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TPボートクッション [自社製品]

自分のボート歴はレンタルボート~ジョンボート(JD10)~Vハルアルミ(12K)といった流れでステップアップしていきました。今でこそ19ftのバスボートに乗っていますが、所有歴が一番長かったのはVハルアルミボートです。

フットコンで操船しながら釣りをしている時は別として、チラーハンドルの船外機を操作している時はどのようなボートでも直接船尾に座って操船することになります。またハンドコンエレキで釣りをしている人は常に座って操船&釣りをしている状態です。
ただ、直接座ると痛いし、位置が少し低いし、濡れると特にお尻が滑りやすいものです。長時間の操船となるとなかなかツライ。

そんなわけでアルミボーターの多くはボートクッションがご用達のはずです。小型船外機付きのレンタルボートでも必需品と言えるでしょう。

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このボートクッションは私がJD10に乗っていた頃から使っているものです。ですので購入してからもう30年くらい経ちます。トーナメントに出ていた時も、ガイドをしていた時もずっと使っていました。最近は出番がないのですが、一時期は毎週使っていたのでかなりの使用頻度だったものです。それで外観はすっかり汚れてしまっていますが中身のウレタンフォームはヘタっておらず、まだ全然使えます。

ですので自分は断言できます。ボートクッションは安物ではなくちゃんとしたものを買った方が良いです。良いボートクッションはちゃんと長持ちしますから。

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こちらのボートクッションも私物です。これは同船者用に購入したものなので、上のニードヘルプ程は傷んでいないですね。

近年はカートップのアルミボートが激減したこともあってボートクッションの需要というのは昔ほどは多くないです。ですが、ハンドコンエレキで釣りをするトップウォーターの人達はやはり必要としている人がいるので、製品自体が無くなるということは今のところありません。今でもコンスタントに要望が来る。

ところがここ数年で何度か大幅に値上がりをしてしまって、従来のDXボートクッションはとうとう¥7,000にまでなってしまった。ではウレタンフォームの内容量を減らしてコストダウンを図るか?となるとそれも微妙です。この製品は決して救命具ではありませんが、いざという時には浮力体となり得る。だからその浮力を落とすようなことがあってはなりません。

そこでボートクッションの生産工場を変更するとともに、このタイミングだからということで本体の素材も再検討しました。素材は横断幕やテントなどにも使われるターポリン素材に変更。水にも強く、耐久性が高くて汚れにくい。まさにボートクッションに適した素材です。当初は、濡れたらお尻が滑りやすいのではないかな?と危惧していたのですがターポリン素材にも色々あって、最終的に採用された生地のものはフィールドテストでも問題なしとの結論が出ています。結果的に価格も¥5,600+税にまで抑え込みましたが、その造りには一切手抜き無しです。何せスミスは日本で一番長く、そしておそらくは日本で一番多くボートクッションを販売してきた会社ですから。

薄っぺらいクッションの方がかさばらないし、荷物にもならない。確かにそれはそうなのですが、実際に長時間ボートクッションに座ってみればわかる。中身のウレタンフォームが何層にも重なっていて厚みがあり、フニャフニャせずに硬いこと。そんなボートクッションを選んでおけばヘタりにくく長期間使えます。

加えて、バックシートで釣りをする機会の多い人にもボートクッションをお勧めします。ボートクッションさえあれば、クーラーボックスが座り心地のいい椅子に早変わりします。疲労度が全然違います。

【TPボートクッション】

スミスブラック
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ニードヘルプ
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グリーンカモ
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・サイズ:380×420×75mm

・¥5,600+税

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