ノーマンルアーズ、プラドコ傘下へ

自分が好きな海外のクランクベイトメーカーを挙げていくとボーマー、バグリー、ラパラ、アングラーズプライド、バンディット、ストームといった辺りでしょうか。そのブランドが発売している全てのルアーが好きというわけではないけれど、少なくとも上記のメーカーには自分が溺愛してきたルアーが幾つか含まれています。

でも海外には他にも有名なルアーメーカーがあります。多くの人から支持を得ていたりもする。それでも自分がそのブランドをピックアップしないのはたまたまなのかもしれません。たまたまそのブランドのルアーでいい釣りをあまり経験していなかった。それはルアーが悪いんじゃなくて、それを使った日の条件が悪かったという事もありますから。



ビルノーマンのルアーは自分にとってまさにそんな感じかもしれない。



それにしても幼少の頃にはリフレクトNに憧れました。だって透明なボディーの中にキラキラ光るオーロラシートが入っているんですよ？！何て格好良く、綺麗で釣れそうなルアーなんだろうと思いましたよ当時は。だから自分にとってビルノーマンと言ったら、これかな。でも、憧れてはいたのですがこれでいい思いというのは何故か自分はしていない。これこそまさにたまたまだと思います。

自分がビルノーマンのルアーをあまり使わなかったのはその仕上げが何となく好みではなかったというのもあります。何というか、グロス仕上げでもなければマット仕上げでもないその中間チックな感じというのがどうも馴染めなかった。



それとこうした、成型時に出る「引け」。いわゆるヘコミがある。DD-22なんてほとんど引けが見られるような気がします。

そんなビルノーマン／ノーマンルアーズも遂にプラドコ社の傘下に入るとの事です。先月下旬には発表されていましたからもうご存知の方もきっと多いですね。

確かに驚いたけれど、プラドコはバンディットルアーズも傘下に収めたばかり。そこにきてまたしても名門ルアーメーカーを傘下に収めることとなりました。社長交代があったばかりのプラドコ社、攻めますねぇ。

数年後にはビルノーマンのルアーも中国製になるのでしょうか？

見える、見えます・・・10年後、「引け」のあるアメリカ製ビルノーマンルアーを探している自分の姿が（爆）