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知ってる?釣り場の清掃支援金制度 [物申す!]

以前にもブログで記したことがありますが、釣り場のゴミ拾いはその処理も重要なのです。集めたゴミをどう処理するかということです。

  • 釣り場付近のゴミ集積場に捨てる・・・役所の許可がない限り不法投棄です。
  • 帰り道の高速道路のパーキングのごみ箱に捨てる・・・不法投棄です。
  • コンビニのゴミ箱に捨てる・・・不法投棄、且つ営業妨害です。

街中にあるゴミ集積場に出せるのは基本的に「家庭ごみ」となります。釣り場で拾い集めてきたゴミは家庭ゴミには該当しません。量が多い場合は特にです。

ではどうしたら良いか。複数人でゴミ拾いをしようとする場合にはまず該当地域の役所に相談することです。場合によってはゴミの処理を引き受けてくれるケースもあります。

ですがそうでなかった場合は主催者側で処理をするしかありません。この場合は処理業者さんにお願いすることになります。そうなると当然処理費用も掛かってしまいます。せっかく良かれと思って行動している事なのに、そこからさらに金銭的な負担が発生してしまう。さすがにそれはちょっとと思いますよね。時間も労力も掛けて頑張っているのにお金まで取られるなんて。二の足を踏んでしまうケースがほとんどだと思います。

そんな皆さんに是非知っておいてもらいたい制度があります。日本釣振興会の「清掃支援金制度」です。

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これを活用すればゴミの処理費用、そしてゴミの運搬に必要となったレンタカーやガソリン代も負担してもらえる。もちろん事前に申請して認可を受ける必要はあります。清掃活動後の報告書提出も必要です。いくつか条件もありますので詳しくは詳細ページを確認して下さい。

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また、ゴミ袋が必要であればスミスが無償提供もしています(但し、各自治体指定のゴミ袋がある場合は使えません)。

清掃支援金制度、自分はとても素晴らしい制度だと思っているのです。釣り場をきれいにしようという有志の活動を釣り業界団体がバックアップするというかたちは実に理想的だと思うし、各地で清掃活動が盛んになって釣り場が綺麗になり、地元からも歓迎されるかもしれない。

でもこんな素晴らしい制度がほとんど知られていないのは勿体ないことだなぁと思いました。複数人でゴミ拾いをやろうと考える人は是非知っておいて下さい。

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10年 [東日本大震災]

年を重ねると時間が過ぎるのが早く感じるようになると言います。そして自分もそれを実感するようになりました。もう10年が過ぎたのかと。10年という時の速さに驚いてしまう。
ということはこの先の10年もきっとアッという間に過ぎるでしょう。その時にはもう定年を迎えて仕事をリタイアしているのかもしれません。

昨年はコロナ禍で、そして2年前は経済的な理由で東北に行くことが出来ませんでした。震災以降、毎年足を運んでは少しずつ変わっていく街の様子や、知らない間にどんどん延伸されていく復興道路などを見てきました。コロナ禍の終息次第ですが、今年こそは足を運びたいと思っています。

自分は東北に親戚がいるわけでもなく、仲の良い知人が居たわけでもありません。元々は縁も所縁もない場所でした。

震災の被害を画面越しに見るにつけ、自分に何か出来ることはないのかと思いましたが、当時の自分にはその手段を見付けることが出来ませんでした。しかし2011年の12月、復興支援のイベントに協力を求められる機会がありました。元々は物品の協賛やブースの出展をお願いされたのですがあいにく会社としては大した協力が出来ませんでした。ですが個人的に運営を手伝わせて欲しいと願い出て、これを受け入れていただくことが出来ました。ここで初めて、岩手や宮城の人達との繋がりを持つことが出来ました。

震災から9ヶ月が経過していた岩手県宮古市。確かに海沿いの建物にはまだその痕跡が残っていたものの、街中はだいぶ綺麗になっており「ここが本当に津波に襲われた区域なのか?」と感じるほどでした。

しかし、現地の人達の口から発せられる経験談には言葉を失いました。この地域の人達には津波で身内を亡くされた人も普通に居るし、ほぼ全員が地獄のような光景を目にしている。遺体の安置所で数多くの遺体を確認し、身内の所在を探していたという人も何人もいました。都心で暮らしている人にはおおよそ想像もつかないような壮絶な経験をされてきているのだと知りました。水に対するトラウマを持っている人も少なくなかった。

そんな大変な経験をしてきた人達なのだけれども、他県からやってくる人間に対してはとにかく優しい。手厚くもてなそうという気持ちが強く伝わってきました。まずは自分の事よりも他の人の事を優先して考える。そんな人達が多いと感じました。こちらとしては現地の人達の力になりたいと思って足を運んだはずのに、こちらが逆に力をもらっている気さえしました。

