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縦アイオフセットがダウンショットを変える?2 [タクティクス]

結び目のズレによってワームの水中姿勢が崩れる。またそれによって糸ヨレが発生する。ダウンショットリグを多用する人ならばそのストレスはわかってもらえることと思います。でも、縦アイオフセットフックを使えばその悩みが大幅に軽減します。

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ふと思い立って今シーズンから導入している縦アイオフセットフックのダウンショット。メインラインとリーダーそれぞれをラインアイに結びます。タイイングアイに上下2箇所の結び目が出来ることになります。

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この写真を見ればわかるように、縦アイオフセットフックはどうやったってフックが直立姿勢をキープします。姿勢の崩しようがない。

また、リーダー部分をメインラインよりも細くすることでリグ全体のロストを防げる(根掛かり時の回収努力は最大限行って下さい。オモリだけなら良いということではありません)。
リーダー部分が途中で切れた場合にも、リグ全体を作り直す必要はない。
メインライン部分が傷んだのでカットする場合にも、リグ全体を作り直す必要はない。
リーダー部分を長く変更したい場合にも、リグ全体を作り直す必要はない。

勿論実際に魚を複数釣った上での結果です。デメリットを強いて挙げるのならばフックのラインアイに2箇所の結び目があるのが見た目的に美しくない、といったところでしょうか。ですがそれは機能面において関係のないところです。

それより何より最大の困りごとは、フックの選択肢がないということです。私が知っている限り、縦アイのオフセットフックがあるのはオーナーばりさんヴァンフックさんくらい。

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自分がライトリグのダウンショット(AR-Wピンテール2.75インチorレッグワーム2.5インチ)に使っているのはオーナーばりさんのB-99 #6です。縦アイ且つこのサイズとなるとこのフックしかないのです。

このフック、常吉リグ考案者の村上晴彦さん監修ということでてっきりダウンショットのスペシャルフックなのかと思っていたのですが、製品パッケージに記載されている説明文を読む限り、どちらかというと直リグを考慮して設計されたフックのようです。

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自分的にはフックポイントがやや内側向きと感じるのでペンチで少し開いて使っています(写真下)。しかしこのフックはフッ素加工のせいか適度な力加減で広げないと折れやすいので、自分好みに曲げる作業にはいつも苦労します。なお、ペンチで曲げる際に折れやすいというのはどう見ても通常使用の範疇からは逸脱していますので、曲げる際は自己責任でお願いします。

本当に自分好みのフックがあったら全てのダウンショットリグのオフセットフックを縦アイにしたいくらいです。ワームの水中姿勢に関してはそれくらい素晴らしいです。

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