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11/29 今日の戸面原ダム [釣行記]

カタログ用の写真撮影を兼ねていたのですが、11月はボートシーバスに行っていました。コノシロパターンなのでゴツイタックルでデカいルアーをぶん投げる釣り。これはこれで確かに面白い。
でもこの釣り、色々な感覚が麻痺してくるんです。一例としてはルアーのサイズ感。ヘドンのスーパースプークが小さく思えるのってどう見ても感覚が狂っちゃっていますよね(汗)。

ちゃんとバス釣りにも行って感覚矯正しないと、と思って戸面原ダムに出掛けてきましたが、案の定ライトリグの釣りが下手になっている自分に気が付きました。豪快な釣りと繊細の釣りの落差があり過ぎでした。

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水位は満水で水温は14度台。水の色は濁りが強く泡が消えない感じ。確かに急激に冷え込んだ点は否めません。そうは言っても戸面原ダムは大丈夫でしょ、と楽観視していましたが手痛いしっぺ返しを食らう羽目になりました。

朝は水深5mにあるオダをダウンショットでダイレクトに撃ってみました。着底し、ラインスラックを取った瞬間にグイイーッと強く引き込むバイト。ラインを送り込める体勢でなくそのままアワセましたがスッポ抜け。あぁ、やっぱりライトリグの感覚を体が忘れてしまっているなぁ。

釣りを開始してすぐにバイトがあったことから楽勝気分でオダを攻めてみましたが、あれ?!バイトがない・・・。確かに水面に泡が沢山浮いていて水自体が悪い気はしました。

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シャローに移動したところでバスがベイトを追っている場面に遭遇。ミノーをセットしたタックルがなかったので止む無くモッサをキャスト。ベイトフィッシュを追っているバスに虫系を投げてもなぁ・・・と思いましたが一撃ヒット。まぁ、ボーナスフィッシュですね。

その後は移動しつつダウンショットで1回、パワーフィネスのスモラバで1回、それぞれバイトを得ましたがいずれもスッポ抜け。下手糞過ぎる!と軽く自己嫌悪に。

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ここで再度オダポイントを見に行くと水面の泡が消えていました。少し良い水に入れ替わった気がしました。レッグワームのダウンショットで丁寧に攻めるとようやく1尾キャッチ。でもその後が全く続きません。

湖の東半分を見て回りましたがバスが溜まっている場所は発見できませんでした。場所がどうこうというわけではなく、急激な水温の低下で湖全体が悪条件になっていると思いました。それであればやっぱり確実に魚がいる場所を丹念に攻めて喰わせるしかないなと。

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ラストの2時間は2箇所のオダをひたすら釣り続けました。小型でしたが3尾目をキャッチしたのは帰着5分前の15:55でした(今の時期は16:00までに桟橋に戻らなくてはいけません)。

今日は湖のコンディションもかなりタフだった気がしますが、それに加えて自分自身のライトリグスキルがだいぶ鈍っていたのも確かでした。今のままでは厳寒期の釣りに支障が出るので、早く感覚を戻さないといけません。

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11/21 今日の東京湾ボートシーバス [釣行記]

またまた行ってきましたアイランドクルーズさんでのボートシーバス。今回は午後便。

前回はシーバスのレンジが深くビッグベイトや水面系のルアーに反応がなかったので、今度こそはコノシロパターンでハメてみたいなぁと思っていました。ちなみに午前便では良い時合に恵まれてビッグベイトでもボコボコに釣れたのだそう。ところがそれを聞いてむしろ不安になる自分。釣りでありがちじゃないですか、さっきまで良かったのに!って。

しかし今日は北風が強く海はかなり荒れていました。最初に入ったエリアではボートが風に流されてしまってなかなか思うような釣りにならず。次の場所は風裏とのことでしたがそこに向かうためには超絶ウネリエリアを超えていかなくてはいけない。自分が操船者だったらビビって行かなかったと思います。

2度ほどボートが波に刺さって船内が川になりました(汗)。自分はバスボート乗りなので別にいいのですが、慣れていない人には結構恐怖だったかも。

しかしその超絶ウネリエリアを抜けるとそこにはパラダイスが待っていました。目視出来るほどのコノシロの群れ。そしてボイルも散発的に起きている。序盤はなかなかビッグベイトでは喰わなかったのですがメタルバイブorレンジバイブを引くとガンガン釣れる。乗船者ダブルヒット、トリプルヒットも。

