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新時代の"A"・2 [プラドコ]

モデルAの2ndモデルがB0*Aというモデルナンバーなのに対して、3rdモデルはBMB0*Aという表記になっています(例:B06A --> BMB06A)。

そして3rdモデル(BMBシリーズ)は以下の点が2ndモデルと違います。
  1. カラーが違う
  2. フックが違う
  3. ABSの素材が違う
  4. スチールウェイト(04Aも)
  5. 生産が全て中国製
  6. 価格が大幅に安くなっている


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カラーが違うというのは現在併売されている2ndモデルとの差別化のためでしょう。現時点ではBMBモデルにハイアピール系のカラーがありませんので今後の拡充に期待をするしかなさそうです。

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フックに関してはブラックニッケルのフックが標準装備されています。針先の鋭さに関しては日本製と比べてしまうと劣る気もしますが及第点レベルといったところです。少なくとも従来のものに比べるとだいぶ良くなりました。アメリカンルアーはフック交換必須、という時代からは脱却しつつあります。

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ABS素材はより強度の高いものに変えてあるそうです。強度に関しては自分は実証出来ていませんが、従来の素材よりも透明度が高い印象です。

そしてBMBモデルでは全種スチールウェイト仕様になっているようです。これは従来鉛ウェイトを使っていた04Aに関しても同様でした。もしかして泳ぎが改悪されているのでは・・・との不安が拭えませんでしたが、スイムチェックをしてみたところ問題ありませんでした。むしろ自分は不思議に思えたほどです。

パッと見のデザインは2ndモデルとほぼ変わらないように見えるのですが、実はクランクベイトとしての要点となる部分が2箇所ほど設計変更されていることがわかりました。この辺りはまた別途詳しくお話したいと思います。

【驚異のプライス設定】
BMBシリーズで最も特筆すべきはその価格設定です。これまでもPRADCOではバリューシリーズと称して特定のアイテムをかなり安価な価格で供給してきました。ボーマーであればスクエアAとシャローA。レーベルのティニーウィーRとレーベルミノーVシリーズもそうです。

今回のBMBシリーズもまた同様で、モデルA各種、フラットA各種、ファットフリーシャッド各種が思い切った低価格路線に切り替わりました。物凄い勢いで円安が進行した昨今ですが、それでもBMBシリーズの店頭価格は¥1,000を下回っているケースが多いはずです(円安でなかったら¥700程度になっていたと思います)。

この価格戦略、PRADCOもかなり思い切ったことをしてきたと言えます。モデルAなんて、ボーマーブランドの看板商品と言っていい存在ですからね。

(つづく)

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