SSブログ

憧れのバス釣り合宿 [その他]

スミスHP のフィールドレポート、だいたい毎週月曜日に更新されているのですが、今週はちょっと 異色のレポート が1件ありました。執筆者も、例外的にフィールドテスターではない人のものです。

大まかな内容としては、毎年気の合う者同士が琵琶湖に集まり、トップウォーターで釣りをしているというもの。実はこれ、昔スミスが実施していたトップウォーターセミナーの名残なのです。

一応の名目上はセミナーだったものの、特にリピーターを拒んでいたわけでもありませんから、その雰囲気が好きだという常連さんも多く、いつの間にか皆が顔見知りになっていったのです。朝から夕方まで釣りをして、夜は皆でバーベキュー。そして宿の部屋では自慢のプラグを見せ合ったり、馬鹿話で盛り上がったり。その雰囲気はまるで年に一度の合宿のようでした。もちろん、琵琶湖のバス達もおおらかに迎え入れてくれた。

ところが、琵琶湖ではリリース禁止条例が制定され、セミナーは出来なくなってしまいました。そんな中、誰が発起人になったのかはわかりませんが誰からともなく、また皆で集まろうということになったのです。もちろん、メーカー主催というものではない。個々が自然に、琵琶湖に集まるようになった。
それは通称「裏セミナー」と呼ばれるようになり、もう数年が経ちます。私自身は琵琶湖で釣りをしないと決めているので参加はしていませんが、こうした集まり、イイですよね。

私は大学(日大)で釣りサークルに所属していたのですが、毎年琵琶湖海津での夏合宿がありました。丁度バスブーム初期だったこともあってか合宿には何人か女の子の参加もあり、とても賑わっていました。貧乏旅行ではありましたが、景色も水も綺麗で、魚も釣れて、それは楽しかった。学生時代の思い出の一つに間違いありません。

けれども、今はもうそのサークルはありません。今でもかつての仲間と個々に遊ぶことはあるけれど、それぞれ抱えている仕事や家庭もある。学生の頃のようには時間が自由に使えない。もう何年も会っていない人も結構いる。どこで何をしているのかさえもわからない人もいる。

社会人になるとなかなか昔のように合宿なんて出来ないのでしょうかね。それぞれの近況報告だとか新しい家族の話だとか、今だからこそ話ができるようなこともきっとあると思うのだけれど。そして、昔の仲間とバス釣りに高じる事が出来たなら、きっと昔の自分を思い出せる。

気の合う仲間達が集まって、安宿の畳部屋にでも皆で寝っ転がって、ビールでも飲みながら夜遅くまで馬鹿話で盛り上げれたら最高。いっそのこと、バス釣りはオマケ程度でもいい。

そんな社会人のバス釣り合宿、憧れてしまうな。かくいう私も、まとまった休暇なんてなかなかとれないのですけど。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 2

joycraft

今日の昼休みにたまたまそのレポートを読んでました。
自然と顔がほころんで、癒されました。
ああいうの好きです。
by joycraft (2007-09-12 21:59) 

IKE-P

いいレポートですよね。実は、スミスにレポートが出されてきた際には題目が記されていなかったので、私が本文を一読し、イメージに沿ったタイトルを付しました。
by IKE-P (2007-09-12 22:39) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0