そうこうしているうちにボイルがますます激しくなってきました。同船者の方々もダヴィンチ、ダウズスイマー、ジョイクロ、ウェイキーブーなどでヒットが続き、寄せてくると他のシーバスまで付いてくることも多々。完全にお祭り騒ぎ状態となりました。

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(写真を撮って下さった同船者の方、ありがとうございました)

自分はというとBiwaa社から送ってもらったSトラウト7.5インチのフローティングで複数尾キャッチ。すみません、まだ売っていないものです(汗)。来年はSトラウトフローティングモデルのカラーとサイズラインナップが増える予定です。

今回爆発したエリアは通常であれば複数のボートが入ってくる人気場所。ですがこの日はあまりの荒れ具合で入ってくるボートがほとんどなく、アイクル艇で独占してしまったようです。全身ズブ濡れになりつつも、行った甲斐がありましたよ(笑)コノシロパターン、楽しめました。

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レボビースト40X [リール]

海でビッグベイトを使う際のラインはPE3号が良いと勧められました。自分がバス狙いの際はフロロ16lbもしくはナイロン20lbを使っているのですがフルスイングして飛ばすことを考えたらやはりPEの方が向いているでしょう。

手持ちのバス用リールでもPE3号が100m巻けるものを持っています。ただ、もしライントラブルが起きた際の事を考えると150m巻ける方が安心できるだろうなぁと。

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で、少し前に購入したリールがアブのレボビースト40X。バスで使うサイズではないので気にも留めていない存在でしたが、7月に発売になったばかりの製品のようです。

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これの何がいいって、PE3号がピッタリ150m巻ける点です。多くも少なくもなく丁度いい。

通常のレボもそうですが「X」というグレードは最も安価なモデルです。自分も¥15,000少々で購入することが出来ました。一方、この上位機種にはXが付かない、ただのレボビーストもあります。でもそちらは自分が苦手なインフィニブレーキ、同じく苦手なEVAラウンドハンドルノブ。廉価版のレボビーストXはマグトラックスブレーキ、ラバー製フラットハンドルノブ。仮に同じ価格だったとしても自分は間違いなくXの方を選択していました。

でもこのリール、欲しくなってからわかったのですが今現在とても品薄(汗)。特に右ハンドルの方です。最近は大型のルアーを使う人も増えたのでこの手のリールが人気なのかもしれません。自分は運良く自宅から30分ほどのショップ店頭で発見、即購入となりました。

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購入してすぐにバラしてみるのは自分の悪い癖。するとベアリングにもグリスがベットリ(汗)。これはちょっとねぇ、ということですぐにパーツクリーナーで脱脂し、IOS-01を注油。

実際に使用してみました。ブレーキダイヤルをMAX近くから徐々に弱めていったところ、おおよそ60%程度のセットで飛距離とノントラブル性能が両立出来ました。レボビーストXは標準でネオジム3mm厚×5個、1.5mm厚×3個が装着されているのでブレーキが弱いと感じることもありませんでした。ここからさらにネオジム磁石を2つ追加することも可能ですが、その必要はなさそう。

ギア比6.4のブラスギアなので巻き心地も良好です。でも、ハイギアモデルがあっても良いかな。ハイギアモデルは上位機種のレボビーストのみのラインナップのようです。

レボビーストに限りませんが、ベイトタックルにPEラインを巻いてキャストするとたまにつんのめるような感覚があります。ルアーが重いゆえに飛行スピードが速く、瞬間的にラインが食い込んでしまって急ブレーキが掛かってしまうことがある。

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特に、キャスト時にレベルワインドの位置が端に寄り過ぎていると発生するケースが出るような気がします。PE3号ともなればキャスト切れには至りませんが、どうにも釣りのリズムが崩れがち。スイングスピードを速め過ぎないように振ることでだいぶ抑えられますが若干ストレスなのは事実です。

昨日乗船したボートの同船者の人にシマノのカルカッタを使っている人が居ました。あれ?キャスト時にレベルワインドが連動している。まるでアンバサダーのクラシックモデルみたい。自分はシマノのリールに詳しくないので知らなかったのですが、今の日本メーカーのリールにもそういうモデルがあるんですねぇ。そしてその人のキャスティング、とても安定感がありました。
レベルワインド連動型は機構上どうしてもギアが駆動するのでその分の抵抗はあります。初速も伸びも悪化するので軽いルアーには向きません。でもビッグベイトのようにルアー自体が重い場合はむしろメリットになるんじゃないかとさえ思えました。少なくともレベルワインドを通過するラインが急角度になることはありませんから。昔使っていたアブの4600番、手放さなければ良かったかな。

