シラススピン [マイオリジナル]
何だこれ?以前記事のあった「ジェスティースピン」と大して変わらないのでは?と思われてしまうかもしれません。確かに、その通りです。ただ、サイズ的にはだいぶ小型になりますのでエリアフィッシング及びスモールマウス用にはこちらの方がベターだろうと思います。
これの本体は、春に発売されたばかりの シラスミノー48リップレス LLS というルアーです。本来はメバル用のシンキングリップレスミノーなのですが、これにバイメタルスピン15g用のスペアーブレードを装着させてみました(もう1サイズ小さいブレードの方がベターだったかもしれません)。
すでに実戦投入しているジェスティースピンはまずまずの戦績を残しつつあるので、このシラススピンもかなり期待しつつ、早速昨日のフィッシングパル佐野釣行で実戦投入。使ったタイミングとしては、ジェイドMDで魚をキャッチし続けた後、アタリが遠のいてきた頃にスパイス的に入れてみました。
すると、いきなり連続ヒット!これは凄い!!しかし魚がスレるのも早いようで、何本かキャッチした後は釣れなくなってしまいました。この日は平日だったにもかかわらずお客さんの数も比較的多かったので、移動しながら釣るというわけにはいかずにずっと同じ場所で投げ続けるしかなかったのですが、もし移動しながら釣っていったのなら、このルアーでかなりの数の魚がキャッチできたはずだと思っています。
ある程度沈めてから引いてくるのが基本的な使い方ですが、このルアーの最大の武器は超デッドスローリトリーブでもしっかり機能するという点にあります。サスペンドシャッドなどよりも、さらにスロースピードで機能させることが出来るのです。これは魚の動きが鈍い時期でもかなり効くはずです。ゆっくりとリーリングしても良いですし、ロッドストロークでズル引きのように引いてきても、どちらでもOKです。
ただ扱いの難しい点としては、メタル系のテールスピンジグのように着底を明確に感じにくいという点です。おまけに、根掛かりにはかなり弱いです。少し沈めてから巻くつもりで沈めていくと、知らぬ間に着底していてそのまま根掛かり、なんてことが何度かありました。だから、水深や地形を熟知した場所で使用するか、ボトムトレースは意識せずにサブサーフェイス的な使い方がお勧めです。
もうちょっと改良点はありそうですが、近いうちにスモールマウス用にも実戦投入していく予定です。セイゴやメッキ相手にも、かなり良さそうな気がします。ジェスティースピンもそうですが、こんなルアーはまだほとんど誰も使っていませんから、その威力を実感するなら今のうちですよ。
コメント 0