SSブログ

浮かせて使うサスペンド [マイオリジナル]

最近はあまりバイブレーションプラグ自体を投げることが少なくなったのですが、私が現時点で最も偏愛しているバイブレーションプラグはTDバイブレーション(107S)です。それも、S(シンキング)のもの。サイレントタイプであればなお良し、といったところでした。

その他、ジャッカルさんのTN、今は無きヴァイパーのライズバッカーも文句なしに合格点の付けられる名品だと思います。

しかしTDバイブはズバ抜けてその所有数が多いのです。何10個と持っている。何せ買う時はまとめ買いをしていましたし,その普及率ゆえに釣り場で拾うことも多かった。

しかし、拾うプラグの多くはSP(サスペンド)タイプのものが多かった。根掛りしたものはフックが朽ちて脱落すればボディー自体は浮いてくるわけですから、当然と言えば当然です。しかしTDバイブ偏愛者の私であっても、SPは使いませんでした。バイブレーションプラグを止めて使うなんてことはありませんでしたし、ルアーのトレースレンジが選べないのが致命的でした。

当然、手元には使う予定の無いTDバイブSPが随分と溜まってしまいました。欲しがる人がいたらあげてしまおうと思いつつ、そのままずっと放置していたのです。

ところが、私の知人がある日面白いものを使っているのに気付きました。フローティングバイブレーションのようなのですが、私が知っている他の製品と較べて圧倒的にキレのいい泳ぎをしていました。おまけにコントロールしやすい自重であるらしく、立ち木周りやシャローストラクチャーにバシバシとアキュラシーキャストを決めていました。何より驚くべきは、立ち木にサスペンドしていたと思われるバス達が、このプラグに次々とアタックしてきたのです。その釣れ具合たるや、他のものでは太刀打ちできそうもないのは明白でした。

実はそのプラグ、TDバイブレーションSPのリアフックを取り去ったもの。

早速私も真似をさせてもらい、TDバイブSPのリアフックを取り去ってみました。すると確かに、テールをやや水面上に出した姿勢で浮くのです。しかも、リトリーブ時のバランスもほとんど崩れない。TDバイブレーション本来のキレのある動きも泳ぎだしの素晴らしさも、そのままだったのです。コレはいい!

もちろん、すぐさま実戦投入。ロングキャストしてグリグリ引いてくるのも悪くありませんでしたが、ショートレンジでのマシンガンキャストが最高に効きました。シャローのストラクチャー周りを攻めるにはシンキングバイブレーションは向いていません。まさにフローティングバイブレーションならではの活躍場所と言えました。

例えば、アシ際目掛けてキャスト。着水したら即座にロッドで連続ジャーク。近距離の場合は、ジャークする度に『ジャーッ・ジャーッ』というラトルサウンドが聞こえてきます。そして魚がヒットした時は、『ジャーッ・ジャーッ・ジャ!!』というサウンド変化をも楽しむことが出来ました。

TDフローティングバイブレーション。コレは効きますよ。


nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 1

TWmaster

マイブログのカテゴリー分けで、好きなフローティングバイブを、バイブレーションの中から、分割しました。
by TWmaster (2006-10-10 17:36) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0