とはいえこのレボビーストX、価格は手頃なのにビッグベイト用途としてのスペック的には完璧なリールです。いじくる余地がほとんど見当たらない(私的にはちょっとつまらないですが)。バス用のリールではちょっと糸巻量に不安がある、けれどわざわざ高いリールを買うのもちょっと、と躊躇している人にはお勧めです。品薄状態なのは早く改善して欲しいところですね。

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11/16 今日の東京湾ボートシーバス [釣行記]

元々は東京湾の中でも地域性と時期が限られていたコノシロパターンのシーバス釣り。それが今では東京湾奥のあちこちにコノシロが群れるようになり、あちこちで出来るようになってきています。時期的にも今シーズンはかなり早い時期からビッグベイトでの釣果が出ていました。現在かなり熱い釣りになっており、ボートの予約を入れることさえままならないほどの人気となっています。

仕事柄、自分も少し勉強しておこうかということで本日はアイランドクルーズさんのロング乗合便にお邪魔してきました。

釣り業界の人はボートをチャーターすることの方が多いと思いますが、私の場合は乗合便が多いです。自分、釣り友達がいないので。
それはさておき、自分の本業はあくまでバス釣りなのでボートシーバスにはさほど詳しいわけではありません。特に近年の流行、最新の攻略法などに疎い面があるのですが、乗合便で行くと大概常連のお客さんも乗っている。色々な人が使っているルアーやその扱い方なども直接目で見ることが出来ます。今日も周りの皆さんは色々なルアーを投げていました。ビッグバンディット、コノハ、ダウズスイマー、ダヴィンチ、ウェイキーブー等々。それらを自分で買い揃えて片っ端から試していこうとするととんでもない出費になってしまいます。乗合だと手っ取り早く色々と学べるのが自分にとってはとても大きなメリットです。さらにボートキャプテンや親切な常連さんからは色々と貴重な話も聞くことが出来る。

本日はお客さん5名。やはり皆さんビッグベイトを用意されてました。勿論自分もビッグベイトを投げまくりましたが・・・

今日は残念ながらビッグベイトへの反応が極端に悪い日でした。自分のルアーも、常連さんたちのビッグベイトも沈黙。

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ただ、コノシロの群れはあちこちに居て、それに着くシーバスも確かにいました。メタルバイブを投げると割とすぐに釣れるのでレンジが深かったようです。メタルバイブをメインで使っていたら数的にはかなり伸びたのではないかと思います。でもやっぱりビッグベイトを投げてしまう。自分も、他のお客さんも。

以前は自分もテールスピンジグやメタルバイブをメインにしていて、それで充分ボートシーバスゲームを堪能していたはずなのですが、今となってはどうにも満足できない(苦笑)。やっぱりビッグベイトでハメてみたかったなぁと。

私と同じようにバイブレーションやジグで釣れても満足できなくなってしまった人が多くなってしまったのではないでしょうか。これ、ボートガイドさん達のハードル上がってますよね?

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中国製リチウムバッテリーを考える・7 [その他]

ここにきて中国製リチウムバッテリーの購入を検討していた人が多いようで、私の元にも色々と相談が寄せられていました。皆さん、くれぐれも自己責任でどうぞ。

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■リチウムバッテリーはいつ買うべき?

11月11日はAli Expressのセールだったこともあってこのタイミングで買うべきか悩んでいる人もいました。それに対する私の見解は
「冬でも釣りに行くのであればセール日に購入しても良い」
というものでした。

実際のセール価格も確認しましたがリチウムバッテリーの値引き率は僅かなものでしたので、あえてセール時に慌てて購入するほどのものではないと思いました。そして価格以上に、中国から直接バッテリーを購入する際に重要な事項があります。

■届いたらすぐに使ってみることが大事

中国からリチウムバッテリーを購入する上で非常に大事なこと、それは「届いたらすぐに使ってみる」ということです。具体的には3日以内が望ましい。Ali Expressに受け取り確認をする前に、ということです。

