クローンクローと熟女の香り [製品開発]
基本的に自分の仕事は社内の「何でも屋」なのですが(汗)本業は一応製品開発です。
通常製品開発というと全く新しいものを作り出すことを指します。ですがスミスの場合は海外ブランド製品の復刻という仕事もあり、これはいかに過去の製品に近づけられるかが求められることもあります。で、昨年から自分の仕事になっているのが「ワームの復刻」なのです。
ご存知の通りOFTさんがなくなってしまい、その販売を引き継いだものが幾つかあります。でもその引継ぎというのも簡単なことではありません。製品、パッケージ袋、トレー、シール、パッケージ内職。OFTさんで使っていたそれぞれの業者さんがそのまま稼動してくれればいいですが、既に会社がなくなっていたり、或いは価格や生産数が見合わなかったり。そうしたらまた新しい業者さんを探さなくてはならない。パッケージデザインなどは当然新たにやり直しです。メーカー名を変えなくてはいけませんから。
ワーム自体もそうです。中には既に生産が出来ないものもありました。
当初、クローンクローはスミスでも取り扱わない方針でしたが、あまりにも要望があちこちから聞かれたため急遽取り扱うことが決定。ですが元々のクローンクローは既に生産出来ない状況になっていました。
そもそも、現物を見てみたら成型精度にもだいぶ難がありました。おそらく金型がもう寿命だったのでしょう。細部の造りがもうグズグズでした。そして当然の事ながら図面なんて残っていなかった。
そこでクローンクローは新たに設計をし直しました。ハサミにあるブツブツもきっちり再生させました。
既存品の復刻というのは、新規開発とはまた違った難しさがあります。あくまで忠実にが基本です(でもこれって、ニセモノを開発しているのと同じことなんですよねぇ)。クローンクローに関しては元OFT社スタッフのSさんにもチェックしてもらい、良い物に仕上がっている自信はあります。
ですが、オリジナルのクローンクローはかなり昔に作られたワームです。それに比べ、現代のロックフィッシュ用のワームというのは集魚剤をたんまりと混ぜ込んであり、味や臭いという面では昔のマテリアルでは太刀打ちできないのも事実です。こればかりは従来品を踏襲する必要はありません。
ですから、この点だけは釣果で負けないように集魚剤をしっかりとマテリアルに混ぜ込みました。そして周りの人に臭いを嗅がせてみたところ、皆口を揃えて「くっさ~」と言いながら顔をしかめます。うむ、それでいい。臭いワームほど釣れるのだから。
それにしてもこの臭い、ガルプとも違うし根魚大将ともまた違う。果たして、この臭いをどうやって説明したら良いものか・・・
そうしたらある人が臭いを嗅ぐなりこう言った。
「この臭い・・・熟女の股間の臭いだっ!!」
いや、熟女でも人それぞれだと思うんですけど、もしクローンクローを購入された方は臭いも嗅いでみて下さい。
01.レッドクロー
これはOFTさんで販売していた時代の一番人気。まさしくザリカラーですね。甲殻類を模したラミネートカラーといえばコレです。
02.グロー
これもOFTさんで販売していた時のカラーを継承。カサゴやクロソイの夜釣りには必携。
03.レッドゴールドフレーク
根魚にはやっぱり赤系が人気。ちなみに狂輪波でも赤系(レッド レッドフレーク)が一番人気でした。
04.オレンジゴールドフレーク
オーシャンパフォーマーの人気カラーを転用しました。ロックフィッシュ系にもチヌにも効くアピールカラーです。
05.ブラック
OFTさんで販売していた時のカラーを継承。一部では根強い支持があるみたいです。
06.グリパン/オレンジ
オーシャンパフォーマーの人気カラーを転用しました。背中側はナチュラルカラー、腹部はアピールカラーを組み合わせたもの。ズル引きではナチュラルな存在で、リフト&フォールをすれば腹が翻ってアピールもするという特性を持っています。
07.イワガニ
オーシャンパフォーマー黒鯛大将の人気カラーを転用しました。バス的に言うとジューンバグカラーです。
08.エビミソゴールド
チヌ専用ワーム「アマジャコ」の人気カラーを採用しました。地味なカラーではないと思うのだけれども、水中に入れると不思議と馴染む色。
