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新時代の"A"・3 [プラドコ]

モデルAの中でも代表選手と言える存在が06Aです。

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2ndモデルのB06Aと3rdモデルのBMB06A、果たしてどう違うのか?

自分は昔、ヒートンモデルから2ndに切り替わった後のB06Aの泳ぎに落胆したこともあったので気掛かりでした。おそらく単純に鉛のウェイトをスチールに置き換えたので浮力が上がり過ぎ、泳ぎが破綻していたのだと思います。
ですが、2ndモデルも後期になるとバランスを見直したのか当たり障りなく使えるレベルにはなっていたので、それがまたおかしな方向になっていなければ良いなと思っていました。

そしてBMB06Aを実際に泳がせてみた結果。安定性は良好。浮力が強過ぎるということもない。でも、少しばかり泳ぎがタイトな気が。元々2ndモデルのB06Aも泳ぎはタイトな方なのですが、それよりもさらにタイトな印象。

コレって、装着されているフックがデカいからじゃない?なんでこのサイズのクランクベイトに#4なんて付けているんだろう?ちなみに台紙やデジタルカタログの記載によると#6のはずなんだけど。
そこで思い切ってPRADCO社に確認のメールを入れました。「BMB06A、フックサイズ間違ってねぇか?」・・・結果、スルーされました(汗)

後日、フックを#6に変えて使ってみたところ、案の定B06Aとほぼ同じ泳ぎになりました。むしろレスポンスや直進安定性は向上しているようにも思えました。

でも振ってみた際のラトル音は違います。とはいえ素材が異なるという感じの音の違いではない。どちらもスチールウェイトなのだろうけれど、B06AよりもBMB06Aの方が大きなサイズが入っている気がする。

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(左:B06A 右:BMB06A)

ということで透かしてみました。するとやっぱりBMB06Aの方がサイズの大きいスチールウェイトを入れてありました。よく観察してみるとウェイトルーム自体も拡大されています。今回はちゃんとバランスを考慮してウェイトサイズを再設定したようです。

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そして実はもう1点。形状も少し変わっているのです。真横や真上から比べてみただけではよくわからないのですが、B06Aに比べてBMB06Aは背中面や腹面がだいぶ平たくなっています。

BMBシリーズの新モデルA、ちゃんとバランスを見直して新設計されていますね。中には「これってちゃんとテストしたの?」と疑ってしまうようなものも無きにしも非ずなのですが、モデルAに関してはちゃんとスイムテストをして設計し直した印象です。BMB06Aのフックサイズだけは付け間違えてしまっている感が拭えませんけど(汗)。

(つづく)

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