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タイニーイカ [ゲーリーヤマモト]

今日はタイニーイカの新色を紹介します。新色は全4色、3月発売予定です。

タイニーイカは意外にも、発売以降初の新色投入になります。タイニーイカは他のワームとマテリアルが異なる為、透明感に優れたものになっています。例えば、既存カラーにある#240(ナチュラルプロブルー)なんて、他のゲーリーワームだと透明感のない、白っぽい紫色といった感じなのですが、タイニーイカのプロブルーは透き通った感じがモロにエビといった感じで、激タフの時の救世主的存在です。新たに追加する新色の中にも、かなり素晴らしい出来のものがあります。

#206(モエビ)
1/16のブログにも詳細を記しました。ナチュラルカラーの筆頭です。それに加えて、タイニーイカのモエビカラーは透明感に優れていてヤバ過ぎる位にナチュラルです。タイニーイカはシルエット的にもモエビっぽいワームですしね。こりゃかなりの反則モノかもしれません。
#229(バブルガムピンク)
私自身はあまり使わないカラーなのですが、実に人気の高いカラーです。イモグラブなどには当初からラインナップに組んでみたのですが、常にセールスTOP3にランクインするほどなのです。確かに、オカッパリや管理釣り場などではこのカラーを使っている人をよく見掛けますね。当り外れの激しい面もありますが、当たった時の爆発力には目を見張るものがあります。マッディウォーター用かと思われるかもしれませんが私自身はクリアーウォーターの川で連発したこともあります。
#331(コーク)
シルエットがはっきり出る割に色自体はナチュラル。しかも黒やジューンバグにはないベイトらしさがあります。マッディーウォーターでも強い色です。
#332(バイレットパール/レッドフレーク)
これも水中でモロにエビ系に見えます。放流系のバスにも効きます。ソルトウォーター用としても良さそうな感じです。

私はスミスHPによく釣行レポートを書いているのですが、冬場の水郷での釣果はそのほとんどがタイニーイカのダウンショットリグによるものです。厳寒期にはこのワーム以外は持って行く必要がないほど、自分自身の中で絶対的な自信を持っているワームです。あとは、最近流行のスモールラバージグのトレーラーにもお勧めです。好みに応じて足を間引いて使うとさらにGOODです。

そうそう、このタイニーイカは今ではアメリカでも発売されているのですが、元々はJBマスターズ稲葉プロの発案したものです。ゲーリーヤマモト社のUSAウェブサイトの中にも、ドロップショットが多用される日本のトーナメント向けにデザインされたもの、との記述があります。
当時のゲーリーヤマモト社は日本からの特注にはあまり積極的ではなく、何度かスミスでオリジナルデザインのワームのリクエストを出してもことごとく断られていました。ですので、タイニーイカの場合も駄目元で依頼を出したようなのですが、いきなり試作品まで出来上がって来たので驚いたものです。

これにはどうやら当時の社内人事が関係していたようです。新任の責任者の人が、日本からのリクエストに積極的なスタンスで応じてくれる人になったんですね。そして今では、スミスのイモグラブ、ティムコさんのシャッドシェイプ、フラッピンホグといったジャパニーズデザインのゲーリーワームも多数出てくるに至ったというわけです。

けれども、ジャパニーズデザインのゲーリーワームでアメリカでも販売されているのはタイニーイカだけです。それだけデザインの優秀性がアメリカでも認められているということなのでしょう。


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