランガンしましたがキャットフィッシュのスレ掛かりのみ。ただ、強い濁りが入り水温が9度台まで落ちていたので特別条件が悪かった可能性も否定はできません。

ガソリン代が高いのも何のそので北浦中流部へ移動。
水深7~8mの実績場所:ハクレンのスレ掛かりのみ
水深2~3mの未実績場所(条件次第で釣れると思っている):何もなし

う~ん、過去の実績場所に捉われ過ぎて見失ってしまっているな・・・

でも実は今日は試してみたかったことがありました。

211211-3.jpg

外浪逆浦の沖に、とんでもなくボラの群れが固まっている浚渫があります。魚探で見ると中層にビッシリ。かなり大きな群れを形成しています。写真では水深4.6mと表示されていますが実際には10m以上あります。あまりに魚が多過ぎて魚探がボトムと誤認してしまっているほどなのです。

水郷シーバスのベイトはきっとボラ(イナ)でしょう。シーバスがベイトフィッシュにリンクした行動を取っているならば、このボラの群れにシーバスも着いているのでは?と考えたわけです。イメージ的には木更津沖のコノシロパターンの釣り。

外浪逆浦の何もない沖でメタルバイブをフルキャストしている姿、他の人が見たら「アイツ何やってんだ?」と笑われそう。でもこれで釣れたら気持ちいいだろうな。こんな釣り方をしているのは自分位のものだから。

でもノーヒットでした。ボラの群れにシーバスは着いてないのか、或いは居るけれど喰わないだけなのか。自分としては可能性を感じているんですが・・・。

211211-4.jpg

15時を回ると陽が傾いてきました。あと少しだけやろうと思い、駐艇場のそばの護岸でミノーを投げたら呆気なく釣れちゃった(驚)。ヒットルアーはチェリーブラッドMD90S。

もしかしたら自分、「沖」と「ディープ」にこだわりすぎなのかもしれません。バスアングラーの多くは、バスを狙ってミノーやシャッドを投げたらシーバスが釣れたという話が多いです。ということは、ほぼ岸近くのシャローで釣っているという事になります。

でも自分は沖やディープにこだわって狙っていました。だって、河川域でシーバスを狙う時って沖にある流心の潮目などを狙うことが多いはずです。でも届かないこともある。だからウェーディングをする人もいるくらい。川でシーバスを狙う場合、ほとんどが「沖」を狙う。川でシーバス釣りの経験がある人ならば沖の方が魚が多いというイメージを持っているはずで、私もそうです。ましてや低水温期ですから、沖の深場に群れているというイメージもあります。でも、岸釣りでは攻略範囲に難がある。

それがボートだったら沖や流心なんて狙いたい放題。他に狙う人もいないし、自分一人がいい思いを出来るかも?なんて期待を抱いているわけです。

でも、水郷シーバスはそうじゃないのかも。今日は時間がなかったので深追いしませんでしたが、単純にミノーで岸沿いを流していった方が釣れるのかもしれません。荒川や旧江戸といった東京湾河川の攻略イメージは持たない方がいいのかも。

gill-yahoo-bfswimmy.png
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北浦シーバスフィーバーの謎に迫る・2 [その他]

前回はまとまった数のシーバスが常陸利根川を遡上してきた理由について考察しました。
常陸川水門の開閉というのは定期的にあるわけですから多少の魚の移動というのは日常的にあるのだと思います。ただ、ここ数年はシーバスの個体数が一気に増えた印象があったため、その理由について考察したものとしてご理解下さい。

210424-2.jpg

ですが肝心なのはその理由よりも、北浦のシーバスはこれからどうなるのか?居なくなるのか?それともずっと釣れ続けるのか?という点ですよね。ただ、それを考察する上でやはりキーとなってくるのがそもそもどうして遡上してきたの?という部分になるわけです。

今回は霞ヶ浦水系のシーバスの動向を考察してみたいと思います。

【霞ヶ浦水系のシーバスは、冬になると海に帰る?】

東京湾に注ぐ荒川や中川でもシーバスは遡上してきます。私自身も埼玉県内のドブ川でシーバス釣りをしているほどなので高水温期にはかなりの上流まで遡上してくると考えられます。

ただ、秋が深まってくると河川内ではシーバスの数が減っていきます。冬になるといなくなる。それに反比例するかのように東京湾でのボートシーバスでは数が釣れるようになります。つまり、荒川や中川のシーバスは寒くなると東京湾に帰ると考えられます。

同様に、常陸利根川と並んで流れている利根川に関してもシーバスは寒くなると海へ帰るという考え方が一般的です。自分もバスボートで利根川のシーバスを狙っていますが確かにそう感じました。
※利根川の河口堰は潮位の干満に連動して開放をしていますので1日のうちに開閉を繰り返しています。閉まっている時は何日も閉まりっぱなしの常陸川水門とは根本的に異なります。そのため、利根川では魚類の往来も多い。

