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5/17 今日の戸面原ダム [釣行記]

先月、平日に戸面原ダムに出掛けたところ何とバスアングラーは自分だけ!という日がありました。湖を独り占め出来たわけです。それに味をしめてまたもや本日行ってきました。
が、今日はバスアングラーも10人程度おり、前回はやはりたまたまだったようです。

本日は開発中のアイテム”シンクスパイダー”のテストが主目的。ルアーのテストは空いていて、釣れる場所が望ましいのです。ちなみに発売は未定。結果次第では容赦なくボツにするかも。

ボートセンターご主人の「バス釣りの人、どうぞ~!」という掛け声とともに他の皆さんもスタート。その動向を確認して自分は誰も向かわなかった方面へと向かいました。要は可能性のあるバンク沿いを一番乗りで撃っていきたかったわけです。

シンクスパイダー、そしてモッサを撃っていくも出ない。ヘラはあちこちでモジっていて雰囲気はあるんですけどねぇ。水通しのいい立ち木に投げたスクイールチャー(バズベイト)で一発出ましたが空振り。でもそれもマグレだったようで、とにかく水面への反応がない。岸沿いを目視しながら流してみても何もいない。

こりゃエリアが違っているなと大きく移動。メインレイクのとある場所でやたらと小バスがウロウロしているエリアを見付けました。でもキーパーサイズが見えない。

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おそらく朝イチは多くのアングラーがチェックしたであろうインレットに入ってみますが、こちらはほぼバスの気配はありませんでした。インレットの水温は18度台でメインレイクより1~2度低かったです。今日はインレットも濁っていました。

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その後、メインレイクの岸際で時折ボイルが発生する場所を発見。釣ってみたら・・・手の平サイズでした。やはり岸沿いにいるのはこのサイズばかりのようです。

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4月の釣行の際には2箇所の入れ喰いポイントがありました。しかしこの日は前回よりさらに減水が進んでしまい、水深が1mあるかないかという状態になってしまった。そのポイント自体はやはり魚は抜けてしまっており、周囲で少し水深がある場所(2m程度)を探ってようやくキーパーサイズをキャッチできました。この時既に11時を回っていました(焦)。

こりゃ相当本気でリカバリしないと立て直せない(汗)あいにく今日もバンク撃ちは思わしくないと判断できたのでシンクスパイダーの実釣テストは次回に持ち越すことにして、釣果のリカバリーを全力で行うことにしました。

さらに大きく場所を移動。向かった先は東側のワンド。ここも前回入れ喰いとなった場所の1つ。ところがこちらも減水により水深数10cmになっており機能せず。ワンドの真ん中でさえ水深が1m前後しかなく、このワンド自体から魚が抜けてしまっているのではないかと感じました。

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2つ隣のワンドは比較的水深もある場所。岸沿いに魚の気配も感じたのでモッサを投げましたが、やはり釣れてくるのは手の平サイズ。この釣りではキーパーサイズを混ぜるのは難しそうです。

・バンク撃ちが駄目。
・インレットに魚が射していない。
・前回の入れ喰いスポットは減水によって壊滅。

でも魚は沢山いるはずです。湖のどこかに居る。それさえ見付けられればハイペースで釣っていくことが出来るはずです。

時間は2時近く、もがき苦しみながらもキーパーサイズのバスが溜まっている場所を2箇所発見。ここから一気にチャージを掛けます。

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ただ、さほどポテンシャルは無かったようで、場所を休ませつつ何度か入り直しましたが数回入るとバイトがほぼなくなってしまいました。頻繁に魚が供給される場所ではないのでしょう。本日は18尾で終了。

前回は30尾オーバーだったのでそれと比べると・・・ですが、いやいや、関東のフィールドでこれだけ釣れるという事に感謝しなければ。戸面原ダムは釣りをしていて本当に癒されるし楽しいです。

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5月上旬、イモグラブで狙う若狭湾のメバル釣り [釣果報告]

実は最近、中京地区でイモグラブを海用にと仕入れるお店が出てきています。よくよく話を聞いてみると、Youtube動画の影響なのだそう。一体どこのYoutuberが海でイモなんて使っているんだ?と思ってググってみたら、やっぱりM野さんだった(笑)。イモグラブを駆使してガシラ、クロソイ、タケノコメバル、メバルを釣っているとのことです。

