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もっと!を叶えるイモグラブ・2 [製品開発]

ゲーリーマテリアルで90mmのイモグラブを作って欲しい。その要望というのは何件かいただいていました。地域的に見ても、ヘビータックルで大型狙いをされているアングラーからの要望だというのはすぐにわかりました。

【Case1】超ロングキャストでこれまで届かなかった場所にまでノーシンカーを投げ込みたいという岸釣りアングラー

なるほど、遠投性能を求めるならばプラグならペンシルベイト、ワームならイモグラブが最強です。余計なパーツがなくて空気抵抗を最も受けない形状が上記の2つだからです。より大きなイモグラブで超ロングキャストをしたいという要望はごもっとも。他の人が投げ入れられない場所まで射程距離に収められるとなると、その区域に居るノープレッシャーのバスを自分のものに出来るわけですからそのメリットは大きい事でしょう。小規模な河川や野池だと対岸まで届いてしまうかも。

【CASE2】ノーシンカーで水深5m以深まで攻略したいというディープを意識したアングラー

これまでもファットイカやイモ60でディープを狙うという人は居ました。でも10g少々のワームですと風や波が出るとキツイだろうなというのはわかります。それがリグ全体で20g近くなってくれればだいぶラクになりますね。

【CASE3】シンカーに頼ることなくワーム単体でカバーの奥まで落としたいというシャローマン

近年はフィールドが土砂の堆積などで浅くなっているケースも多いので、カバーをテキサスリグで撃つにしてもシンカー自体を軽くする傾向が強いです。霞ヶ浦水系なんてもう3/8oz以上を使うケースは聞かなくなってしまいました。昔は普通だったんですけどねぇ。
で、カバーであってもノーシンカーで撃つという発想に繋がります。ファットイカの釣りはまさしくその代表格。でも、カバーの種類によってはファットイカでも水中で宙ぶらりんになってしまってそれ以上に落とせないケースもあります。より重さのあるノーシンカーベイトが求められるというのも理に適った意見です。

様々なスタイルのアングラーがいて、その目的こそバラバラでしたが、いずれも要望内容はラージサイズのイモグラブという点で一致していました。

でもそれらの意見を最初に伺った際、自分は決まってこう返答していました。
「それ、ファットイカじゃ駄目なんですか?」
加えて、具体的なサイズ感も確認してみました。

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すると、ファットイカよりももっと大きくて重いものが欲しい!速く沈めたいor遠くに飛ばしたいのでフラスカートはむしろない方がいいんです・・・なるほど。

具体的なサイズは?90mmくらい。皆さん口を揃えてそのサイズ感を伝えてきました。90mm?!それってデカくないですか?でも最近はルアーも大型化傾向にありますからあまり抵抗のない人も多いみたいですね。

これはビッグバスレイクの人にはいいかもしれない。でも関東のフィールドで90mmのサイズ感はちょっと厳しいのでは・・・。それが一番の懸念材料でもありました。

(つづく)

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