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シンクスパイダーお勧めフック・2 [タクティクス]

シンクスパイダーやイモグラブは寸胴で短い。だからこれに合わせるフックというのはワイドゲープのフックが合います。そしてもう1つ重要なのはフックポイントが内側を向きすぎていないものが良いです。

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そんな選択基準から、私がシンクスパイダー2.2インチにお勧めしてきたフックががまかつワーム322(#2)とハヤブサWRM951(#2)です。ショートバイト時用の対策として、いずれも自分自身でフックポイントの向きをペンチで広げています。フックを曲げるのはまぁまぁ面倒な作業です。

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また、少し特殊ですがフッキング率を最優先させるのであればノガレスのネコリグオフセット(#1)もアリ。このフックはブログ読者の人に教えていただいたものです。但し針先が露出してしまうのでカバー周りは攻められません。

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そんな折、パフォーマンスベイトモニターの寺尾さんが愛用されているというフックを教えてくれました。エンジンさんのスーペリオLOフック(#2)だそうです。喰いが悪くスッポ抜けが多発する際でもフッキング率が上々なのだとか。

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このフック、自分もダウンショット用に#6を愛用しています。厳寒期の釣りでこのフックにはずいぶん助けられました。このフックはフックポイントの向きがズバリ自分好みで曲げ直し不要、ショートバイトでも実に良く掛かるフックです。でも特別ワイドゲープというわけではないのでシンクスパイダー2.2インチには使ってきませんでした。

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でも折角寺尾さんに教えていただいたので試してみました。おぉ、確かに掛かりがいいかも。スナッグレス性とフッキング性能がバランス良くまとまっている感じです。

スナッグレス性が若干犠牲になるのですが、フッキング率を優先させたい時のフックセッティングの手法があります。フックの形状とサイズを選びますがLOオフセット#2であればそれが出来ます。それは『スリット内ではなくスリット後部からフックを抜くこと』です。

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(画像の黄色い点の部分からフックを抜く)

そうすることでフックポイントはスリット内でほんの僅かに「浮いた」状態になる。これでかなりフッキング率は向上します。但し、オーバーハング下にバシバシ投げ入れていくような時には逆にトラブルに繋がりますので出しどころが重要です。

関東では店頭でも比較的良く見かけるので買い求めやすいフックだと思います。でももしかして、関東以外の地域ではあまり見掛けないフックかも?

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10/4 今日の東京湾沖提カサゴ釣り [釣行記]

自分の知っている範疇で、ルアー釣りで一番数釣りが出来るのは何釣り?と問われれば東京湾沖提のカサゴ釣りと答えます。バス釣りで貧果が続き、心が折れそうになると癒されに行きたくなる釣りなのです(笑)。
前回は湾岸線でポルシェが死傷事故を起こした影響で渡船時間に間に合わず断念。今回は無事に現地に到着しました。

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昼から釣り始めましたが、う~む水の色が悪い・・・泡と藻の切れ端も沢山浮いている。潮回りも丁度下げ止まりだったようです。

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しかし1投目からヒット!悪条件も関係なく爆釣か?と思いましたがやはりその後はポツポツ程度。この場所の本調子ではありません。

濁りが強かったこともあってクローンクローのカラーもオレンジやグローなど派手目のものでばかりバイトが出ます。ナチュラル系はほとんどバイトが出ませんでした。

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そんな中、目に入ったのはピンク/ホワイトの派手派手ミニチューブ(リルハスラー)。これを試しに投げてみると途端に連続ヒット。あまり期待していなかったのに(苦笑)釣れるじゃんかリルハスラー。

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同じスポットから何匹か抜くとさすがにスレるようで、今度はリルハスラーのホワイト/シルバーラメにチェンジ。するとまたまた怒涛のバイトラッシュに突入!!そういうしているうちに潮も動き出し、良い水が入り込んできました。ほぼ毎投バイトがあり連続キャッチ。この釣りメチャクチャ楽しい!!

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メバピョンピョンを試してみると1投目でカサゴらしからぬ引き。何だこりゃ?ホシササノハベラかな?目が怖いです。

その後もリルハスラーとクローンクローで釣りまくり。夕方になればさらに状況が上向いてくるはず。今日は70尾くらい釣れるかな?

・・・と思っていたら16:00に迎えの船が?あっそうか、10月から時間が変わり夕マヅメまでの釣りが出来なくなっていたのでした。4時間じゃアッという間で物足りない、次に来ることがあれば1日便にしようと思いました。

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4時間の釣果はこれです。スタートこそスローでどうなる事かと思いましたが潮が動き始めてからはいつもの爆釣状態でした。

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今日のMVPは何と言ってもリルハスラーのミニチューブ。何より釣れるのに驚きましたが、他にも良い面がありました。

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ワームはフグにかじられて駄目になってしまうことが多いですが、リルハスラーも例外なくフグにかじられます。でもそもそもテールが多いのでテールが数本ずつ喰いちぎられていってもしばらくは保つ。テール2本くらいになっても普通に釣れました。テールが短くなってもちゃんと釣れる。

あとはジグヘッドのフックを後端から出していることに起因しているのですがワームのズレが少ない。アワセ損ねてもワームがズレていないからそのまま誘って喰わせ直すことが出来る。これはアタリの多い状況下で明確な差になって現れました。

東京湾沖提のカサゴ釣りのベストシーズンは6~7月で、今は既にシーズン終盤。バス釣りで心が折れたら、また行っちゃうかも?!