M野さんのホームフィールドである若狭湾なのですが、今シーズンは海藻の繁茂具合が半端なく、とてもジグヘッドやプラグを通すことが出来ない状態なのだそうです。そんな海藻地帯を唯一攻略できるのがイモグラブのノーシンカー。

でも、ガシラやクロソイだったらわかるけれど、メバルですか?!まぁ喰うかもしれないけれど、オフセットフックで掛かるのかなぁ?しかも今回M野さんが使用しているのはイモ50+2/0オフセット。さて、結果は如何に。動画もありますので是非ご覧になって下さい。

この度はイモグラブ50を使って福井県・若狭湾にてメバルが釣れましたのでご報告させて頂きます。

実はこの釣行以前にイモグラブ40のノーシンカーリグを使ってメバルが釣れることは確認できたのですが、今回はさらに大きな50サイズでメバルが釣れるかどうかを確認したいという釣行でした。

イモグラブ50は重量が約5.7gで後方重心。一般的なメバル用プラグよりもぶっ飛んでいきます。

さらにスローシンキング。オフセットフック仕様なので根がかりを恐れることなく果敢に攻めることが出来る・・・、

理論上はメバルにとってかなり強力なルアーになるはずです。

しかし、問題は50サイズにセットする2/0オフセットフック。

正直、かなり大きいです。

ガシラなどのおもいきり吸い込んでくるタイプの根魚は、それほど気にすることなくフッキングしますがメバルのようについばむ系のバイトが多い魚の場合、オフセットフックだと、なかなかフッキングしないのでは?

という不安が脳裏をよぎります。

とりあえず、キャストしないことには始まりませんから、岩と海藻が複雑に絡み合うゴロタ浜でやってみます。

イモグラブのカラーは「シナモン/グリーンフレーク」です。

遠浅で、海藻が水面まで伸びていますので、少しでも、海藻が水面まで伸びていないところを攻めていくわけですが、実際のところ、夜間では薄っすら見える程度なので、正確なトレースは極めて難しいです。

しかし、イモグラブの引っかからない特性を生かし、海藻の抵抗がなくなったところで、少し止めてフォールさせます。

すると、「ドン!」とメバルにしては明確なアタリ!

強引にゴリ巻きして釣れたのは、なんと28.5cmの居着き系クロメバル。
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若狭湾の場合、釣れるメバルはほとんどがクロメバルなのですが、他のメバルよりも大きく成長しない為、30cm以上を釣るのは極めて難しいとされています。

そんな中でのこのサイズはイモグラブだからこそ釣れた奇跡の1尾と言えるのではないでしょうか。

そしてその後も、何やら大きめのメバルがヒット!

根に潜られながらも、何とか釣り上げたのは27cmのメバル。
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これも、イモグラブでなかったら、まず釣れなかったでしょう。

この日は釣れたのはこの2尾のみでしたが、7回バイトがあったうち、釣れたのが2尾。フッキングしたけど途中で外れたのが2尾。バイトのみが3回。という結果です。

やはりフッキングには多少の難があるのかと感じましたが、これほど強烈に海藻地帯のメバルを攻略できるルアーは他にありませんので、何かしら改善していきたいですね。

なお、この3日後にも行きましたが(笑)、その時はキャッチ率はもう少し上がっていたように感じます。
(記憶が曖昧になっていまして、正確にはわかりませんが)
また、カラーも赤系の色で釣れたので、夜釣りに関してはデイゲームの時ほど、カラーセレクトにシビアでなくても良いのかなとも感じました。
出来れば、メバルに強いとされるクリアー系のカラーが欲しいところですが。(笑)
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という結果で、一番小さなサイズは22cmでした。
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(過去にイモグラブ40サイズでは最小17cmが釣れています)
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まだまだ検証する必要はありますが、おそらく20cm以上なら、それなりのフッキング率があるんじゃないかと思いますので、一発大物狙いを目指しているメバリストにはお勧めできます!

この度はイモグラブ50で感動の一尾を釣ることが出来ました。ありがとうございます!

【当日の模様はこちら】



動画内でも言及されていますが、気になるフッキング率は30%ほどなのだそう。確かにジグヘッドやプラグに比べたら良くない。でも、そもそも他のルアーでは海藻の中を引くこと自体が出来ないわけですからフッキング以前の問題です。
若狭湾以外にも、海藻が凄くて釣りにならないと思われているポイントって結構あるんじゃないでしょうか。そんな場所があったらイモグラブを落としてみる価値はあると思いますね。

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沈みモッサで爆釣、GW後半の関東某ダム [釣果報告]

久し振りに爆釣王Tさんから釣果報告が届きました。GW後半のハイプレッシャーコンディションの中、相変わらずの爆釣っぷり(汗)。関東でこれだけ釣りまくりの人は、自分が知る限りではいませんね。

ダム 2019年5月4日(土)

 10連休にもなるGWの後半に、諸事情により10ヵ月振りとなるバス釣りに行ってきました!期待に胸を膨らませますが、GWで連日のフィッシングプレッシャーが蓄積されているせいか全く釣れません。。

 そこでこの時期から部類の強さを見せつけ始める虫系ワームの『モッサ』を投入するもこれもダメ・・・ならばとネイルシンカーを入れた『沈モッサ』を試してみると、今までの沈黙が嘘のようにパクパクと食ってきます!

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 一見ほとんどノーアクション状態で脚だけがセンシティブにピリピリと震えながら水平フォールする様はまさに水性昆虫そのまんま!スレた魚にも強烈に効きました!フォール中、着底後、ステイ時といずれの状態でもバイトしてきます。目で見える水深でのヒットが多いため、視認性の高いカラーを多用しました。

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 水平フォールするようにボディーの真ん中の下の方にネイルシンカーを挿入しますが、1.8"には0.5g、2.2"には0.8g以下のネイルシンカーが向いているようです。浮かせても沈めてもよく釣れる『モッサ』、ますます出番が増えそうです(笑)

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 お昼になるとシャローをうろつくバスも増えてきたので、『テンタクローラー』のノーシンカーワッキーやネコリグでサブサーフェイスをピクピクさせていると下から浮いてきておもむろにくわえていきます!『テンタクローラー』も春~梅雨のテナガエビパターンの時期までは絶対に欠かせないワームの1つですね!

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 他にはタイニーミノーのジャーキングが非常に有効でした。また事故的にクランクで40upが釣れたりしましたが、やはり『沈モッサ』が圧倒的に有効でした。某釣り名人がストレート系と沈虫系は状況により全く反応が異なるためどちらも必要!と言っていましたが、やはり沈む虫系は用意しておいた方がよいのかもしれませんね。

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本日 ラージ:40up×1本・40以下×37本 total 38本

2019年5月5日(日)

 釣行2日目は違う展開を探るために、あえて1番有効だった『モッサ』を封印。結果タイニークランクやジャークベイト等でポツポツ釣れましたが大苦戦することに・・・

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 で、心が折れて試しに『沈モッサ』を入れるとすぐに釣れてしまいます(^^;『モッサ』を使い続ければそれなりの釣果を出せるのは確実でしたが、今日は心を鬼にして他の釣り方を模索します。。

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 次に岬から伸びる馬の背やシャローフラットからのディープフラットをじっくり『スパイニーシャッド』や『BFスイミーシュリンプ』のダウンショットリグで攻めると、単発ながら30半ば~40弱の良型を釣ることができました。

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 そして入れ替わり立ち替わり常に誰かがへばりついている数少ない立木群ではパワーフィネスタックルで『スパイニーアックス』のスナッグレスネコやライトテキサスをねじ込んでいくと、これだけのプレッシャーが掛かるなか口を使わせてしまう威力には驚くばかりです!

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 ところが狭いフィールドで数十艇もの釣り人が釣りをしているプレッシャーからか、時間の経過とともにビッグベイト、巻物、トップ、ジャークベイト、テキサス、フットボールジグ、ライトリグ等々あらゆる釣り方を試すも全く釣れなくなってしまいました。。

 ですが最後タイニーミノーのジャーキングがはまり、これだけ多くの人が叩いたポイントにもかかわらず魔法のようにバスが沸いてきて、30半ば~40弱の良型を1時間程で10本追加することができました!

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 2日目は『モッサ』を封印したことで苦戦しましたが、それによりバス釣りの奥深さを楽しむことができた気がします。でももう少しすれば王道の浮かせて釣る虫系の釣りが1番楽しめるシーズンの到来ですね!今から楽しみです♪

本日 ラージ:40以下×30本

2日間で68本だそうです。これって、平均的な霞ヶ浦の年間釣果超えてません?

