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霞水系のノンキーパーに要注目 [物申す!]

自分は霞ヶ浦水系の全盛期を知っています。当時は主に北利根川と北浦で釣りをしていましたが、北浦などは真冬でも毎回20尾以上を釣っていました。

当時はトーナメント中でも数は相当釣れていました。そんな中、仲間とはこんな会話をしていたものです。
「北浦もいつかは魚が釣れなくなって、河口湖みたいなライトリグを使う時代も来るのかな?」
そんな話が出ると「まさかぁ」となりました。

でも今ではそれが現実のものとなっている。ハイシーズン中のトーナメントであっても半数近くの参加者がノーフィッシュを喰らってしまう。そんなフィールドになった。

バスアングラーたるもの、いつかはバスボートを所有したい。そう思っていた自分はバスボートを手に入れた。でも、バスが今よりもっと釣れなくなったら手放そうとも思っています。

維持費、ガソリン代、トラブルが起きるたびに修理代も掛かる。年間の諸経費を釣行回数で割れば1回の釣行あたりの費用は算出できます。果たしてその金額が釣果に見合ったものなのか?ボートオーナーであれば一度は考えたことがあるはずです。
正直、1尾釣れるかどうかという釣りを毎回続けていたらどれだけバス釣りが好きな人であってもさすがに嫌になるだろうと思う。それに、そのような状況であったら新しくこの釣りを初めてみようという人なんていないだろうとも思う。

全盛期のように二桁が当たり前なんて釣果までは望まない。バスの生態を考えれば、そこまで生息数が持ち直すなんてことは望めないから。

でも、3尾。中級者レベルのアングラーが1日釣りをしてどうにかこうにか3尾釣れる。それが自分の考えるフィールドコンディションの最低ラインだと思う。

吉田幸二さんの呼び掛けにより、霞ヶ浦水系では2017年から5月中のトーナメントが開催自粛されるようになりました。つまり2年ほど経ったわけです。もし初年度に産まれたバスがいれば、現在はおおよそ25cm弱程度に育ってきているはずです。ルアーで釣れてもおかしくないサイズに成長している。

だからもし今年、20cmクラスのバスが例年よりも釣れるな、なんてことになったら霞ヶ浦水系の未来が少し明るくなったとも言えるのです。

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今のノンキーパーは未来のバスです。ノンキーパーが釣れるということは、この先もバス釣りが楽しめるということでもあります。

ですので、もし20cmクラスが釣れたらむしろ喜ぶべきなのです。まだまだこの先も霞ヶ浦水系でバス釣りが楽しめるなぁと。

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