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地震に備えよう(バスアングラー向け) [物申す!]

今年は元日早々に能登が大地震に見舞われました。そしてここにきて千葉方面を震源とする地震が頻発しています。自分は地震の専門家ではありませんので今後の大地震発生の確率や時期などは言及できませんが、この機会に改めて自宅の防災を見直してみてはいかがでしょうか。

一般的な防災(車両にガソリン満タンに入れておく、飲料水を確保しておく、棚を固定する等)はあえて自分が伝える必要もないと思いますので、ここではバスアングラー向けの防災について記したいと思います。過去にも記したことがありますが今一度ご確認下さい。

【バッテリーの安全性を確保する】

エレキを使用する人は誰しも持っているバッテリー。バッテリー端子のプラスマイナスに通電性のあるものが同時に接触するとスパークし大変に危険なものでもあります。しかし、バッテリーを危険物としての認識が薄くなっている人もいるのではないかと思います(過去に、危険な状態で車両に積載していた人を見掛けたことがあります)。

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運搬時もそうですが、自宅保管の際にも必ずバッテリーターミナルが剥き出しにならないよう留意しましょう。

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ボイジャーバッテリーであれば購入時に付属しているターミナルキャップを付けた状態で保管しましょう。もしくはボックス(専用のバッテリーボックスもしくはドカットなど)に入れた状態で保管しましょう。

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バッテリーターミナルが出っ張っていないタイプのバッテリーに関してもボックスやバッカンなどに入れておくのが安心です。

またバッテリーに関しては、ご家族など同居人がいる場合は不用意に触れたりすることがないような場所に置いておく事、危険物であることを伝えておくことも重要です(過去に、玄関に置いてあったバッテリーの上に家族の人が金属製のチリトリを載せてしまい・・・という事例を聞いたことがあります)。

一方、バッテリーに関しては災害時の電源として非常に有用なものでもあります。専用のソケットを介することで非常時にスマホ等の充電に使えたりします。

【ルアーが避難時の妨げに?】

Case1.壁面にルアーを掛けることの危険性

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壁面にワイヤーネットを張って、そこにルアーを直接ぶら下げているという部屋を見ます。ルアー自体をインテリアとしている場合もあるでしょう。

が、当然のことながら大きな揺れがあった場合にルアーが床に転げ散らばることが予想されます。トレブルフックが剥き出しのルアーが床一面に散らばっている部屋、さあどうやってここから避難しますか?!ましてやそれが夜中、さらに停電でもして真っ暗だったら最悪です。

一番いいのは壁面にルアーを掛けないことですが、言っても止めないですよねきっと(苦笑)。

それならばせめて、夜中に屋外へ緊急避難することを想定して寝室~玄関までの避難ルート上にはルアーの壁面掛けはしないようにしておきましょう。当然、ご家族がいらっしゃる場合はご家族の避難経路も考慮して下さい。寝室は絶対に止めておいた方がいいです。

Case2.プラケースの重ね積みは危険

地震の際に棚から食器が落下して損傷するという話はよく耳にするかと思います。釣具の中で最も滑りやすく崩れてきやすいもの、それはプラケースです。これを積み重ねてしまうと激しい揺れが来た場合に崩れてくる可能性が大です。

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下手をすると崩れてきた際に中身が飛散する可能性もあるでしょう。そうなるとやはり床面にトレブルフック剥き出しのルアーが撒き散らかされることになり非常に危険です。

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対応策としてはプラケースを大きなダンボールに入れてまとめておくことです。或いは置き場自体の見直しですかね。

【ロッドの倒壊にも注意】

バスアングラーによっては、使用頻度の高いロッドに関してはリールを付けた状態で室内に置いているという人が多い事でしょう。何を隠そう自分もそうです。ましてやそのほとんどが1ピースロッドでしょうから倒れてきやすい状況にあるといっていいでしょう。

ロッドが倒れてしまった場合、当然のことながらロッド自体が破損する可能性もありますし、避難の際の妨げになることも考えられます。

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ロッドスタンドで保管している人はロッドスタンドの転倒防止策を講じておくといいでしょう。簡易な手段として、ロッドスタンドの前方に大型の荷物をおいておくというだけでも効果はあります。

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また、使用頻度が高くないロッドに関しては竿袋に入れ、ロッドベルトで複数本をまとめておきましょう。それだけでも倒れにくく、個々の飛散も防げます。

これさえやっておけば絶対に大丈夫!とは言えないものですが、対策しないよりも対策しておいた方がマシであることは間違いないと思います。備えあれば憂いなし、です。

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