レボSX4カスタム・その後 [リール]
・インフィニブレーキをマグトラックス化
・AMO製セミシャロースプール換装
にてチューニングを施した私のレボSX4(ベイトフィネスチューンではないです)。
ノーマル状態と比較して全く異なるフィーリングのリールに生まれ変わりました。しばらく使ってみましたが、結果は大満足です。
なお、自分のフィーリングに合うレベルを求めてあれこれいじってみましたが、結果的にマグネットはフル装着(3mm厚×5個、1.5mm厚×5個)、AMOスプールに標準で装着されているセラミックベアリングが好みに合わずミネベア製1150ZZに換装しました。やはり自分は無音・無抵抗で飛んでいく方が好みです。
【中空フロッグのスキッピング】
中空フロッグをオーバーハング下にスキッピングで撃ち込んでいく釣り。ラインはPE3号を使用しています。マグネットブレーキはMAXより1~2目盛下げての使用ですが、ノーサミングでバックラッシュせず気持ち良くルアーが水面をバウンドしながら伸びていきます。スキッピングしている事自体が気持ち良すぎて、魚が釣れないのにひたすらやり続けてしまうのが欠点ですかね(汗)。
何はともあれ、スキッピングのキモは強いマグネットブレーキと軽いシャロースプールの組み合わせなんだなぁと実感しました。
【クランク、スピナーベイトのショートキャスト】
コンパクトキャストでも狙ったスポット目掛けて一直線に飛んでいくのが使っていて実に心地いいです。失速したり、弾道が浮いたりすることがまるでない。結果的にとてもコントロール性能が上がっています。
ただ、回転の立ち上がりが良すぎるのでラインリリースのタイミングを幾分遅らせた方が良いと思いました。慣れれば問題ありません。
【クランク、スピナーベイトのロングキャスト】
飛ぶ!の一言。最後まで失速せず伸びていくのが実にいいです。失速しない分バックラッシュも少なく、またバックラッシュしたとしても軽傷で済む印象です。
ただ、極端に重いもの(スイムベイト)に関してはスプール回転の軽さが災いしてコントロールが付けにくくなる印象があります。これは標準スプールの方が扱いやすかったです。
【耐久性】
根掛かりの際などはなるべくタックルの負荷を掛けないようにしているので現時点では何とも言えないところですが、先日は80cm超のハクレンのスレ掛かりも最後まで寄せたりしました。リールにはかなりの負担だったと思いますが特にスプールの歪みなどは生じていません。勿論ハクレン以外の魚も釣っていますが、今のところ問題はなしです。でもスプールの耐久性はさらに継続して使い込んでみる必要があるかと思います。
33mm径レボは国内のカスタムスプールが現行品に存在せず、最もカスタムしにくいモデルでした。そんな中、中国製パーツメーカーが対応スプールを発売していたことで新しい可能性が生まれたのです。
さらに最近は新しく穴無しタイプのセミシャロースプールも発売したみたいです。これもマグトラックス用とインフィニブレーキ用の2タイプが用意されています。ABUフリークとしては実に嬉しいラインナップです。
AMO製スプールに関しては中国メーカー製ということであまり良くないイメージを持つ人もいるかもしれません。ただ、33mm径レボをカスタムしようと思ったら選択肢はそれしかありません。また私が購入したものに限っては精度や強度が悪いという印象は全くありませんでした。¥5,000少々でリールの性能も大きく向上させることが出来ましたので、自分は買って良かったと思っています。