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丸古精二選手、NBC広島チャプター2016AOY獲得 [その他]

自分は学生時代から印旛沼で開催されるNBCチャプタートーナメントに出場していました。当時チャプタートナメントに出場していた人の多くはJBTA(現在のJB)プロに昇格するためでした。もちろん自分もそう。ですから自分自身も、JBTAのイースタン、そしてジャパンプロ(現在のマスターズ)に昇格すると、プロトーナメントに専念する為にチャプタートーナメントへの出場は取り止めました。私の周りも、JBTAプロに昇格した人は皆そんな感じだったと思います。

何せ当時は空前のバスブーム。アウトドアブームでもありました。ですからバスフィッシングのトーナメントプロなんていう肩書があると「そりゃスゲー!」となった。この世界はどこまで伸びていくんだろうという期待感もありました。好成績を出して知名度が上がったら、自分の人生変わっちゃうんじゃないか。本気でそう思えた。だから皆、夢を持ってトーナメントに出場し、上を目指していたのです。

そして時代は変わった。バスブームは去り、トーナメントに参加する人は大幅に減った。

それでも勿論上を目指す人は居る。でもその一方で、自身のライフスタイルに合ったトーナメントに参加する人が増えた。新しいスタイルのトーナメンターが増えてきました。

高額なエントリーフィーを掛けてまではやらない。プロになろうとも思わない。遠征を必要とするトーナメントトレイルではなく、ホームフィールドで開催されるトーナメントに出場する。現在、チャプタートーナメントに出場している人はそんな方が多いのではないかと思います。

そうした人達が増えた結果、ローカルトーナメントのレベルは著しく上がった。本来ならプロレベルの実力を持った人が上のカテゴリーに進まずチャプタートーナメントに留まり続けるようになった。そして決まったフィールドにとことん通い込むことになるので、おのずとローカルエキスパートになっていく。そうなってくると地元関係者からも一目置かれる存在となるので、彼らが使う道具は周辺地域での販売動向に影響を及ぼすようになる。

そして現在、多くのメーカーがNBCチャプタートーナメントに注目し、その中で活躍する選手をサポートするようになった。昔はプロ資格のない人にメーカーサポートなんてありえなかったです。そして今季より、スミスでも3名のNBCチャプター出場者をパフォーマンスベイトのモニターとして新規採用していました。

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その中の一人が広島チャプターに出場している丸古精二選手。8/21に開催された最終戦で3位に入賞し、見事に今年度の年間優勝を手にしました。

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ちなみに丸古さん、2006年は年間3位、2008年2位、2010年1位、2012年4位、2013年1位、2014年4位、2015年2位、そして2016年は1位と、広島チャプターではメチャクチャな強さを誇るトーナメンター。昨年は首位を走っていたものの最終戦で逆転され年間優勝を逃したらしいので、今シーズンの年間優勝は嬉しさもひとしおだったことでしょう。

ただ、これだけ強い人をサポートするとなるとリスクがないわけではありません。だってもしメーカーサポートを受けるようになってから成績が落ちてしまったら、あそこの製品は・・・ということにもなりかねないからです。

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でもそんな私の不安は杞憂でした。弥栄ダムではバンドゥクローをメインに開幕から2連勝。最終戦はテンタクローラーのダウンショットで3位だったとのことです。そんな丸古さんの活躍もあり、広島方面でパフォーマンスベイトの在庫を置くようになったお店もあります。スミスは関東のイメージが強いのか、パフォーマンスベイト製品は中国地方で扱ってくれるお店は少ないというのが正直なところでした。とてもありがたいことです。

これからも、丸古選手には活躍を期待してしまおう(笑)。年間優勝おめでとうございました。

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