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バスフィッシングセミナー [その他]

毎年、スミスではバスフィッシングセミナーというものを開催していました。これはかなり歴史のあるものでした。そして適任であったかどうかは大いに疑問でしたが、恥ずかしながら一応私もインストラクターというものを務めさせてもらっていました。
けれどとうとう、今年からその長い歴史にピリオドを打つこととなりました。

このセミナーというものはかなり長い歴史の中で、過去に様々なトライアルを行ってきました。女性だけに的を絞ったレディスセミナーというものもありましたし、琵琶湖でのセミナーをしていた時にはトップウォータープラッギングコースなんて面白い企画もずっと続けてきたのです。

開催してきた釣り場にしても、芦ノ湖、山中湖、霞ヶ浦、北浦、琵琶湖といった各地のレイクで開催されてきました。琵琶湖がリリース禁止になってしまったことでここ数年は芦ノ湖のみでのセミナーを続けてきましたが、御存知のようにワーム使用禁止となってしまった現在の芦ノ湖で生徒さんにバスを釣らせるのはかなり至難の技でした。

釣果云々よりも技術の指導が主目的、とは言いつつも実際に結果が伴わないことには果たしてそれが正解なのか否かというのはなかなか体感できないものです。私自身も歯痒いセミナーをここ数年は続けてきました。自分が得意とする水郷界隈であれば、もっと色々なルアーでの釣り方を、結果を伴ったかたちで伝えられるのに・・・と。

私自身はもっと釣れる時期に釣れる場所でやりたいという希望をかねがね持っていましたが、現実的にはなかなか難しいものがありました。生徒さん2名にインストラクターが1名付くというスタイルなので、3名が広々と乗れるボートが必要だったからです。その条件を最も満たしてくれていたのが、芦ノ湖の「おおば」さんであり琵琶湖の「ひさのや」さんであったのです。

元々は、受付開始と同時に電話が鳴り響き、アッという間に定員に達してしまうという満員御礼の状況であったのですが、バスブームの終焉と共にセミナー参加者も減り続け、ある時の北浦のセミナーでは僅か2組という寂しい結果になっていました。ただ、芦ノ湖・琵琶湖などでは毎年参加してくれる顔馴染のリピーターの人達がいてくれて、学生時代のサークル合宿のような楽しい雰囲気を醸し出していました。

私自身は、セミナーが無くなったことで少し肩の荷が下りてホッとしたような、でも顔馴染の人達と会う機会が減ってしまうのでどこか寂しいような、そんな気持ちです。


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