その理由としては、万が一製品が不良品だった場合のことを想定しています。不良品判定が受け取り確認を出した後、さらにそれが商品到着から1ヶ月以上経過していた場合、返金請求をするのにかなり不利となります。だからなるべくすぐに、不良品か否かの判断を下す必要があるのです。

もし11月11日のセールで購入していたとすれば、自宅に届くのが12月になると思います。私は12月だと喜んで釣りに行く人間ですが冬の間は釣りに行かないという人も多いでしょう。でも、それでは駄目なのです。もし春から釣りに行こうと考えているのならば注文するのもそれに合わせた時期をお勧めします。シーズンインに先駆けて早目に買っておこう、というのは私はお勧めしません。

それでも、どうしてもしばらく釣りには行きそうもないということであれば、最低限、自宅での動作確認と充電に問題がないかは確認して下さい。

■バッテリーは不良交換が出来ない?返金が望めない?

まず最初に断っておきますが、中国製とはいえバッテリー自体の不良品が届くというケースは特別多いわけではありません。ほとんどの場合は何の問題もないものが届くはずです。私が知る限り、中国製だからという先入観を持ちすぎているために疑心暗鬼になってバッテリーの不良を疑ってしまっているケースの方が多いです。

以下は、もし届いた製品が不良品だったら、というレアケースを想定して読んで下さい。

仮に、製品到着後すぐに不良品と判断が下せたとしてもリチウムバッテリーの場合は製品交換もしくは全額返金というのはほぼ望めません。それは輸送上の規定により日本から中国にリチウムバッテリーを返送することが極めて難しいからです。返品自体が出来ないため交換も出来ませんし、せいぜい部分返金程度しか望めないのです。これは中国からリチウムバッテリーを購入する上でのリスクの1つとして知っておいていただきたいです。

なお、内容物をリチウムバッテリーだと明かさずに詐称すれば中国への返送自体は可能だと思います。ですがもしその発送途中に何か事故でも起きたりしたら、その責任を問われることになるでしょう。人生終わってしまいますので、それは絶対に止めて下さい。

■中国製リチウムバッテリーは修理が可能!!(全てではありません)

製品が不良品だった場合、或いは使用しているうちにリチウムバッテリーを壊してしまった場合。国内メーカー品であれば相応の保証が受けられるでしょう。では、中国製リチウムバッテリーは廃棄するしかないのでしょうか。

その答えはNo!です。

日本ではリチウムイオンバッテリーがいろいろな形で普及しています。ノートPC、電動アシスト自転車、電動工具、電動車椅子、医療機器などです。当然、それに伴う商売をされている会社も色々とあるわけで、その中にリチウムイオンバッテリーの再生を手掛けている会社もあります。具体的には、不具合のあるパーツ(セル、BMS)を交換してバッテリーの再生を図るというものです。その中には、中国製リチウムバッテリーを診ていただける会社もあります。

実は私も一度バッテリーを診ていただいたのですが、非常に業務が立て込んでいるようで修理依頼から3ヶ月程度掛かりそうだと言われました(実際にはそこまでかかりませんでしたが)。ですので具体的な修理業者さんに関してはここには明記しませんが、「リチウムイオンバッテリー」「修理」等で検索されてみると複数の業者さんがヒットしますので、必要が生じたらあたってみるとよいでしょう。

なお、どのようなバッテリーでも、どのような不具合でも修理が出来るのかどうかは私も確認し切れておりませんのでご了承下さい。

■リチウムバッテリーの新時代

自分でパーツ(ハードディスク、CPU等)を組み合わせてPCを自作してしまう器用な人が居ます。グリットデザインのNさんとか(笑)。
リチウムバッテリーに関しても、ボックス、セル、BMS基板で構成されており、それぞれのパーツ単体でも販売されています。適正なパーツを選んで組み立てられる技術と知識さえあれば、自作リチウムバッテリーも充分可能と考えています(実際に自作している人もいます)。

リールやエレキの改造や修理をこなすチューナーさんがいるように、近い将来はリチウムバッテリーのチューナーが出てきてもおかしくないと思います。勿論、メンテナンスや修理などもたやすくこなしてしまうでしょう。今後はそれを仕事にされる人も出てくるのではないかな。危険物取扱の資格は必要でしょうけど。