つまり、淡水域に遡上したシーバスは寒くなると共に海へと帰るのが通説です。同様に霞ヶ浦水系のシーバスも冬になると海へと帰っていくのでしょうか。

北浦や常陸利根川では年末年始頃でもシーバスを釣ったという話が出ていました。一方、常陸利根川と並行して流れる利根川では年末年始ともなると河口堰上での釣果は聞きません。つまり、霞ヶ浦水系のシーバスは河川のシーバスよりも遅い時期まで釣れ続いています。

そして霞ヶ浦水系でシーバスが釣れ始める時期は、シラウオパターンと連動し始める3月になると耳にするようになります。

釣果を聞かないのは1~2月くらいです。果たしてこの時期にシーバスは霞ヶ浦水系を去り海へと戻っているのか、或いは霞ヶ浦水系内で越冬をしているのかが問題です。

私は霞ヶ浦水系内で越冬していると考察します。その根拠として
  • 一般河川で釣れなくなる時期(年末年始)でも釣れている。
  • 2021年も2020年の魚影の濃さが継続していた。リセットされて新しい群れが遡上してきたわけではなく、前年の魚がそのまま居残っていた可能性が高い。
  • 秋が深まる時期でも、シーバスが徐々に下流域に降りてくる印象がなかった(北浦中流域でも釣れていた)

一般的な河川に遡上したシーバスは、水温の上昇と共に河川を遡上し水温の低下と共に下流から海へと降りていきます。その移動は簡単なことだと思います。河川は上流部程水温が低いわけですから適水温を求めて川を彷徨えばおのずとそのような行動になるのだと思います。或いは流れを基に川を上下しているのかもしれません。

では、常陸利根川から北浦に遡上してしまったシーバス。水温をキーに移動したとして、果たして上手く川を上下できるでしょうか?そもそも北浦と常陸利根川に明確な水温差は見られません。流れをキーにしようとしても、北浦まで遡上してしまったらまともな流れなんてほぼない。
残念ながら、霞ヶ浦水系まで遡上してしまうと水温差や流れといった要素はほぼ見出せなくなります。シーバスが海に帰りたいと思っても帰りようがないのではないでしょうか。

北浦の沖合は水深がかなりあります。8~10mの場所もある。1~2月の厳寒期はそうしたメインレイクのディープエリアで越冬しているのではないかというのが自分の考察です。
もしかしたらジギングで釣れるのかもしれません。本気でそう思います。どなたか一緒に検証してみます?(笑)

(つづく)

gill-yahoo-bfshrimp.png
nice!(3)  コメント(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

12/4 今日の戸面原ダム [釣行記]

待ちに待った12月。自分はこの時期のバス釣りが一番好き。戸面原ダムのバスはそろそろ水深4~5mのオダに着き出すだろうとウズウズしていました。

211204-2.jpg

ところが数日前に豪雨が降り湖がドチャ濁り状態に・・・。何とか釣りになるレベルだったらと願いつつ行ってみましたが、現地に着いて湖面を見た瞬間こりゃキツイと思いました。

211204-3.jpg

また季節柄、水面が落ち葉で一杯の場所も多かったです。水温は12度台。

211204-1.jpg

解禁初年度の戸面原ダムもかなり濁っていました。ただ、その年はバスが冬でもシャローカバーに着いておりパワーフィネスで釣れました。ちなみにライトリグはあまり釣れませんでした。強い濁りの中で小さいワームは見付けられないのでしょうね。

しかし近年、冬のシャローカバーは芳しくありません。今日もパワーフィネスで黒のスモラバを入れていきましたが完全ノーバイト。

例年ならこの時期にバスが着いているであろう水深4~5mのオダも全然駄目。

とはいえ、自分は魚探のGPS上にオダの位置をマーキングしてありますのでほぼドンピシャの位置を攻略出来ている自信があります。高い精度でオダを直撃してやれば、バスの目の前にワームが落ちる率も上がるはず。今日はひたすらそれを徹底して確率を上げてやるしかないかなと。

211204-4.jpg

ほらキタ~!と思ったら小っちゃ(笑)。でもこの時期に釣れてくれるだけありがたい。ずっと濁りの中で過ごしている魚なのでしょう、魚体が真っ白です。

昼近くになると周囲の木々が揺れるくらいの風が吹き出してしまいました。自分は1.5gのダウンショットシンカーでオダを釣っています。オダを「軽く」叩きたいから。3g超のシンカーをオダに強く当てると釣れない気がしてなりません。
だけどもボートが流されてしまうほどの風なので1.5gだと何が何だかわからなくなってしまう。仕方ない、3gを出すか。でもやっぱり3gのシンカーで強くオダを叩くと釣れる気がしないんですよねぇ。

15時を過ぎた辺りで風が止んできました。今なら軽いシンカーが使える。鉛の2gシンカーを使ってオダを直撃するとようやくバイト。しかし慎重になり過ぎて巻かれてしまった。ダメな時はこんなものです。

というわけで本日はノンキーパー1尾のみの大撃沈。何とか早く濁りが収まって欲しいけれど、戸面原はなかなか濁りが取れないんです。12月中に濁りが取れればきっといい釣りが出来ると思うんですけれど。

gill-yahoo-tentacrawler.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー