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水郷移住計画・4 [その他]

数年がかりで条件に合う物件を見付けて転居をしてから1ヶ月ちょっとが過ぎました。おかげさまでほぼ落ち着きました。引越は色々と面倒なのでもう懲り懲りだったりもするのですが、自分はもう一度引っ越しをするつもりでいます。

以前にも記したことがあるのですが、自分は仕事をリタイアしたのちに茨城に移住したいと考えているのです。言うまでもなく、もっとバス釣りに身近な環境に身を置きたいという願いからです。そうこうしているうちに自分が仕事をリタイアするのもさほど遠い未来の話ではなくなってきました。

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10年ほど前、水郷移住計画の構想を大きく揺さぶる災害が起きました。東日本大震災です。神栖など津波の被害があった地域もありましたが、水郷周辺では地盤の緩さゆえに家屋が傾いたり沈みこんだり、道路も割れたり波打ったりしている場所が多く、それはもう酷い様相でした。

ただ、被害が大きかった地域とそうでない地域がありました。東日本大震災によって、地盤が緩い地域とそうでもない地域というのがある程度明確になったのも事実です。それであれば、震災時に被害の少なかった地域を候補地にしようかと考えたりもしていました。

ですが今はもっと大きな障壁にぶつかっている気がします。『10年先の霞ヶ浦水系で果たしてバスは釣れるのか?』という点です。だって10年前、霞ヶ浦水系がまさかここまで釣れなくなるだなんて想像できたでしょうか?そりゃ、個体数が減るだろうとは想像していましたが、まさかこれほどまでとは・・・。

「もう●回連続でノーフィッシュです」なんて声が今では当たり前のように聞かれるようになった。ボート釣りでも岸釣りでもです。トーナメントでも半数以上の選手がノーフィッシュで終わる。数ヶ月前に発売された某誌、3名の著名アングラーが霞ヶ浦水系で取材した記事が掲載されていましたが全員ボウズだったので驚いた。結果を誤魔化さない姿勢は正直で大変宜しいのですけれど、上手い人達でもこれほど釣れないとは。

イシダイとかイトウとかサクラマスなどが幻の魚の代表格と言えるでしょうが、もはや霞ヶ浦水系のバスも大して変わらないレベルになってきました。そして今現在でこのレベルなのですから、10年後というともうほとんど絶滅レベルになっているんじゃないかというのが自分の予想です。何も手を打たなければきっとそうなります。

バスが居ないのならば茨城に移住する理由が無くなってしまう。生粋の関東人ではあるのですが、いっそ思い切って西に行くのもアリなのかな・・・と思い悩み始めた今日この頃。もうそろそろリタイア後の具体的なビジョンを思い描き始めなくてはいけない時期に来ている気がして。

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