だから自分は決めたのです。この地域の人達の力になろうと。

以後5年間に渡り、自分自身が企画した復興支援策を進めてきました。今では私の手を離れていますが、今でもちゃんと継続されているのが何より嬉しい。
私自身の災害ボランティアとしての活動もここからスタートしました。ある時は仮設住宅を周り、またある時は泊まり込みで行方不明者の捜索に加わったりもしました。だから自分は、被災者の人、遺族の人、仮設住宅で暮らしている人、行政サイドの人、病院の関係者、NPO法人の関係者、同志であるボランティアの人達など、現地に関わる大勢の人達と言葉を交わしてきました。ニュースなどでは報道されることのない現地の実情などにも多く触れる中で、自分は何をするべきか常に考えさせられてきました。

一番強く感じていたことは、何の落ち度もなく平穏に暮らしていた人達が一瞬にしてその日常を奪われてしまったという理不尽さです。その一方で(贅沢な暮らしはしていませんが)特に不自由なく暮らしている自分自身とのギャップにも大いに悩みました。罪悪感のようなものもあった。もっと被災者の人達に寄り添うべきなんじゃないかとも思いましたが、自分には仕事を辞めて東北に移り住むだけの根性と決断力はありませんでした。

とはいえ、被災地の住民全てが被災者というわけではないのです。津波が押し寄せた場所、到達しなかった場所、中には同じ地区内で大きく明暗が分かれた場所もありました。
津波が押し寄せた場所においては、家屋、家財道具、自家用車などあらゆるものを失います。行政支援なんて微々たるものです。これまで築いてきた財産を一気に失うことになります。当然、将来的な不安も付きまとう。一方、津波が到達しなかった地域の住民においては、現地のインフラが回復するとともに、ほどなく元の日常生活を取り戻すことが出来ていました。
避難場所~仮設住宅~復興住宅と周辺環境を大きく翻弄されて疲弊していく被災者の方と、非被災者との間の経済格差がどんどん拡がっていくのを強く感じていました。

自分はとある被災者の人からこのように言われたことがあります。
「災害は、まさか来ないだろうなんて考えていてはいけない。必ず来るものだと思って生活していって欲しい」
家族や自宅を失った人の言葉には重みがありました。
もしかしたらその言葉で自分の人生が大きく変わったかもしれない。リスク回避が出来たかもしれない。財産を失わずに済んだかもしれない。いただいた言葉を無駄にしないよう生きていこうと思っています。

10年というのは大きな節目ではあるけれども、ほんの通過点に過ぎません。これからもずっと、東北との繋がりを大事にしていきたい。自分はこれからも定期的に東北に足を運ぶつもりです。

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亡くなられた方には改めて追悼の意を表します。陸前高田の追悼施設にも行かなくては。
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3月初旬 根魚大将で狙う若狭湾のガシラ [釣果報告]

久し振りにM野さんから根魚大将での釣果報告をいただきました。ソルトウォーターにおけるイモグラブ人気の火付け役でもあるM野さんですが、今回は根魚大将を直リグで使用したとの事です。

緊急事態宣言が解除され、自粛からのリハビリ釣行としてガシラ(カサゴ)釣りに行って参りました。

釣行時間は仕事が終わってから、21:30過ぎからスタート!

3月は暖かい日もあれば急に寒くなったりと、環境変化が激しい時期でありますが、ベイトフィッシュが接岸していれば、かなり調子良く釣れたりもします。

しかし、今回はベイトフィッシュらしき雰囲気は一切感じられず、こういった時はやはり甲殻類パターンの定番ワーム「根魚大将」の出番。

常夜灯がないテトラ帯でありますが、そこそこ月明かりもあるので、カラーは「04.オレンジ・ゴールドフレーク」を選択。

水深2m未満の浅いエリアなので、1.8gシンカーを使った直リグでセットします。

テトラの際にキャストして、ボトム着底後、2~3回シェイクしてフォール。

すると、ガツンと明確なアタリが!

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ナイスプロポーションのガシラが釣れてくれました。

その後も、テトラ際を狙うとガツンと明確なアタリが続き、ベイトフィッシュの雰囲気がないときの根魚大将の威力を改めて感じることができました。

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この度は根魚大将3.4インチのおかげで楽しい釣りができました。
ありがとうございます!

シャローエリアということもあって、直リグといいつつもかなりライトウェイトのシンカーを使っていますね。それだったらイモグラブのノーシンカーでも釣りになるんじゃない?という人が居るかもしれませんが、テトラ攻略ということなので、隙間に入れたりするにはやっぱりシンカーが付いている方がベターなのでしょうね。

関東の一都三県は緊急事態宣言が延長となってしまい、なかなか大手を振って釣りに行ける状況ではないですが、無関係な地域にお住まいの方はどんどん釣りに行って欲しいです。そうでないと釣り業界も厳しくなってしまいますので。一都三県も早く状況が落ち着いて欲しいですねぇ。

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2021-03-08 [日記]

土曜日にようやく引っ越しが終わりました。ダンボールだけで50箱を超える大量の物量。もちろん家電もこれに加わります。一応、事前に引っ越し業者さんにも状況説明をしたのですが、単身者ということで2tショートトラックを手配されてしまいました。

当日、やってきた引っ越し業者さん。TYD引っ越しセンターという業者さんに依頼したのに、やってきたのはKUN引っ越しセンターさん?引越のハイシーズン中という事もあって、業者間でもヘルプし合っているのかもしれませんね。