ところでモッサにネイルシンカーを挿して、沈めて使う人も案外いるようです。まぁ、ワームを自由にリギングして使うというのもワームの釣りの楽しみの1つではありますからそれはそれでいいのですが、モッサのデザイナーである私からすればモッサのディティールというのは水平方向に浮かすためのものなので、沈めて使うのならば理想のカタチではないです。むしろ真逆だったり。

ただ、今回のTさんの釣果にもあるように物凄く釣れるものではあるみたいです。釣りは理屈じゃありませんからね。

でももし自分がどうしてもモッサを沈めて使う必要性が出てきたら。
  • まず、Tさんと同じようにネイルシンカーは挿入します。適したネイルシンカーのサイズ、刺す位置などは上記のTさんの本文中に記載がありますので参考にして下さい。
  • 最前部のアームはカット(これは絶対にやった方が良いです)。
  • 脚を間引く。これは表面張力を発生させずスッと水中に入るように、との意味があります。

なお、半年以上欠品が続いていたモッサがGW明けにスミスに入荷をしました。既に入荷をしているショップもあるはずです。今ならばスミスに全色揃っていますが例年ですと夏前には欠品してしまう事が多いので、必要とされる方は早目に確保をしておくことをお勧めします。

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5/7 フラグラブで連発の利根川消波ブロック [釣果報告]

もはや利根川の消波ブロックは自宅の庭状態なんじゃないかとさえ思えるアキラさんからまた好釣果が届きました。利根川って普通こんなに釣れないですよ。

昼前からいつもの消波ブロック帯です。平日のしかもGW明けとあってか先行者の形跡は無し。ポイントに入るための細い道にはしっかりクモの巣が張ってありました。水は白濁りで風はやや強め。水文水質データベースによると今日は水位の変動はあまりない感じ。水温20℃前後。ポイントに入ってとりあえずカバーを撃つといきなりバイト。しかしすっぽ抜け。びっくりして合わせるのが早かったようです。フラグラブツインテール5グラムリーダーレスダウンショットでした。気をとりなおして別のゴミ溜りを撃つとあっさり一本目。40ジャスト。すぐ近くのカバーを撃つとまたもやヒット。ちょっとサイズアップで41。たぶんここまで、釣り場に到着してからわずか15分位での出来事(汗)。しかしその後は沈黙で昼休憩。
夕方にソフトジャークベイトで40センチ1本とスピナーベイトで48を追加して終了。わずか200メートル位のストレッチで5バイト4フィッシュ。出来すぎです。こんな日もあるんですね。

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自分、今年はまだ利根川で釣りをしていません。例年、ボートで釣りをすると5月初旬だとまだちょっと早いように感じる時が多いからです。
実際、4/28にはトーナメントの冠スポンサーだった関係で利根川の大会会場に出向いていましたが、ボート部門でも魚を持ってきたのは68人中28人しかいませんでした。半分以上の人はノーフィッシュだったわけです。利根川は決して簡単な釣り場ではありません。

平日だからというのもありますけど、それでもGW明けで散々叩かれた後にこれだけ釣るって凄いです。皆があまり使っていないフラグラブツインテールというのも効いているのかもしれませんね。

皆様からのスミスルアーでの釣果報告をお待ちしております。 釣果報告はこちらから。よろしくお願いいたします。

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5月上旬 クローンクローで狙う東京湾沖提カサゴ釣り [釣果報告]

そろそろ東京湾沖提のカサゴ釣りも好機に入りつつあるようです。ボートメバルチャンプのS野さんもGWには沖提でカサゴを狙ってきたようです。

ちなみに今回S野さんが使用しているのは7月頃に発売となる予定のクローンクロー。既にカタログにも掲載されていますしフィッシングショーでも展示をしましたので、未発売品ではありますがあえて釣果を公開します。

試作品のブツに関しては私自身で魚を釣って写真を撮れればいいんですが、ソルトゲームでは自分は全くアテにならないので(汗)、ちゃんとアテに出来る人にサンプルを数本渡しておいたというわけです。S野さん、やっぱり頼りになるなぁ~。

某沖堤防でカサゴを狙いました。
OFT→スミスの引き継ぎルアーの1つ「クローンクロー」が大活躍しました。
ボトムを攻める釣りですから、根掛かりしにくいリグがおすすめです。
具体的には、ライトテキサス(未実釣)や転がりにくいヘッド形状のジグヘッド(実釣済)などと合わせると良いと思います。
今回は3gジグヘッドリグのみでしたが次回以降はライトテキサスも試そうと思います。

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↑ジグヘッドリグ。他社品で恐縮ですが低重心が売りのスモウヘッド3gと合わせると良い感じです↑

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↑オフセットフックとのサイズ比較。フックは#6、シンカーはタングステン3.5gです。フックはもうワンサイズ小さい方が良いと思います。↑

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↑カサゴの反応はとても良い感じでした。フッキングもよく楽しめました↑

クローンクローに関してはまた改めて詳細を記していこうと思いますが、言うまでもなく元々はOFTさんから発売されていたもの。これをスミスで引き継いで販売することになったものです。また、別のメーカーさんからもクローンクローが発売となります。製品自体は同じものですがカラーが異なります。2社からの発売になるというちょっと珍しいパターンです。

クローンクローに関しては、チビザリそのものといった感じで機能面でのギミックがあまり感じられず、個人的にはどうなのかなぁ?と思っていたのでOFTさんが発売していた当時、自分は買いませんでした。
でも改めて使ってみると、チビザリ、子エビそのものというサイズ感とフォルムだけでこれだけ戦力になるものかと驚いた。まぁ、ある意味反則的な手段のワームなのかもしれないですね。

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平成最後のブラウントラウト [釣果報告]

このブログの読者はバス関係の人が圧倒的に多いかと思います。なので、トラウト関係の釣果報告をいただくのは今回が初ではないかな?!

ハンドルネーム”試されるバウズ”さんが支笏湖でキャッチしたのは62cmのブラウントラウト。ヒットルアーはチェリーブラッドMD70との事です。

いつもブログを拝見させていただいてます。
念願の、そして平成最後の釣果としてブラウントラウトを釣ることが出来たので投稿させていただきます。

当日は晴天・最高気温20度(前日比+8度)の予報だったため、朝マズメに勝負を賭けるべく日の出前にポイント入り。見事にルアーを食ってくれたブラウントラウト62cmです。

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ルアーはチェリーブラッドのMD70、カラーは01.アカキンです。
フックは前後ともシングルフックに交換しています。

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現在は長期出張で札幌在住の身ですが、もともと私は関東ではバスとエリアトラウトをメインにしており、ネイティブのトラウトの釣り自体が完全に手探り状態です。
雑誌やネットであれこれ情報を仕入れ、タックルに試行錯誤を重ねたものの、やはり常連でもボウズが珍しくない支笏湖のこと、毎度景色だけを写真に収めて納竿する釣行の日々でした。

今回念願のブラウンを手にするまで、途中ソルトに浮気(笑)した期間も含めてではありますが足掛け1年と3ヶ月もかかってしまいました。
念願のブラウンを連れて来てくれたチェリーブラッドに感謝です。
写真を見て気づきましたが、メジャーもスミスさんのです。リーズナブルでコンパクト。金属パーツが無く、ソルトでも気にせず使えるのでお気に入りです。

令和に元号が変わりましたが、これからもスミスさんらしい釣れるルアー、使いやすいグッズを作り続けてください。

自分はノースアングラーズという北海道の釣り雑誌を毎月読んでいて、北海道ってトラウト天国なんだなぁと思っていたのですが、現実的には支笏湖の難易度は高いもののようです。この魚を釣るまでに1年3ヶ月。さぞや釣った時は嬉しかったでしょうね!!1年3ヶ月かかろうとも止めなかった粘り勝ちですね。

平成最後の釣果としてはこの上ないものだったのではないでしょうか。でも新元号の時代にはこれ以上の魚を釣っていただきたいです。

北海道に長期出張・・・釣り人としては悪くないかも(笑)

皆様からのスミスルアーでの釣果報告をお待ちしております。 釣果報告はこちらから。よろしくお願いいたします。

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コロっと、コロット。4 [製品開発]