バッテリーのパーツもどんどん新しいものが出てきています。半年前に販売されていたものが、今はもう新しいものに切り替わっている。これはパソコンの世界と同じかもしれませんね。
価格破壊もどんどん進んでいます。今はもう、ボイジャーと同程度のスペックのリチウムイオンバッテリーが充電器込みで¥30,000以下で買えるようになってきました。レンタルボートに限って言えば、もうボイジャーを買う理由が見当たりません。

エレキ用途のリチウムバッテリーは、まだスタートしたばかりの段階だと思います。選択肢が少ない上に、多くの釣り人が専門知識がないままにバッテリーを選んでいる気がします。中にはリチウムの種類すら明記していない国産品まであるのはさすがにどうなのかと思いますが・・・。
リチウムにも幾つかの種類があり、それぞれの特性、メリット・デメリットがあります。安全性を取るか、軽さを取るか、充電の速さを取るか。防水性はどうか。本来であればそうした要素を元に選ぶことが理想だと考えています。アングラーのスタイルに合ったバッテリーをということです。

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室生ダムわかさぎオープン [その他]

ここのところ釣り業界は少しばかり景気がいいようです。確かに近隣の釣具店に行っても駐車場が満車だったりしました。どうやらこのコロナ禍で屋外の遊びに目を向ける人が多いようでファミリー層や初級者層の来客が非常に多いそうです。
せっかく釣りを始めてみる気になった人には、出来ることならちゃんと魚を釣ってもらい、その楽しみを知ってもらいたいところです。ただ、これからの寒い時期の釣りものとしてはエリアトラウトかワカサギ辺りが手堅いでしょう。

近年人気のワカサギ釣り。春~秋はバス釣りという人でも冬はワカサギ釣りを楽しむという人も少なくありません。とことん突き詰めて数釣りを極めるも良し、家族や仲間とワイワイ釣るにもいいですよね。

ワカサギ釣りが出来る湖というと山上湖のイメージがありますが、実際にはさほど標高の高い湖でなくても大丈夫です。埼玉県でも円良田湖、間瀬湖、名栗湖といった有名場所がありますがさほど標高の高い湖というわけではありません。霞ヶ浦にだってワカサギはいますし。

ただ、ワカサギなんて放流さえしてしまえばどこでも釣れるようになる、という認識は間違いです。実際には放流をしてもなかなかワカサギが定着しない湖もあります。房総でいえばワカサギ釣り場として成功しているのは高滝湖だけだと思います。他にも放流を続けている湖はありますが、コンスタントに釣果が得られるというレベルに達しないのです。水質、プランクトン、湖底の地形、湖面の広さなど理由は色々と考えられるでしょうけど。

つまり、ワカサギ釣り場として成立させるには漁協がかなり本気で釣り場づくりに取り組まないと難しいという事です。今現在ワカサギ釣り場として知られている湖というのはいずれもその努力をしっかりとやっている場所だと思います。

さて、8月にバス釣りを解禁して大成功を収めた奈良県の室生ダム。元々は釣り客の減少で赤字経営に陥り、とうとう鮎の放流さえも出来なくなってしまっていました。ここが大きく方針を変え、今後はヘラブナ、バス、そしてワカサギを3本柱として立て直そうということになったのです。

8月に解禁したバスに続き、11月22日にはワカサギ釣りも解禁となります。この日は室生ダムわかさぎオープンという大会を開催するそうです(岸釣りになります)。

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参加できる方は是非!

室生ダムでは10年ほど前から有志によるワカサギの放流が行われてきたそうで、そのワカサギが自然繁殖するまでに至ったのだそうです。今回の解禁イベントはその生息調査も兼ねているとの事です。

関西圏の新しいワカサギ釣り場として定着することを強く願っています。

結局、良い釣り場というのは必ず誰か熱意のある人が取り組んでいるんだよなぁ。これまで室生ダムの漁協は赤字経営だったということですが、今後はきっと良いフィールドになると思います。

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11/8 今日の水郷 [釣行記]

