SSブログ

魅惑の中古ショップ [その他]

今日は会社帰りにタックルベリーさんに立ち寄ってきました。実は私、中古屋さんが大好きなのです。何故なら、製造中止になって入手困難となってしまったお気に入りルアーを見つけられる可能性があるのはここだけだからです。

もっとも、メーカーの人間としては新品が売れないことには利益が生まれないので、自社製品の中古品が出回ってしまうことは良し悪しではありますが・・・

私が一番最初に足を運ぶようになった中古屋さんは武蔵小山のgillさんでした。関東では、おそらくここが中古品を扱い始めた元祖なのではないでしょうか。当時は都内に住んでプログラマをしていた私は、ちょっと時間に余裕があるとgillさんに買い物に出掛けていたものです。

ここでは、ロッドもリールも、ルアーも驚くような価格で入手することが出来ました。今日こそは買い過ぎないようにしようと心に決めて出掛けても、大抵いつも大量の釣具を買い込んで帰宅する羽目になっていました。何故なら、その場で購入を即決しないことには、次に来店した時にはその商品はもう残っていなかったからです。

ある日、当時流行っていたラッキーストライクのG-4が未開封のパッケージのまま大量に並んでいました。値札を見ると何と¥200!思わず自分の目を疑っていると、社長さんが値札を張替えにやってきました。そうだよなぁ・・・いくら何でも安すぎるものなぁ、と思っていると、何と全て¥100に張り替えてしまったのです。
「これだけ売れたって飲み代にもなりやしませんよ」と笑いながら話してくれたのを今でも覚えています。ここのお店の社長さんにはあまり欲というものを感じませんでした。もしかしたら、お客さんの喜ぶ顔を見たかっただけではないのかなぁ、と今さらながら思ってしまいます。

そして今ではチェーン店として最大手となったタックルベリーさん。1号店の藤沢店がオープンする際、今ではすっかり偉い立場になってしまった当時のA楽さんに「何か売ってくれるものがあったら提供してくれないか?」と協力を求められたのが昨日のことのようです。それがまさかここまで成長するなんて、当時は想像さえ出来ませんでした。

いわゆる普通のチェーン店であれば、どこで買い物をしようとそんなに変わりはありません。置いているようなものもだいたい似通ったものであるからです。ところが中古ショップというのはそうではない。店ごとに置いてある商品というのは全く違うのですから。時間があれば、思わずハシゴしたくなってしまうような気持ちになってしまいます。それと、自分のように釣り歴の長い人間にとっては、思わずタイムスリップしてしまうような商品に巡り会えることがあるのもいいですね。

てなわけで、今日もまた随分と買い物をしてしまいました・・・この買い物癖、一生治りそうにありません。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0