通常、ルアーの開発を進めるにあたってはフィールドテスターの方々に意見を聞いたり、協力を仰ぐのが通例です。私自身もそれを一番重視しているのは間違いありません。

なお、現在スミスのバス関係のフィールドテスターに関してはJB,NBC,WBSといったトーナメンターの人にお願いしています。
トーナメンターは道具を見る目が一般の方よりもシビアです。それが自身の成績にも関係してくるのですから当たり前ですね。何より、ハイレベルなアングラーの集団の中に身を置いているわけなので周りから見聞きする情報も洗練されている。だから、より突き詰めた意見をもらえる。

ただ、コロットSRに関してはトーナメンターの人達の意見はほぼ伺っていません。方向性が違うと思ったからです。

日本のトーナメントではハイプレッシャーの状況下で結果を残す必要があります。シャロークランクにしてもハイアピール系のものが不利になることが少なくない。日本ではバルサ製のハイアピールクランクがウイニングルアーになりにくいというのも、その辺りに理由があります。

にも関わらず市場においてはバルサ製クランクも高い需要があるわけです。それは一体なぜでしょうか。理由は簡単、一般アングラーはそれでちゃんと釣っているからなのです。
ある意味、トーナメントというのは特殊な状況下での釣りです。ほとんどの場合ハイプレッシャーで釣れない中での釣りになる。トーナメントレイク自体もポテンシャルが低下している場合が多い。
一方、一般アングラーは少しでも多く釣りたいと考える人が多いはずです。となると必然的に、釣れる確率がより高いと思えるフィールドで釣りをする。

トーナメンターと一般アングラーではルアーに求める要素が違うということです。その目的が「釣るため」で共通しているにも関わらず、です。

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コロットSRでは一般アングラー目線で釣れるシャロークランクを目指しました。レスポンスの良いワイドウォッブル。泳ぎや波動は強い部類のシャロークランクです。

潜行深度は、計測値としてはMAX1mを記録しましたが実用範囲としては60cm程度までのシャローレンジが活躍の場となります。ロッドを立ててゆっくり引けばウェイクベイトにもなる。もちろんミディアムリトリーブでガンガン引きまくるのも良いです。
外観的な可愛らしさは仮の姿、実際のところ、容赦なくバスを狩る漁具として開発を進めていきました。

マッディーシャローのバンク沿いをアップテンポに攻めていく。
水深の浅い皿池で、遠投して広い範囲で探ってみる。
リザーバーのティンバーエリアに投げ込んで、枝にぶつけながら上層を引いてくる。
消波ブロックに当てながら、その隙間を通してくる。

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コロットSRはそんな状況下ではきっと効きます。そして時にはバスが翻ってアタックしてくる様子が目に入ってくるかもしれません。

是非、コロットSRでエキサイティングなシャロークランキングを楽しんでみて下さい!!

(おわり)

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GARMIN ストライカープラス9sv [他社製品]

昨年の12月からGARMINのストライカープラス9svを使い始めました。

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GARMINの魚探では一番手頃な価格のシリーズとなります。自分は本体+トランスデューサーで13万ほどで購入しました。ちなみにこの1つ上の機種となるエコマッププラス95svとの価格差はおおよそ7万円。
マリーナの人や周りの人にもエコマッププラスの方を勧められましたし金銭的に余裕があれば自分もそちらを選んでいます。でも7万円の価格差って小さくはない・・・ですよね?

そもそもストライカープラスでさえGPS、サイドビュー、クリアビュー、スポットマーキング、クイックドロー(等深線作図機能)を備えています。充分過ぎるでしょ?!だってそれまでの自分の魚探、HONDEXのGB200Ⅱと5620ですもん。これ以上に複雑な機能が付いていたところで、機械音痴の自分には使いこなせない自信がある(苦笑)。ですので、自信満々でストライカープラス9svを購入しました。

そして冬の間、ストライカープラスを相棒にして戸面原ダムのピンスポットをマーキング、実釣して好結果を出すことが出来ました。一応、真冬でもボウズを喰らった日はありませんでしたから。完全にストライカープラスのおかげだったと断言できます。

ただ、使い込むうちにここがもうちょっと・・・という部分があったのも事実。GARMINのサポートバスプロの人達は中級以上のモデルを推していると思いますが、価格面でストライカープラスを検討される方もいるかと思いますので多少なりとも参考になればと思います。

【白地図】

エコマッププラス以上の機種になると地図カードを読み込むことが出来ますので画面に湖の地図を表示させることが出来ます。ストライカープラスはカードスロットがなく地図カードは使えません。買ってすぐの状態では地図は表示されずまっさらな状態になります。

