SSブログ

黒鯛大将で攻める三河湾奥チニング [釣果報告]

今回は三河湾でチニングにチャレンジしてきたM野さんからの釣果報告です。最近はチニングもポピュラーになってきましたね。

この度は愛知県三河湾奥へチニング目的で行ってまいりました。

チニングですので塩分濃度が低い海域でゴロタ石と砂が入り混じったポイントをある程度グーグルマップで目星をつけてポイント選定いたしました。

雰囲気的にはガシラなど根魚が生息してそうな場所ですが汽水エリアなので根魚が釣れることはほぼありません。

そうなると使うルアーは「黒鯛大将2.8インチ」の出番です。(根魚相手なら根魚大将ですが)

カラーは個人的に夜釣りで実績のある「フローセントピンク」を選択。

5gシンカーを使ったジカリグにセットして潮の流れに対してアップ気味にキャストします。

ボトムまで沈めて岩をクリアしつつ底にコツコツと当てながらリーリングしていきます。

何やらブルッと感触があった為軽く合わせるとかなり小さな魚が釣れています。

その正体は生後まもないセイゴでした。

230920-1.jpg

それからしばらく同じようにボトム付近をズルズルを引いていきます。

そして岩に引っかかってそれを外した瞬間、「ガツッ」という金属的なアタリ。

キビレが釣れてくれました。

230920-2.jpg

ガッツリと飲み込んでいました。本気でエサと思ったのでしょうか?!

その後、車に戻る際に途中にあるこじんまりとした砂浜でキャストしてみると、ゴツンと明確なアタリが!

しかし、キビレほどは引かないなと思っているとその正体はマゴチでした。

230920-3.jpg

シーバス(セイゴ)・キビレ・マゴチという汽水域御三家が釣れる黒鯛大将。

ここぞという時に頼りになる存在ですね。

ありがとうございます!

本命は1尾だけだったようですが、何が釣れるかわからない釣りというのも楽しいですよね。

チニングというと10年前は瀬戸内方面や関西の釣りといったイメージでした。チヌボンボン、ラパラCDのMリグ、ARリグなどはいずれもそうした地域の発祥でした。ナイトゲームでボトムをズル引きというのが当時のメインパターン。ですが、関東在住の人間にとっては縁のない釣りだったのも事実です。

そして現在は九州、大阪(淀川)、浜名湖、東京湾が4大フィールドになりました。特に東京湾は昔はキビレなんて稀少魚だったはずなのに温暖化に伴ってかだいぶ増えて釣りが成立するようになった。ちなみに最も歴史が浅いはずの東京湾ですが、魚のサイズ的には九州や浜名湖よりも大きいのだとか。

黒鯛、キビレは増加傾向にある魚です。キビレはどんどん生息域を拡大していますし、黒鯛は増え過ぎて海苔を食べてしまうので駆除しているという場所があるくらい。

内水面は特にそうですが、だんだん魚が減って釣れなくなってきているという魚種がほとんど。海だってシーバス、メバル、ロックフィッシュなど段々と釣れなくなってきたという話を良く聞きます。そんな中でどんどん魚が増えて釣れるようになってきているというターゲットは稀少です。

これからますますチニングは盛んになるでしょう。まだ知られていないフィールドもあるかもしれません。M野さんのように開拓精神のある人がいずれ宝の山を引き当てるのかもしれません。

gill-yahoo-corot.png
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。