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純正スプールの使い道 [リール]

初めてベイトフィネス専用リールを使った時、1/8ozのライトテキサスリグをピッチングしてみたらルアーが狙った位置よりだいぶ手前に落ちました。自分がシャロースプールの回転レスポンスに慣れていなかったためです。でも、それに慣れてしまうと快適そのものでした。
それからというものシャロースプールの軽さというのは物凄い武器になると思いましたし、もう深溝のスプールなんて出番がないんじゃないかとさえ思いました。

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そしてアブのノーマル機には存在しない33mm径セミシャロースプールを組み込んでみたらこれまた目から鱗の使い心地。コンパクトスイングのショートキャストでシャロークランクを狙った場所にサクサク投げ込んでいける。回転の立ち上がりが速いとここまで違うかと驚き、ストレスを感じない軽快な使い心地にウットリしてしまいました。

軽量スプールは使い心地が最高!!自分もそう思いましたし、現在はスプールの軽さを求めているアングラーも多い印象を受けます。

一方、昨年からスミスでBiwaa社のスイムベイトを販売するようになった関係で重量級のルアーを投げる機会も多くなりました(本来の自分の釣りスタイルではないのですが、自社で販売している製品の特長がわからないようでは困るので、ある程度は使い込むようにしているのです)。

一番気に入って多投していたSトラウトの7.5インチ(フローティング)で70gもあります。これを沖に向かって遠投するということであれば特に問題はないのでしょうが、自分はこれを狙った場所にアキュラシーキャストをしたい。勿論、可能な限り着水音も抑えたい。

で、それを軽量スプールを組み込んだリールで行うとどうなるか。ラインリリースした瞬間にミサイル発射になってしまう。硬くて曲がらないロッドを使うと特にその傾向が顕著です。
そうなるとちょっとしたラインリリースのタイミングのズレで飛んでいく方向をコントロールできなくなってしまうのです。無論、着水音を抑えるのも容易でない。まぁ、慣れれば使いこなせないこともないのだろうけど・・・

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自分の場合は、自重の重いスイムベイトを投げるには純正の深溝スプールの方が使いやすかったです。瞬間的なレスポンスで最高速まで立ち上がる軽量スプールよりも、モッサリとゆっくり立ち上がるスプールの方がコントロールしやすかった。重量級ルアーのアキュラシーキャストに限った話ですけどね。

最近はスイムベイト以外にも大型のクローラーベイトを使う人も多いようです。重量級ルアーを丁寧に投げ込んでいく場合には、自重のある純正スプールも悪くはないですね。

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