本日も愛艇で出撃です。今日は複数のトーナメントが開催されていたので朝の常陸利根川はかなりボートが多いと感じられました。

今日もバス&シーバスの二刀流戦術です(バスに絞るとボウズを食らう可能性が限りなく高いので)。

朝はいきなりシャロークランク(XCS1)にグッドサイズがヒット!!50cm近いサイズでしたが・・・桧原湖で釣りたかったです。

その後は迷わず北浦に向かいました。今日は北浦に行くと決めていたのです。狙いはズバリ、北浦シーバス。冗談抜きの大マジです。

利根川のシーバスはバスボートからきちんと狙えばそこそこ釣れることがわかりました。だったら北浦はどうなんだ?と思ったわけです。今シーズン、北浦でもバス釣りの外道でシーバスが釣れたという話は複数聞いていました。可能性はゼロではないと思うし、世の中にまだ明確な答えがないことを自分で試すのが好きな性分なもので。

北浦でも利根川と同じアプローチを試みました。が、結果はアメナマが釣れただけ。残念ながらシーバスの気配はなかったです。2~3尾くらいは釣れるかもしれないと本気で期待していたのですけどねぇ。懲りずに次の手を考えてみたいと思います。でも、試すのは来シーズンかな。

続いて利根川へ出ました。大混雑の常陸利根川と違って利根川は相変わらずガラガラでした。ですが今日の利根川は流れが全くありませんでした。むしろ東風によって浮遊物が上流側に押し流されていくくらい。流れがないならバス狙いということで消波ブロック撃ちを試みましたが今日はかすりもしませんでした。

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流れがないことで期待薄と思われたシーバスですが今日は2ヒット2キャッチ。裏切らないねぇ、利根川のシーバスは。

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またここでもキャットフィッシュが釣れました。

でも先週に比べてシーバスのヒットは極端に減りました。これが状況によるものなのか、季節の進行で川に居るシーバスの個体数が減ってきたからなのかはわかりません。

寒くなると川に居たシーバスは海へと降りると言われています。川で釣れなくなるからそのように言われているのだと思います。確かに、東京湾にそそぐ河川(荒川など)だと自分もそう感じます。でも利根川には河口堰があります。魚道を通らないと海には降りられません。シーバスは本当に海まで降りているのかな?実は釣れないだけで河川内にずっと居たりして?通説はあれど、誰もきちんとした検証はしていないはずです。利根川のシーバス、ボートでディープを攻めれば冬でも釣れるぞ!なんてなったら面白いことになる気がします。

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シーバスが釣れるスポットの魚探映像。でも映っているのは他魚(ハクレン等)だと思います。シーバスはハクレンの群れに混ざって混泳しているか、或いはハクレンの群れをシェード代わりに利用しているんじゃないか?などと考えています。

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カハラジャパン ザ・フィッシュグリップ [他社製品]

都度自宅から持参しようとすると忘れてしまうかもしれないので、常にバスボート内に置きっぱなしにしているものがあります。

法定備品は当然の事ですが、釣具関係ではプライヤー、ハサミ、メジャー、ルアー回収機、ラバーネット、そしてフィッシュグリップです。

霞ヶ浦水系ではキャットフィッシュも良く釣れますし、ライギョも釣れる可能性があります。それとシーバスですね。スレ掛かりでそれ以外の大型魚が掛かることも少なくありません。それらはバスと違って大型のラバーネットでないとランディングが出来ません。ラバーネットと大型プライヤーがあれば魚体に触れなくともルアーを外すことが出来て安全です。霞ヶ浦水系の必需品と言えます。

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自分がバスボートに積みっぱなしにしているフィッシュグリップはカハラさんのプラスチック製フィッシュグリップ(ザ・フィッシュグリップ)です。

バスボートオーナーの人には言わずもがなですが、カバーをかけているとはいえバスボートの中というのは湿気が凄い。半月程度ぶりにボートカバーを開けると船内がしっとりしている感じ。そんな状態で入れっぱなしにするので下手なハサミやプライヤーだとすぐに錆びだらけになってしまうのです。
フィッシュグリップにしても、錆びないまでも変色したり動きが悪くなったりします。その点、プラスチック製のフィッシュグリップは錆とは無縁ですし使い心地が変わるようなこともありません。

強いて弱点を上げるとすれば、頑なに口を閉じようとする魚の口に先端部を入れるのにはちょっと苦労するかなという気はします。それはこのフィッシュグリップの先端が幅広だからです(自分はプライヤーを併用して何とかしちゃいますが)。

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でもフィッシュグリップの先端が幅広いことによって得られるメリットもあります。魚の顎を突き抜いてしまうことがないのです。少なくとも自分は一度もないです。先端形状に加えて、素材がプラスチックだからということも理由にあるでしょう。魚に優しいフィッシュグリップです。自分が気に入っている点の1つです。