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自分の場合、戸面原ダムをクイックドローをかけながらエレキで周り、2回の釣行でほぼ戸面原ダムの地図を完成させました。同じフィールドに何度も通う人であれば数回の釣行で大まかな地図は出来上がってしまうはずです。自分ももう地図が出来上がってしまっているので、最近はクイックドローなんてほとんど使わなくなってしまいました。
規模の大きいフィールドでなければ白地図で何ら問題ない、というのが自分の感想です。

【社交性ゼロ(笑)】

GARMINにはユーザ間で情報交換をするコミュニティサイトが存在します。ここから作成済の湖マップをアップロードしたりダウンロードすることも出来ます。が、ストライカープラスはWi-Fi機能やSDカードスロットがありませんのでコミュニティサイトには参加できません。
自分で苦労して作った地図は人になんぞやらない、ましてや人様が作った地図データなんて使わないという私のような社交性のない頑固者や一匹狼系のアングラーにはピッタリです(笑)。社交性を重視される方はエコマッププラス以上のクラスを推奨。

ただですね、ストライカープラスも日本向けのものがWi-Fiを抜いてあるようで、海外で販売されているストライカープラスにはWi-Fiが付いています。エコマッププラスとの差別化を明確にしたいのかもしれませんけど、せっかく付いているものをわざわざ抜かなくても・・・という気はしますね。

【アップデート不可】

Wi-Fi機能もSDカードスロットもないのでソフトウェアのアップデートは出来ません。でも別に、購入時のソフトウェアで何の問題もありません。

【ネットワークを組める機種が限定的】

レンタルボートやアルミボートのように魚探を1台しか設置しないケースでは関係ないことですが、バスボートで使用する場合はフロントとコンソールの2箇所に魚探を設置することになります。自分もストライカープラスをバスボートのフロントに設置する予定でいます。
当初の考えとしては、ゆくゆくはコンソールに中級機を装着して、フロントのストライカープラスと接続(マーキングスポットの共有が出来る)しようかと思っていたのですが、何と、ストライカープラスはネットワークを組める機種が限られています。具体的には同じストライカープラス(7sv、9sv)同士であれば可能ですがそれ以外のモデル(エコマッププラス95svなど)とは接続できない。バスボートで前後をストライカープラスというのも考えにくいですし、前後でネットワークを組むことは想定されない方が良いかと思います。

【ヘディングセンサーが接続できない】

ストライカープラスにはNMEA0183という入出力ケーブルが出ています。てっきりNMEA0183で接続するヘディングセンサーが付けられるものとばかり思っていましたが、何とこれが出来ない!!
マーキングした沖のピンスポットを狙う際、ボートが少しでも風に流されるとピンスポットがボートのどちら側にあるのか全くわからなくなってしまいます。これは魚探に頼る釣りをする人ほど大きなストレスになると思います。
自分は仕方がないので、どうしても精度を上げてピンスポットを撃ちたい場合にはマーカーブイを打っていましたが、折角GPS機能の付いた魚探を使っているのにわざわざマーカーブイを併用しているというのもアホらしいことですよね。

【タッチパネルではない】

スマホに慣れているとついつい画面をタッチしてしまいますが(汗)ストライカープラスはタッチパネルではありません。画面右側のボタンで操作をします。
各種の設定時には確かに面倒です。タッチパネルであれば1回で直接選べるものが、ボタンだと>>>>>>とカーソル移動分を余計に押さなくてはいけないからです。

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ただ、魚探を使い込んでいくと、おおよそ使う機能や表示画面というのは限られてきます。自分の場合は「クリアビュー+サイドビュー」「クリアビュー+地図」を多用しますので、画面設定でそれらを優先配置することですぐに選べるようにしています。

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あくまでレンタルボートでの使用において話をすれば、自分にはストライカープラスでおおよそ充分だったというのが正直な感想です。地図なんて数回釣りに行けば自分で作図できてしまうし、人が作った地図データをダウンロードするつもりもないし、ソフトウェアをアップロードする必要も感じないし、タッチパネルでなくても別に不自由しない。

ただね、ヘディングセンサーが付けられないという点だけがネックです。この点さえなければ、声を大にして「レンタルボートであればストライカープラスで充分です!!」と言いたいところですが。

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コロっと、コロット。3 [製品開発]