・10本入り
・¥400+税
・7月発売予定
通常製品開発というと全く新しいものを作り出すことを指します。ですがスミスの場合は海外ブランド製品の復刻という仕事もあり、これはいかに過去の製品に近づけられるかが求められることもあります。で、昨年から自分の仕事になっているのが「ワームの復刻」なのです。
ご存知の通りOFTさんがなくなってしまい、その販売を引き継いだものが幾つかあります。でもその引継ぎというのも簡単なことではありません。製品、パッケージ袋、トレー、シール、パッケージ内職。OFTさんで使っていたそれぞれの業者さんがそのまま稼動してくれればいいですが、既に会社がなくなっていたり、或いは価格や生産数が見合わなかったり。そうしたらまた新しい業者さんを探さなくてはならない。パッケージデザインなどは当然新たにやり直しです。メーカー名を変えなくてはいけませんから。
ワーム自体もそうです。中には既に生産が出来ないものもありました。
当初、クローンクローはスミスでも取り扱わない方針でしたが、あまりにも要望があちこちから聞かれたため急遽取り扱うことが決定。ですが元々のクローンクローは既に生産出来ない状況になっていました。
そもそも、現物を見てみたら成型精度にもだいぶ難がありました。おそらく金型がもう寿命だったのでしょう。細部の造りがもうグズグズでした。そして当然の事ながら図面なんて残っていなかった。
そこでクローンクローは新たに設計をし直しました。ハサミにあるブツブツもきっちり再生させました。
既存品の復刻というのは、新規開発とはまた違った難しさがあります。あくまで忠実にが基本です(でもこれって、ニセモノを開発しているのと同じことなんですよねぇ)。クローンクローに関しては元OFT社スタッフのSさんにもチェックしてもらい、良い物に仕上がっている自信はあります。
ですが、オリジナルのクローンクローはかなり昔に作られたワームです。それに比べ、現代のロックフィッシュ用のワームというのは集魚剤をたんまりと混ぜ込んであり、味や臭いという面では昔のマテリアルでは太刀打ちできないのも事実です。こればかりは従来品を踏襲する必要はありません。
ですから、この点だけは釣果で負けないように集魚剤をしっかりとマテリアルに混ぜ込みました。そして周りの人に臭いを嗅がせてみたところ、皆口を揃えて「くっさ~」と言いながら顔をしかめます。うむ、それでいい。臭いワームほど釣れるのだから。
それにしてもこの臭い、ガルプとも違うし根魚大将ともまた違う。果たして、この臭いをどうやって説明したら良いものか・・・
そうしたらある人が臭いを嗅ぐなりこう言った。
「この臭い・・・熟女の股間の臭いだっ!!」
いや、熟女でも人それぞれだと思うんですけど、もしクローンクローを購入された方は臭いも嗅いでみて下さい。
01.レッドクロー
これはOFTさんで販売していた時代の一番人気。まさしくザリカラーですね。甲殻類を模したラミネートカラーといえばコレです。
02.グロー
これもOFTさんで販売していた時のカラーを継承。カサゴやクロソイの夜釣りには必携。
03.レッドゴールドフレーク
根魚にはやっぱり赤系が人気。ちなみに狂輪波でも赤系(レッド レッドフレーク)が一番人気でした。
04.オレンジゴールドフレーク
オーシャンパフォーマーの人気カラーを転用しました。ロックフィッシュ系にもチヌにも効くアピールカラーです。
05.ブラック
OFTさんで販売していた時のカラーを継承。一部では根強い支持があるみたいです。
06.グリパン/オレンジ
オーシャンパフォーマーの人気カラーを転用しました。背中側はナチュラルカラー、腹部はアピールカラーを組み合わせたもの。ズル引きではナチュラルな存在で、リフト&フォールをすれば腹が翻ってアピールもするという特性を持っています。
07.イワガニ
オーシャンパフォーマー黒鯛大将の人気カラーを転用しました。バス的に言うとジューンバグカラーです。
08.エビミソゴールド
チヌ専用ワーム「アマジャコ」の人気カラーを採用しました。地味なカラーではないと思うのだけれども、水中に入れると不思議と馴染む色。
・10本入り
・¥400+税
・7月発売予定