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茨城県内水面の放射能汚染状況・6 [放射能汚染]

4月19日、環境省より茨城県内水面における最新の放射性物質の測定結果が発表されました(PDFファイルです)。

霞ヶ浦、北浦の底泥採取日は2月です。採取~公表までおおよそ2ヶ月を要しているようです。もうちょっとタイムラグがなくなると良いのですが。

気になる部分のみ抜粋します。

前回の調査において4400kg/bqを検出した北浦の釜谷沖は
90-->1000-->510-->810-->4400-->610bq/kg
となりました。前回検査時はよほど高濃度のピンスポットを探ってしまったのでしょうか。しかし610bq/kgも充分に高い数値ですので安心は出来ません。


そして霞ヶ浦水系でダントツの検出値を出し続けている土浦の3河川は依然として汚染が深刻な状況が続いているのがわかります。
新川:5400-->4400-->900-->4000-->2210-->2340bq/kg
備前川:2600-->228-->4800-->4500-->2800-->2150bq/kg
清明川:1420-->5800-->2130-->1790-->4100-->3500bq/kg


また、上記河川ほど高い検出値が出ていないものの、気になるのが以下の場所です。
小野川:260-->220-->620-->570-->980-->990bq/kg
新利根川:220-->(検査なし)-->330-->270-->400-->440bq/kg
検査回数を重ねるごとに汚染が酷くなってきているのがわかります。明らかに上昇傾向です。特に小野川はとうとう1000bq/kgに迫ってきました。


また今回の調査において、大きく検出値が上がったのは霞ヶ浦の玉造沖です。
330-->1300-->228-->201-->370-->890bq/kg
前回の倍以上の検出値が出ています。掛馬沖:270bq/kg、麻生沖:183bq/kgですから、同じ霞ヶ浦の湖心でも玉造沖だけが突出して高いということが伺えます。


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