魚のホールド力、リリース時の操作性も良好です。金属製フィッシュグリップのような機械感はありませんが、メンテナンスも不要でしかも軽い。

自分もシーバス釣りに行く時などは金属製のフィッシュグリップ(スミスグリップ2700)を使っています。ただ、スミスグリップに限りませんが金属製のフィッシュグリップは日頃のメンテナンスも大切です。それを怠ると可動部の動きが悪くなったりもしますのでバスボート内に置きっぱなしにするのには向いていないと考えています。

ということで、バスボート内に置きっぱなしにするのにはプラスチック製のフィッシュグリップがいいです。安いですし(笑)。

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11/1 今日の水郷 [釣行記]

本日も愛艇で出撃。北浦方面ではJBマスターズ戦が開催中という事もあり先週に引き続き利根川をメインにしました。でも正直に言うと利根川でシーバスを釣りたかったから(笑)

朝の駐艇場はマスターズ選手のランチングで大忙しのようでした。自分はそれが落ち着いてからボートを降ろして利根川に向かいました。

消波ブロック撃ちから始めましたが思った以上に流れが出ています。この時期のバスには良い条件ではありません。でもシーバスだったら流れが効いている方がいいでしょう。ということで早速シーバスのスポットへ。

先週の実績場所にバイメタルスピンを投入。きっとすぐに釣れちゃうんだろうなと思いましたが、あれ?!続く2箇所目のスポットもスッカラカン。もしかしてたった1週間で魚が抜けちゃった?!
先週、ブログに「バスボートで狙えば利根川のシーバスは簡単に釣れると思う」と書いてしまったことを後悔し始めました(冷汗)。今日は駄目かもしれない。

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ところが3箇所目のスポットが3連発。時合が来たことで連発した可能性もあるため、すぐに1箇所目と2箇所目を撃ち直してみましたがこちらは無。ということは、狙っている場所に魚が入っているかどうかがキーのようです。

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同じような条件の場所をランガンするとポツポツとヒットがあります。先週は駄目でしたが今日はメタルバイブでもヒットしました。先週は中層引きでのヒットがほとんどでしたが本日は水深7m程度の場所をボトムスレスレに引くことでヒットが得られました。また、水深が4mより浅い場所ではヒットは得られませんでした。

結局シーバスは8ヒット5キャッチ。40cmクラスも釣れましたが50cm台がアベレージである様子。

現時点の私の利根川シーバス攻略は、その気になれば誰でも思いつくような場所での釣りです。幸い、利根川でバスボートからシーバスを狙おうという人は私くらいのものなので良いスポットを独り占めできているのです。

利根川では魚探掛けでシーバスを探そうとするのは難しいです。利根川はコイ、ハクレン、ボラなどがウジャウジャいる川です。時には魚探に魚がビッシリと映し出されることも珍しくありません。この中からシーバスを見つけ出すことがとても困難です(但し、シーバスが良く釣れる場所はハクレンも多いです。レンジはシーバスの方が低い)。

また東京湾のようにイワシやコノシロといったベイトの群れを魚探で探すことも出来ません。ビッシリと群れるようなベイトフィッシュがいないからです。ですからベイトの群れに着くシーバスを狙うという釣りが利根川では成立しません。

今日の釣りでは、佐原まで川を上がるとシーバスの気配はありませんでした。それよりも下流部でのみ釣果があった。水温が下がるにつれシーバスが川を下り海へと帰るというのが定説だと思います。では下流に行けば行くほど魚影は濃いのか?を探るため、下流部の魚探掛けをして魚を探したり、流心付近で延々とバイメタルスピンをドラッギングしてみたりもしました。これで釣れればポイントは無限大なんだけどな~と思いましたがそうそう甘くはありませんでした。新しい展開に繋がるヒントが欲しいところです。

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一応バスも3尾釣りました。利根川でノンキーサイズは久し振りかも。テナガホッグのダウンショットで消波ブロックを撃っての釣果です。

今日は14時でストップフィッシング。いつもよりだいぶ早いですが、マスターズの参加選手が戻ってくる前にと思い、空いている時間にボートを上げました。ところで水郷では11月15日より鴨猟が解禁となります。利根川でも鴨撃ち小屋の設置があちこちで進んでいます。15日以降はボート釣りの人も岸釣りの人もお気を付け下さい。

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