お風呂ポンプで作るビルジポンプ [タクティクス]
雨の季節になりました。特に近年は雨の降り方が激しいケースも多く、小型のボートではアッという間に船内に水が溜まってしまい危険な状況になる場合があります。船内に大量の水が溜まると、少し重心を傾けただけで水が一気に移動してくるのでそのまま転覆してしまうのです。
ボート専用のビルジポンプもありますが安く手軽に仕上げるのならお風呂ポンプがおすすめです。12Vのバッテリーに接続して使用できます。
レンタルボートやアルミボートの人は是非用意していただきたいです。急な雨でも慌てなくて済みますし、何より安全に直結します。垢汲みやペットボトルで水を汲み出すのは結構大変ですが、お風呂ポンプは強力なのでほんの数分で水を排水出来ます。
既にご存知で実践されている方も多いネタだとは思ったのですが、最近レンタルボートデビューされる方も少なくないのでここで改めて紹介させていただきます。
【用意するもの】
・お風呂ポンプのスペアポンプ(安いものでOK)
・ホース(1m程度で十分)
・端子(2個)
・圧着工具(ニッパ、ワイヤーストリッパー付きが望ましい)
【あると良いもの】
・ON/OFFスイッチ
・熱収縮チューブ(4mm径)
・ビニールテープ
作り方はとても簡単。
1.ポンプのコード末端はこのような接続具が付いていますがニッパ等で切断します。
2.ワイヤーストリッパーでコードの白い被膜を剥がします。するとその中から赤と白の2本の細いコードが出てきます。
3.それらの2本の赤白のコードの先端も被膜を剥がします。銅線を2cm程度むき出しにします(私の場合はここで熱圧縮チューブを5cm程度カットしてそれぞれのコードに通しておきます)。
4.2cmの銅線を折り返す。
5.端子のスリーブ部に銅線部を入れて専用工具で圧着します。圧着が緩いと熱を持ちますので専用工具でしっかりと圧着して下さい。銅線を折り返したのは少しでも圧着を良くするため。
6.熱収縮チューブを端子のスリーブ部分に被せ、熱で熱して収縮させます。これは端子の根元がグズグズになるのを防ぐために私がやっていることです。さらにビニールテープをグルグル巻きにしても良いです。ただ、これらは無くてもとりあえずは大丈夫です。
これでひとまずはビルジポンプとして使えます。
ですが使いやすくするために私の場合は途中にスイッチを介します。付けない場合はバッテリーに接続した瞬間にポンプが動き出します。何度も水を汲みだす必要が生じることもありますので、ポンプはバッテリーに接続したままで、スイッチでON/OFF出来るのが好ましいです。
私の場合はON/OFFスイッチの取り付け部分やコードの分岐点なども熱収縮チューブで強化しています。この辺りはお好みで。
出来上がりましたら、実際に使用する前に一度水の出方を試してみて下さい。何故それをやるのかというと、稀にお風呂ポンプのコードの赤白が+-逆になっていることがあるため。+-が逆だと水がチョロチョロとしか出ません。この場合でもバッテリーへの接続を+-逆にすれば解決しますのでポンプ自体をいじったりする必要はありません。
工具さえお持ちならば¥2,000~3,000で出来ます。これで安心が増すのだから安いものです。小型ボートの方は是非持っておきましょう。
ボート専用のビルジポンプもありますが安く手軽に仕上げるのならお風呂ポンプがおすすめです。12Vのバッテリーに接続して使用できます。
レンタルボートやアルミボートの人は是非用意していただきたいです。急な雨でも慌てなくて済みますし、何より安全に直結します。垢汲みやペットボトルで水を汲み出すのは結構大変ですが、お風呂ポンプは強力なのでほんの数分で水を排水出来ます。
既にご存知で実践されている方も多いネタだとは思ったのですが、最近レンタルボートデビューされる方も少なくないのでここで改めて紹介させていただきます。
【用意するもの】
・お風呂ポンプのスペアポンプ(安いものでOK)
・ホース(1m程度で十分)
・端子(2個)
・圧着工具(ニッパ、ワイヤーストリッパー付きが望ましい)
【あると良いもの】
・ON/OFFスイッチ
・熱収縮チューブ(4mm径)
・ビニールテープ
作り方はとても簡単。
1.ポンプのコード末端はこのような接続具が付いていますがニッパ等で切断します。
2.ワイヤーストリッパーでコードの白い被膜を剥がします。するとその中から赤と白の2本の細いコードが出てきます。
3.それらの2本の赤白のコードの先端も被膜を剥がします。銅線を2cm程度むき出しにします(私の場合はここで熱圧縮チューブを5cm程度カットしてそれぞれのコードに通しておきます)。
4.2cmの銅線を折り返す。
5.端子のスリーブ部に銅線部を入れて専用工具で圧着します。圧着が緩いと熱を持ちますので専用工具でしっかりと圧着して下さい。銅線を折り返したのは少しでも圧着を良くするため。
6.熱収縮チューブを端子のスリーブ部分に被せ、熱で熱して収縮させます。これは端子の根元がグズグズになるのを防ぐために私がやっていることです。さらにビニールテープをグルグル巻きにしても良いです。ただ、これらは無くてもとりあえずは大丈夫です。
これでひとまずはビルジポンプとして使えます。
ですが使いやすくするために私の場合は途中にスイッチを介します。付けない場合はバッテリーに接続した瞬間にポンプが動き出します。何度も水を汲みだす必要が生じることもありますので、ポンプはバッテリーに接続したままで、スイッチでON/OFF出来るのが好ましいです。
私の場合はON/OFFスイッチの取り付け部分やコードの分岐点なども熱収縮チューブで強化しています。この辺りはお好みで。
出来上がりましたら、実際に使用する前に一度水の出方を試してみて下さい。何故それをやるのかというと、稀にお風呂ポンプのコードの赤白が+-逆になっていることがあるため。+-が逆だと水がチョロチョロとしか出ません。この場合でもバッテリーへの接続を+-逆にすれば解決しますのでポンプ自体をいじったりする必要はありません。
工具さえお持ちならば¥2,000~3,000で出来ます。これで安心が増すのだから安いものです。小型ボートの方は是非持っておきましょう。
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