50mm弱のサイズで丸い形状のクランク。これだけ聞くとコンパクトなクランクベイトを想像する人が多い事と思います。

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ですが、写真上の荒削りした状態でのバルサ片も全長50mmです。50mmというサイズ制限内であってもこれだけボリュームのあるデザインにすることも一応は出来るのです。
まぁ、これは浮力が高過ぎて潜らせることが出来ませんので実用的ではありませんが。

50mm弱のサイズで丸っこい形状のシャロークランク。ありがちなスペックなようでいて、実はこれほど設計が難しいルアーもありません。何も考えずにルアーを作ると、必ずある壁にブチ当たる。

まず、横幅のあるルアーというのは魚が横方向からアタックしてきた際に弾いてしまうケースが少なくないのです。カバーに対するスナッグレス性能に秀でている反面、魚も掛かりにくくなってしまうというわけです。フックサイズに関して具体的に記すと、#8では駄目で#6を使わなくてはいけない。

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ところが、50mmという範囲内に#6フックを前後に装着するとフック同士が絡まるという事象が発生する。つまりは間隔が足りないのです。

この問題、どう改善したらいい?間隔を確保するためにルアーの全長を伸ばす?或いは#8フックでもフッキング率を高めるためにボディーを薄くする?・・・ね、既にこの時点で「50mm弱で丸い」という根幹の部分を崩さざるを得ないわけです。

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コロットSRの場合は特殊なパーツを使うことでこの問題を解消させました。腹部・後部に横向きのエイトカンを採用しました。こうすることで前後への移動幅を抑え、フックの絡みを防止しています。

小さくて丸い。それを具現化するのは一筋縄では行かなかったという事です。

(つづく)

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ステイシー60SP [他社製品]

最近はどちらかというと潜行深度の浅いシャッドが多いようです。それを好む人も勿論多い。自分の周囲に色々聞いてみても、どちらかというとあまり潜らないシャッドを好む人が多い気がします。

自分はシャッドラップSR7で育った世代なので、1mちょっとしか潜らないようなシャッドだと物足りなくてしょうがない。そもそも、潜らないシャッドをより深く潜らせることは出来ませんが、潜るシャッドでより浅いレンジを攻めたいと思えばロッドを立てて引けばいい。潜る方がより幅広い水深をカバーできるというわけです。

ただ、潜行深度の浅いシャッドが多くなったことは自分にとっては好都合です。先行者が潜行深度の浅いシャッドを投げていたとしたら、2m前後のレンジは手付かずのまま残っているということになるからです。

寒い時期にスローで使うシャッドはまた別になりますが、ハイシーズン中にただ巻きで使うシャッドはシャッドラップ、TTMシャッド、SH-60、ステイシー60SPなど。
「古いルアーばかりじゃない?」う~む確かに。一番最近のモノでもソウルシャッドを幾つか持っている程度かな。

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ちなみにステイシー60SPはこれだけ持っています。以前にバスの管理釣り場でやたらとこのルアーが釣れたので非常に気に入り、買い集めました。

ステイシーはフロロ4lbで使うと2m前後までトレース出来るのと、クリアー系の薄いカラーがあるのがいい。昔、管理釣り場でどのカラーのシャッドが一番釣れるか試してみたら圧倒的に釣れたのはクリアーでした。同じ場所をしつこく攻める釣りではあればカラーは薄ければ薄いほどいいと感じました。チャートリュース系やキンクロなんて最初は反応が良くてもすぐにバイトが途絶えてしまう。スレちゃうんですね。
でもクリアー系は売れない。だからラインナップするメーカーは少ない。自分でさえレティクルシャッドにはラインナップしませんでした。だからクリアー系のシャッドというのは貴重なのです。シャッドラップじゃ出来ませんし。

最近発売されたシャッドにも、いいなと思えるものはあります。興味を持って買ってみるという事ももちろんあります。でも、ステイシー60SPをこれだけ持っているのであえて新しいシャッドを買い足すこともないかなと。

何より、これまで釣っているという実績に基づいた信頼感や、使い慣れている、ルアーの特性を把握しているという安心感があります。新しいルアーだと、使い込んで釣ってみないとそれらは得られませんからね。

ところで今更ですが、ステイシー60SPってシャッドでいいですよね?!同じステイシーでも、80,90はロングビルミノーなので。

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