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5/1 東京湾メバカサ便 [釣行記]

自分は釣具屋さんとか、釣船などを利用する際には自分が釣り業界の人間だということを自ら進んでは言いません(もっとも、今ではかなり面割れしてしまっていますが)。それは、中には気を使われてしまうケースがあったりするからなのです。例えば買い物の際に特別に値引きしてくれたりだとか、そういうことです。自分はそのような特別扱いをされるのがあまり好きではないので、あくまで一般人として買い物やボートの利用などをしています。実際、あくまで個人的な利用がほとんどですし。

先日、横浜のアイランドクルーズさんに釣行した際も、自分の立場は明かさず普通に利用していました。

ところが釣行から数日後、アイランドクルーズの須江キャプテンからいきなりメールが。どうやら当日同船した方がこのブログの読者さんだったらしく、須江キャプテンに「釣行の様子がブログに出ていた」と伝えたのだそうです。そして須江キャプテンも、転職前はこのブログを通勤電車で毎日チェックしていたのだとか。

このブログがある限り、どうやら自分は悪さできないようです(汗)。

そんな経緯でまたも面割れしてしまったわけですが、実はまたメバカサ便に乗る機会を伺っていました。具体的に言うと、風が弱い日を待っていた。そして昨日(5月1日)、昼間は強く吹いていた風が夕方以降に収まりそうだったので、すかさず予約を入れました。

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というわけで、昨夜はまたもやアイランドクルーズさんにて東京湾にカサゴを求めて出港!

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この日は私を入れて4名の乗船者。1人の方はメバカサ便が初めてだそうで色々と聞かれましたが、何せ自分も2回目なので(笑)。そして常連の方が2名。この方々は完全にデカメバルをプラグで狙うスタイルの人達でした。ワームは一切リグっておらず、プラグもアイウェーバーやセイラミノーと、一般的なメバル用と較べると一回り大きいものを使っているのが印象的でした。

まずは潮止まり~上げ始めの時間帯という事でテトラエリアでのカサゴ狙い。そしてこの日もテキサスリグをテトラに撃ち込むとカサゴがガンガン喰ってきました。

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前回の釣行では1/4ozシンカーを使っていたのですが魚の喰い込みが今一つと感じられたのでこの日は3/16ozをメインにしました。テトラの水深はさほど深くないのでこれで充分でした。タックルはツアラーSTC-68TXにレボLT-H、フロロ6lb。このタックルなら3/16ozのテキサスリグは楽々ピッチングで飛ばしていける。

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ワームはもちろんオーシャンパフォーマー・根魚大将。カラーは数色をローテーションして反応を試したのですがその結果が面白かった。この日はオレンジゴールドフレークが大当たり。次々にバイトが出ます。その状況下でグローピンクを使ったところアタリがピタッと止んだ。でも同船者の方はオレンジやパンプキン系のバグアンツでコンスタントにカサゴを釣り上げている。で、オレンジゴールドフレークの根魚大将に戻すとまたバイトが連続する、といった具合。

ちなみに狙ったテトラ帯はオレンジ系の常夜灯の灯りに照らされた場所でした。前回も少し感じていたのですがこうした場所ではグロー系のカラーがちょっと反応が悪いような気がしました。圧倒的に根魚大将のオレンジに分がありました。一般的に定番とされるグロー系はもっと光量のない場所では有効なのでしょう。

ちなみに、2名の常連さんはこうしている間にもシンペンをキャストして良型メバルを次々にキャッチされていました。凄い。

自分も本命であるカサゴを充分釣ったので満足。テキサスリグのピッチングでテトラを撃っていくというスタイル。それでいてバイトも多いのでバスアングラーは絶対にハマる楽しい釣りです。バス釣り以上にバス釣りのトレーニングになるかも???

以降はメバル狙い。常連さん2名は上述した通りI字系のリップレスミノーやシンペンを使用。メバカサ便に初めて来たという方もキャプテンのアドバイス通りにシンペンをセレクト。私は一人勝ち狙いで(笑)メバル用のミノーやシャッド、要はリップ付きのモノをセレクトしました。皆と同じ物を投げていたら一人勝ちはないですから。

結果・・・見事に一人負け(笑)何でですかね、須江キャプテン?

「今日のように夜光虫の多い時は、いかに夜光虫を光らせずにルアーを引くかがキーなんです。リップ付のルアーや水面下で激しく動くルアーは水中で夜光虫を光らせ過ぎてしまうので、メバルがそれに惑わされてしまうんです」

とのこと。なるほど、それでI字系のリップレスミノーなのか!!

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で、素直にシラスミノー48LLSに変えたらそれまでが嘘のように連発するようになりました。こんなに違うものなのか、これは面白い世界だわ。

ちなみにジグヘッドリグのワームもまるで当たりませんでした。沈むものもまた夜光虫を光らせてしまうので駄目なようです。水面直下をI字系でスローに引く。確かにこの方法が最も夜光虫を光らせずに済む。だからメバルも一直線にルアー目掛けて突進してくる。

この日は水中が夜光虫だらけでとにかく光りまくり。水中を泳ぐイナの群れが青白く輝いていたりと幻想的ではありましたが、釣りの状況としては特殊でした。でも、メバルをI字系ミノーで釣るというのは目から鱗でした。時間帯が夜というのと、壁際目掛けてのアキュラシーキャストが要求される点を除いては、ほとんどスモールマウスの釣りに通じるものがありました。

東京湾のボートゲームでデカメバルをプラグで狙うというスタイル。1g台のジグヘッドに2インチ未満のワーム、という一般的なイメージからあまりにもかけ離れているのですが、地方ではなく都心でこんなストロングなスタイルがあるだなんて正直に驚いています。実際、今シーズン尺超えメバルを複数釣った人もいるようです。

自分は根魚大将でカサゴを釣ることが命題ではあったのですが、メバル狙いも新しい発見があり、有意義だったなぁと思いました。

このメバカサ便、既にシーズンは終盤で5月一杯だそうです。気になる方はお早めにどうぞ。自分もシーズン中にもう1度くらい行けるといいなぁ。

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