物量を一目見るなり、追加料金¥5000と言われました。でもそれを言われてむしろホッとしました。追加料金は払うのでこの大量の荷物を何とかして欲しかったのです。

そして大量のダンボールと家電は2tショートの荷台に何とかギリギリ納めることが出来ました。ロッドやエレキ、魚探、バッテリーなどは超大事なものなので自家用車で運びました。

車で数分で新居のマンションに到着。部屋は4階なのですが、高級マンションではないので階段で行くしかありません。この大量の荷物を階段上がって4階まで運び入れるのか、気が遠くなりそう(汗)。引っ越し業者は若いお兄さん2名だったのですが、何だかとても申し訳ない気がして自分も荷物運びに参戦するも・・・速攻でバテました。

一方、お兄さん達はというと、ダンボールを一度に3~4箱も抱えて階段を軽々と登っていく。あれ?あのダンボールってそんなに軽かったっけ?と思って確認したら充分重い!オジサンは一度に2箱が限界で、それでもバテバテという体たらく(翌日は筋肉痛でした)。しかもお兄さんたちはこれで今日3件目の引っ越しだそうで、こりゃキツイ仕事だわ、と実感しました。まぁ、単身者でここまで荷物が多いケースは稀でしょうけど。

お兄さん達がテキパキ片付けてくれたおかげで引越自体は1時間程度で終了。ありがとう~!!ちなみに引っ越し料金は4万円でした。

その日の夜。何だか部屋がシンナー臭いような?シンナーといったら塗料しか思い当たりません。運送途中でビンから塗料が漏れたかな?そしてルアーメイキング用品を詰めたダンボールが大きく破損しているのを発見。トラックの荷台の中で落ちたのかもしれません。赤文字でワレモノ注意って書いておいたのだけどなぁ。さらにその中の整理ボックスも大破、そのまたさらに整理ボックスの中に入れてあったウレタンフロアーの瓶が大破していました。ただ、不幸中の幸いで中身のウレタン塗料がいつの間にか硬化していて、液体が外に漏れだすことがなかったのは幸いでした。

目下、ダンボールの開封作業を進めているところですが釣具が多過ぎて置く場所がない(汗)。部屋は2DKから3DKに広くなっているのに何故???

これまでの部屋というのは数部屋に渡って、さらにはちょっとしたスペースにまで釣具があちこちに分散して置いてあったのです。新居では6畳の部屋が自分の部屋になります。他の部屋には釣具は置かないようにと思っているのですが、無理かも(汗)。

今の段階ではとりあえず荷物の移動が終わったというところです。水道、電気、ガス、電話回線といったライフラインも完了。新しい環境での日常生活がようやくスタートしました。ですがこれから役所に行ったり、警察に行ったり、銀行に行ったりとやる事が山積みになっていて脳内がパンクしかかっています。平日でないと手続きできないものも多いので、会社員には時間の都合を付けるのが超大変。

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楽しみにしていたコイツも届きました。あれ?スプールの色が違うぞぉ?!でも見た目は思っていたより質感的には悪くない。ですが色々触ってみたらなかなかの酷さ(笑)。まぁ¥2000以下のリールですからね。全然想定内。むしろ弄り甲斐があるというものです。

でも、部屋の配置を決めてとっととダンボールの開封作業を進めなくては。リールをいじってる場合じゃない(汗)。明日も市役所、銀行×2、粗大ゴミの処理、前部屋のガス閉栓立会、不動産屋とドタバタ予定です。早くノンビリしたいです。

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バス釣りあるある探検隊/実釣編 [その他]

相変わらず引っ越し準備で超バタバタな日々を送っています。早く落ち着いて釣りに行きたいところですが、一都三県の緊急事態宣言の解除はもう少し先になりそうですからそれまでに新居の整頓が済ませられたらいいなぁ。

そんなわけで今回もネタのみ投下です。はい、ブログ更新も手を抜いています。余裕が無さすぎです。

【バス釣りあるある探検隊/実釣編】

岸沿いに50cmクラスの魚影を発見し、慎重なアプローチで喰わせを試みるがよくよく見たら鯉だった
(無駄にドキドキする)

なるべく大きいサイズの魚の写真の方がいいと思い、30cmクラスの魚は写真を撮らずにリリースしていたらその後は全く釣れず、結局一枚も写真が撮れなかった
(とりあえず撮るべし!)

ボートに積み込む荷物を軽くしたはずなのにエレキ走行時のスピードが大して速くならなかった。どうしてなのかと考えたが自分の体重以外の理由が見当たらなかった
(何よりも自分自身の軽量化が必要ですね)

何と、第1投目でバスが釣れた。なんて幸先がいいんだろうと思ったが、その1尾がその日最初で最後のバスになった
(早々に運が尽きましたかね)

ヒットするや否や物凄い引き。こりゃキャットフィッシュだなと思いながら適当にあしらって寄せてみたら何とデカバスだった
(その瞬間、ファイトが慎重に変わる)

バスプロの動画を見てジャーキングを練習してみる。釣れたよ!ルアー回収時に
(それってジャーキングで釣れた・・・の?)

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