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約束 [物申す!]

私は自分の私生活に関しては必要以上にオープンなところがありますが、釣り場に関しては超秘密主義者です。散々苦労して探し出した場所をたやすく口外はしないのです。職場の同僚でさえも、私が足を運ぶ場所のことを知る者はいません。

情報というのはいわばねずみ講のようなもので、その情報に価値があればある程どんどん広がっていってしまいます。「人に言っては駄目だよ」という冠詞を付けたとしてもアテにはなりません。情報が数人を経るうちに、そんな冠詞はどこかに消えてしまっているのですから。また、どういうわけか「もういいだろう」という時効的なもので約束を守れない人も居ます。自分としては、無期限のつもりで言っているのにね。

情報をうっかり教えてしまって失敗した話だったらいくらでもあります。

私の家の近所に、夏になるとシーバスが釣れる場所があります。しかしどこでも釣れるわけではなく、やはり狙い場所があるのです。最初のうちは自分だけで楽しんでいましたが、職場から近かったということもあり仕事帰りに同僚だけで楽しむことにしました。しかしもちろん「社外の人」には口外禁止としていました。

しかしある日、どういうわけか同僚の一人が友達を連れてきてしまっています。その人はその場所を気に入ったらしく、その後何度かその場所で見掛けることになりました。どうして口外したのか?と同僚に問いただしたところで返ってきた返事が凄かった。
「あんなところは別に秘密にするほどの場所じゃないでしょ」
思わず呆れてしまい返す言葉もありませんでした。それ以降その同僚に自分のポイントを教えたことは一度もありません。

また、私のガイドではポイントやボートの上げ下ろし場所の情報を広めぬよう、マイボートを所持している人の申し込みは受けないこととしています。これには経緯があって、以前利根川でガイドを行って非常に良い釣りをしたゲストの方がおられたのですが、なんとその翌週マイボートを持参して友達と共にそこに居るではないですか。
元々の規定事項に、ポイントやボートの上げ下ろし場所を知る目的の人はお断りします、と明記はしてあったのですが、それでも守れない人がいるようでしたので止む無くマイボート所有の人は全て断ることにしたのです。

しかし先週、またまた似たような思いをすることとなってしまいました。昨年同じ場所でガイドをしたことのある人が、友達と一緒にジョンボートに乗って釣りをしているではないですか。確か、場所は誰にも口外しないようにとお願いしておいたはずなのに。

あんまりこれ以上は申し込みの条件を厳しくしたくはないのですけどね・・・


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