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8月中旬、黒鯛大将で狙う若狭湾のチヌゲーム [釣果報告]

関西や九州では非常にポピュラーなチヌのルアーフィッシング。デイゲームはトップウォーター、ナイトゲームではジグヘッド+ワームが良いとされる。

東京湾にもチヌは居ます。極まれにシーバス狙いの外道として釣れることがある。実績としては汽水域のゴロタ場でバイブレーションでというのが多い気がします。が、東京湾の岸釣りでチヌ専門のルアーマンなんて見ません。何故か東京湾のチヌはトップウォータープラグもワームも効かないのです。

同様に、若狭湾でもチヌのルアーゲームというのはポピュラーではないそうです。勿論魚自体はいる。何とかルアーゲームとして確立出来ないか?そう思って試行錯誤をしていたのはライトゲームユーチューバーのM野さん。今回は動画撮影はされていなかったそうですが、黒鯛大将で見事に若狭湾のチヌを狙ってキャッチすることに成功しました。

この度は福井県・若狭湾でのチヌ(クロダイ)をルアーで釣るチニングで黒鯛大将を使わせて頂きました。

チニングは干潮・満潮の差が激しく、広大な汽水域が形成される太平洋側で盛んという話は聞きますが、日本海側である若狭湾でのチニングはほとんど誰もやっておらず、情報も皆無というのが現状です。

しかしながら、チヌが生息しているのは間違いないことですから、何とか釣れないものかと試行錯誤して参りましたが、ついに黒鯛大将で結果を出すことが出来ました!

場所は小規模な流入河川の河口近くに広がるサーフ(砂利浜)です。常夜灯などは無く、夜間は完全に真っ暗闇です。

若狭湾の場合、チヌが大量に遡上するような大規模河川は少ないですので、ちょっとした河川の流れ込み周辺を狙うことになります。

某社ベイトフィネスタックルに、3.5gのリーダーレスダウンショットに黒鯛大将をセット。カラーはフローセントピンクです。ラインはPE1号にリーダーはフロロカーボン8lb。

フルキャストしてボトム着底後、ずる引きしたり、時々大きく跳ね上げるなどのアクションをさせます。

砂利浜ですが、沖合はそれほど根は激しくないようです。フルキャストで届く水深は2m未満といったところでしょうか。

日没直後から釣りを開始しましたが、キスかハゼがついばむようなアタリはあるものの、チヌらしきアタリはさっぱり無いまま時間が過ぎていきます。

そして午後10時過ぎ、いきなりロッドが引っ張られます!少しラインが緩んでいる時にヒットしたのでしょう。

ここはゴリ巻きで・・・、と思いましたが、想像以上に引きが強く8lbのリーダーのラインブレイクが心配になり、ドラグを緩めつつ指ドラグも併用し、少しずつ岸に寄せていきます。

しかしながら、かなり岸に近づいた段階で、さらに沖に向かって突っ走ろうとします!

目の前で押しては引いての攻防を繰り広げながら、何とか無事にキャッチ。

岸に上がった魚体を見て感動!

40cmオーバーの文句なしサイズ!そして見事な体型&体色のチヌでした!

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外海のサーフで釣れる回遊型のチヌはとても綺麗である。という話を聞いていましたが、ウワサ通りのとても美しい魚体で興奮度MAXです!

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この後、黒鯛大将のウミグモカラーに付け替えたところ小さなマゴチのような魚が釣れて終了となりました。

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この度は黒鯛大将のおかげで感動的な釣りを満喫することが出来ました!ありがとうございます!

あそこに行ってアレを使えば釣れるよ、そうした具体的な情報を欲しがる人も多いけれど、言われた通りのことを行って釣果が得られるのは当たり前。ビギナーのうちであればまだしも、そうした釣りでは感動なんて得られない。

実績も無ければ情報もない。そんな中で自分であれこれと試してみる。多分しばらくは玉砕続きだと思う。そんな中でも僅かながらのヒントを集めながら徐々に正解に近付いていく。そうしたプロセスで結果が得られたとしたらそりゃあもう感動するに決まっています。一生忘れない釣果になるかもしれない。

M野さんが成功させた若狭湾のチヌゲームもまさしくそれです。でもこれが最終ゴールというわけではないでしょう。今回の実績も糧として、ますます若狭湾でのチヌゲームをより確実性のあるものに出来るかもしれない。今後の展開も楽しみです。

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