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ご苦労さまです [物申す!]

私自身は現在トーナメントに出場していないのですが、NBCチャプターの各役員の人達にはいつも感心してしまいます。本当に頭が下がる。だって彼らは、貴重なはずの週末を割いて出場者のために頑張っているのですから。大会当日以外の時間も、かなり割いているはず。無論、自分の時間をです。それでいて、別に小遣いが稼げるわけでもない。タダ働きです。

何故こんなことを書いているかというと、トーナメントディ以外の日であってもあれこれと動いている人達がいるということを多くの人に知って欲しいからなのです。例えば、今年スミスが冠スポンサーとなっている大会が何回かあるのですが、その日程を組むにあたっても、2月に発売されるトーナメントブックに掲載するためかなり早い段階から打診がありました。大会の数だけあちこちのメーカーさんに折衝をしながら日程調整しているのかと思うと、これは大変なことだと思いました。

そして大会が終了すると、その事後報告が冠スポンサーに対して送られてきます。メーカー側にしてみても、何も見返りがないのならば大会協賛など出来ません。どの程度の人数が集まったのか、盛り上がったか、ちゃんとメーカー名の露出は出来ているか・・・そうした報告がない限りは会社として話が通らないのです。だからこうした事後報告はチャプター役員の側からきちんと送ってくる。さぞや書類作成している人は大変だろうと思います。

そして何より、開催するにあたっての各方面への打診。勝手に人を集めて勝手に開催するというわけにはいかない。そのために必要な関係機関への諸手続きや地元施設への協力要請。もちろん、事故やトラブルなんて起こせないですからかなり万全を期すことになるでしょう。

もの凄い労力ですよ、これは。大会を開催することで利益を得られる立場であればそれでもいいのでしょうけど、毎回これを見返りなしで続けていくというのは、並大抵のことではないはずです。

それに、犠牲になっているのは役員の時間だけじゃない。釣り人として、湖を目の前にしているのに自分の釣りではなく選手の釣りを優先させることのもどかしさ。それが出来る人というのはある意味境地に達している?と言ってもいいと思います。そして役員の中にはもちろんプロ選手もいます。ライバル達がプロ戦に向けてのプラクティスを進める中でもチャプターの運営に身をささげなければいけない。本人的にも精神衛生上結構キツイでしょうし、メーカー側の立場から言えば自社のサポートプロにはプロトーナメントに集中してほしいという本音もある。

確かに選手としてチャプターに出場している役員もいるけれど、受付や検量に差し障りない範囲で行動するのでしょうから、一般参加選手よりも時間的なハンデが大きいのは想像するに難くありません。

ところが、それだけ無償でバリバリ働いているというのにその見返りどころか、時にはその開催地におけるバス問題の盾として動かなければいけないこともある。だから、もし自分がチャプターの役員をやってくれと言われたら『絶対に無理!』つまりそれだけ大変なことですし、責任をも伴う。

だからチャプター戦の出場選手の人達には、常に彼らへの感謝の気持ちを持って大会に臨んで欲しいと思いますし、更に余力があるのであれば、ちょっとした手伝いなどもしてあげられたら彼らの負担も軽くできるはず。そして最後には「ご苦労さま」の一言があってもいい。本当に彼らは苦労しているから・・・。


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teru!

以前30人ぐらいの仲間内のトーナメントの主催者(運営)側をやっていましたが、たかだか30人でもまとめられず、みなの意見を聞いてあげられず、夜な夜なみんなと討論した経験があります。それが150人を超えるトーナメントとなると想像が出来ませんね。さぞ大変でしょうね。特にトーナメント中に釣りが出来ず指をくわえて見てるだけなんて・・・
by teru! (2007-05-16 16:29) 

IKE-P

30人といっても、とりまとめるには大変な人数だと思いますよ。たまにやるぶんにはいいのでしょうけど、それが年に何回もとなると、本当大変だろうと思います。

合コンなどでもそうですが、主催者の立場ってあまり得をすることって少ないですよね(笑)
by IKE-P (2007-05-16 22:21) 

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