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縦アイオフセットがダウンショットを変える?2 [タクティクス]

結び目のズレによってワームの水中姿勢が崩れる。またそれによって糸ヨレが発生する。ダウンショットリグを多用する人ならばそのストレスはわかってもらえることと思います。でも、縦アイオフセットフックを使えばその悩みが大幅に軽減します。

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ふと思い立って今シーズンから導入している縦アイオフセットフックのダウンショット。メインラインとリーダーそれぞれをラインアイに結びます。タイイングアイに上下2箇所の結び目が出来ることになります。

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この写真を見ればわかるように、縦アイオフセットフックはどうやったってフックが直立姿勢をキープします。姿勢の崩しようがない。

また、リーダー部分をメインラインよりも細くすることでリグ全体のロストを防げる(根掛かり時の回収努力は最大限行って下さい。オモリだけなら良いということではありません)。
リーダー部分が途中で切れた場合にも、リグ全体を作り直す必要はない。
メインライン部分が傷んだのでカットする場合にも、リグ全体を作り直す必要はない。
リーダー部分を長く変更したい場合にも、リグ全体を作り直す必要はない。

勿論実際に魚を複数釣った上での結果です。デメリットを強いて挙げるのならばフックのラインアイに2箇所の結び目があるのが見た目的に美しくない、といったところでしょうか。ですがそれは機能面において関係のないところです。

それより何より最大の困りごとは、フックの選択肢がないということです。私が知っている限り、縦アイのオフセットフックがあるのはオーナーばりさんヴァンフックさんくらい。

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自分がライトリグのダウンショット(AR-Wピンテール2.75インチorレッグワーム2.5インチ)に使っているのはオーナーばりさんのB-99 #6です。縦アイ且つこのサイズとなるとこのフックしかないのです。

このフック、常吉リグ考案者の村上晴彦さん監修ということでてっきりダウンショットのスペシャルフックなのかと思っていたのですが、製品パッケージに記載されている説明文を読む限り、どちらかというと直リグを考慮して設計されたフックのようです。

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自分的にはフックポイントがやや内側向きと感じるのでペンチで少し開いて使っています(写真下)。しかしこのフックはフッ素加工のせいか適度な力加減で広げないと折れやすいので、自分好みに曲げる作業にはいつも苦労します。なお、ペンチで曲げる際に折れやすいというのはどう見ても通常使用の範疇からは逸脱していますので、曲げる際は自己責任でお願いします。

本当に自分好みのフックがあったら全てのダウンショットリグのオフセットフックを縦アイにしたいくらいです。ワームの水中姿勢に関してはそれくらい素晴らしいです。

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10/2 今日の戸面原ダム [釣行記]

ここのところ霞ヶ浦水系がメチャクチャ厳しい。先週、マリーナでプロ選手の人達に聞いてみても1日1バイトあるかどうかという答えが多かったです。

折れた心を癒すべく、本日は戸面原ダムに行ってきました。平日でしたが盛況でした。去年の今頃は台風15号の被害で停電が長期化したりとボート屋さんも大変でしたので、繁盛するのは喜ばしいことです。

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ボートセンターご主人曰く、ここのところターンオーバーで釣れなくなってしまったのだとか。自分には特別濁りが酷いようには感じませんでしたが、毎日湖を見ている人がそう言うのだからきっとそうなんでしょう。夏場には40~50尾も釣る人が居るような湖ですが、9月中旬以降はMAX20尾前後に落ち着いているようです。でも、充分でしょう。

楽勝気分でスイムベイトやらモッサやらを投げまくるも・・・無。カバー撃ちも駄目でした。そしてノーフィッシュのまま11時を回ってしまった(滝汗)。ここから急いでリカバリーの釣りをスタート。

水通しの良いエリアの水深3~5mを攻めてみました。過去に何度かスクールにあてて入れ喰いになったこともある場所です。同じような条件の場所を延々探って僅か2バイト。コレじゃない感じ。

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今度は条件の違う冬向きの場所を攻めてみました。すると2連発!水温21度台だったのであまり期待していなかったのですが続ければ手堅く釣れそうです。また後で攻めることにして本湖の岩盤をシンクスパイダーで攻め2尾追加。

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続いて川筋にある岩盤を同じようにシンクスパイダーで攻めてみました。比較的コンスタントに釣れる場所・釣り方なのですが、今日は条件が良くないのかノーバイト。モッサでノンキーパーを1尾釣ったのみでバスの気配をあまり感じませんでした。

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残り時間は1時間少々。ダウンショットで本気釣り。ハイペースで釣れるだろうと思いきやそうでもなく、辛うじて5尾を追加してトータルを何とか二桁に乗せました。

これといった大型も混ざらずトータル10尾。ハイシーズン中の戸面原ダムの釣りとしては「外した」部類の内容です。

外しても10尾。充分楽しい。やはり釣れる釣りは楽しいですね。

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