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スティンガーリグ [マイオリジナル]

今日はゲーリーイカの新リグを紹介しましょう。新リグといっても、私の個人サイトではもう数年前から掲載しているものなので実際のところは新しいものではありません。

その名は「スティンガーリグ」。たまたま昨日のガイド中も活躍したので本日の紹介と相成りました。

このリグは、イカのフラスカートアクションを最大限に引き出すことの出来るリグです。しかも、移動距離が極めて少ない。一箇所で誘って喰わせるためのリグです。だからその出番となるのは、バスがストラクチャーにタイトに着いており、かつボトムでバイトしてくる時です。

用意するものは、イカ4インチ、オフセット式ワームフック、ダウンショット用シンカー(ハリス留めの付いた物)。フックサイズはとても重要です。ワームにセットした際、その末端の余裕が2~3mmである必要があります。一例として、キールバランスフック#1を挙げておきます。

イカ4インチは逆刺しで使うこととなります。フラスカート側からフックをセットして下さい。その際、イカの頭部側にダウンショットシンカーを刺し、そのハリス留めの中をフックが通るようにして下さい。それで完成です。

では早速使ってみましょう!キャストするとその投げやすさにまず感動します。テキサスリグなどと違い、ワームの先端にシンカーがあるのでその飛びは抜群です。着水~フォールでは、ボトム目掛けて一直線にフォールします。だからフォール途中でバイトがあるような日は、このリグを使うと逆効果なので注意。
また、先端にシンカーがあることで、かなり混み入った隙間へもスルスルと落ちていきます。軽いシンカーで、ここまで混み入ったストラクチャーにネジ込めるのも、スティンガーリグならでは。

そして着底した瞬間、バッとフラスカートが開きます。バイトが最も多く出る瞬間です。その後は細かいシェイキングで誘って下さい。フラスカートがイソギンチャクのような動きを醸し出し、バスを誘います。

さて、スティンガーリグの名の由来とは?それはシンカーをワームに直接刺して(刺す:sting)使う方法であるからです。

・・・というのが、一応の対外的な理由。でも本当の理由は、発案者である私がスティンガーだから。
TV朝日の人気番組「ロンドンハーツ」に昔あったコーナーで、自分の彼女をナンパしてもらい、その浮気心を確かめるという「俺の彼女をナンパしてくれ」というものがあったのですが、その中でナンパ担当役であったのが「スティンガー」(主にホストの人が担当していた)。
私はその私生活の自由奔放さゆえ、スティンガー扱いされているわけです。未だに独身を貫く遊び人ですからねぇ・・・


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